この記事では、ショッピングカートを選ぶ際のポイントの解説や、各カートシステムの比較をしていきます。ECサイトを立ち上げたいものの、カート選びに迷っている方へ向けた記事です。当記事を読めば、自分にあったショッピングカートを見つけることができますので、是非最後までご覧ください。
Contents
ショッピングカートを選ぶ際のポイント
まずは、ショッピングカートを選ぶ際のポイントを2点紹介していきます。
商材に合わせて選ぶ
当然ながら販売する商材によってターゲットの志向や属性は異なります。購買意欲を高めるためのアプローチも変わってくるので、まずは何を販売したいのか、その商品を売るために何が必要なのかを考えましょう。
例えば、扱う商材がヘルスケア関連商品だった場合、定期購入の機能は欠かせません。ネットでヘルスケア関連商品を購入するユーザーの内、約40%の人たちが定期購入しているというデータがあるからです。なので、この例の場合は定期購入に対応しているショッピングカートを選んだ方が良いでしょう。
一方、扱う商材がアパレル関連商品なのであれば、ページのデザインやレイアウトなどに拘る必要が出てきます。ファッションに興味を示すユーザーは、ブランドのイメージや世界観に共感して購入にいたるケースが多いからです。なので、この例の場合はスタイリッシュなテンプレートが用意されているショッピングカートを選んだ方が良いでしょう。
このように扱う商材に適したショッピングカートを選んでいきます。
ショップの規模に合わせて選ぶ
ショッピングカートには様々なタイプがありますが、機能の充実度と利用料金は大体比例しています。支払う料金に対して機能を持て余してしまえば、ショップにとって大きな損です。
例えば、ネット通販に初めて取り組む場合、当面の間は「会員のランク分け」や「メルマガのターゲティング配信」などの機能は必要ありません。まずは、ショップの運営に慣れることや、お客さんを集めることの方が大切です。なので、こうした状況では「BASE」などの機能がシンプルなサービスを選んだ方が良いでしょう。
一方、組織的に取り組んでいるうえで販路もある程度確立されている場合、高度な機能の付いたサービスがオススメです。「MakeShop」や「カラーミーショップ」など多機能なカートに乗り換えれば、ショップ専用のブログを開設することもできます。
ブログコンテンツはブランディングや売上アップにも繋がるので、検討してみると良いでしょう。この世にショップの規模に適したショッピングカートを選んでいきます。
フリマ出品代行サービスを立ち上げた大迫CEO率いる株式会社モノテクノロジーズ。しかしコロナで倉庫が止まり、アルバイトの自宅で商品を保管するハメに。
窮地に立たされた大迫CEOは『倉庫のクラウド化』に着手。新サービス、マカセルへとアップデートを遂げたのでした。
マカセルならフリマで高く売れるといいます。その理由とは・・?
アクシグ編集部の独占取材記事全文を是非ご覧ください。
ショッピングカートの種類
次に、ショッピングカートの種類を3つ紹介していきます。
1.パッケージ型
パッケージ型とは、ECカートをゼロから構築するタイプです。運営していく上での自由度は非常に高いですが、その反面自家にゃコストがかかってしまいます。
2.オープンソース型
オープンソース型とは、無料のソフトをサーバーにインストールして使うタイプです。ECサイトの基本的な機能を無料で利用できるため、初期費用を抑えることができます。ソースコードの改変も自由に行うことが可能です。しかし、バグが発生した際は自社で対応しなければいけないというデメリットがあります。
3.ASP型
ASP型とは、サーバーやアプリケーションなどを全てセットでレンタルして使うタイプです。多くのECサイトで同じアプリケーションを使うため、手軽な料金で利用することができます。しかし、機能やデザインは制限され、自由度はそれほど高くありません。
ショッピングカートを比較する前に検討すべき点
続いて、ショッピングカートを比較する前に検討すべき点を7つ解説していきます。
単品通販型or総合通販型
単品通販型か総合通販型で検討しましょう。単品通販型は機能や拡張性が乏しい傾向にあります。また、総合通販型でも単品通販に必要な機能を有しているサービスもあるので、これらの特徴を踏まえたうえでカートを選択していきます。
サービスの実績や提供期間
比較的新しいサービスであり、最近も多くの利用者がいるサービスが望ましいです。古くから提供されているサービスだと、旧世代のシステムである可能性が高いからです。
一般的にはサービスを長期間提供している方が「良い」とされる傾向にありますね。しかし、ECサイトは市場トレンドが目まぐるしく変化する為、長くやっているサービスは既に時代に合わない非効率なシステムになっている可能性が高いです。
なので、古くから提供しているサービスが必ずしも良いとは言えません。サービスの内容が時代に合っているのかを確認して選ぶ方が良いでしょう。
マルチスクリーン対応か
マルチスクリーンに対応しているサービスを選びましょう。今は様々な端末からネットショップを利用する時代だからです。スマホでアクセスしたのにPC用のレイアウトで表示されてしまうと、利便性が悪くなります。
2012年以前に提供が開始されているサービスではマルチスクリーンに対応していないものが多いため、しっかりチェックするようにしてください。基本的に2012年以降に提供開始されたサービスは、マルチスクリーンに対応しています。
ページの拡張性やデザインの自由度
見た目に拘ったECサイトを構築していきたいのであれば、ページの拡張性やデザインの自由度は重視するべき点です。初心者向けのカートシステムでは自由度が低いことも多いため、そういったサービスを選んでしまうとデザインに拘ったサイトを作れなくなります。自由度の高い有料のサービスも検討するべきでしょう。
外部サービスとの連携
ネットショップ運営は単体のシステムならず、決済や集客、物流や分析など他のシステムと連携することで成り立ちます。そのため、主要な外部サービスとの連携ができるカートを選んだ方が良いでしょう。例としては以下の通りです。
・リスティング広告やアフィリエイトとの連携ができる
・ヤマト運輸や佐川のツールとの連携ができる
・Googleアナリティクスと連携できる
・主要な決済との連携が図られている
独自機能カスタマイズに対応しているか
ネットショップで商品が売れるようになってくると、システムに関して様々なカスタマイズを行いたくなります。しかし、独自機能カスタマイズに対応していないサービスを利用していると、機能の追加などを行うことができません。カートシステムの中でカスタマイズしたいことがあっても、それを実行に移すことができないのです。
そうならないためにも、独自カスタマイズに対応しているサービスを選んだ方が良いでしょう。今はやりたいことがなかったとしても、将来的にカスタマイズしたい箇所が出てきたときに便利です。
機能の充実度
機能の多さよりも、自分が必要としている機能が備わっているかを重要視します。なぜなら、機能が多かったとしても実際には使わないことは多いからです。
また、ASPのカートシステムは利用ユーザーを増やすために、各社トレンドの機能を充実させています。そのため、以前にはなかった機能が翌月には付加されていることも多々あります。本当に必要としている機能をあらかじめ把握しておき、その機能を有しているサービスを選ぶようにしましょう。
無料で利用できるASPカートを比較
ここからは、ネットショップの規模や目的別にカートシステムを比較していきます。まずは、無料で利用できるASPカートからです。
ASPカートは初期費用や月額費用が無料であるものの、商品が売れる度に決済手数料が発生します。カートシステムに掛ける費用を抑え、人材育成や商品開発、マーケティングに投資したいと考えている企業から人気があります。
BASE
BASEは初期費用・月額費用無料でECサイトを構築することができます。基本的に費用は無料ですが、購入が成立した際に「BASEかんたん決済手数料」が各注文ごとに3.6%+40円、サービス利用料が各注文ごとに3%発生します。
また、売上金を振り込んでもらう際も事務手数料が発生するので、完全無料で運営していけるわけではありません。ただ、販売力のないネットショップは費用をかけなくて良い仕組みになっています。
STORES.jp
STORES.jpでは以下の2つのプランが用意されています。
・フリープラン:月額費用無料
・スタンダードプラン:月額1,980円
フリープランは月額費用無料で利用できますが、決済方法も豊富で登録可能な商品数は無制限です。また、通常の決済手数料は5%ですが、Amazon Payを利用することで4%に引き下げられます。
オプションの手数料を支払うことで以下のようなサービスも利用できます。
・スピードキャッシュサービス:売上金を翌日に振り込んでくれる
・倉庫サービス:保管、梱包、発送をお任せできる
イージーマイショップ
イージーマイショップでも初期費用無料、月額利用料無料のプランが用意されています。無料版では再販リクエスト受付機能やお問い合わせ管理ができなかったり、データ記録容量が0.1GBなど、機能が制限されています。自由度の高い運営をしていきたいのなら、有料のサービスを検討した方が良いでしょう。
定期購入に特化したリピートカートを比較
定期購入に特化したリピートカートを紹介していきます。
サブスクストア
サブスクストアとは、1,400社以上の導入実績を持つ定期通販システム「たまごリピートNext」の後継版です。サブスクリプション事業において重要な販売・顧客・入金・在庫の管理を一括で管理することができます。
月額49,800円から利用できるスタンダードプランから、サブスクリプションサービスに関する提案を受けられるエキスパートプランまで、全部で3つのプランが用意されています。
カラーミーリピート
カラーミーリピートも定期購入に特化したサービスです。大きな特徴としては、以下の通りです。
・3つのステップで定期販売専用のページを開設できる
・初期費用無料、月額利用料は9,800円
・低価格なので定期販売をスタートさせるハードルが低い
定期販売専用ページは商品の選択から決済までを一気に完了できるため、購入前のページ離脱を防止します。
侍カート
侍カートとは、化粧品や健康食品などに特化した定期通販専門カートです。侍カートでは、ツーステップマーケティングに必要な作業を自動化させることに集中した開発が行われています。
これは、お客さんにサンプルやお試しをしてもらい、メールやDMなどで本商品や定期コースへアップセルを行う手法です。リピーターを獲得したい方にはマッチするサービスと言えるでしょう。
自由度が高い有料ASPカートを比較
最後に、自由度が高い有料ASPカートを紹介していきます。
futureshop
futureshopとは、SaaS型のネットショップ構築サービスです。店舗やブランドのファン化に向けたキャンペーン機能が多く揃っています。他にも、CMS機能「commerce creator」により、サイトデザインのカスタマイズ性が非常に高く、ブランディングを意識したサイト構築が可能です。月額22,000円から利用可能なスタンダードプランと81,000円から利用できるゴールドプランが用意されています。
MakeShop
MakeShopとは、これまでに22,000店に導入され、2018年には年間流通総額が1,594億円に達した実績を持つカートシステムです。
用意されているプランとしては以下の通りです。
プレミアムショッププラン:月額10,000円
MakeShop エンタープライズ:月額50,000円~
各プランとも発生するのは月額費用と初期費用のみとなっています。売上手数料は一切かからず、専門知識がなくてもSEOや集客ができるシステムが用意されています。
ショップサーブ
ショップサーブとは、創業20年の老舗カートシステムです。2017年に時点では、流通総額1兆円、11,590店舗に導入されています。専任の担当者が付くなど、サポートが充実している点が特徴です。
Eストアーでは、コンサルや運営代行サービスなども提供されているため、サポートが充実しているカートシステムを探している方におすすめできます。
まとめ
今回は、ショッピングカートを選ぶ際のポイントを解説し、各カートシステムの比較をおこなってきました。選ぶサービスによってランニングコストに差が出てくるため、当記事の内容を参考にして慎重に検討してみてください。
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