メルカリにはブロック機能があります。嫌な思いをして今後は関わりたくないと思った時にブロックをするとコメントが送られてこなくなるなど、相手の行動を制限できるのでとても安心です。
しかしブロックした相手から報復されたというユーザーもいるので、安易にブロックしてよいのか心配な方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、メルカリでブロックをする方法や適切なタイミング、またその解除法や報復されないためのコツについて詳しく解説します。
ブロックしたら何が変わる?効果は?
ブロックすると、どのような効果があるのか、どんな点が変わるのかについて解説しましょう。
メルカリを利用しているユーザーならだれでもブロック機能が利用できます。ただ、主にこの機能を使うのは、「出品者」になります。
自分が出品しなければ、相手から何かを言われたり、されたりすることはほぼあり得ないからです。
・しつこく値下げ要求される
・買いもしないのに文句ばかり言ってくる
・購入手続き後にキャンセルを繰り返す
・大量購入をしてからキャンセルする
・コメントに返信するとその揚げ足をとってさらに文句をつけてくる
・誹謗中傷や脅迫めいたことを言ってくる
・直接会おうと誘われる
・お金を直接払いたいと言われる
・交換条件をもちかけられる
ブロックをするとしたら、上記のようなケースが考えられます。メルカリでの規約違反であることも少なくありません。後述しますが、その場合は、自分一人で何とかしようと無理をしないことも大切でしょう。
相手の行動を制限できる
ブロックをすると、相手の行動を制限することができます。
具体的には、
・コメントが送れなくなる
・商品を購入できなくなる
・いいね!ができなくなる
・フォローができなくなる
したがって、いったんブロックしてしまえば、表面的には相手の存在を感じずに済むようになるのでかなり気持ちは楽になるでしょう。
ただし、相手からの評価は削除することはできません。
相手からもブロックされるのか?
自分がブロックした相手から自動的にブロックされるということはありません。もちろん相手の意思でこちらをブロックすることは可能ですが、そうでない限りはこちらからコメントを送ることも、相手の商品を購入することもできます。
ブロックした後は完全にやり取りしなくて済むの?
先ほど、ブロックをすると表面上はその存在を気にしなくて済むと述べました。
ただし例外があります。それは、取引の最中にブロックした場合です。
例えばこちらの商品を相手が購入し、その後、梱包して発送したと仮定しましょう。購入手続きが済むと相手とのやりとりはコメントではなく、取引メッセージを通じて行うことになります。
しかし、仮にそこで商品やこちらの言動などについて理解し難いクレームが何度も寄せられ、嫌気がさしてブロックしたとしましょう。
この場合、相手からの受取評価が済んでいないため、取引を終了できないばかりか、商品代金を受け取ることもできません。正式に取引終了となるまでは、たとえブロックをしても、取引メッセージを送ったり、受取評価をしたりといったことを継続して行うことができるのです。
そのため、取引メッセージで引き続きクレームが送られてくる可能性は十分にあるでしょう。つまり正式に取引が終了した後でなければ、ブロック機能が完全に働かないということです。
ブロックはバレるのか?
ブロックをした場合に気になるのは、「ブロックしたことが相手にバレるのか?」という点ではないでしょうか。
次は、この点と、ブロックをする最適なタイミングについて解説します。
バレる可能性はある
実は、ブロックしたことは相手にバレる可能性があります。
それは、相手がこちらに対して何らかのアクションを起こした場合です。
・新たに別の商品を購入しようとした
・いいね!をつけようとした
・コメントしようとした
このような行為に及ぼうとすると、相手の画面に「出品者よりブロックされているため、この商品へのコメント、購入、いいね!はできません」というメッセージが表示されます。
ブロックの最適なタイミング
ブロックをする最適なタイミングは、その相手との取引が完全に終了した直後です。
先ほど説明したように、取引途中にブロックしても相手との縁を100%断つことはできません。よって、もしそのタイミングで相手がこちらの出品している他の商品を買おうとするとブロックしていることがバレるでしょう。
すると、相手は憤慨して、取引メッセージを通じてさらにクレームが悪化したり、他の迷惑行為に及んだりする恐れがないとはいえません。
そういった事態を回避するためにも、取引中は何とか我慢して、終了したタイミングでブロックすることをおすすめします。大切なことは、とにかくここで時間を置かないことです。その間に別のコメントが送られてくる可能性もあるからです。自分が購入者を評価して取引が終了したら、間髪を入れずにブロックしてください。
ブロックのやり方と解除方法
続いて、ブロックの方法とその解除方法について見ていきましょう。
ブロックの方法
ブロックをするのは非常に簡単です。
まず、ブロックをしたい相手のアイコンをタップします。
遷移画面の右上にある「︙」をタップしてください。
すると「このユーザーをブロック」と表示されるので、ここをタップします。
「ブロックしますか?」と表示されるので、ここをタップします。
相手のページに「ブロック中」と表示されていれば、ブロックされている証拠です。
ちなみにブロック中のユーザーを一覧で確認する方法は、以下のとおりです。
マイページをタップして「個人情報設定」を開きます。
遷移画面の「セキュリティ」欄の「ブロックした一覧」をタップすると、ブロック中のユーザーがすべて表示されます。
ブロックの解除方法
続いて、ブロックの解除法です。
ブロックした相手のプロフィールの右上の「…」か「ブロック中」をタップしてください。
「ブロックを解除」をタップします。
「ブロックを解除しますか?」と表示されるので「解除する」をタップしてください。
ブロックの悪影響
ブロックをした場合に考えられる悪影響について詳しく見ていきましょう。
低評価をつけられる
繰り返しますが、もし取引中にブロックをした場合、そこで相手との取引が終了するわけではありません。
もし相手がこのタイミングで、別の商品を買おうとしたり、フォローやいいね!をしようとしたりすると、ブロックしたことがバレてしまいます。
その腹いせに評価で「残念だった」をつけられる可能性があるでしょう。
評価は、その相手以外に全ユーザーが閲覧できるため、他のユーザーから警戒されるリスクも生じます。
しつこいクレームが来る
上記と同じ理屈で、まだ取引中の場合は取引メッセージからしつこくクレームがくる可能性もあるでしょう。
相手が受取評価をするまでは、取引が終わらず代金も支払われないので、何とか耐えなければなりません。
ただし、相手が嫌がらせで受取評価をしない場合でも、発送通知の9日後の13時以降に事務局によって自動的に取引が終了され、代金も支払われるシステムになっているので、キャンセルにだけならないように頑張るのがおすすめです。
もちろん、相手がキャンセルを強く望む場合は、代金を犠牲にしてでも早急に対応する方がよいでしょう。
個人情報が知られている場合は二次被害も考えられる
ブロックをしても、それまでのやり取りでこちらの住所や名前、電話番号といった個人情報を知られている場合は、二次被害のリスクもあるでしょう。
実際に、自宅までクレームを言いにきたり、ストーカー行為に及んだりする可能性も否定できません。
悪評を流される
メルカリ以外の方法、例えばSNSで事実に反した悪評を流されることもあり得ます。
こうなるとなかなか対処が難しくなります。
例えば、出品者名を変えるという方法がありますが、そうなると今まで贔屓にしてくれていたユーザーやフォロワーに混乱を与えかねません。
ここまでされると悔しいかもしれませんが、もう一度自分の出品方法やプロフィールの内容、コメントへの対応などを見直すチャンスと捉えることもできるでしょう。そして、この人だから心配はない、SNSの記載は逆恨みか報復だろうと思ってもらえるように、出品者としての質を向上させるのが最大の防御策といえます。
報復を回避するコツ
続いて報復を少しでも回避する心構えやコツを紹介しましょう。
メルカリ便で匿名配送にしておく
発送方法は、匿名配送ができる「メルカリ便」をおすすめします。
匿名配送は、住所や氏名などの個人情報をいっさい相手に知らせずに最後まで取引できるからです。
そうすると、いざトラブルになった時でも、自宅にまで来られたり、ストーカーにあったりするリスクは回避できるでしょう。
メルカリ便には、大きく2種類があります。
・らくらくメルカリ便・・・メルカリとヤマト運輸が提携
・ゆうゆうメルカリ便・・・メルカリと日本郵便が提携
匿名配送以外にも、全国一律の安価な料金、宛名書き不要、追跡可能といった特典があるので、ユーザーからも非常に人気があります。
メルカリでは出品者が送料を負担するのが常識なので、安価なメルカリ便は大変使い勝手が良いでしょう。
礼儀をわきまえて対応する
報復は、相手の意思によるところが大きいので、残念ですが完全に回避することはできません。
しかし、そうならないためにも重要なことは、出品者としての礼儀を忘れないことです。
商品説明やプロフィール、コメントへの返信は、一貫して丁寧語を使います。腹がたつコメントが来ても、その感情のまま返信しないでください。時間をおくとか、深呼吸をして、あくまでお客様からの大事なお問い合わせであると自分に言い聞かせて、にっこり微笑みながら返すくらいの器をもつことをおすすめします。
世間からお金をいただくというのは、少なからずこのような面があると自覚することが大切でしょう。コメントは、全ユーザーが閲覧できますから、その相手とだけ取引しているのではないという意識をもつように心がけるのがポイントです。
報復を受けた場合の対処法
残念ながらブロックした相手から報復された場合の対処法について解説しましょう。
とにかくまともに相手にしない
ブロックした理由にもよりますが、報復はまともに取り合うと、かえってひどくなり逆効果になることがあります。
完全にこちらに非がある場合は、出品者として誠実に対応するのがメルカリのルールでもあります。「いっさいクレームを受け付けない」という態度はペナルティの対象にもなり得るので気をつけてください。
ただ、自分としてできることをすべて行ったのであれば、相手の行為を正面から受けるより、うまくスルーして様子を伺う方がよいでしょう。
事務局に通報する
相手の報復が過剰で、どうにも対処できないとなったら無理をしないで、早めに事務局に相談してください。
その際は、ことの経緯を偽らず正直に伝えることが大切です。事務局も中立の立場で判断しますから、相手の言い分を聞いて最終的な措置を決めることになるでしょう。その際に、双方の主張に食い違いがあるとこちらが事務局から疑われる可能性もあることを忘れないでください。
警察に相談する方法もある
あくまで事務局とも相談しながらではありますが、どうしても相手の行為が過剰でおさまらない場合は、警察に相談するという手もあります。
ただし、警察が本格的に動くのは、
・実際にストーカーをされている
・脅迫されている
・家に危害を加えるなどの実害がある
と言ったケースになります。
これ以前の場合は、弁護士に相談するのもおすすめです。
まとめ
メルカリではブロック機能があるので、トラブルや嫌がらせがあった相手に対して行うと一定の効果は十分に期待できます。
しかし、その反面、ブロックをした途端にさらに逆上して報復されるリスクも否定できません。
ブロックをする場合は、取引が終了した直後にすること、またメルカリ便を使って匿名配送にするのもおすすめです。
いったん起きた報復には、できることをしながら収束を待つしかありません。しかし、そうならないための出品者としてのマナーや心遣いを重視する姿勢も非常に大切でしょう。
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