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アクティブラーニングなら、成績だけでなくコミュニケーション能力もアップする!その種類と期待できる効果について

「アクティブラーニング」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。教育関係の言葉だということは分かっていても、中身まではよく知らないという方が多いのではないでしょうか。

この記事では、「アクティブラーニング」の基礎知識や具体的な実施例をご紹介します。教育方法にお悩みの方は、ぜひアクティブラーニングを理解した上で教育現場で実践してみてください。

アクティブラーニングの始まりと、活用されている場所

まずは、日本でのアクティブラーニングの始まりと、アクティブラーニングが活用されている場所を解説します。

大学に取り入れられたのが始まり

アクティブラーニングは、2010年代に入って大学の講義で用いられたのが始まりです。

従来は、学生が席について教授の講義をノートにとる受講スタイルが一般的でした。しかし、受動的に授業を受けているだけでは、その内容を学び、自ら問題を解決する力を身につけるのは困難です。

そこで登場したのが能動的な授業スタイルである「アクティブラーニング」です。アクティブラーニングでは、教授と学生が与えられた課題について意見を交換しつつ授業を進めていきます。

小中高校でも活用されている

大学から始まったアクティブラーニングは、次第に小学校・中学校・高校にも広まっていきました。学習指導要領にも「アクティブラーニング」という言葉が登場し、新任教員の研修にもアクティブラーニングが含まれるようになっています。

現在では、小・中・高校の授業でもアクティブラーニングが重要視されています。例えば、従来の小学高では、学年ごとに習う漢字を完璧に覚えて書けるようになることが目標でした。しかし、今ではスマホやタブレットで簡単に知らない漢字を調べられるため、漢字の読み書き能力の価値は相対的に低下しました。代わりに、今持っている知識と創造力を組み合わせて何かを生み出すスキルの方が重要であると考えられるようになったのです。

アクティブラーニングの2種類の手法

アクティブラーニングには大きく分けて、ケースメソッドとフィールドスタディの2種類の手法があります。それぞれ、どのような手法なのか、解説いたします。

ケースメソッドとは

ケースメソッドとは、あるケース教材を用いた学習方法のことです。教材に記載された物語や事実から、「どうしてこんな問題が起きてしまったのだろうか」「あなただったらどうするだろうか」と問いかけることで生徒たちの自主性を促します。生徒同士で意見を交換することになるので、コミュニケーション能力や問題解決能力が育まれるというわけです。

フィールドスタディとは

フィールドスタディは、名前の通り、教室を飛び出して野外で活動しながら学んでいく学習方法です。例えば、実際にスーパーまで出向き、消費者の行動を観察してスーパーの問題点や改善点を見出していきます。

教科書を見ながら「スーパーでは、こんな工夫をして商品を販売しています。」と教えるよりも、実際にスーパーまで行き、生徒たちが自らお店の工夫を調査し発見する方が知識として身につくと考えられています。

アクティブラーニングを取り入れる際のポイント

アクティブラーニングを効率的に取り入れるには、いくつか留意すべきポイントがあります。ここからは、そのポイントについてご紹介します。

学習者が興味を持つテーマを取り入れる

アクティブラーニングの目的は、学生が主体的に学ぶことです。いくらアクティブラーニングを取り入れても、学生が自分から興味をもって学ぼうとしなければ意味がありません。まずは学生が興味をもつテーマを取り入れ、関心を持ってもらうことが大切です。

スムーズな対話を促す

アクティブラーニングには、学生同士が意見交換することを通して対話力を高めるという目的もあります。時には学生だけではなく、教職員や地域の人と話す機会もあるでしょう。しかし、学生の中には対話が得意な子もいれば、人と話すのが苦手な子もいます。

学生それぞれの性質を教員が理解して、学生各々の長所を引き出しつつスムーズな対話へ導くことがアクティブラーニングにおいては重要です。

後ほどアクティブラーニングの種類について解説しますが、学生の特徴に合わせていくつかのアクティブラーニングの手法を組み合わせるのも効果的です。

深堀して理解を深める

アクティブラーニングといっても、ただケースを用いて学習したり、学外へ出てフィールドワークを行ったりするだけでは十分な学習効果は得られません。教科書を用いて関連する情報を整理するなど、プラスアルファでさらに学びを深めていくことが重要です。

例えば、アクティブラーニングでの課題において生じた生徒たちの「なぜ?」「どうして?」という疑問をまとめておいて、後から深堀していくとより理解が深まるでしょう。

指導者が目標を持つ

今までアクティブラーニングで大切なポイントを3つお伝えしましたが、最後に最も重要なポイントを紹介します。それは、指導者が明確な目標を持つことです。「生徒たちがこんなふうに成長して欲しい」、「このようなスキルを高めていって欲しい」という目標があれば、それを達成するための最適な教材を見つけられます。また、指導者の熱意が学生に伝わりやすくなるので、より熱心に授業へ参加してくれるようになるでしょう。

アクティブラーニングのメリット

アクティブラーニングを授業に取り入れると、どのような効果が期待できるのでしょうか。ここからは、アクティブラーニングのメリットについて紹介します。

知識の定着率がアップする

受動的な授業では先生の話を何となくしか聞いていなかった生徒も、アクティブラーニングなら、積極的に発言したり、主体的に動いたりしてくれるようになるでしょう。その結果として、従来の受動的な学習よりも知識の定着率が上昇するのです。

学習者みんなが発言しやすい

アクティブラーニングでは、生徒たちがグループになって意見を交わすので、コミュニケーション能力やプレゼンテーション能力がアップします。従来の授業では、積極的な子ばかりが授業で手を上げて発表することが多くなりがちです。

一方、アクティブラーニングであればグループで話し合う機会があるので、比較的大人しい子でも発言しやすいというメリットがあります。

指導者も個性を発揮できる

アクティブラーニングは指導者にもメリットがあります。アクティブラーニングでは生徒のスキルや関心に合わせたテーマを選ぶことになりますが、そのテーマ選びを通して先生なりの個性を発揮することができるのです。また、生徒達との会話に参加する際にも個性を発揮することができます。このように、アクティブラーニングでは指導者の個性を反映させた生き生きとした授業が行えるので、生徒たちも積極的に授業に参加してくれるでしょう。

アクティブラーニングの失敗例

大学だけでなく、小中高校にも広がっているアクティブラーニングですが、実は、上手くいかないケースもあります。ここからは、文部科学省が公開している「アクティブラーニング失敗事例ハンドブック」を基に、アクティブラーニングの失敗例を紹介しようと思います。

参考:文部科学省「アクティブラーニング失敗事例ハンドブック」

学習者が興味を示さなければ意味がない

アクティブラーニングは、先生が的外れなテーマを選んでしまうと失敗しがちです。興味が持てないテーマを与えられても何を話したらいいのかまったくわからないため、学生は意見を交わすどころか雑談をし始めてしまいます。そうなると指導者は苛立つでしょうし、学生たちはやる気を失ってしまいます。

指導者が介入しすぎるのもダメ

指導者が必要以上に学生たちのディスカッションに介入するのは、アクティブラーニングでは好ましくない場合もあります。せっかく自分たちで意見をまとめようとしているのに、指導者が「ああだ、こうだ」と介入してしまうと学生たちの興が冷めてしまいます。

指導者の過剰介入が生徒たちの自主性を削ぐ場合があることを忘れないようにしなければなりません。

アクティブラーニングの種類

ここからは、普段の授業に取り入れやすいアクティブラーニングの種類を紹介します。

発言の機会が多い「ジグソー法」

ジグソー法は、コミュニケーション力やプレゼンテーション力をアップさせるのに最適なアクティブラーニングです。具体的な方法は以下のとおりです。

例えば、学習者16人が4人ずつの4グループに分かれます。そして、4人グループの中で1人1人が異なる課題を学習し、意見を交換します。次にグループのメンバーを被らないように入れ替えます。

もう一度、違うメンバーで先ほど出た意見を発表しつつ、新しい意見も取り入れていきます。メンバー1人1人が前のグループで学習した内容を話し、ディスカッションする仕組みです。

各メンバーは、前のグループで話し合った内容を次のグループで発表する必要があるため、全員に同じだけ発表して意見を述べるチャンスが与えられます。

元々積極的に発言する人はもちろん、自分から発言するのは恥ずかしいという人でも思い切って発言するチャンスがあり、コミュニケーション力やプレゼンテーション力を高められるのがメリットです。

みんなで教え合う「学び合い」

「学び合い」は、主に小学校で取り入れられているアクティブラーニングです。従来の授業では、30~40人いるクラス全員に対して授業を行います。しかし、それだとクラス全員が授業内容を理解できるとは限りません。これに対して、「学び合い」というアクティブラーニングは、クラス全員の理解を目標とする学習方法です。

「学び合い」では、最初に先生が生徒たちに目標を伝えます。例えば、3人グループで学び合いを行う場合、「教科書の5ページに載っている問題を自分で解いてみて。解けたら他の2人も解けるようにしてあげてください。」という風に、具体的な目標を生徒たちに伝えます。

すると、生徒たちはまず自分で問題を解いて、同じグループのメンバーに自分の言葉で解き方を説明しようとします。他のメンバーが理解してくれるまで、1人1人が問題の解き方を説明するので、結果としてクラス全員が問題の解き方を理解できるようになる仕組みです。また、教える側の生徒にとっても、誰かに解き方を教えることで知識が定着するので一挙両得というわけです。

紙芝居のような「KP法」

紙芝居のように、授業の内容を書いた紙を順番に黒板やホワイトボードに貼り付けながら説明するのが「KP法」です。授業内容が紙にすでに書かれているので、指導者が全てを言葉で説明する必要がなくなります。

KP法だと、指導者は学習者の反応を見ながら、あるいは学習者と対話しながら授業を進められます。指導者と学習者とで双方向のやり取りができるので、学習者の理解を深められるのがKP法のメリットです。

似たような方法に、PowerPointを用いた授業もあります。しかし、PowerPointではスライドが次に進むと前のスライドが見えなくなってしまうので、視覚的にKP法よりも弱くなってしまいます。

プレゼンやクイズ形式

アクティブラーニングは、他にもいくつか種類があります。

例えば、生徒によるプレゼン形式の授業についてはご存知の方も多いでしょう。生徒たちがグループ内で課題について話し合い、その成果を他のグループに向けて発表するという学習方法です。

グループになったメンバーと意見を交わすので、自分の意見を発表しやすいだけでなく、普段話したことのないクラスメートとも知り合いになれるというメリットもあります。

また、クイズ形式も参加者みんなが楽しめるアクティブラーニングです。指導者が出題した問題に対して生徒たちが答えを出し合うので、楽しく授業が進められ、授業内容が生徒たちに定着しやすいのが特徴です。

この方法は、教室の雰囲気を盛り上げるために行っても効果的です。

アクティブラーニングを取り入れよう!

従来の受動的な学習スタイルでは、全ての学習者が授業を理解するのは困難でした。しかし、アクティブラーニングを取り入れれば、指導者と学習者たちが意見を交換しながら授業を進められるようになるため、学習者の理解度が上昇します。

アクティブラーニングのような能動的な授業は、知識の定着を促進するだけでなく、指導者と生徒たちのコミュニケーションのきっかけともなる等、多くのメリットがあります。生徒たちの知識を増やすだけでなく、コミュニケーション能力やプレゼンテーション能力もアップさせたいと考えておられる方は、ぜひアクティブラーニングを取り入れてみてください。

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