「ルイヴィトンの商品を安く購入したい」
「免税される仕組みが知りたい」
「ルイヴィトンの免税店の場所が知りたい」
有名ブランドのルイヴィトン製品をお得に購入したいと思う方は多いと思います。
ルイヴィトンの商品は、免税店で買うことで、免除される税金の分だけ安く購入できます。しかし、免税店の利用にはいくつか注意点も存在します。
そこでこの記事では以下の内容を解説します。
- 免税店の種類
- ルイヴィトンの免税店の場所
- 免税店を利用する際に注意すべきこと
免税の仕組みについて理解し、ルイヴィトンを安く購入しましょう。
免税店とは?

まず最初に免税店の具体的なシステムを解説します。
免税店は2種類
免税店には「DUTY-FREE SHOP(デューティーフリーショップ)」と「TAX FREE SHOP(タックスフリーショップ)」の2種類があります。それぞれ免除される税金の種類が違います。
DUTY-FREE SHOP(デューティーフリーショップ)
DUTY-FREE SHOP(デューティーフリーショップ)はあらゆる税金が免除されるお店のことです。
消費税はもちろん、関税・酒税・たばこ税を含む全ての税金が免除されます。なぜなら、国際線の出国ゲートの先はどこの国にも属しておらず、税金がかけられないからです。
したがって、DUTY-FREE SHOPは基本的に空港の中にあります。

最近は街中でもDUTY-FREE SHOPを見かけますが、街中のDUTY-FREE SHOPで購入した商品は空港で受け取ることになります。
TAX FREE SHOP(タックスフリーショップ)
TAX FREE SHOP(タックスフリーショップ)は消費税のみが免除される免税店です。家電量販店や百貨店内にある免税店はTAX FREE SHOPに該当します。

TAX FREE SHOPは、購入した商品を海外で消費する外国人を対象に運営されています。国内で消費されるわけではないため、消費税が免除されることになります。
海外の免税店について

免税店は日本だけでなく世界中の空港にあります。海外旅行の際に免税店(DUTY-FREE SHOP)が利用できるのは以下の4箇所です。
・乗り換えの空港
・行き先の海外の空港
・飛行機の機内販売
海外の免税店
日本国内の空港にある免税店を利用する場合は、普通に購入しても特に問題はありません。しかし、海外の免税店を利用する場合は注意点があります。それは為替レートです。
ブランドの世界統一価格

一昔前は、ルイヴィトンやシャネルなどのブランド品は国によって値段が違いました。しかし、現在は多くの人気ブランドが世界中で価格を統一しています。これがグローバルプライシングです。
ルイヴィトン
ルイヴィトンの場合は、セールをしないだけでなく、アウトレット品を市場に供給することもないため、どこの国でもほぼ同じ価格です。
ルイヴィトンの免税店がある場所

他のブランドとは違いルイヴィトンの免税店はあまり多くありません。
東京都内にルイヴィトンの免税店はありませんが、韓国とフランスにはありますので、紹介します。
ロッテ免税店(韓国)
韓国のロッテ免税店では、ルイヴィトンを2店舗で扱っています。
- 明洞本店(ファッション雑貨)
- ワールドタワー店(ファッション雑貨)
以前あった釜山店はもう閉店していますので注意しましょう。
参考:ロッテ免税店
新羅免税店(韓国)
韓国のホテル新羅が運営する新羅免税店も、韓国を代表する免税店です。新羅免税店では以下の1店舗でルイヴィトンを扱っています。
・ソウル店(バッグ、財布、ファッション/雑貨)
参考:新羅免税店
新世界免税店(韓国)
新世界免税店は、サムスングループから系列分離した新世界グループが運営している韓国の免税店です。
ルイヴィトンは下記の2店舗で扱っています。
- 明洞店(レザーグッズ、時計、ジュエリー)
- 仁川空港第1ターミナル(レザーグッズ、ファッションアクセサリー)
ソウル市内にある明洞店の営業時間は11:00〜18:30まで。豊富な品揃えが魅力的な店舗です。
仁川空港第1ターミナル店の営業時間は6:30〜21:30です。第1ターミナル3階27番搭乗口付近にありますので、時間に余裕を持って来店しましょう。
参考:新世界免税店
シャルル・ド・ゴール空港(フランス)
シャルル・ド・ゴール空港の中にもルイヴィトンの免税店があります。
場所:シャルル・ド・ゴール空港 2Eターミナル Kゲート Level2 Private area
営業時間:7:00〜21:00
取扱い商品:レザーグッズ、香水、ウィメンズウェアー、シューズ
Private areaにあるので、乗り継ぎ時もしくは出国の際に利用することが可能です。
パリ市内にある店舗で購入することもできますが、こちらは免税店ではないため後で免税の手続きが必要です。
しかしシャルル・ド・ゴール空港内の免税店より、パリ市内の店舗の方が品揃えはいいので、欲しいものに応じて使い分けましょう。
ルイ・ヴィトン 羽田空港店
ルイ・ヴィトンは、2022年11月1日より羽田空港に免税店を出店しています。
場所:第3ターミナル 3F 出国後エリア 162
営業時間:8:00〜18:00
ルイ・ヴィトン羽田空港店は、日本初となる空港内免税店です。
出国ゲートの先のエリアに店舗を構えています。
バックや小物、時計やジュエリーなど、品揃えも豊富です。
日本出国の際に、立ち寄ることができます。
参考:ルイ・ヴィトン羽田空港店
海外ブランド品が安い理由

ではなぜ海外ブランド品は海外で買った方が安いと言われているのでしょうか。理由は大きく分けて3つです。
(1)送料・関税・消費税がかからない
1つ目にして最大の理由がこれです。
海外ブランド品を日本で購入しようとすると、商品価格の他に送料・関税・消費税が代金に上乗せされます。海外で直接買えば本体価格のみとなるため、安く買えるのです。
(2)個人の買い物は関税もかからない
とはいえ、個人の買い物でも海外で購入した商品を日本に持ち込めばそれは輸入です。輸入品には関税がかかります。
しかし、旅行者の場合は最大20万円までの買い物は免税対象となっています。したがって、20万円以下のブランド品であれば関税もかかりません。
(3)本国の方が安い
そして、3つ目の理由が、そもそもブランド本国の方が本体価格自体が安いことです。世界統一価格を採用していても、本国の方が価格が安いブランドが多いのです。
海外でブランド品を購入する際の注意点

海外のブランド品は本国で買う方が安く買えますが、現地で買う際は注意点があります。
正規店で買う
それはブランド品は必ず正規店で買うことです。商品に問題があった場合、正規店で購入したものであれば修理・交換に対応してくれますが、セレクトショップで買ってしまうと対応してくれないことが多いです。
服装に気をつける
また、海外の高級ブランド店はフォーマルな服装で行く必要があります。カジュアルな服装で入ってしまうと、店員や他の客の気分を害すため、退店させられることもあります。
偽物に注意
また、海外では日本とは比較にならないほど偽物が多く出回っています。露店で売られているブランド品は十中八九偽物なので注意してください。
海外旅行でブランド品を購入した場合の免税方法

ちなみに、免税店でブランド品を購入してもその場で免税されるわけではありません。その場でいったん税金を支払って、あとで一定の手続きをすることで支払った税金が還付される仕組みになっています。
最後に免税の手続き方法を解説しておきます。
出国時の現地手続き
出国前に現地の税関で、購入時にもらったリファンドチェック(免税書類)に承認スタンプを押してもらいましょう。
その際は、買った商品とレシート、パスポートを提示する必要があります。
商品は未開封
ちなみに、出国時点で商品が開封済みだと承認スタンプがもらえません。なぜなら、免税は購入した国の外で商品を使用することを前提としているからです。出国前に開封してしまうと「国内で使用した」とみなされ消費税などの支払い義務が発生してしまいます。
絶対に開封しないでください。
返還される税金の受け取り方
返ってくる税金の受け取り方には3種類あります。
現地の空港で払い戻し
1つ目は、現地の空港で現地通貨で払い戻してもらう方法です。その際、承認スタンプが押されたリファンドチェックを提示する必要があります。
日本の空港で払い戻し
2つ目は、日本に帰ってきてから空港で日本円で払い戻してもらう方法です。これが一番おすすめです。
クレジット口座に払い戻し
3つ目は、必要書類を郵送して、小切手かクレジット口座に払い戻してもらう方法です。
海外ブランド品は現地で買う方が安い

海外ブランド品は現地で買った方が安いです。免税されるだけでなく商品価格自体が安いことが多いからです。旅行に行く際はぜひブランド品を購入してみてください。