Facebook広告を削除する方法を解説!広告アカウント削除や強制停止との違いも

Facebook広告は、管理者の意思によっていつでも削除することができます。同じく、広告アカウントも必要なければ好きなときに削除可能です。

この二つは、似ているようでまったくの別ものです。さらに「広告アカウントの停止」とも意味が異なります。これらを正確に理解していなければ、適切な広告運営はできません。

そこで今回は、それぞれの違いやその方法、またアカウント停止と復活方法についても詳しく解説します。

目次

Facebook広告の削除とは

まず広告の削除と一時停止の違い、更にはアカウント削除との違いについて解説しましょう。

広告を削除するとどうなる?

広告の削除には、詳しく説明すると以下の3つの意味があります。

1. キャンペーンの停止
2. 広告セットの停止
3. 広告の停止

Facebookで広告を配信するには、キャンペーンを設定し、広告セットを作り、そのセットを各種の広告によって構成していく必要があります。

「広告の削除」では、広告主が自分の意思で、それらを個別に削除することが可能です。

ただし、キャンペーンを削除すると、そこに付随する広告セットや広告はすべて同時に削除されます。いったん削除した広告などは、二度と復元することができないので、本当に削除して良いのか、よく検討してから行動に移す必要があるでしょう。

ちなみに削除した広告は、その後37ヶ月間保存されたのち消去されます。この37ヶ月の間、再配信はできませんが、広告内容を確認することは可能です。

広告の一時停止ならびにアカウント削除との違い

削除した広告を再度復元したくなることもあるでしょう。しかし、いったん削除した広告は二度と復元できません。よって、再度配信する可能性がある場合は、「一時停止」にしておくのがよいでしょう。配信を一時停止しておくと、いつでも復元できるからです。

また、「広告の削除」と「広告アカウントの削除」では、まったく意味が異なります。

「広告アカウントの削除」とは、一人(or企業)の広告主につき、5つまで作成できる広告アカウントを削除することを意味します。

そもそもFacebookにおいては、この広告アカウントを開設しなければ、広告を作成したり配信したりすることはできません。ただ、同じ広告主でも、異なるジャンルや商品の広告を配信したくなることは珍しくないでしょう。そこで別々のアカウントを開設し、それを使い分ければ、各クリエイティブやそれに付随するデータも管理しやすくなります。そして、あるテーマやジャンルの広告配信が必要なくなれば、そのアカウントごと削除してしまえばよいわけです。

アカウントを削除すると、
・紐づいていた支払い方法へのアクセスの削除
・そのアカウントに関するすべての広告キャンペーンの停止
・新規の広告出稿と再出稿の停止
・未払い残高の請求
以上の4項目が実行されます。

一方、アカウントを削除すれば、第三者が登録しているクレジットカードを不正利用するリスクはなくなります。使わないまま放置するよりは、削除するのがおすすめです。

広告の削除手順

ではまず、広告を削除する手順を説明しましょう。

手順その1

広告マネージャにアクセスします。

必要に応じて「キャンペーン」「広告セット」「広告」をクリックして削除したいものを確認し、該当部分の横にあるチェックボックスにチェックを入れます。

手順その2

アクションバーの中の「ゴミ箱マーク」を選ぶと、先ほどチェックを入れたキャンペーン等がすべて削除されます。

もし、上記のように「ゴミ箱マーク」が画面表示されない場合は、
「編集」→右上の「・・・」→「削除」で削除が可能です。

広告アカウントの削除手順

続いて、アカウントの削除手順を見ていきましょう。

アカウントを削除する方法

広告マネージャにアクセスして、「広告アカウント設定画面」に移動します。ここでもしパスワードの入力が求められた場合は、応じてください。

「広告会社」ヘッダーの下にある「広告アカウントを閉鎖」をクリックしてください。

警告文に目を通し、任意で理由を記入したら、もう一度「広告アカウントを閉鎖」をクリックします。

削除したアカウントを復元させる方法

広告マネージャにアクセスする。

画面上部の「アカウントを再開」をクリックしてください。

利用規約に目を通して、「支払い方法を追加」をクリックします。

支払い方法を更新したら、「次へ」をクリックしてください。

ビジネス情報の更新を要求されたら応えた上で「保存」を押して、復元手続きは終了です。

強制的にアカウントが停止されることもある

Facebookでは、広告主の意思に関係なく広告が強制的に配信停止され、アカウントが停止されてしまうことがあります。

利用規約や広告ポリシーに違反した場合

広告配信にあたっては、広告ポリシーよって規定されている禁止コンテンツや制限コンテンツなどに十分配慮する必要があります。

禁止コンテンツには、危険物質、差別的行為など合計31項目が指定されています。また制限コンテンツには、アルコール、出会い関連など全部で15項目が指定されています。これらに違反した場合、強制的にアカウントが停止されることがあるので注意してください。

参考:Meta/広告ポリシー

不審なアクティビティが検知された場合

通常ログインしている環境とは異なる場所からログインが試みられたり、第三者によって広告マネージャが不正に管理されている可能性があったりした場合、強制的にアカウントが停止されることがあります。

この場合、不正の疑いが晴れれば、広告は再開できるので、必ずしも永久にアカウントが停止されるわけではありません。

アカウント削除にあたっての注意事項

アカウントを削除する場合に、知っておくべきことや注意点について解説しましょう。

広告アカウントの上限数は変わらない

アカウントの上限数は、5つまでです。ただし、実際に法人が存在することをFacebookに証明する「ビジネス認証」を行えば、最大で25個まで増やせます。とは言え、アカウントを削減したからといって、この上限数がその分増加するわけではありません。ご注意ください。

削減できるのは管理者のみ

アカウントが削除できるのは、権限のある管理者のみに限られます。よって自分に管理者としての権限が無ければ、そもそもシステム上でアカウント削減の操作を行うことはできません。

未払い残高の支払いが発生する

広告費の未払い残高がある場合は、その支払い処理が終了しなければアカウントが削除されません。

とくにクレジットカードの有効期限切れがある場合は、処理に時間がかかる場合があるので注意してください。ことによっては未払い残高の決済を行うために、別の支払い方法の追加を求められるケースもあります。

紐づいているキャンペーン・広告セット・広告のすべてが停止される

広告アカウントには、キャンペーン、広告セット、広告が紐づいているので、アカウントを削除すると、これらすべてが停止されます。いずれも最大5,000個まで設定できますが、その数に関係なく、すべて配信されなくなります。いつでもアクティブにすれば復元できるので心配はいりませんが、削除するとすべてが停止されることはよく理解しておいてください。

新規出稿ができなくなる

広告の出稿には、必ずアカウントが必要です。それを削除すれば、当然広告の新出稿もできなくなります。

広告アカウントが停止されたら復活できるのか

強制的にアカウントが停止された場合は、復活できるのでしょうか。強制停止の場合は、自主的に削減した場合と勝手が違います。

復活可能な場合と困難な場合がある

強制停止された場合については、異議申し立てをすることで復活できる可能性がある場合と、極めてむずかしい場合とに分かれます。

復活可能な場合

しばらくの間、広告そのものを利用していなかったり、不審なアクティビティが検知されたりしたことが理由で強制停止された場合は、復活可能と考えてよいでしょう。

復活が難しい場合

アカウントの復活が極めて難しいのは、利用規約や広告ポリシーに違反した場合です。

世界最大のSNSであるFacebookの影響力は絶大です。そのため、社会的影響やユーザーの利益を非常に重視しているのが特徴です。とりわけ暴力や差別、未成人への悪影響などについて定めた広告ポリシーへの違反行為に対しては、厳しく取り締まっています。遵守できなければ重大な背信行為と見なされ、そう簡単に復活が認められることはないと考えてください。

復活の方法

異議申し立てをしたものの、どうしても復活が難しい場合は、別に一からアカウントを作成するしかありません。

その場合、前回と同じクレジットカードを利用すると、再度停止となる可能性が高いので、別のクレジットカードを利用してください。

ただし、再度アカウントを作成する前提として、広告ポリシーへの違反は決して行わないという点を、厳しく守ってください。停止された理由が定かでなく、自分の中で納得できていない場合には、同じ失敗を繰り返して再びその憂き目にあうおそれがあります。

異議申し立てや問い合わせで疑問が解消されていないなら、コンサルタントや経験豊富な広告ユーザーに相談してみるのもおすすめです。自分自身では思いもよらぬ勘違いや思い込みが発見できるかもしれません。

アカウント復活の方法

それでは最後に、アカウント復活の方法を説明しましょう。

復活のためには、Facebookに問い合わせを行いますが、その方法は2通りです。

方法その1 審査リクエストを送る

強制的にアカウントが停止された場合、広告アカウントを開くと、その旨が通知されているはずです。

画面右下の「審査をリクエスト」をクリックしてください。

方法その2 専用フォームから問い合わせる

もう一つは、下記の専用フォームから問い合わせる方法です。

「制限中の広告アカウントの審査をリクエスト」のページ最下部「審査をリクエストする理由は?」の「他の理由」のボタンを選び、詳細を入力して「送信」をクリックしてください。

ここで「どのポリシーに違反したかわからない」を選んで送信する手もありますが、これでは同じことの繰り返しになる可能性があります。ことの次第や異議を感じる部分について具体的かつ詳細に記載することで、説得力が増します。それに比例して、審査をパスして復活できる可能性も高まるでしょう。

参考:Facebook

まとめ

「広告の削除」「広告アカウントの削除」さらに「広告アカウントの停止」の違いは理解できたでしょうか。

広告は、一度削除してしまうと、内容の確認はできても再度配信することはできなくなります。完全に必要ない場合を除いては、一時停止にしておく方が無難でしょう。また、アカウントが強制停止されても、焦らず、まず冷静に理由を分析したうえで、異議があれば記事内で述べた方法により問い合わせを試みてください。

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この記事を書いた人

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