Farfetchで返品したい!トラブル時の注意点とポイント

Farfetch(ファーフェッチ)とは、ロンドンを拠点とする大手通販サイトのことです。取引できる国は50を超え、3400ものブランドやショップと提携しています。百貨店なども出店しており、多くのデザイナーやアパレル商品が販売されています。

Farfetchは日本語に対応しているので、輸入ビジネスを始めるなら利用を検討してみましょう。会員登録や問い合わせも全て日本語対応なので、ショップ運営にも困りません。

また、個人の都合による返品も受け付けています。「発注数を間違えた」「届いた商品が気に入らなかった」などの理由でもかまいません。

返品作業はそれほど難しくないので、ここで予習しておきましょう。返品の際の注意点なども解説していきます。

目次

Farfetchの関税と送料はいくら?

Farfetchで通販をしたときに、関税や送料がいくらかかるのか気になるのではないでしょうか。とくに、関税は輸入するものの種類によって変化します。追加で支払うことになれば、商品代金とは別に準備しておかなければなりません。

ここからは、Farfetchの関税と送料について、詳しく解説していきます。

Farfetchの基本情報

Farfetchは女性用アパレル商品をはじめ、世界各国の高級ブランドも取り扱っています。Farfetchが運営する大型のモールで、各ショップが出店して販売するスタイルです。

日本の楽天市場やYahoo!ショッピングと同様だといえば、分かりやすいのではないでしょうか。

ブランドは正規品を保証

Farfetchで販売されるブランド品は、正規品を保証しています。輸入ビジネスをするにあたり、万が一偽物を買ってしまったらこちらも致命傷となってしまいます。

Farfetchでは、世界中の一流ブランドの商品を扱っています。ブランドと直接提携していることもあるので、安心しても良いでしょう。

ブランドによって、製造番号や証明書が付いていないこともあります。それでも正規品には変わりありません。

通信販売は信頼関係が大切です。ブランド品が正規品かどうかは素人に判別ができません。サイト全体で保証してもらえると安心です。

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関税は価格に組み込まれている

海外から輸入する際には、関税がかかってきます。関税の計算や、商品代金以外に出費があると面倒です。

しかしFarfetchでは、関税が商品価格に組み込まれています。わざわざ別で支払ったり計算したりする必要がないのです。ヘビーユーザーにも初心者にもうれしい仕様になっています。

後からいくらか用意する必要がなく、商品購入と一緒に払えるスタイルです。面倒な支払いの手間が省けます。

分かりやすい送料設定

Farfetchの送料は、注文した合計金額によって変わります。詳しい決まりがあるので、みていきましょう。

  • 注文1回につき28,000円以上の場合、複数のショップで買い物をした場合、送料はスタンダード便だと1,500円でエクスプレス便だと2,600円(国内配送は690円)
  • 注文合計金額が28,000円未満の場合、送料は1店舗あたりスタンダード便だと2,700円、エクスプレス便だと3,800円(国内配送は690円)

注意しなければならないのは、注文合計金額が28,000円だった場合です。例えば3店舗で10,000円分の商品を購入した場合は、スタンダード便だと2,700円、エクスプレス便だと3,800円の送料が1店舗ずつかかります。スタンダード便だと2,700円×3店舗で8,100円、エクスプレス便だと3,800円×3店舗で11,400円もの送料がかかることになります。

Farfetchで購入するときは、なるべく28,000円を超える購入がオススメです。

配送にかかる時間は約1週間

Farfetchで注文をしたとしても、配送されるのは各国の店舗からです。どこの国から配送されるかを見て判断しましょう。

Farfetchではおもに以下の配送業者から配送されます。配送業者によって日数が変わるので注意しましょう。

  • スタンダード便 5~9 営業日以内
  • エクスプレス便 3~7営業日以内
  • 日本郵便(日本国内) 2~3営業日以内

しかし、この日数はショップが商品を発送してから到着するまでの日数です。もし、ショップが発送までに3日かかったとすると、上記にプラス3日かかることになります。

国内での販売はすぐに発送してくれるショップが多いですが、海外のショップは発送までに日数がかかることが多いです。急ぎの注文の場合は「なかなか届かない」となりかねないので、注意しましょう。

Farfetchの無料引き取りサービスとは?

Farfetchではより多くの人に使ってもらえるように、返品したい商品を無料で引き取るサービスがあります。返品をするときにFarfetchのサイトで返品予約をすると、配送業者が自宅まで引き取りに来てくれます。

万が一商品に納得がいかなかった場合でも、面倒な返品作業は必要ありません。Farfetchの商品に自信がある証拠でもあり、より多くのユーザーを獲得するメリットでもあります。

送料は負担しなければならない

Farfetchの返品をすると、商品代金のみが返金されます。送料は返金されないので間違えないようにしましょう。返金された商品代金は、決済時と同じ方法で入金されます。

返金は14日以内

返金はすぐにされません。ショップに到着して商品に問題がないと判断されたら、返金されるようになっています。かかる日数はおよそ14日となっており、返金が完了したらメールで連絡が来るしくみです。

万が一、汚れや破損があった場合は返金されません。梱包するときに確認してから返品しましょう。

Farfetchの返品方法とトラブル対処法とは?

Farfetchの商品は正規品だとしても、届いてみると自分のイメージしていたものと違うことはあります。高価なブランド品の場合は、ショックが大きいです。しかし、返品ができるので、諦めなくても大丈夫です。

ここからは、返品のときのきまりをはじめ、トラブル対処法を解説していきます。

Farfetchで返品できる条件

Farfetchでは自己都合での返品も受け付けています。もしサイズが違っていたり、色が気に入らなかったりしても返品が可能です。返品にはいくつかの条件があるので詳しく見てみましょう。

【返品の条件】

・未使用・未洗濯、汚れや破損がない商品

・商品到着より14日以内にショップに届くようにする

・商品到着から7日以内に返品手続きができる

・タグや値札を外していない商品

・タイツ/ストッキング類・下着類・水着類は未開封のもの

・配達時に届いたときの状態のもの

・裾上げなどで手を加えた商品やマスクは対象外

たくさんの条件がありますが、商品が到着したらまずはカラーを確認します。試着するときはタグを外さずに、薄手の服の上から試着してください。さらに梱包に使われていた梱包材は処分せず、そのまま返品に使いましょう。

あとは、返品を決めたらすぐに手続きを開始すればOKです。

Farfetchの返品手順

次はFarfetchの返品手順です。とても簡単なので、おさらいしておきましょう。

【Farfetchの返品手順】
①マイアカウント→ご注文&返品→返品アイテムを選択し、集荷する日時を予約します。WEBでの手続きはこれで完了です。

②WEBの手続きが終わったら、商品に同梱されている返品用の書類に必要事項を記入します。書類は3枚あるので、全て漏れなく記入しましょう。3枚の書類名は以下になります。

  • 「EXPRESS WORLDWIDE」(1枚)
  • 「WAYBILL DOC」(1枚)
  • 「Returns Note for Customs」(1枚)

ショップによっては書類が同封されていないことがあります。無い場合は、公式サイトの「よくあるご質問→ご返品&ご返金→Step3 返品・集荷予約」で印刷できます。

③商品到着時の箱に、到着時と同じ方法で梱包します。宛名ラベルなどが貼られている場合は、全て剥がしてください。

④配送業者が集荷に来たら、梱包した箱と3枚の書類を渡します。一緒に梱包しないように注意しましょう。

これで返品手続きは完了です。

Farfetchでトラブルが起きたとき

Farfetchでトラブルが起きたときは、カスタマーサービスに連絡しましょう。日本人のスタッフが対応してくれるので、心配はいりません。商品が届かない場合や、注文した商品と届いた商品が違っていたなどのトラブルにも相談に乗ってくれます。

電話でもメールでも受け付けています。メールはカスタマーサービスから送信できて、翌日には返信されます。対応の早さもFarfetchの良い面です。

Farfetchの支払い方法とクーポンとは?

Farfetchの基本的な利用方法も知っておきましょう。Farfetchではお得なクーポンが発行されることがあります。少しでもお得に購入できるよう、クーポンについても知っておくと便利です。

ここからは、支払い方法とクーポンについてお伝えします。

支払いはオンライン一括払いのみ

Farfetchでは、オンラインで一括支払いされます。分割払いなどの支払いはできませんので、注意しましょう。

クレジットカード(VISA、MasterCard、AmericanExpress、JCB、DCカード、Discover、UnionPay)、PayPal、ApplePay、DinersClub、Maestroが使えます。支払い方法の中にはクレジットカード支払いのみの場合や、日本国内でのみ使える会社もあります。

現金は使えないので、クレジットカードや電子マネーのアカウントを用意しておくとよいでしょう。

クーポンコードの入手方法

Farfetchではクーポンも利用できます。クーポンはCouponCatというサイトで入手できます。

詳しい利用方法は以下のとおりです。クーポンコードをコピペするだけで簡単です。実際のクーポン使用画面を見ながら、解説していきます。

CouponCatにアクセスし、画面右上の「Show code」か「Get Deal」を選択します。

クーポンコードが表示されるので、コピーを選択しておきます。

コピーができたら、下に表示されたURLからFarfetchへ移動します。

Farfetchで商品を買い物かごに入れ、チェックアウトします。

必要事項を入力したら決済画面に移動します。右側のプロモーションコードを入力する欄に、コピーしたクーポンコードを貼り付けて適用を押します。これで完了です。

Farfetchで返品するときの注意点とは?

Farfetchは日本語対応で返品もしやすく、使いやすい通販サイトです。

しかし、いくつかの注意点があります。注意点を把握していないと、「支払う金額が違う」「返品作業がスムーズにできない」「返品自体ができない」などのトラブルになりかねません。

先ほど説明した内容もありますが、もう一度おさらいをしてしっかりと把握しておきましょう。ここからは、3つの注意点を解説していきます。

集荷時間に注意

Farfetchで返品するときは、集荷時間に注意しましょう。無料返品サービスを利用する際に、集荷日時を予約することは先ほど説明しました。

しかし、集荷時間の日時はいつでも良いわけではありません。夜間は受付の対象外となっています。一番遅い時間帯でも16時なので、フルタイムで仕事をしている人は集荷のために休みや早退などの措置が必要になります。

返品はかんたんにできますが、Farfetchは配送会社と提携してコスト削減に努めています。面倒ですが、そのおかげで返品がしやすいというメリットもあるのです。

返品の際は丁寧に梱包する

Farfetchで返品するときは、Farfetchで配送されたときの外箱を使用しましょう。さらに、届いたときと同じ梱包材を使わなければなりません。返品の際の3枚の書類は、箱に入れず集荷に来た配送業者に渡してください。

商品が届いたときに、万が一不具合があったら返品することができます。開封の際に外箱を破ったり、梱包材を捨てたりしないようにしましょう。

返品できないものもある

Farfetchは無料返品サービスが魅力ですが、裾上げなどをしてカスタマイズした商品は返品ができません。顧客の事情で正規品から形が変わった商品は、返品ができないので注意してください。

さらに返金されるのは商品代金のみです。送料は返金されないので、間違えないようにしましょう。

まとめ

Farfetchは世界中にユーザーがいる人気の通販サイトです。クーポンを使ってさらに安く購入することもできます。

無料返品サービスは魅力的です。注意点をよく理解して正しく利用しましょう。

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この記事を監修した人

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