メルカリで大幅値下げはうざいと思われている?値下げへの対策や注意点を紹介!

メルカリにおける値下げ交渉は、正式に認められたサービスであり、決して非難されるいわれはありません。しかし、度を超えた場合はその限りではなく、うざいと思われることも多いです。

大幅な値下げを要求したり、態度が悪かったりする相手は、出品者にとって非常に迷惑です。多くの場合で、うざいと思われているでしょう。

そこで今回は、うざい値下げ交渉に対する対策や、注意点などについて紹介します。出品者と購入者、どちらの立場でも知っておくべき内容になっているので、ぜひ目を通してください。

目次

うざいと思われる値下げ交渉とは?

うざいと思われる値下げ交渉とは?

普通に値下げ交渉をするだけなら、相手から不快だと思われることはほとんどありません。応じてくれるかは別として、値下げをお願いされること自体は珍しい話ではないからです。

うざいと思われる値下げ交渉に共通しているのは、自分の都合だけを考えた一方的な要望になっている点です。自分がお願いする際には、相手を無視していないかしっかり考えて行いましょう。

ここでは、うざいと思われる値下げ交渉の例について紹介します。

大幅な減額を要求する

値下げ交渉を持ち掛ける金額は、一般的に高くても10%程度です。数十円の値下げで満足する人も少なくありません。

そんな中で、半額や7割引きなど、明らかに相場以上を要求されれば、当然出品者としては応じるわけにはいきませんし、無理難題を言ってくる相手をうざいと思ってしまいます。

購入者からすれば、商品は安ければ安いほど購入しやすいのは当然です。しかし、相手の利益などを完全に無視した交渉は、うざいと思われても仕方ありません。

値下げしてくれたら即購入すると言ってくる

値下げ交渉をしてくる人の中には、「一定金額以上値下げしてくれたら即購入する」と言ってくる人がいます。一見まっとうな交渉に思えますが、実はうざいと思われている確率が非常に高いです。

そもそも購入者は商品が欲しいから連絡を取っているのであって、値下げ交渉は取引の一環でしかありません。暗に「値下げしないと購入しない」と言っているのと同義であり、出品者からすれば厄介な購入者だと思われてしまいます。

即購入という単語を使って、少しでも確率を上げようという魂胆も、出品者からすればうざいと思ってしまいます。あくまで出品者へのお願いであり、こちらが条件を加えることのないようにしましょう。

交渉時の態度が悪い

値下げ交渉は、あくまで対等な関係で行われるべきです。しかし、購入者の中には高圧的な態度をとり、交渉と言うよりも聞き入れて当然のお願いといったニュアンスで値下げ交渉をもちかけてくるユーザーがいます。

出品者の立場からすれば、礼節を欠いた口調や高圧的なお願いをされても、応じたいとは思いません。それどころか、購入者をうざいと感じて取引自体したくないと思ってしまいます。

購入者はあくまでお願いする立場であり、丁寧な対応を心がけてください。もちろん、交渉が決裂したからと言って、相手を罵倒したり文句を言ったりすることも厳禁です。

最初から購入する気のない値下げ交渉

値下げ交渉を一度ではなく、二度も三度もおこなってくる人がいます。しかも、そういった人は値下げ交渉に応じたとしても、購入してくれないケースも多々あります。

最初から購入する気がなかったり、ただひやかしたかっただけだったりと、理由は様々です。しかし、そういった相手は出品者にとって非常に厄介であり、無駄に対応をしなければいけないこともあってうざいと思われがちです。

商品を購入する意欲がないなら、最初から値下げ交渉もしてはいけません。出品者が応じてくれたら、基本的には購入するつもりでやり取りをすべきです。

うざい値下げ交渉に効果的な対策

うざい値下げ交渉に効果的な対策

メルカリで商品を出品し続けるなら、値下げ交渉は避けられない話です。しかし、うざい値下げ交渉まで律儀にすべて対応していては、心身への負担が計り知れません。

そこで、うざい値下げ交渉を回避するために効果的な対策をいくつか紹介します。すべての交渉をなくすことはできませんが、うざい相手や無理筋の交渉にたいしての返事が格段に楽になるので、ぜひ参考にしてください。

最初から値下げできない商品であると記載する

値下げはメルカリの一般的な文化ですが、必ず値下げしなければいけないわけではありません。値下げに対応したくない場合は、商品説明欄に値下げできない旨を記載しておくことで、不必要な値下げ交渉を回避できます。

万が一商品概要欄を見ない人が値下げ交渉をしてきても、「商品説明にて値下げ不可と記載しているので、値下げはできません」と一蹴できます。

記載する文章は、なるべく柔らかくとげがないようにしてください。値下げ不可、とだけ記載すると、きつい印象を与えて購入自体を委縮されかねません。

「値下げ交渉はご遠慮ください」くらいのニュアンスがおすすめです。

あらかじめ値下げ交渉を前提として価格設定をする

値下げ交渉がくることを前提として、あらかじめ少し高めの価格設定で販売するのもおすすめです。値下げ交渉に応じてももともと予定していた利益は得られるため、値下げのリスクを減らせます。

値下げ交渉自体は回避できませんが、値下げによる利益減少のストレスは回避可能です。損失を回避できれば、多少手間がかかっても心身の消耗は大きく抑えられます。

ただし、価格を高くし過ぎるとそもそも購入者数が減ってしまう点には注意してください。

相場を意識した適正価格で販売する

適正価格で販売することで、値下げ交渉の確率を減らせます。万が一値下げ交渉をされても、相場の価格であることを理由に断れば角が立ちません。

注意点として、適正価格での販売は大きく利益を得られない点が挙げられます。利益を得たい商品ではなく、どちらかというと在庫処分を目的とした商品に対して有効な方法と言えます。

値下げ交渉へのコメント例文

値下げ交渉へのコメント例文

商品を出品していると、頻繁に値下げ交渉を持ち掛けられます。毎回似たような内容に対して、都度コメントを考えるのは大変です。

そこで、ある程度テンプレ例文を用意しておき、必要に応じて使い分けましょう。返信に対する手間や時間を軽減できますし、より多くのコメントを捌けるようにもなります。

ここでは、値下げ交渉に対するコメント例文について紹介します。毎回返信に悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。

値下げ交渉時のコメント例

値下げ交渉をされた場合、交渉に応じる場合と断る場合の、2通りの例文を用意しておくと便利です。

・交渉に応じる場合の例文

ご連絡ありがとうございます。

たった今、〇〇円に値下げいたしました。

ぜひご購入を検討いただければと思います。

・値下げを断る場合

ご連絡ありがとうございます。

現在値下げは考えておりません。

時間経過とともに値下げも検討していきますので、その際はぜひご検討いただけたらと思います。

どちらの場合でも、要点を短くまとめて簡潔な文章を心がけてください。

なんども交渉してくるうざい相手へのコメント例

上記の例文を送っても、さらになんども値下げ交渉をしてくる人もいます。そういった相手には、以下の例文を活用してください。

・なんども値下げ交渉してくる相手への例文

ご連絡ありがとうございます。

しかし、なるべく多くの方に対して平等に対応することを心がけておりますので、これ以上の対応はできかねます。ご了承ください。

この返信をしてもなお食い下がってくる相手には、これ以上の返信は不要です。対応してもこちらが疲弊するだけなので、すべて無視して大丈夫です。よほど煽りや罵倒がひどい場合には、運営に相談してください。

相手から金額提示がない場合の例文

値下げ交渉の際、相手が金額を提示してこない場合があります。そのケースでは、こちらから対応可能な値下げ金額を提示しましょう。

・相手から金額提示がない場合の例文

ご連絡ありがとうございます。

現在、〇〇円までであれば値下げ可能でございます。ご検討のほど、よろしくお願いいたします。

金額提示がない場合、少量の値下げでも購入してくれる可能性があります。値下げ幅は少なくてもいいので、なるべく値下げに応じてみましょう。

値下げ交渉を拒否する場合のリスク

値下げ交渉を拒否する場合のリスク

うざい値下げ交渉を極力排除したいなら、値下げ交渉を一切拒否するのが最も確実です。値下げによる利益の減少も防げるため、メリットも大きい方法と言えます。

ただし、値下げ交渉を拒否することのリスクも知っておく必要があります。良識ある人の値下げまでまとめて拒否してしまうと、結果的に利益や取引相手を減らしてしまう可能性があるからです。

ここでは、値下げ交渉を拒否する場合に考えられるリスクについて紹介します。値下げ交渉のメリットとデメリットを正確に把握したうえで、交渉に応じるかどうか検討してください。

販売機会の減少

メルカリ内では、値下げ交渉は日常茶飯事におこなわれています。少しでの安く購入するために、値下げ交渉を多用するユーザーも少なくありません。

最初から値下げ交渉を拒否してしまうと、「少しでも値下げしてくれたら購入する」ユーザーも拒否することになってしまいます。

少量の値下げであれば利益も大きく減りませんし、むしろ販売機会を逃してしまったほうがトータルでマイナスです。常識的な値下げ交渉をしてくるユーザーも多いため、それらをまとめて拒否するのはリスクが大きいと言えます。

相場価格で売っていない商品が売れない

販売している商品への知識が不足していると、相場を外れた金額で出品してしまうケースもあります。その場合は、購入者から値下げ交渉で適正価格を教えてもらえたほうが、販売しやすいです。

相場から大きく外れた価格で販売し、値下げ交渉も受け付けないとなると、購入者数は大きく減少してしまいます。

結果的にいつまでも商品が売れず、利益が出せないリスクが考えられます。

相場が減少した商品が売れにくい

商品の相場は、常に変動しています。出品時は適正価格だったとしても、時間が経てば価値が減ってしまう商品も多いです。

値下げ交渉を拒否していると、相場以上の価格で売っている商品はなかなか売れません。売れ残っている間にさらに相場が低下する可能性もあるため、どんどん扱う商品価値が下がってしまうリスクが考えられます。

毎回商品説明欄に記載が必要

最初から値下げ交渉を拒否するのであれば、商品概要欄への記載は必須です。でないと購入者に伝わりません。

そんなに多くの文章ではないとはいえ、毎回文章に盛り込むのは手間がかかります。出品する商品が多ければ多いほど、文章を追加する手間も増えていきます。

大きなリスクとは言えませんが、確実に手間が増える点は留意しておきましょう。

新しい顧客を得られにくい

値下げしてくれた場合としなかった場合では、当然前者に対して親しみを感じる傾向があります。

たとえ購入金額が同じだったとしても、値下げしてくれた事実があるほうが、購入者が好印象を持ち、リピーターになってくれやすいです。

値下げ交渉をすべて拒否すると、冷たい印象を与え新規客がリピートしてくれない可能性があります。

値下げせずに商品を売っていくためのポイント

値下げせずに商品を売っていくためのポイント

値下げに応じないことは、商品を売っていくうえで大きなハンデと言えます。しかし、メルカリ内の機能や商品販売のテクニックを駆使すれば、値下げ交渉を拒否しても商品を売ることは可能です。

ここでは、値下げ交渉に応じることなく商品を売っていくためのポイントについて紹介します。

値下げ通知の活用

メルカリでは、5%以上の値下げをすると、値下げしたことがユーザーに通知されます。

この通知は商品にいいね!をしてくれた全員に送られるため、興味を持ってくれたユーザーに対してこちらから値下げを知らせることが可能です。

こちらから値下げの通知をすることで、余計な値下げ交渉を回避しつつ商品のPRができます。うまくいけば値下げ交渉をせず商品を売れるため、しばらく待っても売れない商品には有効な方法です。

コメント欄に値下げしたことを記載する

5%に満たない値下げを知らせたい場合には、コメント欄の活用がおすすめです。コメントすることで商品にいいね!した人に対して通知が送られるため、値下げを知らせられます。

また、コメント自体はすべてのユーザーが確認できるので、いいね!をしていないユーザーに対してもアプローチできる点は、大きなメリットです。

値下げ通知と違って、自分の希望する値下げ金額を通知できるので、極力値下げせず利益を出したい商品のPRにもおすすめの方法と言えます。

まとめ

まとめ

メルカリでの値下げ交渉は、決して珍しい話ではありません。しかし、だからといって失礼な態度で値下げを要求したり、無理な値下げを強要したりするユーザーに対しては、出品者も対応に困ってうざいと思ってしまいます。

うざい値下げ交渉に対応するためには、値下げ交渉を一律で拒否したり、値下げすること前提で価格を決めておいたりといった方法が効果的です。また、しつこい値下げ要求に対しては、拒否したのちに一切返信しないことをおすすめします。

ただし、値下げ交渉を拒否すると、販売機会が減ってしまったり、新規のユーザーがつきにくくなったりとリスクも多いです。商品ごとに出したい利益や販売の目的に応じて、値下げ交渉に応じるのかどうかを検討してみましょう。

ところで、ビジネスで成功するためには独学よりも体系化された教材やサービスを活用して学ぶ方が結果が早く出ます。

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