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今さら聞けない! ネットショップ開業の基礎知識

開業のハードルが低いといわれるネットショップですが、もちろん誰でも簡単に成功できるわけではありません。ここでは、ネットショップを開業するために必要な知識、手続き等についてまとめていきます。「情報が多すぎる!」「どこから手をつければいいの?」と、最初の段階で行き詰まらないように、準備のヒントにしてください。

まず、実店舗とネットショップの違いを知ろう!

リアルな店舗とネットショップの違いついては、みなさん、なんとなく理解できているでしょう。ネットショップのほうが開業は簡単で、柔軟性のある運営ができると思うはずですが、いくつかのポイントに分けて整理してみます。

準備にも集客にも販売にも、こんなに大きな違いがある

お客様に商品を販売するのは同じでも、そこに至る準備、接客、販売の方法には多くの違いがあります。まず、それを明らかにしておきましょう。

実店舗の場合
自分の土地がなければ、開業したい土地を探して建物を建てるか、テナントビルを探すところから始まります。建てる、借りるが決まったら店内の内装、デザインを行い、商品を仕入れて陳列すれば準備は完了です。

店舗を訪れたお客様は、商品を手に取り、店の人に質問し、購入を決めたらレジで会計します。商品は基本的にお客様が持ち帰ります。

ネットショップの場合
パソコンをインターネットに接続する環境を用意したら、インターネット上にショップを開設するため、土地にあたるスペースを確保します。

スペースを確保したら、実店舗の内装にあたるWebデザインを行い、商品をレンタルサーバーに登録したり、商品ページ作成したりします。この際、商品を説明するテキスト、写真も必要です。

実店舗は、たまたま前を通りかかって入店してくれるお客様もいますが、ネットショップの場合、広告やSEO、SNSの口コミなどで集客をしなければいけません。

ネットショップを訪れたお客様は、商品を比較検討し、購入を決めたら決済に進み、個人情報等を入力します。その後、ネットショップ側で検品、梱包、発送を行います。

開業までの流れも販売方法も、大きく異なることをまず再認識してください。

開業から販売までの基本4ステップ

ネットショップを開設するために必要なものを、4つに分けて説明していきましょう。

1.プロバイダー
ネットショップの開設に限らず、パソコンをインターネットに接続するには、プロバイダーと呼ばれるインターネット接続事業者との契約が必要になります。

また、ネットショップの場合は開設するスペース(実店舗なら土地にあたるもの)が必要になり、それがレンタルサーバーです。

プロバイダーがスペースを用意してくれる場合もありますが、SSL(個人情報・クレジットカード情報などの大切な情報を暗号化して送受信する仕組み) に対応していない、そもそも商用目的での利用が禁止されているなどのデメリットもあるため、レンタルサーバーの利用がおすすめです。

2.レンタルサーバー
ショップを開設するスペースを提供してくれるレンタルサーバーには、大きくふたつの種類があります。

・専用サーバー ひとつのサーバーを丸ごと利用できる
・共用サーバー 複数のユーザーで利用する

それぞれのメリット・デメリットは以下の通りです。

メリット
・専用サーバー(大規模向け) サイトのデザインを含め自由度が高い
・共用サーバー(小規模向け) 低価格で専用のツールが用意されているので、初心者でもかんたんに利用できる

デメリット
・専用サーバー(大規模向け) 高価格でメンテナンスは自分たちで行うため、高度な技術が必要
・共用サーバー(小規模向け) 他の利用者の影響を受ける

ネットショップの開設が初めてなら、低価格で管理も不要な「共用サーバー」がおすすめになります。

また、レンタルサーバーの契約と同時に独自ドメイン も取得します。

ドメインは実店舗での「住所」にあたり、「abc.com」や「abc.co.jp」などお店のURLになる部分のことです。

補足すると、共用サーバー全体で使うドメインを「ドメイン」、世界でひとつだけのオリジナルのドメインは「独自ドメイン」や「オリジナルドメイン」と呼びます。

3. ショッのプデザイン
「2」までは基本的な手続きとなり、それが終わったらショップのデザインを進めていきます。専用のシステムを使い、サーバーに商品ページを作り、見やすく、使いやすく装飾していきます。

4. 宣伝、決済手段
実店舗では、お店の前を通りかかったなどのお客様からの入店(自然集客)もありますが、インターネット上ではそうはいきません。

ネッショップの存在を認知させ、「○○が買えるお店」ということをお客様にアピール、つまり宣伝をしなければいけないのです。

また、決済方法を導入し、配送方法、梱包放送も確認しなければいけません。実店舗での「レジ」にある部分が、ネットショップでは「ショッピングカート」と呼ばれています。

オーダーから発送までの基本的な流れ

ネットショップの決済方法は、銀行振り込み、クレジットカード、コンビニ決済、代金引換などで、オーダーを受けたら決済を確認し、商品の検品と梱包、そして発送になります。

実店舗の場合、商品がどう扱われているか、お客様は目の前の確認できますが、ネットショップはそうはいきません。

親切なネットショップは、オーダーの受付時、梱包状態、発送など、それぞれの過程をメール等で知らせてくれます。

受注管理システムがあれば、オーダーから発送までの間にメールを自動送信してくれる機能もあるので、利用すれば作業負担の軽減につながるでしょう。

作業効率を高める受注管理システム

前述した受注管理システムは、ネットショップ運営者の作業効率をアップしてくれるシステムです。

1. 「受注」 注文を受ける
2. 「決済」 入金の処理(振込があった注文のチェック、クレジットカード決済の処理状況を反映など)
3. 「発送」 商品の出荷指示(配送伝票の印刷、メールでお客様にお知らせなど)

この3つが主な機能としてあげられます。代表的なサービスはCROSS MALL(クロスモール)、ネクストエンジンTEMPOSTAR(テンポスター)などです。

販売管理業務をサポートするため、帳票や納品書・請求書の出力機能などを搭載したサービスもありますが、ネットショップを複数管理する場合、受注管理業務は1つのシステムに統合したほうが効率的です。

実店舗とネットショップ、メリット・デメリットを把握する

改めてネットショップと実店舗のメリット、デメリットを整理しておきましょう。

 実店舗ネットショップ
販売エリア 店舗周辺の地域全国・全世界での販売が可能
お客様の安心感 直接商品を見て、触って確かめられるので安心感がある直接商品を見られないため、写真と実物が違うなどの不安がある
集客方法口コミ、通りがかったなど、自然にお客様が訪れる(自然集客) 自然にお客様が訪れることはほぼないため、集客のための施策が必要(メルマガ、DMなど)
商品の配送基本的に不要商品に合わせた配送方法が必要(大型商品・クール便など)
営業時間開店時のみ販売が可能年中無休・24時間営業 ※注文を受けるためのシステムがある場合
商品の説明やアピール方法お客様自身が実際に手にとって判断、試着や試飲も商品写真や説明文、実際に購入した方からの口コミなどからイメージして判断する
商品への質問店員に直接質問できる電話やメールでの問い合わせ
開業にかかる費用外装・内装費ともにある程度まとまった資金が必要内装費(ネットショップ作成にかかる費用)のみで、人件費も含めて実店舗より低価格で開業できる

上の内容をふまえて、ネットショップのメリットをまとめてみます。

1. 営業時間
実店舗のように営業時間を考慮しなくてもいいため、お客様はいつでも商品を買うことができます。実店舗に比べて、販路拡大の可能性は大きいといえるでしょう。

2. 開店費用
ネットショップ開店にも費用はかかりますが、 実店舗と比較した場合、かなり低予算での開業が可能です。事務所や倉庫は自宅でもよく、陳列する什器や棚も見栄えのいいものは不要です。

実店舗だと、家賃(事務所、倉庫など)が発生し、都内であれば15万~50万程度もめずらしくありません。また、商品を陳列する什器や棚などの用意も必要です。

物理的な制限がないのはネットショップの大きなメリットで、その気になれば海外のお客様にも販売できますし 、スペースを気にせず商品数を増やすことも可能です。

では、ネットショップのデメリットはどうでしょうか。

1. 接客
お客様と直接向かい合って対面接客ができる実店舗と違い、 ネットショップでは、お客様の顔を見ながらの接客はできません。写真の見せ方やテキストを読んで明購入を判断されてしまうのです。

アフターサポートも基本的には電話やメールになるため、きめ細かな気配りが必要です。

2. 価格競争
ネットショップは競合が多く、お客様が簡単に比較できるため、価格競争になりやすいのもデメリットです。

3. 集客
お店を知ってもらうためにPR、集客にも、開業当初は実店舗以上の労力が必要です。リピーターを増やせるかどうかが、安定したネットショップ運営が出来るかを左右します。

Webページ作りの前に、確認したい3つのポイント

ネットショップを始めたいと思っても、最初はどこから手をつければいいのか、わからない人が多いはずです。いきなりWebページのデザインを考えるのではなく、まず、以下にあげる3つのポイントを整理するところから始めてください。

1.目的を設定する

どんなサイトのデザインにしようかではなく、最初にすべきなのは「目的の設定」です。

ひと言でネットショップといっても、「生計を立てたい」と考える人がいれば、「お小遣い稼ぎの副業」もあるでしょうし、「売れたらラッキー」という人もいるでしょう。

目的を設定すると、そこに至るルートも変わってきます。会社を経営している人が、「新しい販路拡大」を目的にネットショップを開業するなら、コストはかかってもしっかりしたシステムを用意しなくてはいけません。

逆に、趣味の延長として「ハンドメイド作品を売りたい」なら、コストのかかる通販システムの用意や、大きなショッピングモールへの出店は不要です。

自分に最適な出店方法を見誤らないためにも、最初に目的を設定しなければいけないのです。

2.担当者のITスキル

目的を決めたら、次は担当者を誰にするかを決めます。ネットショップをやりたいと提案した人が、ITに通じているとは限りません。「たまにネットショッピングを利用して、パソコンは表計算ソフトが使えるくらい」の人が、ネットショップの担当者になってもスムーズは進まないでしょう。

思いつきだけで「あれをしたい、これもしたい」となり、まわりが振り回されてしまう可能性が大きくなります。ブログの経験、写真等の編集の経験は少なくとも必要です。ただ、趣味の延長としてのネットショップなら、ITスキルを含めて、勉強しながら進めてもいいかもしれません。

3.開業資金

3つ目のポイントは「資金」です。スモールビジネスとして始めるにしても、1円もお金をかけずにネットショップを開業するのは現実的ではないし、見やすく、使いやすいサイトを構築するには、それなりにコストが必要です。開業準備の時点でどれくらいの予算があり、それをどこにどう配分するかという視点も持つようにしてください。

ネットショップの開業方法、2つの違いはどこに?

具体的に、ネットショップの開業方法についてみていきましょう。代表的な方法は次のふたつです。

・ショッピングモールに出店する「モール型」
・独自のサイトを構築し、店舗を開店する「ショッピングカートASP(独自ドメイン型)」

それぞれの特徴を知り、自分はどちらを選ぶべきかの参考にしてください。

モール型の特徴とメリット

まず「モール型」から補足していきます。これは、楽天やYahoo!ショッピングなど、インターネット上にあるショッピングモールに出店する方法です。ショッピングモールはデパート、出店しているネットショップはデパートのテナントをイメージするとよかりやすいでしょう。

モール内には「オーディオ > イヤホン・ヘッドホン > ワイヤレスイヤホン 」など複数のカテゴリーがあり、選択するといろんなショップで扱う画像、価格、ショップへのリンクが表示されます。お客様は、価格などの条件で比較できるし、欲しい商品を検索して購入するのも簡単にできます。

ショッピングカートASPの特徴とメリット

「〇〇.com」などの独自ドメインを取り、ネットショップを開業する方法が「ショッピングカートASP(独自ドメイン型)」です。

「モール型」がデパートのテナントなら、こちらは路面店にたとえるとわかりやすいかもしれません。

モールの決まりに縛られることがないので、デザインは自由度が高く、顧客情報もそれぞれの店舗で取得できます。クレジット決済の機能が常備されるカートも増えていますが、自分たちで集客を行うのは変わりません。

それぞれの違いは以下の通りです。

 ショッピングカートモール
初期費用安い   高い
システム維持費安い高い
集客力低い高い
価格競争起こりにくい起こりやすい
カスタマイズしやすいしにくい
リピート購入しやすいしにくい
外部リンクできるほぼできない
SNS連携しやすいしにくい
難易度難しい簡単
粗利益率高い低い
           

では、ふたつのうち、どちらを選べばいいのでしょうか。

それなりの資金があり、集客に手間をかけたくないならモールを選択すればいいでしょう。大手のショッピングモールなら、デパートのテナント同様、出店していればある程度の集客が見込めるからです。

もちろん競争は激しいのですが、それを含めて「勝負できる」と思うならモールがおすすめです。

法人、または個人でも最低月50万円以上の売り上げを目指し、開業時からビジネスとして展開させたいなら、ショッピングカートASPがいいでしょう。実店舗で実績のある商品をネットの販売する場合も、こちらがおすすめです。

理由は、ショッピングカートASPのほうが利益率が高いため、です。集客に手間をかけなくてはいけませんが、最近は集客機能を充実させたサービスもあるため、以前ほどコストはかからなくなってもいます。

売上げが増えれば、サイトの運営に不足している人材を採用できるし、積極的な広告、商品開発への投資も可能になり、ネットショップとして理想的な展開が開ける可能性も高まります。

ショッピングモールのコストをチェック!

続いて、費用面を見てみましょう。

ショッピングモールの例として楽天の「スタンダードプラン(1年契約)」の費用をみると、

初期登録費用が「6万円」、月額出店料が「5万円」、システム利用料が「月館売上高の2.0~4.5%」、登録可能商品数は「2万点」、画像容量は「5GBまで」となっています。

参考:楽天 出店プラン・費用

Yahoo!ショッピングの場合は、初期費用、月額利用料、売上ロイヤルティは無料ですが、その分手数料最低2.5%、アフィリエイトを経由した場合は売上げに応じて費用負担があります。

参考:Yahooショッピング 料金・費用について

また、どちらも広告は別途費用がかかります。

ショッピングカートASPのコストをチェック!

続いて、ショッピングカートASPのコストですが、「MakeShop」の場合、初期費用1万円で月額費用も1万円、手数料が0円なので、モール型よりコスト面では優位です。

機能面はどうかというと、決済、集客、運営、リピート化等はデフォルトで搭載されるため、小規模ショップから大規模ショップまで対応できます。

ショッピングカートASPの一番の問題点はで集客ですが、売れた分だけ手数料が発生する成果報酬で「価格.com」等に掲載できるのは安心材料ではないでしょうか。

失敗したネットショップの3つの共通点とは?

開業するときは「絶対に成功させる」と意気込みながら、現実には、失敗に終わってしまうネットショップも多くあります。

なぜ失敗するのでしょうか?

売り上げが伸びず、失敗に終わったネットショップには、3つの共通点があるといわれています。以下にまとめていきますので、教訓としてネットショップ運営に役立ててください。

1.運営の軸になるコンセプトがない

ネットショップで開業するハードルは、以前より間違いなく低くなっています。無料のショッピングカートもあり、誰でも簡単に、ネットショップのオーナーになれる時代だといえるでしょう。

ですが、簡単になったことと儲かることは決してイコールではなく、コンセプトを固めず勢いで出店したものの、まったく売れずに撤退するケースも増えているのが現状です。成功と失敗を分ける要素はさまざまですが、「しっかりしたコンセプトを立てていたか」が大切なポイントです。

というのも、コンセプトを考えることは「顧客視点でネットショップの運営を考える」ことにつながり、発信するメッセージが届きやすくなるからです。コンセプトがあってはじめてサイトデザインなどの表現、商品の見せ方など、ネットショップの世界観を統一できます。ネットショップの「軸」となるコンセプトなくして、成功はないと肝に銘じてください。

2.集客にまで考えがまわらない

ネットショップを開業する人の多くは、「いいものを扱えば売れるはず」と根拠のない自信を持っています。ところが、実際に開業すると売上げは予想に遠く及ばず、そもそもショップを訪れる人の数の少なさに愕然とするはずです。

理由は「集客」の重要さに思いが至っていないため、です。ショッピングモールへの出店ならまだしも、それ以外の出店方法なら集客は必須になります。人通りの多い場所にある店舗と、路地裏の分かりにくい場所にある店舗では、集客力に大きな違いがあるように、新しいネットショップも集客を徹底しなければ誰にも知られずに終わってしまいます。

開業したばかりで、集客にかける予算も人でもないという場合、集客機能を持つ有料ショッピングカートASPがオススメです。コストを抑えるなら無料のショッピングカートが有利ですが、集客機能には期待ができず、自力で集客しなければいけないため、有料ショッピングカートASPが現実的な選択肢になります。ショッピングモールよりもコストは低く抑えられ、初期費用、月額費用も無料の成果報酬型が多く、お金と人手のリソースを集客に向けられるのもオススメできるポイントです。

3.リピート率の上げる努力をしていない

失敗するネットショップに共通するポイントの3つ目は、「リピーターを獲得できない」です。売り上げを伸ばすには、ひとりでも多くのお客様に来店してもらう必要がありますが、それと同じか、ひょっとしたらそれ以上に大切なのがリピーターの獲得になります。

というのも、初めて訪れたお客様は商品の購入にまで至るかわかりませんが、リピーターはかなりの確率で購入してくれます。売り上げが安定しているネットショップは、リピート率が高いのです。

最初はなかなか手が回らないかもしれません。ですが、ショップの開業と同時に、リピート率を高めるにはどうすればいいかを真剣に考えなくてはいけません。最も一般的なのはメルマガですが、商品を梱包する際、小さくてもいいので手書きのメッセージを添えるなど、出来るとこから始め、コツコツ地道に続けてください。

英国発の「オムニチャネル革命」、3つのケース

最後に、イギリスのネットショップの事例をあげておきます。

実店舗で実績のある有名小売業者が、販売チャネルとしてネットショップを活用し、顧客満足度と売り上げの両方をアップしている例が数多くあります。

Eコマースの台頭があり、実店舗中心だったプレーヤーにも変化が求められいます。複数の販売ルートを持つマルチチャネルではなく、今後は、店舗やアプリなどあらゆる接点において、顧客に最適な購買体験を提供する「オムニチャネル」の時代です。

オムニチャネル革命の成功事例から、ネットショップ運営を成功させるヒントが抽出できるはずです。

1.ジョン・ルイス百貨店チェーンの場合

イギリスの百貨店チェーン、ジョン・ルイスグループは、実店舗とオンラインの販売チャネル融合させる工夫を凝らしてきました。

その戦略で特徴的なのは、ICTを駆使した小規模なデジタルストアを各地方に出店している点です。

デジタルストアにおいては、インタラクティブ・スクリーンを使った商品検索など、最新のICTを駆使した購買体験ができる他、デジタルガイド機能によるナビゲートも可能にしています。

壁の巨大スクリーンには、店内だけでなくオンライン・ショップも含めた、ジョン・ルイスグループ店舗全体の商品情報が流されています。

これは、新しい販路を拡大する店舗というだけでなく、「オンラインショップへの誘導役」としての役割も持たされているのです。

ジョン・ルイスグループ 商品管理・ブランド戦略責任者のピーター・ルイス氏は、「実店舗を1店オープンさせるだけで、つながりのなかった新しいオンライン・ショップ関連マーケットへの扉を開くことができる」と語っています。

ポイントをまとめると、以下のようになるでしょう。

・オンライン販売チャネルは実店舗の代わりではなく、実店舗からオンライン販売へ誘導するようなシステムを構築している。

・実店舗にはオンラインで購入できる商品がディスプレイされ、商品は店舗引き渡し、自宅配送の選択が可能。

・どの販売チャネルて購入しても返品可能。

・販売箇所を特定しないオムニチャネルスタイルをサポートするため、最新かつ柔軟性に富むITシステムを採用。

2.バーバリーの場合

チェック柄のおなじみの英国ブランド、バーバリーは、「ベスト・オムニチャネル販売業者」の称号を受けています。

同社の取り組みは、マルチチャネル・ソフトウェアを活用した「カスタマーサービス」に焦点を置くのが特徴です。店内の在庫は最小限にし、ディスプレイは各アイテム1種類に限定していますが、これには明確な理由があります。

1.点数を絞ることでお客様とスタッフの密なやりとりが必須となり、オンライン・ショッピングでは提供できない購買体験を実現できる。

2.店内在庫はiPadでその場で確認でき、他店舗や倉庫から取り寄せず、マルチチャネル対応管理用ソフトウェアで、お客様の自宅への直接配送も可能。

3.デジタル在庫管理機能を持つ店舗販売システムを構築し、関連商品や他商品の追加販売を実現する。

バーバリー クリエーティブオフィサー主任、クリストファー・ベイリー氏は、「取り組みの背景には、家でオンライン・ショッピングをするときの状況が考慮されています。レジを待たず、クレジットカード片手にソファーに転がりながら買い物が済む。そんな快適さをを実店舗でも実現したかったのです」。

ポイントをまとめると、以下のようになるでしょう。

・オムニチャネル販売でも、お客様とスタッフが「人対人」となるサービス提供が顧客満足度をアップさせる。

・きめ細かな接客対応を行うことで、追加販売などセールスアップの可能性が高まる。

・在庫を最小限に抑え、管理業務を簡素化する。

3.オアシスの場合

「オアシス」は、iPadを積極的に活用することで、お客様にオムニチャネルの購買体験をしてもらう工夫を取り入れています。iPadを使ったPOSで在庫状況を確認し、お客様の自宅まで直接配送するのも可能です。

中心になるのは、マルチチャネル・ソフトウェアテクノロジーです。オンラインで購入した商品を、店舗で受け取るなどの基本的なサービスから、より進んだカスタマーサービスの提供を目指します。

オアシス 代表取締役、リズ・エバンス氏は、「オムニチャネル販売では、お客様に最新テクノロジーを駆使したワクワク感、それぞれに最適化したワンランク上のサービスを提供できるかが大切です」と語ります。

オムニチャネル販売により、ショップ側が大きな投資対効果を得られるだけでなく、より付加価値のあるサービスをお客様に提供することが可能となるのです。

バランスを重視した「マイベスト」を選ぶ

ネットショップを開業するとき、どうしても目先の売り上げ、サイトの見た目を気にしがちですが、最も大切なのはコンセプトを固めること、です。それを怠ると、ネットショップ開業サービスの選択を誤り、売れないだけでなく、サービスの乗り換えで余計なコストがかかってしまうこともあります。

最初から用意できる資金、人出には限界があるなら、余計に、コンセプトと目的を明確にして、最適なネットショップ開業サービスを選ばなくてはいけません。大切なのはバランスです。ぜひこの記事を参考に、準備を進めてください。

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