Amazon(アマゾン)出品で月5万円の副収入?副業初心者は必見!

お給料がなかなか上がらないなか副業を始める人が増えていますが、副業初心者のます。最初の頃はブックオフなどの古本屋さんから安く仕入れた本の転売が主でしたが、現在では本だけでなく、DVDやゲーム、フィギュア、家電、電子機器、ファッション関連用品、食品など、ほとんどすべての品目に及んで人におすすめなのがアマゾン出品です。この記事では、副業初心者でも5万円から10万円のお小遣い稼ぎができるアマゾン出品についてお伝えします。

目次

誰にでもできるAmazonせどりの手順を開設!副業初心者でも月5万円は可能?

消費税が10%になってから2年以上が経ちました。8%より計算が楽な反面、家計への影響は大きく楽ではありません。

また、この頃はいろいろな商品の値上げの報道も目にするようになりました。好景気が続いていると言われていますが、お給料に反映されるまでには至っておらず、とうとう政府もサラリーマンの副業を解禁すると言い始めました。

1か月に3万円から5万円程度収入がアップしたら助かるという人は少なくありません。そうは言っても、副業初心者にとっては、どんな副業を選んだらいいのかよくわからない、いろいろと副業の情報がありすぎて困ってしまう、という人も多いものです。

そんな副業初心者におすすめなのがAmazon(アマゾン)出品です。初期投資は必要ですが、コツを掴めば月に5万円から10万円程度のおこづかいを稼ぐことも可能です。この記事では、副業としてできるAmazon(アマゾン)出品について詳しくお伝えしていきます。

アマゾン出品サービスについて

まず、Amazon(アマゾン)の出品サービスとはどのようなものなのかについてご説明します。

アマゾンで商品を購入した経験のある方は多いと思いますが、どんな商品でもいいので商品ページを開いてみてください。するとその商品ページの中に「この商品をお持ちですか?マーケットプレイスに出品する」と書いてあるボタンがあります。

このボタンから誰でも手軽に出品することができます。このアマゾンのプラットフォームを使ってモノを販売することができる仕組みのことを、アマゾンの出品サービスといいます。

出品方法はとても簡単で、出品用のAmazonアカウントを登録するだけです。登録の際は、メールアドレス、クレジットカード、電話番号、銀行口座番号の情報があればOKです。電話番号は認証用に使います。

アマゾンの出品サービスには、大口出品サービスと小口出品サービスがあります。いきなり大口出品サービスを利用するのは抵抗感も大きいでしょうから、最初は小口出品サービスから始めて、慣れてきたら大口出品サービスに移行するといいでしょう。

Amazonの大口出品サービスと小口出品サービスとは、出品できる商品のカテゴリーや月額登録料と基本成約料などに違いがあります。反対に、両者は商品が売れるごとに販売価格に対して商品カテゴリーごとに決められた割合の販売手数料を支払わなければならないという点で共通しています。それぞれどのような特徴があるのか詳しく見ていきましょう。

まずはアマゾン出品初心者でも始めやすい小口出品サービスから見ていきましょう。小口出品サービスとは、すでにアマゾンに出品されている商品と同じものをマーケットプレイスで販売するサービスのことです。したがって、アマゾンで販売されていない商品は出品することができません。また、出品カテゴリに制限があり、時計・アパレル・シューズ・バッグ・ジュエリー・ペット用品・薬・コスメ・食品&飲料カテゴリーには出品することができません。また、1点注文ごとに販売手数料のほかに100円の基本成約料が必要になります。

次に、大口出品サービスについて見ていきましょう。大口出品サービスを利用するには、販売手数料のほかに月額登録料が4900円必要です。1か月に50個以上販売するのであれば、大口登録をした方がお得です(小口出品サービスを利用して50個の商品を売り上げた場合は100円×50=5000円の基本成約料がかかるのに対し、大口出品サービスでは商品ごとの基本成約料は不要で4900円の月額登録料だけで済むため)。

また、出品数や出品カテゴリーに対する制限は一部しかなく、ほぼすべての商品を無制限に販売することができます。オリジナル商品の販売も可能なうえにデータ分析レポートも利用できるので、将来的には本格的なビジネスとしてやっていきたいとお考えの方は、早めに大口出品サービスへ移行したほうがいいでしょう。

なお、大口出品サービスと小口出品サービスに共通の販売手数料は次の通りです(出品カテゴリーによって変わってきます)。

45%:Amazonデバイス用アクセサリ

15%:本、CD・レコード、ビデオ・DVD、TVゲーム、PCソフト、ペット用品(1商品あたりの売上合計が1,500円を超える場合は商品代金の15%)、文房具・オフィス用品、ホーム(インテリア・キッチン)、ホーム(家具)(1商品あたりの売上合計が20,000円以下の部分には商品代金の15%)、ホームアプライアンス、DIY・工具、産業・研究開発用品、腕時計、ベビー&マタニティ(1商品あたりの売上合計が1,500円を超える場合は商品代金の15%)、その他カテゴリー

12%:服&ファッション小物(1商品あたりの売上合計が3,000円以下の部分については、商品代金の12%)、シューズ&バッグ(1商品あたりの売上合計が7,500円以下の部分については、商品代金の12%)

10%:(エレクトロニクス、カメラ、パソコン)付属品(販売最低手数料は30円)、楽器、ドラッグストア(1商品あたりの売上の合計が1,500円を超える場合は商品代金の10%)、ビューティー(1商品あたりの売上合計が1,500円を超える場合は商品代金の10%)、スポーツ&アウトドア、カー&バイク用品、おもちゃ・ホビー、食品&飲料(1商品あたりの売上合計が1,500円を超える場合は商品代金の10%)、ホーム(家具)(1商品あたりの売上合計が20,000円を超える部分には商品代金の10%)、ジュエリー(1商品あたりの売上合計が10,000円以下の部分には商品代金の10%)

8%:エレクトロニクス(AV機器&携帯電話)、カメラ、パソコン・周辺機器、大型家電、ドラッグストア(1商品あたりの売上合計が1,500円以下の場合は商品代金の8%)、ビューティー(1商品あたりの売上合計が1,500円以下の場合は商品代金の8%)、ペット用品(1商品あたりの売上合計が1,500円以下の場合は商品代金の8%)、食品&飲料(1商品あたりの売上合計が1,500円以下の場合は商品代金の8%)、ベビー&マタニティ(1商品あたりの売上合計が1,500円以下の場合は商品代金の8%)、服&ファッション小物(1商品あたりの売上合計が3,000円を超える部分については商品代金の8%)

6%:ジュエリー(1商品あたりの売上合計が10,000円を超える部分は商品代金の6%)、シューズ&バッグ(1商品あたりの売上合計が7,500円を超える部分には、商品代金の6%)

※一部カテゴリーは自動的にプロモーションが適応されます。

また、販売手数料のほかに、書籍、ミュージック、 DVD 、VHSビデオのカテゴリーではカテゴリー成約料が必要になります。カテゴリー成約料の料金は、書籍が80円、ミュージック・ DVD・ VHSビデオがそれぞれ140円となります。

せどりって何?アマゾンせどりとは?

アマゾン出品を副業として始めるなら、せどりから始めるのがいいと言われていますが、 アマゾンせどりとは一体どのようなものなのでしょうか。

まず、せどりですが、三省堂の大辞林によると、せどりとは「同業者の中間に立って品物を取り次ぎ、その手数料を取ること。また、それを業とする人」とあります。要は、仕入れ値に手数料を上乗せして販売することですね。

このせどりをアマゾンで行うことをアマゾンせどりといい、アマゾンせどりをしている人のことをアマゾンせどらーと呼んだりします。

アマゾンせどりの歴史は、マーケットプレイスが誕生した時に遡ります。最初の頃はブックオフなどの古本屋さんから安く仕入れた本の転売が主でしたが、現在では本だけでなく、DVDやゲーム、フィギュア、家電、電子機器、ファッション関連用品、食品など、ほとんどすべての品目に及んでいます。

市場は世界!21か国とつながるアマゾン輸出

アマゾンせどりの大きな魅力は、出品する商品によっては世界21か国(日本除く)に輸出できるという点にあります。 Amazonは現在、アメリカ、カナダ、ブラジル、メキシコ、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン、オランダ、中国、インド、オーストラリア、アラブ首長国連邦、サウジアラビア、シンガポール、トルコ、エジプト・アラブ共和国、スウェーデン、ポーランド、ベルギー、日本の22か国に展開しています。

アマゾン出品では、市場を国内に限定することができますが、日本以外の21カ国に輸出することもできます。国内販売に限定した場合に比べて市場規模が何倍にも膨れ上がる可能性があるアマゾン輸出は、本格的なビジネスを考えている人にとって魅力的でしょう。世界21カ国の人々が自分のAmazon出品した商品を買うかもしれないと考えるだけでワクワクしてきませんか。

通常は輸出ビジネスを始めるためには英語が必須ですが、アマゾン輸出の場合、FBAというサービスを利用すればまったく英語ができなくても輸出できてしまいます。また、発送も驚くほど簡単にできるので、輸出ビジネスに興味がある人はぜひ挑戦してみましょう。

Amazon(アマゾン)せどりで副業を始めるにあたって必要な準備

ここまでお伝えしてきたように、 アマゾンせどりは誰でも簡単に始めることができ、しかも日本を含めて世界22か国の人々と取引できるビジネスになりえます。

しかし、誰にでも簡単に始められますが、出品しさえすれば売れるというわけではありません。出品したものを買ってもらうためにはそれ相応の準備が必要です。ここからは、副業としてアマゾンせどりを始めるにあたって必要な準備について見ていきましょう。

Amazon出品初心者に必要な環境を整える

まず、 アマゾンせどりを始めるにあたって必要な環境を整えましょう。

インターネット接続環境とパソコンは必須です。タブレットやスマホだけでもできないわけではありませんが、パソコンを使わないと手間と時間が何倍もかかってしまいます。

インターネット接続環境さえ整っていれば、パソコンはデスクトップでもノートパソコンでもどちらでも構いません。出品するだけなら低いスペックのパソコンでもできるので、安い中古品でも全く問題ありません。パソコンの基本的なスキルさえあれば大丈夫です。

パソコン以外に必要なものは、伝票などを印刷するためのプリンター、インターネットバンキングができる銀行口座、アマゾンせどり専用のメールアドレス、登録時に必要なクレジットカードです。

プリンターはA4サイズが印刷できるものであればよいので、家庭用プリンターで十分です。

出品数が増えてくると、アマゾンやユーザーとのやり取りが多くなってきます。ヤフーメールやGmailなどでいいので、アマゾンせどり専用のメールアドレスを用意しておきましょう。

Amazon出品初心者の商品の仕入れはどうすればいいの?

次に、商品の仕入れについて見ていきましょう。Amazonせどりで利益を出せるかどうかは、仕入れにかかっていると言っても過言ではありません。

Amazon(アマゾン)出品初心者が成功するための仕入れの秘訣は、次の2点です。

●回転率の高い商品を仕入れる
アマゾンせどりを成功させるためには、商品が売れるという経験をすることが大事です。そこで、まずは本やゲーム関連グッズなど回転率の良い商品から始めることをおすすめします。これらの商品を扱うメリットは、仕入れに必要な金額が少なくてすむにも関わらず利益を出しやすい点にあります。

CDやDVDも安く仕入れることができますが、回転率が悪いので初心者には難しいでしょう。

●利益率が高い商品を狙う
家電、AV機器、スマホ、パソコンなどは利益率が高いです。これらの商品は、販売手数料が安く、商品単価も高いことが理由です。

仕入金額は高くなってしまいますが、資力に余裕がある方はこのような高額商品から始めるのもいいでしょう。しかし、高額商品は売れ筋の見極めが必要なので、初心者にはリスクが高いです。

まずは安く仕入れられる本やゲーム関連グッズを多く扱って、手元資金を増やしてから、徐々に高額商品を扱っていくようにすることが、安全にビジネスを成長させるためのポイントです。

なお、失敗しないために、仕入れに求められる次の3つのスキルも身に着けておきましょう。
・売れ筋商品のリサーチ方法
・安全・確実にかつ安く仕入れられる仕入れ先の選び方
・少ない投資で高額リターンを得るためのお宝商品の探し方

海外のeBayやAmazonを利用すれば国外からも仕入れが可能!

アマゾンせどりの草創期は、せどらー達の多くが国内限定で仕入れを行なっていました。しかし、最近では海外のアマゾンやeBayなどで仕入れて、国内のアマゾンで販売する「海外アマゾンせどり」を行う人が増えています。

海外のサイトを利用したせどりとは、日本のアマゾンで販売されている商品と同じものでより安く売られているものを海外のアマゾンやeBayで仕入れて売ることです。

海外からの送料アマゾン手数料を払っても、なお利益が残る商品を仕入れることができれば成功です。海外せどらーの多くが、Amazon出品で10%から15%ほどの利益を最終的に確保しています。

Amazon副業はFBAを利用して業務を効率化しよう!

不用品をヤフオクやメルカリなどで出品したことがある人の中には、梱包作業や発送作業が面倒くさいと感じたことがある人が多いのではないでしょうか。

アマゾン出品を個人で行うためには梱包や発送を自分で行う必要があると考え、アマゾン出品を始められない方もいらっしゃるかもしれません。しかし、アマゾンにはfulfillment by Amazon(FBA)というサービスがあります。

このFBAを利用すれば、少し作業するだけであとは自動的に売り上げから手数料を引いた金額が口座へ振り込まれてくるようになります。

いったいこの夢のようなFBAというサービスはどんなサービスなのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

FBAを利用すると発送、返品、返金対応をアマゾンが全部やってくれる

このFBAというサービスとは、出品手続が済んだ商品をアマゾンの倉庫に送っておけば、あとは商品の保管・購入者への発送・アフターフォロー・一部の問い合わせへの対応をアマゾンがすべて請け負ってくれるというものです。

発送・問い合わせ・返品対応など出品にかかる一連の手続きの全てを自分でやるとなると、かなりの手間と時間がかかってしまいますが、FBAを利用すればこれらを全てアマゾンが行ってくれるので、煩わしい作業に悩まされることなくより手軽に出品できるようになります。

FBAを利用すると在庫の保管もしてくれる

在庫の置き場所は、個人でアマゾン出品ビジネスを始める時の悩みの1つです。通常は自宅に商品を保管することが多いと思いますが、大きな段ボール箱が何箱も部屋の隅に積みあがっていると部屋が狭くなってしまいます。

FBAならアマゾンの倉庫を利用することができるので、在庫の保管もアマゾンが行ってくれます。また段ボールなどの梱包材もアマゾンで用意してくれるので助かります。

FBAのメリットとデメリット

FBAには自分で商品の発送・返品手続きをしたり保管場所を確保したりする必要がなくなるだけでなく、通常配送料が無料になったり、検索結果が上位で表示されやすくなるというメリットもあります。

購入者は同じ商品なら通常配送料がかからない方を選ぶでしょうし、検索結果が上位に表示されればより消費者の目につきやすくなります。

FBAを利用すれば、これらのメリットを享受することができます。

その一方で、FBAを利用するためには在庫保管手数料と配送代行手数料が別に必要です。これらの手数料の分だけ商品の値段を上げざるを得ないため、価格面での競争力が落ちてしまいます。これは、FBAを利用するデメリットと言えるでしょう。

ある程度ビジネスとして利益を出せるようになってきてから、FBAの利用を検討したほうがいいでしょう。

Amazon出品を副業として行うときのメリットとは?

ここまでアマゾン出品についていろいろとご紹介してきましたが、実際に副業としてアマゾン出品を行うとどんなメリットがあるのでしょうか。ここからはアマゾン出品を副業として行う場合のメリットについてご説明していきます。

Amazon(アマゾン)出品を副業にするメリットは出品の相乗りができること

Amazon(アマゾン)のほかにも楽天やヤフオク・メルカリなど個人で売買して利益を出すことができるサイトは数多くあります。また、自分でネットショップサイトを立ち上げてビジネスを行っている人も多くいます。

しかし、アマゾン以外ではサイトの見栄えや写真の写り具合といった商品価値以外の部分にも配慮が必要なため、副業初心者には敷居が高いです。

アマゾンなら、すでに出品されている商品と同じ商品を販売することで、出来上がっている商品ページに相乗りして出品することができます。自分で新たに写真を撮影したり、商品説明を書くといった手間がかかりません。このシンプルな仕組みは、副業初心者にとっては大きなメリットです。

Amazon(アマゾン)出品を副業にするメリットはアマゾン出品なら小資本から始められること

副業にもいろいろありますが、初期投資に多額の資金が必要な副業を始めてしまうと、そう簡単には止められません。せめて初期投資分だけでも回収しようと、自分に合わないことをずるずると続けて時間を無駄にしてしまう人も少なくありません。

その点、Amazon(アマゾン)出品なら小資本から始めることができるだけでなく、たいていの場合、時間を掛ければ最低限の売り上げは確保することができます。また、値段を下げるだけで売れるようになることも少なくありません。

アマゾン出品は、家にある不用品から始めることができるお金のかからない副業なのです。

Amazon(アマゾン)出品を副業にするメリットは出品してしまえば放置もOKなこと

自分で何かものを売るために実店舗を開いていると、営業時間中はお店に居なくてはいけません。また営業時間が終わった後も、帳簿の整理や明日の仕入れなどをしなければいけません。

ところが、Amazon(アマゾン)なら最初の出品作業さえしておけば、あとは売れるのを待つだけです。さらに、Amazon副業にFBAを利用すれば、自分がやることは商品を預ける作業だけになり、販売と出荷もすべてアマゾンが24時間体制でやってくれます。商品の補充さえしておけばいいという点では、Amazon副業はまるで自動販売機のようです。

Amazon出品は副業初心者もできる

会社員の仕事をしながら終業後や休日等に副業をするケースも増えています。世の中にはさまざまな手段がありますが、Amazon出品は初心者でも気軽に始められる副業として注目されています。

そうはいっても実際に始めてみなければメリットやデメリット、向き不向き、自身にとっての課題など分からない部分も多いでしょう。その点Amazon出品の副業は少額から始められるため、まずは試しにやってみて合わなければすぐに撤退することも可能です。

Amazon出品の副業にもデメリットはある

ここまではアマゾン出品の副業のメリットについてみてきましたが、アマゾン出品にもデメリットがあります。ここからは、アマゾン出品のデメリットについて見ていきましょう。

Amazon(アマゾン)出品を副業にするデメリットはアマゾン出品は価格競争が激しいこと!

アマゾン出品には、価格競争に陥りやすいというデメリットがあります。同じ商品を売るときに、楽天などほかのサイトや、デパートなどの実店舗では、価格のほかにサイトの見栄えやお店の雰囲気といった、価格以外の要素で勝負することができます。

しかし、すべての出品者が同じ商品を同じページで販売するアマゾンのシステムでは、他の出品者との差別化を図れるのが、価格と商品の状態説明しかありません。

商品の状態に差がつく中古品であればまだしも、新品の場合には、商品の状態はどれも全く同じなので、どうしても売りたいときは価格を下げる以外にありません。

当然安い方が売れますが、安く売るということはそれだけ得られる利益も少なくなるということです。

本格的なビジネス展開には初期の運転資金も必要!

アマゾン出品で月100万円の利益を上げている人もいますが、10%の利益率で100万円の利益を出すためには、1000万円の売り上げが必要になります。ということは、仕入れ額もそれ相応のものになるのは言うまでもありません。

お小遣い稼ぎ程度であれば、それほどリスクなく始められますが、本格的なビジネスとしてやっていこうと考えるのであれば、相当の運転資金が必要になってきます。

また、規模が大きくなると自分1人では運営が難しくなるので、組織化も考える必要が出てきます。

アマゾン出品は着実に行えば確実に利益が出せるビジネスモデルですが、単純な作業が多いので、単純作業が苦痛な人には相当つらい作業になってしまいます。

また、他社から仕入れた商品を転売しているだけでは、得られる利益に限界があります。本当に大きく儲けたいと考えるのであれば、自社のプライベートブランドを販売するべきだと、アメリカの著名Amazonせどらーのセス・クニープ氏は主張しています。

お小遣い程度であれば単純作業を繰り返していけば十分ですが、大きく儲けるためにはそれなりの手間と投資が必要になるということは頭に入れておきましょう。

アマゾン出品のデメリットは手数料がかかること

アマゾン出品のデメリットは、様々な手数料を取られることです。手数料を考慮したうえで値付けをしないと、赤字を出してしまうことになるので気を付けましょう。

アマゾンに出品するときに必要になる手数料には次のものがあります。

基本成約料(小口出品のみ。1成約あたり100円)
月額基本料(大口出品のみ。月額4900円)
販売手数料(販売カテゴリーによって8%~45%)
カテゴリー成約料(書籍、CD、DVD、VHSビデオ)

さらにFBAを利用すると、配送代行手数料と在庫保管手数料が必要になります。ここで気を付けなくてはいけないのは、在庫保管手数料です。長期間売れずに在庫として残っている商品があると、思っていた以上に在庫保管手数料が高額になることがあります。値段の調整などをして、在庫は早めに売り切ってしまうことが大切です。

Amazon出品で初心者が陥りがちなこと

・最初から大きな資金をつぎ込む
・競争が激しい商品ばかり扱う
・全て無料情報や独学で学ぼうとする

本格的にAmazon出品に取り組むのはもちろん素晴らしいことですが、事業の方向性を間違ってしまうと、せっかくの努力が無駄になってしまうおそれもあるので注意しましょう。時間や資金を効率的に使うためにも、実際に取り組んで成功している人から学ぶのも1つの方法です。

せどりで失敗しないために

せどりを始める方のほとんどは、持続して上手く収益を増やしたいと考えるのではないでしょうか。初めてせどりを行う上で失敗しないために、注意しておくべきポイントがあるので参考にしてみてください。

・ランキング以外でも分析を行う
・価格差だけで仕入れしない
・偽物の商品は避ける
・価格設定は慎重に行う
・情報を元に仕入れを行う
・アカウントが停止しないように注意する

上記の6項目を紹介していきます。

ランキング以外でも分析を行う

ランキングが高ければ商品が売れているとは限らないことを頭の片隅に入れておきましょう。ランキングが高い商品でも1ヶ月で、1個しか売れていない商品もあるのです。

AmacodeやDELTAtracerを活用して商品の分析を行う際には、情報を正確に精査することが重要です。販売数や価格推移を確認し、競合の有無を把握することで失敗する確率を最小限に抑えられるでしょう。

価格差だけで仕入れしない

せどりを始めたばかりの方は、意識してツールを活用すると良いでしょう。Amazonで高値で販売している商品は、販売実績が無い場合があります。

例えば定価600円の商品がプレミアム品で、一方は3000円という高値で出品、もう片方は1200円という高値で出品している場合、1200円で仕入れて3000円で販売できると考えてしまう訳です。

どちらも販売実績は無い可能性があるので、販売している価格差だけで仕入れを行ってしまえば、失敗してしまう可能性があるのです。

AmacodeやDELTAtracerのようなツールを活用し確認することで、販売実績をより明確に知ることができます。せどりを始めたばかりであれば、ツールを意識して活用することで未然に防ぐことが可能です。

偽物の商品は避ける

ブランド品などは初心者の目利きでは、偽物かどうか判断するのは難しいでしょう。ヤフオクやメルカリなどのサイトでは、個人で出品している方が多いため、偽物の商品が出品されているケースがあります。

本物かどうかの見極められない商品は、購入を避けるのが無難でしょう。出品者自身も偽物とは、知らずに出品している場合もあるため、判断が難しければ手を出さずに避けておきましょう。

価格設定は慎重に行う

価格設定をする際は、慎重に行う様に心掛けましょう。誤って仕入れ値よりも少額に設定し、購入されてしまうと思わぬ損失に繋がってしまいます。自動の価格設定ツールを活用している場合でも下限を設定していなければ、価格が大きく下がる可能性があるので注意が必要です。

Amazonの場合は価格を大きく変更すれば、自動的に設定ミスと判断してくれます。Amazon側で出品を自動停止を行い、メールで知らせてくれるので安心です。ですが価格設定をする際は、十分な注意が必要なのは変わりありません。

情報を元に仕入れを行う

せどりに慣れていない方は商品の価格差や出品者数、回転率を考慮し、収益化しやすい商品を仕入れるようにしましょう。偏った情報だけで仕入れてしまうと、利益を生み出すのは難しいです。利益を生み出す上で明確な根拠を元に仕入れを行うのが重要です。

仕入れをした商品が価格競争に発展することや、新商品が発売になり価格が下落してしまうなど、情報が無ければ起こり得るのです。価格差や出品者数、回転率を正しい情報を統合させて仕入れを行うのが、利益を生み出す近道と言えるでしょう。

アカウントが停止しないように注意する

Amazonで販売を行っている場合、出品した商品の配慮が必要です。商品を販売していることで、商標権や著作権などの知的財産権への侵害をしている場合、あるいは偽物の商品を販売してしまった場合に、アカウントの停止処分を受けてしまいます。

またAmazon出品の商品を自分で発送している場合も注意が必要です。商品の出荷遅延率や出荷前キャンセル率、注文不良率、追跡可能率など、3項目のアカウントヘルスに悪い評価が続いてしまう場合も、アカウントが停止する原因となる可能性が高まります。

アカウントが停止してしまうと販売できないのはもちろん、売上入金も90日間止まってしまうため、せどりを行えなくなってしまうのです。

自分が販売している商品に偽物や、知的財産権の侵害がないかの確認を怠らないのと、アカウントヘルスを健全に保つことが重要です。Amazonのアカウント停止処分を貰わないように、最善の注意を払う必要があります。

自身の対策だけでは不十分であると感じる場合は特許情報プラットフォームで知的財産権を調べることや、専門のアカウント停止予防サービスもあるので、取り入れるようにしましょう。

まずはアマゾンに出品してみよう

この記事では副業としてアマゾン出品を始めたいと考えている人のために、 アマゾン出品についていろいろとご紹介してきました。

副業として何かを始めることは、それがどんなものであっても大変なものです。アマゾン出品は、副業の中では比較的労力と時間を抑えつつ利益を出すことができる副業といえるでしょう。

Amazon副業も最初は作業内容がよく分からなかったり調べものがいろいろあったりと大変ですが、まずはとにかく1つ目の商品を出品してみましょう。家にある不用品や、ブックオフで仕入れてきた100円の本で構いません。実際に出品しながら学んでいきましょう。副業は最初の一歩を踏み出すことが大切です。

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この記事を監修した人

ビジネスのノウハウを実践ベースで徹底的に追求するのがアクシグ。
世界で最も専門的で網羅的なコンテンツを提供し、ノウハウを惜しげもなく提供していきます。

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