PSVRは販売当時非常に画期的な商品であり、生産される度に売り切れが続出していました。買いたかったのに何度も抽選に落ちたという人も多いでしょう。
そんなPSVRをいち早く入手し、転売することで一儲けしようとした人たちが所謂転売ヤーです。この人気商品の転売は、非常に儲けが出ると言われた一方で、モラルに反すると問題視されていました。
転売ヤーはどれだけの人が成功したのか、どれだけ儲けることができたのか、今回はPSVRの転売騒動からトレンド商品を転売する際の成功の秘訣を紹介します。転売で大きな利益をあげたいと考えている人はぜひ目を通してみてください。
Contents
PSVRについての基本情報
どんな転売にも言えることですが、商品に対する知識がなければ成功は見込めません。具体的な転売騒動の詳細の前に、まずはターゲットとなったPSVRについて詳しく解説していきます。
PSVRがどんな商品でどんな販売方法をされ、現在は同販売されているかを紹介していきます。トレンド商品の転売を狙っている人は参考にしてください。
PSVRについて
PSVR(Play Station VR)はソニーが2016年に発売したPlay Station用の周辺機器です。
VR(Virtual Reality)という次世代的なシステムが当時の家庭用ゲームユーザーを熱狂させました。
PSVRはヘッドセットの要領で頭に装着して使用します。立体的な画面をみることで、まるで実際にそこにいるかのような仮想空間を体験することができる仕組みになっています。
頭を傾ければその方向に視点が動き、ヘッドセットで外界からの情報はほとんど遮断されているため、今までの家庭用ゲーム機とは全く違う臨場感とリアリティのあるゲームプレイが可能になりました。今まではフィクションにしかなかった体験を実際にできるということで、販売当初から大きな話題になったのがこのPSVRなのです。
PSVRの販売当初
販売当時の定価は約45,000~50,000円程でしたが、その話題性から購入者が殺到し初日から売り切れが続出しました。家電量販店にずらりと行列が並ぶ光景を覚えている人もいるでしょう。
発売元の生産が追い付いていないこともあり、生産ができたものから抽選販売を行うといった方式で販売されていました。このように、需要に反して供給が全く釣り合っていない状態がしばらく続いたのです。
それに目を付けたのが転売ヤーで、あらゆる手段を用いて手に入れたPSVRをオークションなどで販売したのです。中には定価の2倍以上の価格で販売されていたものもありましたが、当時はそれでもすぐに買ってプレイしたいからと購入する人が後を絶ちませんでした。
このような事情も手伝って、PSVRの転売は大きな利益をあげることができたのです。同時に、購入できなかった人たちからの自分本位な転売ヤーに対する非難も相次ぎました。
現在のPSVRの現状
現在では供給も完全に追いついたため、定価や中古で簡単にPSVRを購入することができます。PSVRは確かに画期的な商品ではありましたが、その利用方法や操作性、VR技術がまだ発展途中ということもあり、人を選ぶ商品でもありました。
そのため一時期のブームは鳴りを潜め、当時と比べれば市場価値も大きく低下しています。ただし今後新型のPSVRが開発される可能性もあるため、VR市場自体が完全に終了したわけではないと言えるでしょう。
転売に関しても、今ではどこでも購入できるため大きな利益をあげることは難しいです。一部マニアには需要があるため売り方次第ではまだ利益を出せる可能性はありますが、以前のように躍起になって転売を行うほどのメリットはないのです。反面、PSVRを転売しても以前のような非難はこないとも言えます。
PSVR転売の成功例と失敗例
では実際にPSVRの転売を行った転売ヤーたちはどの程度利益を上げることができたのでしょうか。中には失敗した転売ヤーもたくさんいます。
続いては、成功例と失敗例から見る転売ヤーの儲けについて紹介していきます。トレンド商品の転売で成功すればこれだけの利益になるという参考にしてください。
PSVR転売の成功例
PSVRの定価は約50,000円、正確にはカメラ付きタイプが49,980円(税抜き)でカメラなしタイプが44,980円(税抜き)です。これがオークションなどの転売価格では70,000~80,000円、中には100,000円近い価格の商品も存在しました。
すると単純計算で最低でもPSVR1台あたり平均20,000~30,000円程の利益が出たと考えられます。利益率でいえば40~60%であり、そこから諸費用を引いたとしても非常に高い利益を得ることができた商品と言えるでしょう。
通常、余りに定価とかけ離れた商品は購入されないため、そのような値付けをしていては利益を上げるのは難しいです。ですが当時はPSVRの需要と供給のバランスが崩れており、たとえ高額でも欲しいと思っていた購入者がたくさんいたため、この商売が成立しました。
PSVR転売の失敗例
転売の活性化と共に現れた転売ヤーが問題視され、この事態を重く見たゲームメーカーは早急な対応に追われました。そこでどんどん商品を追加生産し、供給を安定させることで高額な転売商品に手を出させない方法を取ったのです。
結果として日を追うごとにPSVRの供給が追い付き、次第に価格の高騰も抑えられていきました。すると他者の成功体験を聞いて後から始めた転売ヤーや、大きな利益を出そうとして大量に在庫を抱えていた転売ヤーは商品が売れずに大損をすることとなったのです。
PSVRのようなトレンド商品を転売する際の注意点
今回はPSVRを例に出しましたが、いわゆるトレンド商品ではほぼ毎回似たような販売や転売のされ方が行われています。そのため注意点もある程度共通しており、事前に知っておけば大きな損を避けたり一定の利益を上げることができるでしょう。
続いては、トレンド商品の転売時に気を付ける点について紹介します。大きな利益に目がくらんで失敗しないように、この項目で紹介する内容をしっかり覚えておきましょう。
トレンド商品の転売はスピードが命
流行るのも廃れるのも早いトレンド商品の転売において最も大切なのは、販売されてから転売するまでのスピードです。商品の需要は販売直後が最も高く、時間が経つにつれて供給が追い付いてきたり気持ちが落ち着いてきたりで購入者が減っていきます。
ですので、トレンド商品を転売する際は、その商品の販売時期や予約可能日、どこでどのくらい販売されるのかを事前に頭に入れておきましょう。少しでも遅れてしまうと申し込みが定員に達して買えないということも多いので、とにかく最速で行動しましょう。
販売当日に入手できても安心せず、すぐに出品するようにしてください。とにかく早ければ早いほど商品は高い値段で、かつ沢山売れるので、迅速な行動を心掛けてください。
確実に入手できる保証はない
これらのトレンド商品は販売前から品薄が確定していることが多いため、基本的には抽選による販売が主になります。そのため仮に予約可能日に最速で予約したとしても、確実に購入できる保証はありません。
確実性を上げるためには複数の店舗での予約や抽選権の獲得が有効ですが、それでも絶対に購入できるという保証があるわけではありません。また、複数店舗での抽選にしても全ての会場の抽選に参加できないので、一人ではどうやっても限界があります。
需要がある商品というのはそれだけ購入が難しい商品ということでもあります。なるべく購入できる確率を高めつつも、購入できないケースも頭に入れておきましょう。
転売規制に気を付ける
前述の通り、購入が困難な商品を高額で転売する行為は当初から問題視されていました。そのため高額転売を禁止するといった対策をとるメーカーも増えてきています。
現時点では全てのマーケットで販売規制がかかっているわけではありませんが、今後はこういった規制によって高額転売自体が行えなくなる可能性もあります。トレンド商品の転売ルールや規制に関しては常に最新の情報を仕入れるようにしてください。
転売ヤー騒動と転売の基本
トレンド商品は高い需要があるので、転売すれば効率的に儲けを得ることができます。一方で、ただでさえ少ない供給数なのに、それに拍車をかける転売行為を非難する声があることもまた事実です。
転売騒動を元に、本来の健全な転売の方法やマインドについて考えてみましょう。なるべく非難されずに転売がしたいという人は勿論、転売についていいイメージを持っていないという人もぜひ目を通してください。
転売=悪ではない、ただし人に迷惑をかけてはいけない
転売ヤーによってすっかり転売=悪のイメージが根付いてしまいましたが、転売という行為自体は決して悪いことではありません。本来の転売というのは安く仕入れたものを欲しい人に売ってマージンを得ているだけです。
販売店は商品が売れて喜び、消費者は商品が手に入って喜ぶ、そして自分は差額を利益として受け取って喜ぶ。本来転売と言うのは全員がWin-Winの関係になる素晴らしいビジネスモデルなのです。
今回問題になったのは、ただでさえ手に入りにくい商品を転売ヤーが自分の利益のためだけに独占してしまい、本当に欲しい人達に商品が行き渡らなかったことです。これでは商品を購入できない消費者はもちろん、商品が買えないことによるトラブル対応に追われる販売店側も不利益を被ります。
転売は犯罪ではありませんが、度を越した行動は社会的に大きなバッシングを受けることとなります。自分の利益だけを考えず、節度をもった転売ビジネスを行ってください。
トレンド転売は市場チェックを徹底する
トレンド商品の転売は、商品が流行り出す前に仕入れて廃れる前に売り切るのが理想です。PSVRは比較的わかりやすいトレンド商品でしたが、急に需要が増えるタイプのトレンド商品もたくさんあります。流行り廃りを見分けるためには、日々の市場チェックが必要不可欠です。
転売業務はただの単純作業だと思われがちですが、実はこの市場チェックが転売の成否を分けると言っても過言ではありません。地道な市場チェックを行い、トレンド商品の転売タイミングを逃さないようにしましょう。
トレンド商品の転売を行うメリット
トレンド商品の転売は、タイミングを読んだり商品を見つけるのが難しかったりと、通常の転売よりも難易度が高いといえます。しかしその分メリットも大きいので、トレンド商品が発生するたびに各所で転売が行われています。
続いては、トレンド商品の転売を行うメリットについて紹介していきます。通常の転売との違いを知るという意味でも大切なことですので、頭に入れてください。
高い利益率
トレンド商品の転売を行う上で最大のメリットがこの利益率の高さです。転売はどれだけ安く仕入れて高く売れるかで利益率が決まってきますが、需要が高く、高い価格設定が可能なトレンド商品はその分利益率も高くなります。
例えば前述したPSVRであれば、1台の販売で数万円、利益率にしてみれば40%を超える破格のパフォーマンスを発揮しました。通常の転売では利益率は数%~十数%程度が一般的であり、トレンド商品と同等の利益を上げるためにはそれなりの数を転売する必要があります。
そもそも供給が足りている商品であれば、わざわざ定価より高いお金を出して転売商品を買う人はいません。供給が需要に追い付いていない転売商品だからこそこれだけ高い利益率を叩き出すことができるのです。
リスク管理が容易
転売を行う上で最も懸念すべきリスクは在庫です。商品は転売できてはじめて利益になるので、在庫を抱えているとそれだけ利益が減るどころか赤字にもなってしまいます。
在庫は管理するにも処分するにもコストがかかりますが、一般的な転売では少数の仕入れでまとまった利益を出すのは難しいです。そのため転売を行う時は予想販売数と在庫リスクを天秤にかけながら、仕入れ数を考えなければいけないので非常に大変です。
ですがトレンド商品は高い需要によってすぐに商品が売れます。一般的な転売に比べて在庫を抱えるリスクが圧倒的に低いので、大量に仕入れても在庫に怯える心配が少ないのです。
トレンド商品は度々出現する
トレンド商品はいずれ廃れていきますが、すぐに次のトレンド商品が生まれてきます。情報の共有が容易な現代社会においては、規模の大小はあれ常に何かしらのトレンド商品が出現していると思っていいでしょう。
沢山のトレンド商品があるということは、それだけビジネスチャンスも多いということです。1つの商品で失敗しても次のトレンド商品が生まれるので、次々にチャレンジしていけます。
日々のニュースやインフルエンサーの動向に注意を払い、次のトレンド商品を予測することができれば大きな利益を上げることができます。チャンスがたくさんあり、当たれば大きいのがトレンド商品転売の大きなメリットと言えるでしょう。
トレンド商品を転売するポイントについて
トレンド商品の転売を行う際には、これから紹介するポイントをよく覚えておきましょう。トレンド商品を見つけやすくなるのはもちろん、利益を増やしたり損失を減らしたりできるので非常に重要なポイントとなっています。
慣れるまでは大変ですし利益を出すのも難しいですが、コツをつかめば一気に大きな利益を挙げられます。ぜひ参考にしてください。
日々のトレンドを追う
トレンド商品は突発的に出現します。経済の動向、新商品の販売、インフルエンサーの発言などがきっかけとなって爆発的に商品が売れだすこともあるのです。
これらのトレンドに敏感になれないとトレンド商品に気づくのが遅れて、参入した時にはすでに他のライバルが転売済みということにもなってしまいます。毎日情報を収集する習慣をつけて、トレンドをいち早く察知できるようにしましょう。
その際、情報源はなるべく多い方が多方面からの情報が入ってきやすくなるので、テレビやSNSだけでなく、多方面に対してアンテナを張っておきましょう。
トレンド商品の関連商品も狙い目
トレンド商品は入手が難しい場合もあります。そんな時はトレンド商品に関連した商品も狙い目です。
例えばPSVRであれば、PSVR本体は手に入らなくてもカメラは比較的入手しやすいです。また、PSVRを使うためにPlay Station4も購入者が増えることが予想されるので、そちらの転売を行うという方法も取れます。
このようにトレンド商品だけでなく、その関連商品までまとめて転売対象にすることでビジネスチャンスを増やすことができます。トレンド商品が手に入らなくても実践でき、利益の安定化にもつながるので積極的に挑戦してみましょう。
トレンドの廃れにも敏感になる
トレンド商品の転売で利益を上げるには、トレンドが廃れるタイミングを見極めることも重要です。せっかくたくさん売れて利益を出せても、流行りが終わってしまい在庫を抱えてしまったら差し引きマイナスになってしまうからです。
どんなに流行っていてもトレンド商品には必ず終わりの時が訪れます。そのタイミングを見極め、トレンドが終わる前に在庫を捌く必要があります。
トレンドが廃れるタイミングとしては供給が十分に追いついたり、一通り話題になって新しい話題が出なくなった頃が潮時です。仕入れた商品が売れているからと安心せず、このトレンドがいつまで続くのかを冷静に分析して仕入れ量と販売価格を調整していきましょう。
まとめ
今回例に出したPSVRは、画期的な商品だったこともあり、トレンド商品としても非常に有名になりました。ですがここまで大規模なものでなくても、トレンド商品と言うのは常に存在しています。
市場の動向を常にチェックして流行りそうな商品をいち早く発見することが、トレンド商品の転売で成功するための鍵です。アンテナを多方面に張り巡らせ、世間の流行り廃りに敏感になることがトレンド商品転売で成功する第一歩と言えるでしょう。
もちろん利益を追求しすぎて、PSVRの時のようなモラルに反する転売を行うのはおすすめできません。あくまで関わった人全てがWin-Winの関係でいられる転売ビジネスを目指してください。
ところで、ビジネスで成功するためには独学よりも体系化された教材やサービスを活用して学ぶ方が結果が早く出ます。
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