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電脳せどりとは?コツについて徹底解説!

電脳せどりとは、実店舗で仕入れを行うせどりと違い、ネットやオンラインサービスを使って仕入れと販売を行うせどりのことを指します。せどり初心者や初めてせどりに挑戦しようとしている人には、パソコン一つあれば出来るのは手軽で魅力的です。

実際に副業としても人気もあり、ネット上で仕入れが出来る手軽さからビジネスパーソンでも始めやすい電脳せどりですが、稼ぐためにはコツが必要なビジネスモデルでもありますので、今回は電脳せどりについて詳しく説明していきます。

電脳せどりのメリットとは?

電脳せどりのメリットは大きく分けて下記の2点になります。

・短い隙間時間でも仕入れが出来る
・金融商品と比べて急激な値下がりのリスクが少ない

それぞれのメリットについて詳しく解説していきます。

短い隙間時間でも仕入れが出来る

先述したように電脳せどりはネットやオンラインサービスを使った仕入れなので、通勤や休憩などのちょっとした時間に仕入れが出来るという魅力があります。店舗に行って仕入れるのは時間的拘束が長いので、少しの時間をうまく使って仕入れが完結できるのは非常に便利です。

また主婦や学生さんの場合なら、家事や講義の合間にパソコンやスマホを使って仕入れが出来ますので、うまく行けばパートやアルバイトをするよりも短時間で高収入を得ることが出来ます。

金融商品と比べて急激な値下がりのリスクが少ない

副業ではFXや株取引などもよく例に上がりますが、景気や事業展開による大幅な価格下落は珍しくありません。しかし電脳せどりでは実物の商品を扱いますので、急激な値下がりは比較的起こりにくく、価格の予測についても専門性の高い金融商品よりしやすいですから、リスクの少なさはメリットです。

電脳せどりのデメリットとは?

実店舗からの仕入れと比べた時に発生するデメリットは下記の4点になります。

・配送コストなどで利益率が下がる
・リサーチを継続して行う必要がある
・仕入れから商品の到着までタイムラグがある
・不良品に当たる可能性が上がる

それぞれについて詳しく説明してきます。

配送コストなどで利益率が下がる

利用するサービスにもよりますが、実店舗で仕入れるのに比べて送料が掛かってしまうケースが多いです。せどりでは仕入れ値や配送コスト、販売価格などを差し引きして利益を計算しますので、配送コストが掛かればその分利益が下がってしまいます。

配送無料のサイトや●円以上購入で配送料無料など、お得なサービスを提供しているところもありますので、うまく使って配送コストを抑えられると良いですね。

リサーチを継続して行う必要がある

先述したように金融商品と比べれば価格の乱高下は少ないですが、それでも取り扱う商品によっては価格の高騰や急落はあり得ます。特にプレミアが付くほどの人気があったり、一時的なブームによって火が付いているケースなどは、突然価格が下落する可能性を想定しなければいけません。

最安値で売ればもちろん利益が薄くなったり、赤字になってしまうこともあり得ますので、価格予測を行い適正価格を付けるためにも、商品のリサーチを継続的に行って商品や相場の知識を身に付ける必要があります。

仕入れから商品の到着までタイムラグがある

翌日配達が珍しくなくなってきてはいますが、オンラインで仕入れをすると商品によっては数日~数週間のタイムラグが発生することがあります。実店舗で仕入れればタイムラグが発生するということはないので、電脳せどりならではのデメリットといえます。

商品を寝かせる予定なら良いですが、せどりは売りに出すタイミングも重要ですので、配送に掛かる時間と価格推移の予測とをよく考えて仕入れを行いましょう。

不良品に当たる可能性が上がる

商品を直接見ないで仕入れをする電脳せどりでは、悪質な出品者や業者に当たると不良品を仕入れてしまうこともあります。サイトのルールがしっかりとしていれば悪質な業者はアカウントの信頼性が下がって売り買いがしにくくなったり、最悪アカウントが停止となる場合もありますが、すべてのサービスが厳格に取り締まられているわけではありません。

アカウントの評価が付けられるサービスの場合なら評価についてチェックを行い、そうでないなら返金や返品規約について事前に確認しておきましょう。

電脳せどりビギナー向けの仕入れ先は?

電脳せどりの初心者におすすめの仕入れ先について紹介していきます。ネットショップからフリマサイト、卸業者が運営しているサイトまで幅広くまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

おすすめネットショップ一覧

せどりビジネスをしている人の殆どはAmazonで商品の販売をしていますが、Amazonと同じネットショップでもサービスによって価格差がありますので、下記の代表的なネットショップは押さえておきましょう。

・Yahoo!ショッピング
・楽天市場
・駿河屋.JP
・アニメイト
・ヨドバシ・ドット・コム
・ビックカメラ.com
・BOOK・OFF Online

取り扱い商品のジャンルにもよりますが、ゲームや家電なら大手の販売サイトは押さえておくと便利です。

おすすめフリマサイト一覧

フリマサイトは仕入れ先としても販売先としても使える便利なサービスです。しかしフリマサイトはネットショップと違って業者やメーカーではなく個人で出品していることが多いので、販売価格より安く仕入れが出来るかどうかは出品者やタイミングによるところが大きくなりますので、こまめに商品リサーチを行いましょう。

・メルカリ
・ラクマ
・ヤフオク!(フリマモード)
・SHOPPIES(ショッピーズ)
・ブクマ!
・オタマート

フリマアプリはメルカリが一番有名ですが、ジャンルを絞った専門フリマサイトも出てきていますので、取り扱いたい商品を考えて仕入れ先を選んでみてください。

おすすめ卸サイト一覧

卸業者が運営していたり参入している卸サイトは、商社や業者だけでなく個人向けにもサービスを展開しています。販売サイトで買うよりも割安で仕入れることが出来ますが、これまで紹介してきたサイトにはない「最低購入数量の設定」が必要なこともありますので、価格と数量・販売予測などを考慮して仕入れてください。

・NETSEA(ネッシー)
・卸の達人
・TOPWHOLE(トップホール)
・TopSeller(トップセラー)
・卸問屋.com

基本は業者向けのところが多いので、年会費や会員登録料が掛かるサイトもあります。

電脳せどりのコツ4選【リサーチのポイントを解説】

電脳せどりのメリットやデメリット、仕入れ先についてご紹介してきましたが、せどりビジネスの肝であるリサーチのコツについて詳しく解説していきます。せどり初心者は下記4つのポイントを押さえて商品リサーチを行いましょう。

・Amazon本体が出品しているものは仕入れをしない
・プレミア価格の付いている商品をリサーチする
・他のせどらーが出品している商品を押さえる
・自分で発送する設定にしている商品を仕入れる

それぞれ詳しく説明していきます。

Amazon本体が出品しているものは仕入れをしない

Amazonを販売先として考えている場合、「カートを取る」という考え方が必要になってきます。そのため欲しい商品がAmazon本体から出品されている場合には仕入れを避けるべきなのですが、この「カートを取る」という意味についてまず説明してきます。

Amazonでは同一商品についていくつもページを出すことは出来ず、複数出品者であっても同一ページで表示されることになります。そうすると自然と該当商品のページに最初に表示されるのは1出品者のみとなるのですが、この商品ページの最初に表示されるようにすることが「カートを取る」ということです。これが取れるかどうかは販売の際に非常に大きな影響を与えます。

そしてなぜAmazon本体で出品している商品では駄目なのかというと、カートの取得に価格設定が大きな影響を与えるということと、それでも基本はAmazon本体からの出品が優先されてしまうということが関係してきます。大きな価格差がない限りはAmazon本体からの出品が優先されるので、もしカートを取得するなら大幅値下げをしなければいけません。そうすると自然と利益率が下がりますし、カートを取得出来たとしても利益が非常に薄くなる可能性が高いのです。

※下記の画像のような表記のある商品は「Amazon本体からの出品商品」となります。

「Amazon.co.jpにより、販売、発送されます」という表記が目印です。以下の画像のように、「出荷元」「販売元」がAmazon.co.jpとなっていない商品を探しましょう。こちらは個人の出品者やショップが販売している物になります。

プレミア価格の付いている商品をリサーチしよう

プレミア価格の付いた商品を、Amazonでは「プレ値」といいます。プレミア価格とは「定価以上」の価格が付いている商品のことで、価格が下がっていないため利益率が高いおすすめ商品です。

見分け方は「打消し線が入っているかどうか」で、下記の画像のようになっていれば定価以下、つまりプレミア価格でない商品となります。

下記のように打消し線が入っていないものについてはプレ値の商品です。こうしてプレ値の商品を見極めて、利益率の高い商品をゲットしましょう。

他のせどらーが出品している商品を押さえよう

せどり初心者は仕入れる商品の見当をつけるのが難しいので、まずは他の出品者がどのような商品を仕入れるか真似をしてみるのは有効な手段です。こうしてライバルの商品をリサーチすることで、売れ筋商品を学ぶことが出来ます。

少しずつ商品知識がついていけば、自分で売れ筋商品を掴めるようになっていきますので、まずは勉強のつもりでライバルの出品商品をリサーチしましょう。

自分で発送する設定にしている商品を仕入れよう

AmazonではFBAという、商品の管理~発送・カスタマーサポートまで代理で行ってくれるサービスがあり、FBAで出品した商品はカートを取得しやすくなっています。しかしFBAなどを使わず、自分で発送している商品がカートを取得していればそれは人気商品で、利益を狙えるアイテムということです。

売れ筋や価格予想が難しいせどり初心者はこうした商品チェックも非常に重要で、何のヒントもなく商品リサーチをしていくよりも利益を出しやすくなります。

電脳せどりで売るときのコツとは?

ここまで仕入れについて解説していきましたが、ここからは販売のコツについてご紹介していきます。せっかく良い商品を仕入れても売れなければ利益が出ませんので、仕入れと同じく販売についてもしっかりとコツを押さえていきましょう。

おすすめサービス【FBA(Fulfillment by Amazon)】

先ほども少し触れましたが、Amazonで提供しているFBAというサービスがあり、Amazonで出品していくなら利用することをおすすめします。

FBAのサービスを詳しく説明すると、Amazonの倉庫に商品を納品することで商品が売れてから以降の梱包・発送・お客様対応をすべて代行してもらえるというサービスですが、これは手軽さ以上にAmazonPrimeの対象商品として出品されるという利点が大きいです。なぜならプライム会員は送料無料・翌日配達というサービスが受けられるので商品が売れやすくなるからです。

もちろんFBAを使う手数料は掛かりますが、売れやすさと商品発送以降の手間を省けることを考えるとメリットが非常に大きいので、FBAを利用する前提で仕入れをしましょう。

Amazonに出品するときの方法について

AmazonのFBAを使った出品方法についてご紹介します。使わないケースより少し手間が掛かりますが、慣れれば簡単ですのでまずはFBAでの出品に挑戦してみましょう。

【1】Amazonの販売管理画面である「セラーセントラル」でギフト注文が出来るかどうかや、代金引換、配送料金などの各種設定を行いましょう。
【2】上記の画面から商品を登録しますが、この時にFBAの納品登録設定を行うことでFBA利用が可能となります。
【3】FBAのラベルや必要書類を印刷しましょう。このラベルを商品に貼り付けます。
【4】商品と必要書類をダンボールに同梱して、指定の倉庫宛てに商品を配送してください。

以上の4ステップでFBAサービスが利用できます。

出品のコツ【新品を売るとき】

新品と中古品では売るときのコツに違いがあります。まずは新品の商品を売るときのコツを見ていきましょう。

・カートの獲得をしましょう
・最安値で売ることを前提にしましょう

まず先ほども説明した「カートの獲得」ですが、新品の商品を売るときの肝となります。カートの獲得には様々な条件が影響しますが、アカウントが新しく販売実績が少ないうちは「価格」が一番重要です。そのため最安値で出品してカートを獲得し、販売実績を積んでいきましょう。

以下のようにストア名が表示されていれば、カートを獲得できています。

販売実績が付いていけば最安値で出品しなくてもカートが取得できますので、最初のうちは利益が薄くなることを見込んで販売価格を設定するか、最安値でも利益が出るように仕入れを行うようにしてください。

出品のコツ【中古品を売るとき】

中古品を販売する場合、新品と大きく違うのは「商品の傷や汚れなど」の有無によって価格設定が変わるという点です。そのため下記について押さえて販売しましょう。

・商品の状態に合わせた価格設定を行いましょう
・その状態について説明文をしっかりと記載しましょう

価格設定と同じくらい商品の状態説明を記載することが重要になります。これを怠ってしまうと購入者とのトラブルになりかねませんし、その結果アカウントの評価が下がれば商品が売れにくくなってしまいますので気を付けましょう。

また価格設定については、既に売りに出されている商品の状態と価格を参考にしてください。

価格調整のコツについて

せどりビジネスにおいて想定よりも売れないというのはよくあることです。一般的な小売店でも商品の売れ残り商品が出てセールをするのと同じように、せどりでも売れ行きによって価格を調整することが必要となります。

また商品を「寝かせる」ことで時期を待ち、価格を下げずに売りに出せるようにすることもありますが、初心者にはかなり高度なテクニックです。まずは次の仕入れ資金に出来るように利益よりも売り切ることを重視しましょう。

商品を保管するのにもお金が掛かりますし、保管期間が長くなればそれだけ損が大きくなりますので、損失が少ない状態で売り切って次の仕入れを行い、仕入れと販売のサイクルを回すことを優先してください。

まとめ

電脳せどりのメリットやデメリット、コツについてご紹介してきました。せどりビジネスは商品のリサーチや販売価格の予測など、こつこつと地道な努力を継続していくことが必要で、手軽に誰でも稼げるというわけではありません。そのためこうしたノウハウを吸収していきながら地道に努力を重ねていきましょう。