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セレクトショップを開業してみよう!買い付け方法まとめ

あなたがこれからセレクトショップを経営したいと考えているなら、いったいどこからどのように商品を買い付ければ良いのか気になりますよね。

今回はセレクトショップを開業するための商品の買い付け方法をまとめてみましたので、ぜひご参考にしてください。

そもそも「買い付け」を行う理由とは?

前置きですが、そもそもなぜアパレルショップは買い付けを行う必要があるのでしょうか。まずはこの理由から押さえておきましょう。

「モノ」ではなく「コト」を売る

一般的なアパレルショップを想像してみましょう。例えばあなたの好きな服屋に訪れたとして、店内には「服だけ」が並べられていますか?それとも服に合わせてアクセサリーや帽子、靴、小物類なども取り揃えられていますか?基本的にはどのお店も、服以外の商品も取り扱っている場合が多いと思います。

この理由は、そのお店は「モノ」ではなく「コト」を提案し、販売を行っているからです。この「コト」を提案して販売につなげるというのは、例えばTシャツを購入したいけれど、どのお店にも似たようなTシャツは売っているし、どの商品がいいのか決めかねているお客さんがいたとします。そんな人に「このTシャツはおすすめです」と言っても、モノの良さは伝わったとしても、実際にその服を自分が買うメリットや価値はピンと来ないですよね。しかし、その人の経験や大げさに言うとライフスタイルまでを結びつけて提案することによって、単なる「モノ」以上の価値が商品に生まれます

先ほどのTシャツに合わせて小物類や帽子、バッグなども揃えていた場合はどうでしょう。そのスタイルで、どこに行くのがクールでお洒落な経験に繋がるのかまでを購入者のイメージを膨らませて提案できるようになります。自社の品揃えだけでは賄い切れないこの高いレベルまでの提案をするためにも、完成度の高い専門ブランドから買い付けを行う必要性が出てきます。

コンセプトとターゲットは明確にすることでブランドの統一感を出す

しかし、ただ闇雲にカワイイから、カッコイイからとバラバラの商品を買い付けることはやめましょう。商品のコンセプトとターゲットをしっかりと明確化することで、ブランドに統一感が出てブランドの価値を理解してくれる顧客が生まれます。またコンセプトとターゲットを明確にすることで、販売側としても顧客への提案がしやすくなります。

買い付けのポイント3つ

ここからは買い付けでおさえるべき基本のポイントを3つご紹介していきます。

卸値・単位・支払い方法について

買い付け、つまり仕入れでまずおさえておきたいポイントを3つ、それぞれご説明していきます。

1.卸値(掛け率)
卸値とは、メーカーや卸売業者が小売店へ販売するときの取引価格のことを指します。さらに掛け率は、商品原価率ともいい、商品の小売価格に対してこの卸値の割合は何割かという意味です。例えば100円の定価に対して、卸値が70円の場合は7掛け、50円の場合は5掛けとなります。掛け率は一律の場合もあれば、得意先との取引実績などによりメーカーごとに異なる場合もあります。ちなみにアパレルの掛け率の相場は、一般的に6掛けと言われています。

2.単位(ロット数)
ロットは、販売の最低単位のことを意味しています。基本的にはTシャツ1着から販売してくれるメーカーや卸売業者はなかなかいません。最低でも商品10着から、20着から、などと単位が決められています。例えば10着が1ロットのとき「最低2ロット~」とお店から依頼された時は、「20着〜」購入する必要があります。

3.支払い方法
買い付けの際の支払い方法には、現金の他にもクレジットカードや掛売りなど、様々な支払い方法があります。掛売りとはその場ですぐに商品代金を支払うのではなく、後からまとめて払ういわゆる「後払い」のようなものです。またデポジットのように仕入れ代金を事前に保証金として預けておくことを求められるケースもあります。

以上の3つが商品を買い付ける際の基本のポイントとなります。実際にメーカーや卸売業者と取引をするときは必ずこのポイントは覚えておきましょう。

仕入れ交渉について

初めて商品を買い付ける場合、仕入れ交渉については少しハードルを感じますよね。しかし基本的には仕入れ交渉は特に必要ありません。まずは上記の3つのポイントをメーカーや卸売業者に聞いて、こちらの条件とも合っていて、販売側からのOKをもらうことができれば基本的に取引は成立します。不況の現在ですので、商品を買ってくれるだけでもメーカーや卸売業者にとっては嬉しいのです。交渉は特にいりません。ちなみに一般的に支払い方法は、リスクも少なくすぐに手に入る現金払いが好まれます

一方、仕入れ交渉にぜひチャレンジしてみて欲しいケースもあります。この場合は、ある程度販売側との間に取引実績などの信頼関係が築けてきた時や、または最低販売単位数(ロット数)を多く仕入れる時などがあります。つまり一気に大量の数の商品を仕入れるという時です。販売側としてももちろんたくさんの商品を買ってくれるわけですからお店の利益にもつながるため、喜びますよね。このような場合、商品を多く買いたいので少しまけてくれませんか?というように交渉をしていきます。最初は仕入れ交渉に対して気兼ねや遠慮から少し気が引けてしまうかもしれませんが、交渉はあくまでも「条件のすり合わせ」です。自分にとっても相手にとっても利益となる取引を行うためにも、交渉とは決して迷惑なものではないということを覚えておきましょう。

しかし中には一切値引き交渉には応じない方針のメーカーや問屋、またそもそも値引き権限のない営業マンもいることも念頭に置いておいてください。

個人買い付けはハードルが高い?

個人で買い付けや仕入れを行う際に気になるポイントの一つとして、個人(事業主)に対してメーカーや卸売業者は商品を売ってくれるのかどうか、という点があるかと思います。

結論から言うと、この答えは「YES」です。日本には中小企業や零細企業はたくさんあります。販売側にとって、日頃の商取引の多くはこうした小さな会社や個人ということです。なので特に気負いする必要はなく、自分から積極的に連絡をとって3つのポイントを聞き出し、仕入れさせてもらえるかどうか質問してみましょう。

もちろん中には法人取引に限定している場合もあるので、そういったメーカーや卸売業者への連絡は避ければOKです。

基本の商品買い付け(仕入れ)方法6つ

個人で商品を買い付ける際の基本的な仕入れの6つの方法についてご紹介していきます。

1.メーカーとの直接取引

メーカーとの直接取引なんてできるの?と思われる方もいるかと思います。有名メーカーや大手メーカーはロットの数や法人であることなど厳しい条件があり難しい場合が多いのですが、国内の中小メーカーは狙い目です。見本市や合同展示会などに足を運んで実際に取引交渉をしてみたり、ネットから欲しい商品を見つけ出して商品を販売している会社の連絡先を調べ、問い合わせしてみるといった方法があります。直接取引は実績がないとなかなか取引してもらえないケースも多いですが、一度契約できたメーカーはあなたの今後のビジネスパートナーとして資産になります。

2.問屋や卸売業者からの仕入れ

問屋(卸売業者)は製造者(メーカー)から商品を買い付けて、小売商へと卸す業者のことを指します。安く仕入れができることや様々なメーカーの商品を取り扱っていること、納品までが早いため仕入れがスムーズに行えるといったメリットがあります。しかし現金払いが基本でクレジットカードは使えない場合が多いことや、最低発注数(ロット)が大きい場合があるというデメリットもあります。

3.ネット仕入れサービス

現在はネットでの仕入れサービスを利用するという方法もあります。こちらは自らお店に足を運ぶ必要もなく、24時間365日、いつでも好きな時に買い付けを行うことができることが大きなメリットです。一方、直接商品をみて買い付けすることができないといった点や、卸売価格を会員限定にして公開している場合も多いという点がデメリットとなります。しかし開業前の取引実績のない場合にも比較的に仕入れやすく、利便性も高いという点ではオススメの方法です。

4.展示会での仕入れ

展示会での仕入れという方法もあります。展示会はメーカーや製造者が商品を展示して、バイヤーに商品を直接見てもらって売り込むというものです。メーカーによっては目玉商品や主力商品を揃えている場合もあります。展示会では、実際に商品を自分の目で見て確かめることができ、気にいればその場で価格交渉など取引を行うこともできます。また市場には出回っていないレアな商品を見つけることができる可能性もあります。

展示会は一般的にその規模の大小も様々で、定期的に開催されるものや不定期開催のものもあります。大規模の展示会の場合は参加企業数も多く、出展している店舗も大きなメーカーから個人までと幅広いため、たくさんのメーカーをリサーチするために有効です。

展示会情報に関してはネットなどで調べることができます。

5.海外からの仕入れ

海外からの仕入れ、つまり並行輸入という方法です。自分自身が海外に足を運び、商品を買い付けて仕入れるという方法ですが、現在は多くの大手セレクトショップによって商品は各国から買い付けされています。その大手セレクトショップに網羅された商品の隙間をくぐって、日本で売れそうな商品を見つけ出して日本に持ち帰り売るということです。もちろん海外までの渡航費や宿泊費、移動費などもかかります。売れる商品なら良いのですが、売れずに在庫を抱えてしまう場合は費用がかかってしまう分、リスクが高いです。

しかし、もし海外で自分の目利きで売れる商品を探し当て、販売することができれば利益となります。他のお店では買えない商品というオリジナリティからお店のブランド力にもつながりますし、独自で海外から買い付けてきたので価格設定も独自で自由に設定することが可能です。もちろんあまりにも高すぎる価格設定は購入されづらいですが、経費などをバランスよくうまく価格に含めることができれば、商品の価値を見極めた購入者が商品を買い、それによって利益を出すことはできます。

6.輸入代理店からの仕入れ

海外から商品を仕入れたいけれど、渡航費や買い付けにかかる時間、関税や輸出入に関わる手続きなど様々な手間が発生するので難しいという場合は、代理店を活用するという方法もあります。輸入代理店では一連のわずらわしい手続きを全て代行で行ってくれますし、さらに偽造品や不良品でないかなどの検品、対応まで行ってくれます。

しかしデメリットとしては、手数料もかかる分買い付け価格は高くなってしまうという点が挙げられます。

仕入れ先の見つけ方3選

次は希望の商品の仕入れ先を見つけだす方法を3つご紹介します。

1.商品を手に取ってみる

売りたいものが決まっていて、仕入れ先だけが不明な場合、こちらの方法が一番簡単な方法となっています。つまり商品を実際に手に取ってみて、商品に書かれている製造元や販売代理店を調べ直接コンタクトを取って仕入れ先や方法を聞き出すという方法です。

また大体の商品には一般的にバーコードが付いているので、このバーコードを調べることで簡単に製造元を突き止める事ができます。例えばこちらはある烏龍茶のバーコードを検索した結果ですが、この方法で簡単に販売元の情報を調べることができます。

バーコードの検索は、バーコードの番号を以下のURLサイトに打ち込むことで検索できます。

参考:JANコード 商品検索

2.ネットで検索する

「仕入れサイト」と検索すると、アパレルに関するものだとスーパーデリバリーやvriouscheap、SMASELLなど様々なサイトが見つかります。しかしこれらの仕入れサイトにもし希望商品が見つからない場合には、通常のネット検索をします。この時、検索方法を少し工夫する必要があります。

あなたが商品を買い付けたい場合、おそらく「商品名 仕入れ」のように検索するかと思いますが、このキーワードではなかなか検索結果はヒットしづらいのです。メーカーや卸売業者のサイト上では、「新規取引先募集」や「代理店・販売店募集」、「卸販売」などと書かれていることが多いので、「商品名 取引」「商品名 卸販売」のように検索してみましょう。

または、先ほどのバーコード検索などであらかじめメーカーや製造元の会社名がわかる場合には直接名前を検索し、サイトを訪問してみましょう。そしてサイトのページ内に、「新規取引募集」「お取引を希望される方はこちら」というページがないか探しましょう。また、お問い合わせページから直接メールでコンタクトを取ってみる方法もあります。

しかしメーカーや卸売業者によってはネットやメールからの取引よりも、電話やFAXなどの取引をベースとしている企業も多くあります。こうした企業に対しては、直接電話をかけて仕入れることができるかどうか聞いてみるのもありです。大切なことは物怖じせずチャレンジしてみることです。

3,展示会や見本市に行ってみる

東京、大阪、福岡などの大都市では定期的に見本市や展示会が開かれています。規模は大きいものから小さいものまで様々ですが、大規模の展示会は一日では回りきれないほどのメーカーや卸売業者から個人までが商品を展示し、売り込みを行なっています。

こうした展示会や見本市に実際に足を運んでみることで、希望の商品の仕入れ先を見つけることができるケースがあります。また、実際に展示会ではメーカーや卸売業者の人と直接顔を合わせることもでき、商品の仕入れ取引に関する細かい条件などを聞き出す事もできます。

ここで名刺をしっかりと用意しておくことで相手とも名刺交換をすることができ、後々取引をすることが決まってからのやりとりもスムーズになります。また、展示会に出展している企業は出店費用などの経費もかけて、目玉商品や主力商品など本当に売りたい商品を取り揃えて参加している場合が多いです。そのためネットでは検索できなかった予想外の商品の仕入れ先や情報を入手することができる場合もあります。

買い付けを成功させるポイント

買い付けや仕入れは、セレクトショップを開業するにあたって、その経営の鍵をにぎっています。それでは一体どのようなショップが買い付けに成功し、上手に経営を行っているのでしょうか。買い付けを成功させるための大事なポイントをご紹介します。

自分が好きな商品を売ること

一番重要なことは、自分がその商品を好きであるかどうか、商品に対して愛を持っているかどうかです。

例えばあなたが購入者だったとして、適当な気持ちで売っているお店から商品を買うよりも、本当にその商品の魅力を伝えてくれるお店から商品を買いたいと思いませんか?たとえ店頭ではなくネット販売の場合でも、写真の撮り方や商品の紹介の仕方だけで購入者は感じとります。何よりも、自分が好きな商品を売っている方が自分自身ももっと仕事を楽しめるはずです。

商品にオリジナリティや抜き出ている点があること

商品が他のお店と比較した時にオリジナリティがあるかどうか、優れていて抜き出ている点があるかどうかは差別化という観点で非常に重要なポイントとなります。自分の目指すショップや似ているショップをよく研究し、そのショップ以上に優れた点や個性をよりアピールポイントとして出していくことでショップのブランディングにも繋がっていきます。

トレンドの商品を取り扱っていること

トレンドや人気の商品を取り揃えていることは、セレクトショップを経営する上で重要です。日頃からそういった旬の情報には敏感にアンテナを張り、価格帯まであわせて情報収集するよう心がけましょう。

仕入れと売上のバランスをとること

仕入れ・買い付けを行う上で意識したいことは、在庫状況とのバランスを考えることです。もし売上がないのに心のままに商品を買い付けてしまっては、どんどん在庫の山が増えていくだけです。そのため、ショップに本当に必要な商品を見定めた上で戦略的に買い付けを行う必要があります。

まとめ

セレクトショップを開業し、ショップの経営を成功させるために、商品買い付けは非常に重要です。しかし買い付けも結局は企業や、人と人とで行われる取引です。お互いの利益を考え、しっかりと信頼関係を築いて、尻込みせずに取引を行いましょう。何事も最初は不慣れで難しいこともたくさんありますが、諦めずにチャレンジしてみましょう。

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