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仕事が遅い人と速い人の6つの違いを解説

この記事では、仕事が遅い人と速い人の6つの違い仕事が遅いことによって生じるデメリットについて解説していきます。「自分の仕事が遅い」と感じている人には非常に役立つ内容です。

仕事が遅いと様々な場面で支障が出てきます。周囲の人達に迷惑をかけないためにも、今回紹介する「仕事が遅い人の特徴」や「改善方法」を参考にしてみてください。

仕事が遅い人と速い人の6つの違いとは?

まずは、仕事が遅い人と速い人の6つの違いについて解説していきます。「自分の仕事が遅い」と感じている人は、これから紹介する仕事が速い人との違いを参考にしてみましょう。

仕事が遅い人は時間あたりの生産性が低く、速い人は高い

仕事が速い人は、時間あたりの生産性が高い傾向にあります。「生産性が高い」とは、集中したときの爆発力があるということであり、時間密度が高いということです。逆に、仕事が遅い人は時間密度が低いため、生産性も下がってしまい長時間労働にもなりやすいです。

では、どうすれば時間密度を高めて生産性を高めることができるのでしょうか?それは、自分が1番集中できる時間帯や環境を把握し、そのタイミングで重要な仕事にとりかかることです。

例えば、自分が集中できる時間帯が「早朝」なのであれば、そのタイミングに最も重要な仕事をおこない、それ以外の仕事は後回しにすることです。他にも、優先度の低いメールの返信や日報を提出といったタスクは午後にして、会議やミーティング、電話なども極力後まわしにした方が良いでしょう。集中力の高い時間帯に優先度の高いタスクに取り組むことで、仕事を速く終わられることが可能になります。

仕事が遅い人はパソコンのデスクトップが乱雑、速い人は整理されている

仕事が速い人は、パソコンのデスクトップが整理されています。自分で作成したファイルなどがしっかり管理されているのです。

一方で、仕事が遅い人は、パソコンのデスクトップがファイルだらけで乱雑になっています。これは言い換えると「ファイルの分類や階層が構造化されていない」ということなので、頭の中も整理されていないということです。

このような人は不器用で、要領が悪い傾向にあります。自分で作成したファイルの場所も分からなくなってしまうので、仕事のスピードが落ちてしまうのです。仕事が速い人のようにパソコンのデスクトップを整理すれば、必要なファイルへ素早くアクセスできるようになり、仕事のスピードが圧倒的に上がるでしょう。

仕事が遅い人は常に全力投球、速い人は適度に手を抜く

仕事が速い人は適度に手を抜きます。「手の抜きどころ」や「流しても構わないこと」をわきまえているのです。

これは言い換えれば「仕事で結果を出すために最も重要なところ」を押さえているということです。なので、普段は手を抜いているように見えても、「ここが決めポイント」と言う場面では本領を発揮します。重要なところで力を発揮できるので、結果を出すことできるのです。

一方で、仕事が遅い人は常に全力投球で仕事を行っています。これは言い換えれば、「どこが重要でどこが重要ではないか?」がわかっていないということです。

仕事において最も重要な点が見えないため、すべてのことに全力を出さなくてはいけなくなります。「ここが決めポイント」と言う場面ではエネルギーが消耗してしまい、本領を発揮することができなくなるのです。仕事が速い人のように「重要なポイント」を押さえることで、適度に力を抜けるようになり、エネルギーを効率的に使うことが可能になります。

仕事が遅い人はデジタルに拘るが、速い人はアナログとうまく使い分ける

仕事が速い人は、アナログとデジタルをうまく使い分けます。自分の仕事に対して常に問題意識を持ち、その問題を解決するためにデジタルを使いこなすのです。例えば、「クラウドサービスのメモ帳はアップロードやログインに時間がかかる」と判断すれば、紙の手帳を使ってメモを書きます。

一方で、仕事が遅い人はやたらとデジタルに拘ります。気になったツールに対して「このツールは自分のどのシーンに使えそうか?」という発想をしてしまうのです。

例えば、「クラウドサービスのメモ帳はアップロードやログインに時間がかかる」と分かっていたとしても、「このサービスは普段メモを取るときに使える」と判断すれば、非効率でも使ってしまいます。結果的にメモを取る効率が下がってしまい、仕事のスピードにも悪影響を及ぼすようになるのです。デジタルが必ずしも業務を効率化させるという考えではなく、効率化できる部分だけをデジタル化させることで、仕事をスピーディーに終わらせることができるようになります。

仕事が遅い人は時間を浪費するものを買い、速い人は時間を生むものを買う

仕事が速い人は、時間を生み出すものにお金を使います。「時間を生み出すもの」とは、例えばタクシーやロボット掃除機などです。

タクシーを使えばお金はかかりますが移動時間を節約することができます。ロボット掃除機を使えば、掃除をする時間を省略することができます。

このようにして自分の時間を作り出し、やりたいことややるべきことに専念するのです。

一方で、仕事が遅い人は時間を浪費するものにお金を使います。「時間を浪費するもの」とは、例えばタバコやテレビ、ゲームなどです。タバコを吸えばお金と時間はなくなります。テレビを見るときやゲームをするときも一緒で、お金と時間は必要です。

しかし、これらのことをやっても仕事を進めることはできず、目標に近づくことも難しいでしょう。無駄なものに時間とお金を費やしているため、仕事がなかなか進まなくなります。仕事が速い人のようにお金で時間を買うことで、1日の生産性をより高めることが可能になるのです。

仕事が遅い人は目先のことに捉われる、速い人は長期スパンで考える

仕事が速い人は、何事も長期スパンで考えます。「自分の人生を変えるためには数年の時間が必要である」とわきまえているため、短期間で結果が出なくても落ち込みません。すぐに結果が出るテクニックやノウハウを求めることもなく、今必要なタスクを淡々とこなうことができます。

一方で、仕事が遅い人は目先のことに捉われて右往左往してしまいます。仕事でもすぐに結果を出せないと我慢できなくなり、焦りの気持ちが強くなっていきます。

そのため、たった1つの失敗でクヨクヨしてしまい、昇進や昇給で後れを取ると焦ってしまうのです。ビジネス書やビジネスセミナーでも同じことが言えて、すぐに成果が出るノウハウやテクニックを欲しがり、ありがたがる傾向にあります。

しかし、人生を変えるために必要な時間は2年~5年程度です。デザインやプログラミングなどの技術を身に付けるのは2年、公認会計士や司法試験などの難関国家資格では5年といったところでしょう。仮にあなたの寿命が80年だった場合、これらの目標を達成したとしても何十年もの余生が残されることになります。

そう考えると、今年の年収のことや仕事で失敗したことなどは極めて短視眼的な発想であることに気付くはずです。結果を逆転するには十分すぎるほどの時間が残されています。仕事が速い人のように長期スパンで物事を考えることで、無駄に落ち込むことなく、淡々と仕事を進めることができるようになります。

仕事が遅い6つの原因とは?

仕事が遅い人には、必ず仕事が遅くなってしまう原因があります。ここでは、仕事が遅くなってしまう原因について解説していきますので、参考にしてみてください。

作業の目的が分かっていないから

与えられた仕事の目的や作業の意味がわからなければ、仕事は遅くなってしまいます。これは新人や新入社員にありがちなことが、目的が曖昧なまま闇雲に作業を続けていても非効率なだけです。

何から先に手を着ければ良いかのか?手を抜いても良いところはどこなのか?ということを考えながら効率的に仕事を進めなければいけません。1つ1つの作業の狙いを理解しておかなければ、仕事はどんどん遅くなっていく一方です。

時間感覚が欠けているから

仕事が遅い人は、時間感覚が欠けています。仕事の締め切りまでにどのくらいの時間が必要なのか?この仕事は急いだ方が良いか?どの仕事から先にこなすべきなのか?といったことがイメージできないのです。

完成させるのに一定時間必要な仕事は、作業時間が短いと終わらせることはできません。仕事への着手が遅くなれば、それだけ仕事が終わる時間が遅くなるのは当然のことです。

作業を効率化できないから

仕事が遅い人は、作業を効率化できません。作業がスムーズに行うにはどうすればいいのか?もっと短時間で終わらせるためにはどうすればいのか?といったことがわからないので、無駄な動きが多くなります。作業を効率化できる方法を考えなければ、仕事のスピードが遅くなっていく一方です。

心の余裕がないから

仕事が遅い人は、心に余裕がありません。プライベートなどでトラブルがあり、それが原因でストレスが大きくなると、気持ちに余裕を持てなくなります。

すると、何から仕事をすれば良いのか分からなくなり、計画性もなくなってしまいます。仕事に優先順位を付けられなくなるため、計画的に業務をこなすことも難しくなります。

アウトプットをしていないから

仕事が遅い人は、アウトプットをしていません。仕事に関する知識を取り入れることはできますが、それを実践する機会が少ないため、結果として学んだことが身につきづらいです。

インプットした知識は、実践に移してみて初めて自分の血肉にすることができます。知識だけを頭に詰め込んでも、業務の生産性をアップすることはできません。

そもそも残業をするつもりだから

仕事が遅い人は、そもそも残業をするつもりで仕事に臨んでいます。残業代目当てで勤務時間を伸ばしたい場合や、残業込みの仕事が当たり前になっている場合などは、なかなか仕事が進みません。

最初から残業をする気で取り組んでいると、定時までに効率的に仕事を終わらせようという気持ちは当然芽生えないでしょう。よって、仕事のスピードも遅くなっていき、他の人が帰宅する中で1人残業をする羽目になるのです。

仕事が遅いことによって生じるデメリットとは?

次に、仕事が遅いことによって生じるデメリットについて解説していきます。 仕事が遅いかもしれないと不安になっているのであれば、どのようなデメリットがあるか把握しておきましょう。

信頼されない

仕事が遅い人は信頼されません。仕事が速い・遅いの判断は、そのまま人間性への信頼感につながることもあるからです。

例えば、仕事が遅くて納期に遅れてしまった場合、もう2度とその仕事を任せてもらえなくなるでしょう。「あいつは仕事が遅い」「いつも納期に遅れる」というイメージを抱かれれば、社内での信用度はだだ下がりになってしまいます。

重要な仕事を任せてもらえない

これも似たようなことですが、仕事が遅い人は重要な仕事を任せてもらえません。万が一トラブルなどが発生したときに対応が間に合わない可能性があるからです。

対応が遅れると大きな損害を被る可能性があるため、納期が早い業務や、重要な仕事を任せてもらえないことが多々あります。

評価が上がらない

仕事が遅い人は、周囲からの評価が上がりません。その理由は、仕事が遅い分充分な成果を出せていない、周りの人に負荷がかかっている、生産性が低いといったことが考えられます。なかには、「丁寧に行っているから仕事が遅い」という人もいますが、その大半は業務に対する本来の目的を見失っている人と言えるでしょう。

例えば、「一定基準を満たす商品をより多く納期までに仕上げて顧客に届ける」という1つの業務目的があったとします。それに対して「一定基準以上の商品を届けるために、納品を遅くし、顧客に届く時間も遅れる」ということになれば、本来の目的を見失っていることになります。そのため、このようなケースでは周囲からの評価は上がっていかないでしょう。

仕事を速くするメリットとは?

続いては、逆に仕事を速くするメリットについて解説していきます。

昇給が見込める

仕事を速くすることで昇給が見込めます。仕事が速くできるということは、生産性が高いということだからです。短時間でより多くのものを生み出す人は組織の中でも出世していくでしょう。出世していくためには結果を出すことはもちろん、結果を出すまでにかかるスピードも重要になります。

どれだけ質の高い資料を作ったとしても、期限に間に合わなければその資料を作った意味が無くなります。それに、期限に遅れた分、社内での評価は下がってしまうでしょう。仕事を速くして社内での評価をあげることで、出世していくことが可能になります。

重要な仕事を任せてもらえる

仕事を速くすることで重要な仕事を任せてもらえます。仕事が速い人は期限までに業務を完了させることができるからです。

重要な仕事が期限までに間に合わなければ大変なことになりますね。周囲の人や取引先などに迷惑がかかることもあるでしょう。しかし、自分が仕事を速く終わらせることができれば、重要な仕事を任せられる機会が増えるはずです。

自由な時間をとれる

仕事を速くすることで自由な時間をとれます。効率的に仕事を終わらせれば、帰宅できる時間が早くなりますね。帰宅後は、プライベートを充実させることができます。

時間を趣味のために使ったり仕事の勉強のために使ったり、資格を取るために使ったり何をやっても自分の自由です。自由な時間を楽しむこともできますし、その時間をさらなる成長のために使うこともできます。

仕事が遅い人が実践するべきこと3つ

最後に、仕事が遅い人が実践するべきこと3つ紹介していきます。以下の3つの方法を実践することで、仕事のスピードは格段に速くなります。是非、お試しください。

計画を立てる

まずは、仕事をする前に計画を立てることです。1日が始まる前に、その日のスケジュールを整理し、見える場所に置いておくと分かりやすいです。スケジュールをすぐに確認することができるため、スムーズに仕事を進めることが可能になります。

常に順序立てて考える癖をつけるようにしましょう。1回1回立ち止まって確認するのは時間の無駄です。最初に計画さえ立ててしまえば、その通りに動くだけで済みます。

コミュニケーションをとる

次に、コミュニケーションをとりましょう。コミュニケーションがとれなければ色々な弊害が起こりやすいからです。

同僚や上司へ自分から積極的話しかけるなど、仕事以外の場面でもコミュニケーションをとるようにしてください。相手との距離を縮めることができれば、仕事の際にも報告や相談をしやすくなります。

他の社員に何を伝えるときは、要点をまとめておきましょう。考えていることをメモに書き出せば、自分の頭の中を整理することができます。必要最低限の情報だけを伝えることで、お互いの仕事をスムーズに進めることができます。

間違いは改善する

間違いは改善しましょう。仕事で間違えを犯してしまったときは、「間違えてしまった原因」「改善方法」を考えるようにしてください。反省点をすぐ仕事に反映数ることができれば、仕事でのレベルもアップしていくはずです。

まとめ

この記事では、仕事が遅い人と速い人の6つの違いや仕事が遅いことによって生じるデメリットについて詳しく解説してきました。「自分は仕事が遅いかも」と感じている人は、当記事で紹介したことを是非実践に移してみてください。