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ヤフオク!で出品したものを高く売るには?~現状分析とコツを伝授~

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いわずと知れたネットオークション界の重鎮であるヤフオク!。20世紀末の国内デビューから実に20年近くかけて着実に市場規模を拡大し、最大手の座を守り続けています。

しかし、参加者や品物が増え続けた結果、いわゆる供給過多に近い状態が形成され、商品ひとつあたりの入札競争倍率が低下してしまい、現実世界の相場に比べて商品がやや安値で取引される、という現象が懸念されています。もちろん、買い手側にとっては単純に物価が下がっているということで有難い現象ですが、売るほうとしては由々しき問題です。

ヤフオク!の発展と共に増加しているライバル出品物を出し抜いて、できるだけ高値で売りさばくには、少し頭を使う必要が出てきています。この記事では、飽和状態にあるヤフオク!で、それでも自分の商品を高く落札してもらうためには、何を考えて出品するべきか、そして具体的にはどんなテクニックがあるのか、といったことをお伝えしていきます。

Contents

まず、商品が高値で売れない理由を考える

堅実に発展を続けていくヤフオク!の市場を使っているのに、自分がここ数年で出品したものは、どれもこれも売上がぱっとしない、といった場合は、その商品自体の魅力云々よりも、出品者本人になんらかの問題点があると考えるべきです。自信を持って出品したレア物が拍子抜けするような落札価格で終わったりした時に、運不運だからしょうがないとすぐに気持ちを切り替えるのではなく、売り方に大きな欠点があるのではないか、としっかり反省していくことが大事です。

ここでは、商品が満足な価格で取引できなかった場合に考えられる原因のうち、代表的なものをご紹介していきます。

なお、その解決策については、別の項目で説明します。

売れない原因1.商品の存在に気付かれていない

自分の出品物と同じカテゴリにたくさんのライバル商品が溢れ返り、自分のものが目立たず埋もれていってしまう、という事態が生じている可能性があります。

特にヤフオク!は2018年11月12日より、非プレミアム会員でのオークション出品が本格的に可能となりましたから、今後、市場に出品されるライバル商品の数がさらに増加することが予想されます。

売れない原因2.ライバル商品とのミスコンに敗れている

同じような商品が2つあったとしたら、買い手側は、より見やすくより分かりやすい写真や商品説明がある品物に入札をかけます。

ライバル商品たちが、少しでも自分をよく見せようと厳選した写真を載せ、少しでも自分のことを知ってもらおうと添削を繰り返した説明文を載せて勝負しているなかで、自分の出品物は埃まみれの仏頂面と性格ブスそのものの投げやりな自己紹介だったとしたら、当然買い手からの票は入ってきません。

売れない原因3.自分の金銭感覚と買い手の常識がズレている

1円出品ではなく、出品者が妥当と判断したスタート価格を設定した場合の話ですが、「これはお買い得だよ!」と思っているのは自分だけで、買い手の誰もが「高いなぁ」と笑いながら呟き、入札を見送っている状況がありえます。

売れない原因4.出品者そのものへの不信感

ヤフオク!はネットフリマ大手のメルカリと違い、返品不可での出品が可能です。ノークレームノーリターンでの出品が頻発しています。

そういった状況にあるのにも関わらず、2018年3月以降はYahoo!かんたん決済の利用が必須ですから、買い手側からすれば、先払いなのです。

落札者は、なかなかの金額を払った挙句、使用に耐えうる商品が無事に届くかどうかの確約がない、という状態で数日過ごさねばならないのです。

たくさんの商品から1つ選んで入札を決める際、少しでも誠実で親切な出品者と取引をしたいと思うのは当然です。出品者の評価欄が注目されます。過去に何か失敗していると、非常に不利になります。

高値で売るための基本的な考え方

前項で、自分の商品がうまく売れない原因についての考察を提示しました。根も葉もない書き方ですが、どれも出品者の努力次第で解決が可能です。

何に向かって努力すべきかは別に項目を作ってご紹介していきます。

その前にここで、そもそも、高く売るためにはどういったことを考えていくべきなのか、といったことをご説明していきます。

高く売るために0.上手くいかなかったら取り下げる(リスク高)

最も簡単かつ乱暴なやり方は、とりあえず1円でも良いからなんとなく出品して、納得いく金額まで落札価格が上がらなかった際は、出品自体を取り下げてしまう、という方法です。

最も売れやすいのは1円出品です。1円スタートといっても、入札が重なっていき大抵は相場価格前後で落札されるのがオークション制度の不思議なところですが、運よく商品価値よりはるかに高い金額で落札されることもあれば、逆に余りにも安い金額のままで出品終了時刻を迎えることもあります。売れやすさを考慮したので仕方のないリスクではあるのですが、安いというのは出品者としては納得しがたいものです。

そのような状況になったら、TVゲームのリセットボタンよろしく、出品終了の1分前あたりで出品を取り消してしまうのです。すべて、無かったことになります。

出品取消システム利用料が540円かかりますが、なあに、もう一度出品してそれ以上の利益を出せば良いだけのことです。

しかし、最高値をつけた入札者からすれば、これほど理不尽な話はありません。オプションで「最低落札価格」を付けているような相場価格出品ならまだしも、「誰でもいいから引き取って」とも受け取れる1円出品です。まるで自分が入札したから取り下げられた、というような意味合いにも感じ取れるため、出品者に対しての激しい憎悪すら沸いてきます。

入札者はヤフオク!へクレームを入れることがあります。これが重なれば、出品不能に追い込まれる可能性があるのです。

この「作戦0」は、この金額ではどうしても嫌だ、絶対に納得できない、と握った拳から血がにじみ出るような状態になった時にのみ、実行を考慮すべきです。

高く売るために1.「即決価格」は商品次第で

ヤフオク!では、出品する際に「即決価格」の設定ができます。オプションではなく、価格設定の欄から適用が可能です。

即決価格を設定すると、その価格以上での入札がはいった瞬間にオークション終了となります。買い手側の画面には、「入札する」と「今すぐ落札する」の2つが表示されるようになります。なんとしてもその品物を欲しい人は、「今すぐ落札する」をクリックすれば、即決価格での入札を行ったことになり、ライバルと競り合うことなくオークションが終了し、商品が無事に手に入るようになります。

このように書くと、買い手側に便利な機能なので、どんな商品でも必ず即決価格の設定を、という判断になりかねませんが、それはNGです。

即決価格を嫌がる客層がいるのです。具体的には下記のような方々です。

  • その商品の価格は、入札する自分が決める、という意識の強い買い手
  • 出品者は利潤を当て込んで不当に高い即決価格を設定しているのでは、と疑いの目でみる買い手

こういった人々は、即決価格の設定があるだけで入札を控えますから、結果的に入札合戦が盛り上がらなくなります。運にも見放されれた場合、1件の入札もなく出品終了時刻を迎えることがありえます。即決価格に苦手意識がある買い手は多く、相場よりもかなり安い金額を即決価格に設定して出品しても、落札してもらえなかった、という事例が起こっています。

一方で、もちろん即決価格の設定が活きる場面もあります。ボタンの名称にヒントがあります。「今すぐ落札する」です。買い手は、何は無くとも、多少高かろうがなんだろうが、今すぐ、欲しいのです。

つまり、即決価格を設定した方がサクサク商品を捌ける場合は、以下の条件を満たした時に起こります。

  • レアもの ← 買い手が、今を逃すともう手に入らない、と思う商品
  • 季節物や流行り物、新製品以外 ← 今すぐ欲しい、という買い手が現れるまで、気長に待てる商品
  • 相場の変動が激しいもの ← 買い手に、今買わないとまた値が上がるかも、と思わせる商品

これらに当てはまる物ならば、即決価格が効果的に作用します。金額を相場より高くするなど、強気に攻めても大丈夫です。

ちなみに、メルカリ等のネットフリマはオークション形式ではないので、値切り交渉は頻発してるにせよ、出品者の決めた価格での取引ができます。

高く売るために2.レアものを探す

即決価格で売り捌けるレアものですが、そのカテゴリに詳しくなければ、どういった商品がレアになるなのか判断がつきません。

しかし、物欲が続く限り、あらゆるカテゴリに激レア商品は存在し得ます。それを調べるのに最適なサイトとして、「オークファン」というものがあります。

買うときも売るときも オークファン -ヤフオクなどオークションの情報が満載

商品ごとに過去の落札履歴が確認できるので、数ヶ月に1度くらいのペースで出品されている高額商品があれば、それがレアものであるといえます。同じものをもし入手できたなら、高めの即決価格を設定して出品すべきです。

また、数年規模の長期間を空けて高額落札されている商品であれば、下手に即決価格を設定せずに、入札が増えるがままに任せた方が、思いもしない高値での落札を勝ち取ることができる可能性があります。しかし、運に左右される側面もあるので、即決価格を設定しておいたほうが堅実です。

高く売るために3.「最低落札価格」で保険を

ヤフオク!では、「この金額以上払わないと落札できません」という、入札者の気持ちを踏みにじるような有料オプションがあります。「最低落札価格」というもので、出品時に設定できます。108円かかりますが、これを設定すれば、著しく安い価格での落札を予防することができます。

上述の通り、入札者には嫌われる方法なので、使いどころは絞ったほうが良いです。具体的には、価値ある品物を不当な安値で買い叩かれたくない、と強く思った時に使うべき機能です。

金額設定等については、別の項を作って後述します。

「売れない原因3.」を解決!相場感覚を養え

別の項で即決価格の話題を出した際、メルカリなら即決も何も、出品者が決めた価格での交渉となるという旨に触れました。ヤフオク!での即決価格にこだわるよりも、メルカリの方が安心して取引ができるのではないか、という考え方もひとつあります。

しかし、ヤフオク!の魅力は、やはりその青天井な落札金額です。自分の想像を超えてあがり続ける価値に小躍りする、といった喜びも味わえます。ネットフリマでは不可能な感覚です。

さて、なぜ自分の商品が売れなかったのか、ということを考えた時に、先程別の項目で「自分の金銭感覚と買い手の常識がズレている」可能性について言及しました。

ここでは、そのズレを解消するためにやるべきことをお伝えしていきます。

「原因3.」の解決策1.出品前に相場を見る

別の項でもリンクを貼りましたが、何かを出品する際は、何は無くとも事前にオークファンで過去の落札結果を確認しておくことです。面倒くさがらず、必ず確認する癖をつけます。

買うときも売るときも オークファン -ヤフオクなどオークションの情報が満載

相場を知った上で、できればもう少し高く売りたいな、というところを目標にします。あくまで目標ですから、スタート価格はその付近からはだいぶ下げておくべきです。商品によっては1円出品も非常に効果的です。

「原因3.」の緩和策1.最低落札価格を赤字額で設定

商品が不当な安値で買い叩かれるのを防ぐ有料オプションである最低落札価格ですが、別の項でも記したとおり、使いどころは非常にシビアです。「売れない原因4.」でも触れましたが、落札者の評価が今後の出品者人生を左右します。

しかし、前項に沿ってしっかりと相場価格を調べた今となっては、胸を張って設定できる金額もわかるはずです。つまり、「いくらなんでもお前、これじゃ安すぎだろうよ」と説教を食らわせることができる程度の金額に、保険として最低落札価格を設定できます。

例えば、相場価格150,000円のPCを135,000円で購入し、出品して利益を出そうとした際に、開始価格70,000円で、最低落札価格160,000円と設定するのは、当然ですが暴挙です。相場より高いですしまず売れません。しかし、相場より安めに140,000円、というのも、最低落札価格としては著しく不当と断ぜざるをえません。あくまでも最低、ですから、100,000円程度に設定をしておけば、99,000円で買い叩かれることはなくなります。もちろん100,000円で落札されれば大赤字です。しかし、この保険が無ければ、下手したら70,000円で落札されていたかもしれないのです。入札が多少入ったところで87,000円で打ち止め、となることも、現実的にままあります。

最低落札価格は、上述のような最悪の落札結果を回避するための、文字通り最低限度の保障です。買い手側の気を削がないために、足が2本とも無くなる筈だったところ、粉砕骨折で済んだ、という状態を狙う気持ちで設定します。108円かかるといえど、70,000円が100,000円になるのであれば、設定してもその分の元は十二分に取れます。

「原因3.」の打開策1.いっそフリマ出品にして値下げに応じる

これはヤフオク!に限らずメルカリやラクマ等でもできることですが、自分の考える商品価値と、相場価格がそこまで著しくズレていなかった場合は、定額のフリマ出品で出しなおす、というのも手です。

フリマ出品は開始価格と即決価格が同額になりますが、これはやや高めに設定しておきます。ネットフリマでは値切り交渉が常態化しているので、「値下げ交渉アリ」として、値引く分を見込んでおくのです。

値引き幅ですが、実態としては無理難題と思える額を値引こうとする人も居ます。具体的には、150,000円のPCを、75,000円で、等と冷やかしとも取れる交渉をしてくる買い手が横行しているということです。多くの買い手から質問が来ることもありますが、こういった人々も多いので、回答には辛抱強くさが必要です。短気な出品者には不向きです。

いずれにせよ、商品の価値価格は自分の我侭で決めるのではなく、店頭や中古市場価格をしっかり吟味した上で決めるという心構えが必要です。

売れない原因の「1.」と「2.」を解決!写真編

この記事の冒頭近くで言及した、売れない原因の「1.」と「2.」は、非常に似ているものです。「1.」はまず気付かれない、「2.」は気付かれたけど他より薄汚い、という点で相違がありますが、根本としてその商品には、「写真が地味で目立たな過ぎる」という問題があります。

ここでは、「商品の存在に気付かれていない」、「ライバル商品とのミスコンに敗れている」という状態を改善できるような、写真のコツについてお伝えしていきます。

目立つ写真のコツ1.背景

写真を撮る前に、ヤフオク!で自分が出品するカテゴリの様子を見に行きます。商品がずらりと並んでいますが、それらの背景には何が写りこんでいるのかを確認しておきます。白色系のテーブルクロスが多い、といった状況であった場合は、自分の商品が備えている地色にもよりますが、あえて黒系の敷物を背景として撮影すれば、その商品群の中では非常に目立つ存在となることができます。

そして、家具や大型家電等、基本的に床置きが常識であるような商品は別として、机の上に置いて使うのが普通であるような商品は、間違っても床に置いて撮影しないことです。畳の目地や絨毯の毛羽、フローリングの木目など、本来その商品にあってはならない背景は非常に邪魔で、また床に置いている、という事実そのものが、商品を不潔に見せます。

商品の背景は、商品を目立たせる上でことのほか重要な要素となっています。

目立つ写真のコツ2.採光

まず大前提として、フラッシュの使用は厳禁です。商品そのものが白っぽく写り、質感や色合いが現物と全く変わってしまう恐れがあります。また、光があたった部分こそ明るすぎるほど明るいですが、商品の外側へいくに従ってどんどん薄暗くなり、輪郭付近では背景と商品の境界すら判りづらくなる可能性があります。

撮影は、できれば晴れている日中、レースのカーテンか何かで直接的な日光をぼやかして得られる明るさの元で行います。

カメラによっては、露出やISO感度等をいじることで、薄暗い環境でもフラッシュを使わずに明るく撮影できるものもあります。

そこまでこだわるとまるで写真家のようですが、写真である程度しっかりしたアピールを行わないと、「原因1.」の状態に陥り出品終了の憂き目に遭います。

目立つ写真のコツ番外~2枚目以降は特長や欠点を捉えて~

居並ぶライバル商品を押しのけて、買い手側に自分の商品ページを見てもらうには、1枚目の写真映りに細心の注意を払うべきです。一方2枚目以降については、その点はあまり意識しなくても平気です。買い手が2枚目以降を吟味しているということは、商品ページを既に訪れているということだからです。

2枚目以降で重要なのは、1枚目で見せられなかったその商品の死角、例えば裏面等を撮影するのはもちろんですが、キズ、破損部分など、その商品の欠点もわかりやすく撮影しておくことです。また、商品そのもの以外でも付属品や保証書、シリアルNo.の刻印なども、あればアップしてあげた方が親切です。

売れない原因の「2.」と「4.」を解決!商品説明編

ヤフオク!に限らず大抵のネット市場がそうですが、まず写真で興味を引く必要があるものの、いざ商品ページを開いて貰った後は、商品説明の内容が入札の鍵を握ります。説明の中で商品の特性を強調して宣伝すること、そして、出品者自身が誠実な人である旨をアピールすること、この2点を強く意識する必要があります。

これらに失敗すると、「売れない原因2.ライバル商品とのミスコンに敗れている」、「売れない原因4.出品者そのものへの不信感」にそれぞれ該当することになり、落札率は著しく下がります。

ここでは、商品説明の上手な書き方について記していきます。

上手い商品説明1.何故それを手放すのか、を記す

「この商品はこんなにも凄い、素晴らしい、夢のようです」と宣伝すればするほど、買い手側にはある大きな疑問がふつふつと沸いてくるものです。

「そんなに良い物なのに、なんで売っちゃうの?」

それほど凄いものなのであれば、自分で使っていればいいじゃないか、と思うのは当然のことです。この思いを払拭せずに放っておくと、今度は「良い良い言ってるけど、なんか逆に怪しいよな、きっと嘘だぜ、もしくは既にぶっ壊れてるとか」という疑念が出現し、入札を控えられてしまいます。

では具体的にどう伝えていくかというと、例えば下記のようになります。

「2018年モデルのMacBookです。重さこそ1kg弱ありますが、畳むと厚さがなんと1.3cm近くまでに薄くなります。就職にあたって奮発して買ったんですが、勤め先はWindowsしかなく、互換性が全くなくて、仕事を持ち帰ることができません(笑)。泣く泣くWindowsのモバイルを購入しました。僕と僕の会社の身には余る商品なので、どなたか要りませんか?」

就職したという若干のプライベートを紛れ込ませ、上述のような買い手の疑念を振り払います。さらにこれは、自己開示という立派な心理学用語で解説されるような手法でもあります。自分の失敗や恥ずかしい話をさらけ出すことで、相手からよりいっそうの共感を得る、という効果も狙えるのです。

上手い商品説明2.あくまでも個人の感想、を記す

根も葉もないことですが、商品そのもののアピールポイントは、メーカーの公式サイトやCMを見ればわかります。

せっかく個人が出品するのですから、ネットで調べれば載っているような情報に限らず、出品者自身の感想、評価を記しておくべきです。前項のMacBookであれば、下記のようになります。

「Apple製品らしく、シンプルかつ美しい曲線を持つ繊細なデザインで、持ち運びに便利とは言われていたものの、購入当時は傷つけないようにおっかなびっくり触れていたので、逆に神経を使いました。鞄に入れる時も、他の固形物が傷をつけることのないよう、ポケットを整理したりといろいろやってMacBook専用スペースを作った記憶があります。しかし、いざ立ち上げるとその豪快なパワーとスピードたるや相当なもので、膝の上に乗せても安定したタイピングが可能だったりと、あのデザインでこんなにも実用性も兼ね備えていたと感服しました」

前項も本項もそうですが、商品説明を通じて、「原因4.」である出品者の不信感を払拭できるような布石を、少しずつ打っていくことが大切です。この例でいえば、「この人お茶目だなぁ」と思わせるのが狙いです。

上手い商品説明3.保管していた環境について、記す

ヤフオク!に並ぶのは大抵が中古品ですから、多くの買い手が商品の保管状況を気にしています。

買い手側が気にかけている点に対して的確に答えていくことが、入札増加につながります。

「MacBookは鞄に入れっぱなしのことが多かったです。自宅が散らかっているので、変なところに置いて落っことしても不味いし、鞄の中が一番安全だったんですよね。仕事中に鞄から出すことなんて一度も無かったですが、毎日一緒に通勤してました(笑)。ちなみに鞄はアタッシュケース型です」

上手い商品説明4.消耗の具合について、記す

中古商品市場で買い手が気にすることがもう1つあります。どれくらい使い倒されているのか、ということです。物品はどんなものでも、程度の差こそあれ使えば使うほど疲れてきますから、買い手としてはこの商品が新品同様の価値があるのか、その使い具合から判断したいのです。

「会社ではお役に立たないMacBookですが、休日はよく喫茶店まで持っていって、コーヒーを飲みながら立ち上げて、できる男風を装って麻雀やってました(笑)。ですので立ち上げたのはほぼ週末のみです。カタログスペックだとバッテリーは10時間持つみたいですが、コーヒー2杯でそんなに粘れるわけもなく、せいぜい3時間程度です。仕事で使えない以上、用途はお遊びばかりになり、ゲームか、絵を描くか、ゲームか、ゲームか、といったところでした。」

上手い商品説明5.購入時期と定価、を記す

何年式の製品かということより、いつその商品を手に入れたのか、という情報の方が買い手にとっては有意義です。購入時期が古ければ古いほど、その分傷みや劣化の程度は進んでしまっていると推測します。商品を吟味する一つの尺度になるのです。

また、その商品を当時いくらで手に入れたのか、ということも気にしています。中古で手に入れていた場合はその旨も正直に記載しておいた方が無難です。あくまでも誠実な出品者であることを意識します。

「2018年5月のリリース当時に買ったので、一番高い時に手を出してしまいました(笑)。値切りに値切って178,000円(税別)でした。おまけでUSBメモリを付けて貰いましたが、今となってはWindowsPCに差し込んだそちらの方が大活躍しています(笑)。」

上手い商品説明6.他人の評価や公式情報、を記す

これまでの項目は、全て出品者の主観をもとに記されています。むしろそれを強調することで、出品者の誠実な人柄を前面に押し出し、買い手から信用を得ようという狙いを盛り込んでいます。

しかしもちろん、一般的な商品情報をおろそかにしてはいけません。

「CPUは当然第7世代ですが、メモリは16GBでストレージ容量は512GBと、ノートPCの常識を覆す驚異的なスペックを誇っています。実は友人が同じものを持っていたので自分も買ったのですが、友人曰く『歴代MacBookで間違いなく最高傑作』とのことでした。『描画能力、動画処理能力ともにその速さたるや凄まじく、また2つの複雑な処理作業を同時進行させても全く速度が落ちないほどの懐の広さ、力強さを持っている』とも言っていて、何気に実はMacデビューだった自分には実感がわきませんでした(笑)。でも、同世代のWindowsPCと比べても処理が速いのはわかります。お店でも『なんとしても売りさばかないと不良在庫になっちゃうPCと違って、これは放っといても売れるから、なるべくなら値切りたくないんですけど』と言っていましたし、良い物なのでしょう」

商品説明には文字数制限がありません。出品するもののこと、そして自分のことを丁寧に吐き出しつくしてあげることが肝要です。

ただ出品して儲けられるほど甘くは無い

ヤフオク!で自分の商品を高く売るためには、下記のポイントを抑えておくべきです。

これらを念頭において立ち回れば、充分な収益を得られる存在に、より近づくことができます。





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