楽天カードをPayPalに登録して使う際に起こりがちなトラブルを一挙解決!

PayPalは、日本だけでなく海外の通販サイトで買い物する際にも活用できる決済サービスです。普段から楽天カードを愛用されている方の中には、「PayPalに楽天カードが登録できたら良いのになぁ」と思っている方もいらっしゃるでしょう。

PayPalでは、銀行口座の他に、楽天カードなどのクレジットカードも決済方法として登録することができます。しかし、まれに楽天カードが上手く使えないというトラブルも生じています。

そこで、この記事では、PayPalで楽天カードを利用する際に起こり得るトラブルについて解説いたします。

目次

グローバルな決済サービス「PayPal」

初めて利用する海外サイトに自分のクレジットカード番号を入力するのは抵抗がありますよね。そんな時に役立つのがPayPalという決済サービスです。まずは、PayPalとはどんなサービスなのかご紹介します。

日本語にも対応しているから使いやすい

PayPalは、日本だけでなく海外サイトでも利用できるグローバルな決済サービスです。PayPalに銀行口座またはクレジットカードを登録しておけば、海外の通販サイトにクレジットカード番号を入力しなくても買い物ができるようになります。

PayPalは日本語にも対応しているので、英語が苦手な日本人も利用しやすくなっています。海外へ送金する場合は1回あたり499円の手数料がかかってしまいますが、日本円でショッピングする場合や日本の家族へ送金する場合は手数料はかかりません。

PayPalはアメリカ発の決済サービス

PayPalは1998年にアメリカの企業が立ち上げた決済サービスです。2022年現在、多くの国で利用できるデジタル決済サービスとして世界中のユーザーが利用しています。

PayPalのような決済サービスは、20歳以上の人しか利用できない場合が多いですが、PayPalは18歳から利用できます。

PayPalは世界中のサービスで利用できるのが魅力です。オーガニックの化粧品やドライフルーツなど、身体に優しいものが多く手に入る「iHerb」もPayPalで支払えます。また、アニメグッズが購入できる「アニメイト」でも利用できます。

日本にいながら海外通販サイトを利用する時はもちろん、海外へ旅行した際や移住した際にも引き続き利用できるのもPayPalのメリットです。

PayPalに楽天カードを登録した時のトラブルと解決方法

PayPalのシステムは綿密に設計されているので、通常はトラブルが生じることはありません。しかし、稀に楽天カードの情報を入力しても、決済するタイミングで拒否されてしまうことがあります。

決済時に拒否される

PayPalへの楽天カードの登録自体は上手くできたのに、いざ決済しようと思った時に拒否されてしまうことがあります。例えば、海外のショッピングサイトでPayPalを通じて楽天カード決済をしようとした時に「Visa -○○○○-○○○○は拒否されました。別のクレジットカードまたはデビットカードを追加してください。」といったメッセージが表示されたりします。

楽天カードのコンタクトセンターに問い合わせる

支払いが拒否されてしまう場合は、あなたの楽天カードの利用自体が何らかの理由でブロックされている可能性があります。日本のショッピングサイトで楽天カードを利用する場合も、前月の利用料金の引き落としがうまくいかなかったときなどは、決済できないことがありますよね。

そんな時は、楽天カードのコンタクトセンターに問い合わせるのが一番です。しかし、コンタクトセンターは時間帯によっては電話が通じないことも多いです。その日の受付開始直後の時間帯など、繋がりやすい時間帯を狙って問い合わせてみましょう。

別の決済方法を選ぶ

楽天カードのコンタクトセンターに問い合わせたおかげで一度は決済できるようになったものの、再び決済不可になってしまうこともあります。そんな時はイライラせずに、楽天カード以外の別の決済方法を選択するのがおすすめです。

PayPalではクレジットカードだけでなく、銀行口座からの引き落としも利用できるので、楽天カードが何度も拒否されてしまう場合は別の決済方法でトライしましょう。

PayPalを利用するメリット

スムーズに決済できなくてイライラしてしまうことも稀にあるPayPalですが、日本人の私たちがPayPalを利用するメリットは多くあります。ここからは、PayPalを利用するメリットを解説します。

お金を送金できる

PayPalは、日本や海外の通販サイトで買い物をする時に利用できるだけではありません。実は、自分の家族や友達にお金を送ったり、お金を送ってもらったりする時にも活用できます。

例えば、飲み会や打ち上げで皆からお金を集めないといけない、そんな時にPayPalを利用すれば、自分のPayPalにお金を送ってもらえます。この機能を利用すれば、現金を手渡ししてもらう手間が省けますよ。

また、遠くに住んでいる家族に送金したい時にも利用できます。例えば、子供が下宿している場合や、おじいちゃんおばあちゃんが離れて暮らしている場合などです。

遠く離れていてもPayPalがあれば、いつでもお金を送れます。1回に100万円まで送金できるので、生活費を送るのにピッタリです。

18歳以上なら誰でも利用できる

PayPalは、18歳以上であれば誰でも登録できる決済サービスです。会員登録は無料なので、登録だけでも済ませておけば、いざという時にスムーズに利用できるでしょう。しかし、海外のサービスに個人情報を入力するのは不安という方もいらっしゃいますよね。

しかし、ご安心ください。PayPalは、世界最高水準の暗号化キーを使用しているので、大切な個人情報が漏洩するおそれはほぼありません。また、全ての取引を24時間監視しており、セキュリティも万全です。

買い手保護制度がある

海外のサイトで買い物をするのは不安、という方。PayPalには「買い手保護制度」というものがあります。海外サイトで買った商品が届かなかった場合や、ダウンロードコンテンツを購入したのにダウンロードできなかった場合などでも返金してもらえます。

また、商品は届いたけれど商品説明文の内容と全く異なるものが届いたなど、海外のオークションサイトでありがちなトラブルにも返金という形で対応してくれます。しかし、支払い時に「個人間の支払い」を選択していた場合は保証対象外となってしまうので注意してください。

通販サイトで買い物する場合は、必ず「商品またはサービスに対する支払い」を選択してから決済を完了させましょう。

PayPalでよく起こるエラーと解決法

PayPalでは、楽天カードを利用する時以外にも様々なエラーが生じてしまうことがあります。ここからは、PayPalでよく起こるトラブルとその解決策を紹介します。

クレジットカードが限度額を超えている

PayPalでは、登録済のクレジットカードがその利用限度額を越えていると、よくエラーが起こると言われています。普段の買い物ではクレジットカードの限度額に気を付けていても、旅行や家電製品の購入などで一時的に限度額を超えて使用してしまうことってありますよね。

クレジットカードの限度額を越えた状態では、さすがにPayPalでも決済できません。そんな時は、別のクレジットカードを再登録するか、PayPal用のデビットカードを新たに作っておくのがおすすめです。

デビットカードでおすすめなのは、楽天が発行しているカードです。楽天のデビットカードなら、楽天銀行の口座にある金額までしか使用できないので使い過ぎを防止できます。また、100円の利用ごとに1ポイント貯まるのも大きなメリットです。

さらに、楽天のアプリで利用状況をいつでも確認できるので、家計管理も容易になります。

楽天銀行のデビットカードは、よく新規入会キャンペーンを行っています。例えば、新しくデビットカードを作って5,000円以上利用したら、もれなく1,000円もらえるキャンペーンなどです。かわいいパンダのイラストが描かれたデビットカードもあるので、キャンペーンの時に新規作成して1枚持っておくのもいいですね。

クレジットカード情報を間違えた

意外と多いトラブルとして、クレジットカード情報の入力ミスがあります。急いでいる場合や他のことを考えていた場合は、いつも入力しているはずのクレジットカード情報すら間違ってしまうことがあります。

例えば、有効期限の「月」と「年」を逆に入力してしまうのは良くあるミスです。また、3桁のセキュリティコードを間違ってしまう人も多いです。まずは冷静にクレジットカード情報を入力しましょう。

パソコンのキャッシュがたまっている

パソコンにキャッシュが残っていると、エラーが起こることがあります。キャッシュとは、アクセスしたことのあるサイトのデータをパソコンに保存しておいて、次にアクセスした時に素早く表示させる仕組みのことです。

PayPalを利用していてエラーがよく出る場合は、一度ログアウトしてキャッシュを解除してからアクセスし直してみましょう。

また、再度アクセスする場合は、利用するブラウザを変えてみるのもおすすめです。Google Chromeでエラーが出るならMicrosoft Edgeでログインしてみると良いでしょう。

端末によるエラー

パソコンで何度PayPalにアクセスしてもエラーが出てしまう場合は、PayPalのアプリをダウンロードして、アプリからのログインを試してみてください。使用する端末を変えてアクセスするだけで、問題なく決済が完了する場合があります。

PayPalには、Android版とiPhone版、両方のアプリがあります。アプリから利用する際は、必ず適切な支払いタイプを選択するように確認しましょう。

クレジットカードの認証が完了していない

PayPalを海外サイトで使う場合は、認証を済ませていないと利用できないことがあります。認証は、クレジットカードの登録・確認ページから行えます。クレジットカードが有効で、かつ本当に認証を申請した当人のカードであるか確認するために、200円だけ引き落とされます。

クレジットカードの明細にPayPalコードが記載されるので、その番号をPayPalのコード入力欄に入力すると認証が完了します。

この場合、クレジットカードを登録してから認証が完了するまで1ヶ月程度かかってしまいます。認証が完了するまでは、他の決済方法を利用しておきましょう。

メールアドレスの確認が完了していない

PayPalへの登録を完了したはずなのに、決済のタイミングで「今すぐ支払う」ボタンをクリックできないことがあります。このようなトラブルが生じる場合は、落ち着いて自分のアカウントを確認してみましょう。

もしかすると、メールアドレスの確認が完了していない可能性があります。PayPalでは登録したメールアドレス宛にメールが届くので、メールを開いてリンクをクリックする必要があります。メールアドレスの確認が完了していなければ、決済が正常に行えません。

また、以前に利用制限されたことのあるメールアドレスや電話番号を入力してしまった場合もエラーが発生します。どうしてもエラーが発生する場合は、過去に使ったことのないメールアドレスや電話番号を入力してみましょう。

口座情報を別のアカウントで登録している

PayPalで口座振替を設定しても、正常に引き落としが実行されないことがあります。この場合は、口座番号や氏名を間違って入力してしまっている可能性が高いです。したがって、再度、自分が登録した銀行口座の情報を確認してみてください。

登録した銀行口座の情報が間違っていないにもかかわらず決済が行えない場合は、もう一つの原因が考えられます。それは、同一の口座番号の重複登録です。過去に作成した別のPayPalアカウントに同じ銀行口座を登録していた場合は、新しいアカウントでの口座振替が行えません。別の銀行口座を登録し直して再チャレンジしてください。

偽物のメールに注意する

最近、PayPalを装った偽物のメールが届いたという人が増えています。PayPalがメールを使ってクレジットカード番号やPayPalのパスワードを聞き出すことは一切ありません。PayPalから支払い情報や個人情報を聞き出すようなメールが届いても、絶対に答えないようにしましょう。

PayPalのトラブルは早期に解決しよう!

PayPalは、海外サイトなど、クレジットカード番号を入力したくないサイトで買い物をする際に使える便利な決済サービスです。PayPalには楽天カード情報も登録できるので、PayPalを利用した買い物で楽天ポイントを貯められます。

しかし、PayPalを利用していると、楽天カード以外でも予期せぬエラーやトラブルが生じることもあります。そのような時でも焦らず、冷静に自分が登録した内容を見直しましょう。もしも登録した情報に間違いがないのにエラーが出る場合は、異なる端末やブラウザからログインするのがおすすめです。どうしても解決しない場合は、PayPalに問い合わせて、早期に問題を解決しましょう。

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この記事を監修した人

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