ヤフオクのフリマ出品とオークション出品はどう違う?特徴やメリットも紹介

メルカリをはじめとするフリマアプリの流行に伴い、ヤフオクもフリマ出品が可能になりました。ただ、こんな疑問を持ったことはありませんか?

「ヤフオクのオークション出品とフリマ出品の違いは何だろう?」

ちょっと見ただけでは違いが分かりにくいですが、オークション出品とフリマ出品にはそれぞれに特徴やメリットがあります。

今回は、ヤフオクのフリマ出品とオークション出品にスポットを当てて、その特徴やメリットを解説したいと思います。

「どちらで出品すれば良いのだろう?」と迷っている人は、ぜひ参考にしてください。

目次

ヤフオクの「フリマ出品」「オークション出品」の違いとは?

ヤフオクのフリマ出品はオークション出品と違い、価格が変動しません。

つまり、出品時に決めた価格(定額)でしか落札できないのが、ヤフオクのフリマ出品の大きな特徴です。

実は、ヤフオクのフリマ出品は最近始まったサービスではありません。2016年から「ワンプライス出品」という名称で既にサービスが開始されていましたが、その後「フリマ出品」という名称に変更となり、現在に至っています。

「代金支払い管理サービス」採用で安心して取引ができる

ヤフオクのフリマ出品の支払い方法はオークション出品と同じく、一部カテゴリーの商品を除いて、Yahoo!かんたん決済のみ可能になっています。

Yahoo!かんたん決済の仕組み

残念な話ではありますが、インターネットで商品を購入すると「代金を支払ったのに商品が送られてこない」とか「全く別の商品が送られてきた」などの詐欺に遭遇してしまうことがあります。

Yahoo!かんたん決済では、出品者が商品を発送後、落札者のもとに商品が到着して「受取ボタン」が押されなければ、出品者に落札代金が支払われない仕組みになっています。

この仕組みを「代金支払い管理サービス」と呼び、今まで、フリマ出品やオークション出品の一部で採用されていましたが、2018年3月から、ヤフオクのほぼ全ての出品で採用されることになりました。

こうすることで、商品が届かないなどのトラブルを防ぐことができ、より安心して取引することが可能になっています。

ヤフオクのフリマ出品で選べる発送方法は1つだけ

ヤフオクのオークション出品で「Yahoo!プレミアム登録」をすると、複数の発送方法を選ぶことができますが、フリマ出品では1つしか選択できないので注意が必要です。

ちなみに、オークション出品でもプレミアム登録をしなければ、フリマ出品と同じく発送方法は1つしか選ぶことができません。

選択可能な発送方法として、

・ネコポス(おてがる配送)
・宅急便コンパクト(EAZY)(おてがる配送)
・宅急便(EAZY)(おてがる配送)
・ゆうパケット(おてがる配送)
・ゆうパケットポスト(おてがる配送)
・ゆうパケットポストmini
・ゆうパケットプラス
・ゆうパック(おてがる配送)
・クリックポスト
・定形郵便
・定形外郵便
・レターパックプラス
・レターパックライト
・ゆうメール
・ゆうパック
・宅急便(ヤマト)

などがあります。選べる選択肢については、フリマ出品もオークション出品も変わりません。

ヤフオクのフリマ出品時のおすすめ発送方法

ヤフオクのフリマ出品で商品が売れた際には、ヤマト運輸と日本郵便が提供する配送方法をヤフオク価格で利用できます。
ここでは、フリマ出品でおすすめのヤフネコ!パック、ゆうパック・ゆうパケット(おてがる配送)についてご説明します。

ネコポス・宅急便コンパクト(EAZY)・宅急便(EAZY)

ヤマト運輸が提供する配送サービスです。「ネコポス」「宅急便コンパクト(EAZY)」「宅急便(EAZY)」の3種類の配送方法があります。

ゆうパケットポストmini・ゆうパック・ゆうパケット・ゆうパケットポスト・ゆうパケットプラス(おてがる配送)

日本郵便が提供する配送サービスです。「ゆうパケットポストmini(おてがる配送)」「ゆうパケット(おてがる配送)」「ゆうパケットポスト(おてがる配送)」「ゆうパケットプラス(おてがる配送)」「ゆうパック(おてがる配送)」の5種類の配送方法があります。

ヤフオクのフリマ出品の特徴やメリットを徹底解説

ここからはヤフオクの「フリマ出品」の特徴を具体的に解説していきます。

オークション出品や他のフリマアプリと比べて、ヤフオクのフリマ出品にメリットがあるのか疑問に思った方は、ぜひ参考にしてください。

ヤフオクのフリマ出品価格は定額(即決価格)のみ!

フリマ出品の特徴は、なんと言っても出品価格が固定されていることです。

オークション出品は出品者が販売スタート時の価格を決めて、購入希望者が入札するたびに商品価格が上がっていきますが、フリマ出品は定額でしか出品できません。

フリマ出品は、メルカリやラクマなどのフリマサービスと全く同じ販売形式です。

「最低でもこれくらいの値段で売りたい」という希望がある場合、最低限の販売価格を設定した上で出品できるので、オークション形式のように「思ったより安く買い叩かれてしまった」という失敗がフリマ出品にはありません。

ヤフオクのフリマ出品は誰でも無料でできる!

最近ではYahoo!プレミアム会員に登録しないでもオークション形式で出品できるようになりましたが、フリマ形式でもYahoo!プレミアム会員への登録は必要ありません。

つまり、フリマ出品は無料で行えます。

誰でも無料で取得可能な「Yahoo JAPAN ID」さえあれば、すぐにヤフオクのフリマ出品をスタートできます。

気軽にヤフオクを始めたい人にとっては大きなメリットですね。

ただし、一般会員のままだと、実際に商品が落札された際の落札システム利用料がプレミアム会員よりも高くなってしまいます。具体的には、Yahoo!プレミアム会員が落札価格(税込)の8.8%なのに対して、一般会員の場合は10%となっています。

そのため、ヤフオクでフリマ出品を本格的にやろうと考えておられる方は、Yahoo!プレミアム会員への登録を検討した方が良いでしょう。

ヤフオクのフリマ出品はメルカリなどに比べて、値引き交渉の煩わしさがない!

ヤフオクは値引き交渉されにくいことも大きな特徴です

「郷に入れば郷に従え」ということわざがありますが、ヤフオクのフリマ出品とその他のフリマアプリとの間には、まさに「文化の違い」があり、ヤフオクを利用するユーザーは値引き交渉しないという傾向があります。

実際、メルカリやラクマなどのフリマアプリでは「値引き交渉する(される)前提」で取引に参加しているユーザーが多く、値引き交渉のメッセージが何通も届きます。

値引き交渉は、落札者にとってはメリットがあることですが、出品者にとっては手間がかかって煩わしいですし、決して良い気分はしませんよね?

ヤフオクのフリマ出品の場合、従来のオークション形式に慣れているユーザーが多く、値引き交渉をされることがほとんどないので、ストレスを感じることなく、商品販売に集中することができます。

ヤフオクのフリマ出品は送料によるトラブルが起きにくいシステムになっている!

オークションやフリマアプリで多いのが送料に関するトラブルです。

「送料込みで購入したはずが、いつの間にか着払いになっていた…」
「着払いの料金が購入時の料金より高くなっていた…」

最初から相手を騙すつもりで取引をする人もいますが、出品者と落札者の間の意思疎通がうまくいかなかったことが原因でトラブルに発展するケースがほとんどです。

ヤフオクのフリマ出品では、送料を「出品者負担」にするか「落札者負担」にするかを出品時に出品者が選択することになっていますが、落札者負担を選んだ場合は、具体的な送料を入力しないと出品できない仕様になっています。

送料を入力することにより、落札者が送料を明確に把握することができるので、上記のようなトラブルを防ぐことができるのです。

なお、着払いによる発送は選択できないようになっています。ご注意ください。

ヤフオクのフリマ出品はオークション出品と同程度の集客力を誇る!

「ヤフオクはあくまでもオークションがメイン。フリマで出品しても注目されないのでは…」と心配する人もいるかも知れません。

しかし、安心してください。「フリマ出品」と「オークション出品」とで一応のカテゴリ分けはされているものの、出品してしまえば、両方ともヤフオク内に同じように掲載されるので、注目度に違いは生じません。

フリマ形式で出品しても、日本最大級の利用者数を誇るヤフオクの集客力を利用することができます。

「ユーザーが検索しそうなキーワードを商品タイトルに入れる」などの工夫を凝らすことで、より一層露出を高めることも可能です。

一度でマスターできる。ヤフオクのフリマ出品手順を解説

ここからは、ヤフオクアプリを使ったフリマ出品の手順を紹介していきます。

アプリからの出品はすごく簡単なので、一度実践すればすぐに覚えることができると思います。

まずはヤフオクアプリを起動。フリマ出品ボタンを押す

まずはヤフオクアプリを起動してください(アプリをダウンロードされていない方は、iphoneならAppStoreで、AndroidならPlayストアでダウンロードしておいてください。検索窓に「ヤフオク」と入力し検索ボタンを押せばすぐ出てきます)。

画面下部のメニューバーにある「出品」ボタンを押してください。
そうすると、以下のような画面に遷移するので、「出品」のボタンを押して、出品作業を開始します。

商品写真、商品名、配送方法などを入力する

次は写真や商品名などを入力するページです。

出品する際は、商品写真を必ず挿入するようにしましょう。

あなたがどれだけ良い商品を出品していても、ユーザーに見つけてもらわなければ意味がありません。写真はユーザーの注目を集めるのに役立つので、くどいようですが、必ず掲載するようにしてください。

送料に関してですが、先ほども説明した通り、出品者負担と落札者負担のどちらを選ぶこともできます。

できるだけ分かりやすい料金設定にした方が、落札後のトラブルを最小限に抑えることができます。そのため、送料はなるべく出品者負担にするようにしましょう。

配送方法については、商品の大きさや重さ、形状によって変わってくるので、あなたが出品する商品に適した方法を選択してください。

価格を入力するところでフリマ(定額)を選択すると、フリマ出品をすることができます。

出品前にプレビューで最終チェック

商品写真や商品名、配送方法などが全て入力できたら「プレビューで確認する」ボタンを押して、入力内容を見直しましょう。

問題がなければ、ページの一番下にある「ガイドラインと上記規約に同意して出品する」ボタンを押してください。

出品完了

以下の画像のように「出品が完了しました!」というメッセージが出れば、商品の出品は完了です。

値下げ交渉を受け付けなければ、出品後に交渉メッセージがくることはありませんが、商品に関する質問などは送られてくる可能性があります。

ヤフオクでフリマ出品をしてメッセージが届いた場合は、できるだけ丁寧な対応を心がけるようにしてください。

商品を出品するなら「ヤフオク」と「メルカリ」どちらが良いのか?

中古品売買の代表的なサービスである「ヤフオク」と「メルカリ」ですが、どちらのサービスを利用しようか迷ったことはありませんか?

もしも、あなたが購入者の立場であれば、正直、ヤフオクでもメルカリでも、価格が安い方を利用すれば良いと思います。

しかし、販売者として利用するなら話は別です。出品手数料や売上金の管理方法など、明確な違いがあるので、どちらのサービスを利用するかは慎重に選ぶべきです。

ここからは、ヤフオクとメルカリそれぞれのサービス内容を出品者の視点で比較していきますが、先に結論をいうと、出品するならヤフオクがおすすめです。

それでは、なぜヤフオクでの出品がおすすめなのか、順番に説明していきます。

メルカリは常識外れの値引き交渉をされる可能性がある

メルカリは値引き交渉をされるケースが圧倒的に多いです。

メルカリでは「値引き交渉」が認められているので、交渉すること自体に問題はありません。ただ、交渉してくる購入者の中には、かなり非常識というか、出品者に失礼な内容で値引きコメントを送ってくる人も多いです。

「学生でお金が無いので○○円で売ってください!」とか「半額なら即決します!」などのコメントが普通に送られてきます。

値引きを丁寧に断ったとしても、稀に、暴言を吐いたり、逆ギレとも取れるコメントを返したりするユーザーも存在しています。

プロフィールや商品ページに「大幅な値引きはスルーします」などと記載しておくという手もあります。ただ、そこまでしたとしても値引き交渉が完全になくなることはありません。

「値引き交渉ができるのがメルカリの文化」だと割り切れる人は良いでしょうが、気疲れしやすい人にはおすすめしません。

一方、ヤフオクの場合は、値引き交渉はオプションになっているので、あらかじめオプションをつけなければ、値引交渉のコメントが送られてくる心配はありません。

商品のリサーチや販売だけに集中したいのであれば、ヤフオクのフリマ出品がおすすめです。

振込手数料を無料に出来る!

次は売上金の振込手数料についてです。

メルカリの場合、金額にかかわらず振込手数料が200円かかります。

一方、ヤフオクは、通常で100円、PayPay銀行を利用すると手数料無料で振込申請が可能です。

振込申請から入金までの早さに関しては、ヤフオクもメルカリもほぼ変わりなく、最短でも1営業日〜2営業日で指定口座に振り込まれます。
また、PayPay銀行利用で土日・夜間にも対応可能となります。

以上の事から、ヤフオクで本格活動する際にはPayPay銀行の開設をしておくことをお勧めします。

メルカリはマナーやモラルが低い傾向にある

最後はユーザーのマナーやモラルの問題です。

この章の最初に紹介した「値引き交渉の文化」と関連しているのかもしれませんが、メルカリでは気持ちよくやり取りできないケースがたまにあります。

例えば、

・商品を購入するので取り置きしてほしい。とメッセージがきたので商品を売らずに取っておいたら、結局、購入されなかった。
・「クリスマスプレゼントにしたいので、ラッピングして発送してください」と言われた。
・感謝の気持ちを込めて「おまけ」を同梱して発送したら、「こんな物で喜ぶと思ったのか?」というメッセージがきた。

などなど、値引き交渉以外の場面でも、デリカシーのない質問やメッセージが送られてきたりします。

ヤフオクに比べてユーザー層が若いことが原因かもしれませんが、販売する側にとってはストレスになってしまいます。

ヤフオクでも悪意のあるユーザーに出会うことはありますが、全般的にビジネスライクなやり取りが多く、取引上でストレスを感じることはあまりありません。

【まとめ】ヤフオクのフリマ出品とオークション出品のメリット

結論としては、「ヤフオク」と「メルカリ」ならヤフオクのフリマ出品を、ヤフオクの「フリマ出品」と「オークション出品」を比較した場合はオークション出品を選んでおけば良いでしょう。

昔のヤフオクなら、「Yahoo!プレミアム会員」へ登録しなければオークション出品ができなかったので、無料で出品しようと思えば「フリマ出品」一択でした。

しかし、Yahoo!プレミアム会員に登録せずともオークション出品が利用できるようになったので、無料で出品できるというフリマ出品のメリットは無くなりました。

ただ、今後の展開を見据えると、フリマ出品を選択すべきケースがでてくる可能性は否定できません。

なぜなら「フリマ出品」は完全にメルカリを意識して誕生した出品形態であり、もしも、メルカリで新しい機能やサービスが増えた場合、ヤフオクのフリマ出品も同じように追随する可能性があるからです。

サービス内容の改定は突然行われます。

今のところは「オークション出品」を選んでおけば問題ありませんが、今後の動向には注意しておきましょう。

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