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世の中はお金なのか?人生におけるお金を考察する

「世の中はお金」なのか、そうではないのかは永遠のテーマと言ってもいいでしょう。

色々な考え方がありますが、お金がないと始まらないことも多くあります。

今回は、人生におけるお金について考察します。

世の中はお金だと感じる場面

まずは「世の中はお金」と感じる場面について見ていきます。

お金があればできることが増える

非常に単純なことですが、お金があれば手に入るものは増えます。

家や車、ブランド品、絵画や美術品、様々なものが手に入ります。欲しいと思ったものがすぐ手に入るのは、お金を持っている人の特権です。

学力・学歴もお金次第

一見関係なさそうな学力や学歴も、お金と深い関係があります。

偉人と呼ばれる人の中には貧乏でありながら苦労して勉強し、出世する人もいます。

学力は本人の才能と努力次第で身につくものです。しかし一般的な傾向として、財力と学力は関係しています。

東大生の親の年収を調べると、日本人の平均年収を大幅に上回っています。東京大学で学生生活実態調査を実施・公開しているので、興味がある方は見てみてください。

参考:東京大学 学生生活実態調査

お金に余裕があると、塾や習い事、家庭教師など教育に費用をかけることができます。独学よりも、塾などの専門家の助力を得た方が効率的なのは言うまでもないでしょう。

親に金銭的な余裕がないと分かれば、進学を自ら断念する子供もいます。お金の有無と学力・学歴に密接な関係性があることは、当然のことと言えます。

品格・品性もお金次第

例外はありますが、品が良い人になるにはある程度のお金が必要です。

「衣食足りて礼節を知る」という言葉がありますが、食うや食わずの生活をしている人に品良く振る舞うように言うのは難しいことです。

また品格・品性を身につけるには、マナーが必要な場所に出向く機会がなければ難しいのも事実です。

たとえばファミレスにしか行ったことがない人が、一流のマナーを身に付けている可能性はどれくらいあるでしょうか。逆に一流のレストランの利用に慣れている人が、食事のマナーを何も知らないということはないでしょう。

お金があることで可能になる体験があります。経験を積むことで品性は身に付き、磨かれていくのです。

子孫を残せるかどうかもお金次第

低年収層は結婚できず、子供を持てないというデータがあります。もちろんお金がないと婚姻届が出せないわけではありません。

しかし現実的には、ある程度のお金がないと結婚することに躊躇してしまう場合が多いのは事実でしょう。養育費の負担を考えれば、子供とお金の問題を切り離すことはできません。

結婚生活を解消するのもお金次第

一旦結婚をしても幸せが続くとは限りません。離婚を考えることもあるでしょう。

離婚時もお金の問題が発生します。結婚した二人が独立して生計を立てるには、お金がかかるからです。子供がいるなら、養育費の問題も生じます。

お金を増やせるかはお金次第

現在お金がない人がお金を増やすには、自分の時間を切り売りして働くしかありません。

お金を持っている人なら株式などに投資したり、マンションを買って人に貸したりすることもできます。世の中にお金を稼ぐための手段は複数ありますが、中には元になるお金がないと実行できない手段も多いのです。

資本主義社会は、資本を持っている人に有利な仕組みです。お金を持っている人はお金を増やしやすく、ない人は現状に甘んじるしかない。そういった現実があります。

もちろん、お金を持っていても投資に失敗して無一文になったり、お金がない人でも努力次第でお金持ちになることもあります。しかし、それは全体から見れば少数なのです。

実際にお金を手に入れると「世の中お金じゃない」と思える

「世の中はお金」と感じる例を挙げましたが、実際にお金を手に入れてみると、そう言い切れないことに気づきます。

お金を手に入れた後起きる、心境や環境の変化について見てみましょう。

お金を手に入れても悩みがなくなるわけではない

手元にお金がないときは「お金さえあれば、多くの悩みが解決できる」と考えがちです。たしかにお金で解決できる悩みもあります。

しかし実際にお金を手にしてみると、悩みの全てが解決できるわけではありませんし、新しく生まれる悩みもあることが分かります。

お金を手にしてしまったために「お金を失ったらどうしよう」という不安も生じます。お金を手にすれば、それだけで万事が上手くいくというわけではないと肝に銘じておきましょう。

贅沢には慣れてしまう

お金がないとき、美味しいものが食べたいと思うこともあるでしょう。しかしそのとき願っていた美味しいものがいつでも食べられるようになると、いつの間にかそれは普通の食べ物になってしまいます。

始めのうちは美味しくても、あたりまえになると慣れてしまいます。もっと贅沢なものを食べないと満足できなくなるのです。

人間、贅沢には慣れてしまいますし、それ以上の贅沢を求めるようになると切りがありません。

お金がない時に時々食べるご馳走の方が、満足感という意味では遥かに上に感じます。

節制をしないと酷い目にあう

贅沢なものが気軽に買える場合は、自分を律する必要があります。普通の生活をしていれば贅沢な料理は時々しか食べられませんが、お金があればフランス料理のフルコースを毎日食べることもできます。

しかしそのような食生活を送っていれば、いつか体を壊します。お金がないから自炊をしている人は、お金を持っている人よりも健康的な食生活をしているかもしれません。

現代の日本ではお金があれば、ほとんどのものが手に入ります。自分で節制できなければ、悲惨な結末を迎えるかもしれないのです。

お金を得るだけでなく自分を律する力も身につけましょう。そうしないと、何のためにお金を得るのか分からなくなります。

「世の中はお金じゃない」と思える場面

「世の中はやっぱりお金じゃない」と感じる場面を考えてみます。

お金があれば色々なことができますが、お金だけでは得られないものもあります。

本当の友人や恋人、家族

本当のと前置きしたのは、お金を媒介にした友人関係や恋人関係も残念ながら存在するからです。

一度お金を手に入れて失った経験がある人は、お金と一緒に離れていく友人や恋人のことを骨身に染みて分かっているはずです。

一方でお金とは関係なく愛情を注いでくれる友人や恋人、家族も存在します。そのような大切な人たちは、お金では手に入りません。

これまで積み重ねてきた経験

お金がなければできない経験もあるので、お金と経験は無関係ではありません。

しかし人生で積み重ねてきた経験は、その人だけのものでありお金で買えないものです。

辛い経験も、楽しい経験も、長い人生を生き抜く上ではどちらも糧になります。人生では失敗から学ぶことも多いですが、これも失敗する経験がなければ、得られないものです。

自分が身につけた技術

先ほど挙げた経験に近いものですが、身につけた技術もお金で買えないものです。仕事上でも生活上でも、身につけた技術はあなたの力になります。

たとえば初めて作った料理が美味しくできることはあまりないでしょう。調理を繰り返すことで上手に作れるようになります。

仕事で身につけた接客技術も、経験しなければ身につくものではありません。

身についた技術は色々な場面で役に立ちます。それはお金では買えない、あなただけのものです。

他人の気持ちや愛情

他人の気持ちは、お金でコントロールできません。本当の友人や恋人、家族を手に入れようと、気を引くためにプレゼントを贈ることは可能です。しかしそれで相手の気持ちを動かすことはできません。

お金を持っていても、それだけでは人間が幸せになれません。お金では他人の気持ちや愛情を得ることはできないのです。

過ぎ去っていく時間

一部の時間は、お金で買うこともできます。たとえば自分で家事をする代わりに、家政婦を雇うのは時間をお金で買っている例と言えるでしょう。

しかし、過ぎ去ってしまった過去の時間を取り戻すのはお金を使っても不可能です。

心と体の健康

健康もお金では買えません。

高額医療を受けたり、ジムで体を鍛えたり、保養地で休めば健康を取り戻すこはできるかもしれません。しかし一旦体を壊したら、いくらお金があってもどうしようもない場合が多いです。

自分や大切な人の命

これは言うまでもないでしょう。お金があっても、死を避けることはできません。

自分が死なずに生き続けることもできませんし、死んでしまった大切な人を生き返らせることもできません。

自分が死ぬ時、大切な人と別れるときに後悔をしない生き方をしたいものです。

世の中お金ではなくてもお金を得る理由

お金では手に入らないものもありますが、だからといってお金に価値がないわけではありません。

まずは自分にとって十分なお金を手に入れた上で、お金で手に入らないものも大切にするのがベストです。

なぜまずお金を手に入れるのか、解説します。

「世の中お金じゃない」と思うには金が必要

「世の中お金じゃない」と思えるようになるためには、まずはお金を得ることが必要です。

お金がない時、お金がないこと自体が大きな悩みとなります。お金を得ることを中心に考えて生活するしかありません。

お金を稼ぐのに必死になっていると、お金以外の価値あるものを見過ごしてしまいます。十分なお金を手に入れ目先のお金の悩みから開放されれば、「世の中お金じゃない」と心から思えるようになります。

お金を得ると他人にも優しくなれる

生きることに精一杯の時は、他人に優しくすることはできません。現代社会で生きることは、お金を得ることとほぼ同意義です。

生きていくのに十分なお金があれば余裕を持って他人と接することができます。これは自然なことです。

自分がある程度満たされていて、家族や大切な人を満たせる状態にないと、なかなか他人に優しくできないものです。

お金とそれ意外のバランスも大事

まずはお金を手に入れると言っても、お金だけ得られれば良いわけではありません。

お金を稼ぐために無理をして体を壊してしまったり、友人や恋人、家族など大切な人をないがしろにしては、後悔することになります。

もちろんお金を稼ぐために努力は必要ですし、人と過ごす時間を削らなくてはいけない時もあります。大事なのは、バランスをどう取っていくかです。

お金を稼ぎつつも、大事なものを犠牲にすることがないよう、バランスをとるように心がけましょう。

まとめ

「世の中はお金」なのか否かについて考察しました。色々な考え方があるとは思いますが、お金が大事であること自体は否定できないはずです。

お金がすべてであるとは言いませんが、お金を得ることで変わることは多くあります。

まずはお金がある暮らしを経験してみてください。今よりも幸せを感じるはずです。

そしてお金を稼ぐためには、「お金を稼ぎたい」と強く意識することが重要です。自分にとってのお金を稼ぐことの意味を、もう一度考えてみてください。