物販

輸入ビジネスで失敗する3つの原因!失敗例もケース別に紹介

輸入ビジネスで失敗してしまう原因は、大きく分けて3つあります。この原因を知っておくことで、ビジネスのミスを防ぐことが可能です。

今回、多くの人が陥りやすい失敗例も紹介しています。決して他人事だと思わずに、輸入ビジネスの失敗例を教訓にしてください。

輸入ビジネスが失敗してしまう原因は3つある

輸入ビジネスが失敗してしまう原因は、大きく分けて3つあります。

失敗する原因1:リサーチ不足・情報不足
失敗する原因2:自分を過信・慢心してしまう
失敗する原因3:根拠のない思い込み

とくに初心者は、上記の3つで輸入ビジネスにつまずく人が多いです。また、これらの問題は輸入ビジネスだけでなく、せどりや転売、OEM戦略でも「失敗する原因」として付きまとってくるでしょう。この章で解説していく失敗する原因をしっかりと理解して、同じミスをしないよう心がけてください。

失敗する原因1:リサーチ不足・情報不足

リサーチ不足・情報不足により、輸入ビジネスが失敗することは多々あります。必要な情報を知ることができなければ、利益を出すこともできないからです。輸入ビジネスを始めるのであれば最低限、押さえておきたい情報があります。

・Amazonなど販売で使うサイトの規約
・輸入や取引禁止の商品
・関税などの税金について
・商品を販売するためのノウハウ

仕入れた商品を販売するためには、Amazonなどの大手プラットフォームを使うことが多くなります。間借りしてビジネスを行うので、規約やルールは守らなければいけません。

とくに、Amazonについては規約が常に変わります。少し前までは問題のなかったことでも、ある日突然に禁止されることもあります。定期的に情報を集めていなければ、ビジネスを回していくことは難しいでしょう。

また、輸入禁止品や取引禁止品についても常にリサーチしておかなければいけません。法律で禁止されている商品を取りあつかえば罪に問われてしまいます。

関税などの税金の制度や、稼ぐノウハウも常に変化していくでしょう。このように多くの場面で最新の情報をリサーチすることを心がけてください。流れに乗り遅れると損失を出すどころか、最悪の場合は身を滅ぼすかもしれません。

失敗する原因2:自分を過信・慢心してしまう

自分の能力を過信したり、慢心してしまうと必ず失敗します。「これぐらいでいいや」と適当に作業してしまえば、後から後悔することになるでしょう。

たとえば、慢心から法令や商標などの確認を怠ることで、Amazonのアカウントが停止されたり、知識不足を自覚していないために輸入禁止品を仕入れたりすることも考えられます。

このような過信や慢心は、ある程度利益が出てきた人が陥りやすいです。商品を売って利益を上げる経験をして、さらなるステップアップを目指している人こそ注意しなければいけません。「あの時もっと確認しておけばよかった」と後悔しないためにも、常に謙虚で冷静な対応を心がけることがポイントです。

失敗する原因3:根拠のない思い込み

根拠のない思い込みをするのも、ビジネスの失敗につながります。しっかりと根拠を突き詰めずに行動してしまえば、さまざまなトラブルに見舞われるでしょう。

たとえば、OEM商品を作って売ろうとした場合、ユーザーの需要などをリサーチして、販売のために商品ページや宣伝広告などを用意しなければいけません。ここで「作ったら売れるだろう」とか「ターゲット設定はざっくりでも大丈夫」など、リサーチもせず根拠のない思い込みをする人がいます。

先ほどの過信や慢心と似たところがありますが、本来やるべきことを怠ってしまえばビジネスが成り立つわけがありません。思い込みで行動するクセがある人は今すぐに直すことをオススメします。

輸入ビジネスの失敗例をケース別に詳しく紹介

輸入ビジネスで失敗することは、誰にでもあります。失敗することで経験が積み重なるのは事実ですが、細かいミスやトラブルは事前に防ぐことができます。

ここで紹介する「輸入ビジネスの失敗例」を知り、その原因を理解することで、失敗を最小限に抑えることができるでしょう。ビジネスで成功するためには、スピード感を持って作業するのが重要です。なるべく失敗する数を抑えつつ、スピーディーな行動を心がけてください。

経費の計算ミスによる利益の減少

商品の仕入れにかかる経費の計算ミスは、初心者にありがちな失敗です。関税や税金など経費の計算を間違えてしまうことは、利益の減少につながります。

たとえば、個人輸入で商品を購入した場合、関税はCIF価格(商品代金+運賃+保険料の合計金額)の60%で算出されます。ただ、個人輸入の場合はCIF価格が16,666円以下ならば免税措置を受けることが可能です。

このルールを知らなければ、免税措置を受けられるCIF価格を超えてしまうこともあるでしょう。この場合、当然ながら関税を支払う必要があります。

もし関税の金額を含まずに利益の計算をしていたのなら、商品を売ることで得られる利益も減ることでしょう。利益がどれくらい取れるかの計算は誰でもしますが、仕入れにかかる経費の計算をミスする人は多いので要注意です。

大量に商品を仕入れる・極端に仕入れ数が少ない

商品を大量に仕入れてしまう「過剰在庫」は、とくに失敗例が多いです。リサーチした結果、売れるとわかった商品を必要以上に仕入れれば在庫の山となります。

目先の利益にとらわれすぎて、細部にまで気が回らないとこのような事態になるでしょう。また、新たな商品を取り扱う場合、テスト仕入れやテスト販売をせずにいきなり大ロットで発注してしまえば、不良在庫と赤字が待ちかまえています。

反対に、商品を仕入れる数が極端に少ない「過少在庫」も失敗のひとつです。需要があって利益が出る商品なのに、在庫が少なければ利益を出すチャンスを失っていることと同じです。

このような「過剰在庫」や「過少在庫」による失敗は誰もが経験するでしょう。とくに初心者の場合は経験が少ないため、在庫管理に戸惑う可能性が高いです。

輸入代行業者・配送業者にコストがかかりすぎる

輸入代行業者や配送業者にコストがかかりすぎるのも失敗のひとつです。為替の影響があっても、商品の価格が大きく変動することはほぼありません。

もし仮に商品の価格が一定だとすれば、輸送コストで経費に大きな差が出てきます。輸入ビジネスで大きく稼いでいる人は、業者との直接契約を結んでいます。

しかし、個人で始めたばかりの人は、輸入代行業者を使うことになります。代行業者といっても複数あり、それぞれ手数料や日本への配送料が異なります。

利用した代行業者でコストがかかりすぎれば、本来出せるであろう利益も削ってしまうことになるでしょう。発注から発送まで行ってくれる代行業者は便利ですが、コストが必要なのでしっかりと比較した上で選んでください。

仕入れた商品が偽物・偽ブランド品だった

仕入れた商品が偽物、偽ブランド品だったという失敗もあります。輸入ビジネスを行う以上、偽物をつかまされる「詐欺被害」にあう可能性があるでしょう。

とくに、「中国輸入ビジネス」を行う場合は詐欺被害にあいやすいです。有名ブランド品が異常に安く売られているのを見つけても手を出さないでください。

ビジネスで商品の販売を行うのならば、お客様に偽物を届けることはあってはなりません。信頼を失う行為ですし、最悪の場合は罪にとらわれることもあります。

商品を仕入れる際には、販売価格が安いサイトのみに絞ってはいけません。必ず「信頼性の高いサイト」から仕入れるようにしましょう。

購入したものと違う商品が届けられた

購入したものと違う商品が届けられたケースもあります。利用している輸入代行業者が、間違えて商品を送ってきたという事例もありました。

違う商品が届けられる確率はとても低いですし、実際には起こらないと言えるでしょう。ただし、代行業者も人間なのでミスをすることがあります。

もし仕入れたものと違う商品が届いても、返品や返金をしてもらえるところがほとんどです。さらに、他の商品で利益が出ていれば赤字になることはないでしょう。

業者が何度も違う商品を届けてきたのであれば、違う業者を利用してください。

海外から仕入れた商品に汚損や破損があった

海外から仕入れた商品に、汚損や破損があったということも起こり得ます。仕入れる商品が壊れやすいものであれば、輸送途中で破損する可能性が高いです。

また、海外から届く商品は輸送途中で乱雑に扱われることが多いです。壊れにくい商品を仕入れていても、荷物が汚損や破損することもあります。

どうしても商品の汚損や破損を防ぎたいのであれば、仕入れ時に「厳重な梱包」をお願いすると良いでしょう。

とはいえ、商品の汚損や破損はどうしても起こるものです。購入先や輸送会社に保証してもらうか、割り切るしかないでしょう。ちなみに、このような場合でも他の商品で利益を上げていれば問題ありません。

仕入れたものが法律に違反している商品だった

仕入れたものが、法律に違反している商品だったということもあります。初心者にありがちなミスですが、罪に問われることですので絶対に避けましょう。

輸入ビジネスは、商品であればなんでも販売していいわけではありません。法律やルールに則って健全にビジネスを進めていく必要があるのです。そのためにも、以下の法律は必ず頭に入れておいてください。

・商標権
・意匠権
・薬機法
・電波法
・銃刀法
・食品衛生法
・ワシントン条約

覚えるべき法律は他にもたくさんあります。また、販売先として使うネットショップにも規約がありますので、必ず確認しておきましょう。

ちなみに、輸入したり販売したりするのが難しい商品もあります。ある程度経験がある人ならば、「独自の仕入れ・販売ルート」を作ると大きな利益を上げることも可能です。

仕入れた商品に需要がないため赤字になる

仕入れた商品に需要がないため、赤字になることもあります。そもそも売れなければ資金を回収できないので、仕入れ金額のすべてが損失になります。

そうならないためにも、商品の需要を確認せずに仕入れるのは絶対に避けてください。ビジネスとして仕入れや販売を行う以上、必ず事前にリサーチする必要があります。

リサーチした結果、売れるとわかっている商品のみを仕入れましょう。しかし、経験者でも読み間違えることはあります。

輸入ビジネスにおいて仕入れのミスはつきものですが、リサーチ力の向上や経験である程度は防ぐことができます。そのためにも、常日頃から学ぶ姿勢を持ち、場数を踏むよう心がけてください。

仕入れ価格よりも安く購入されて赤字になる

仕入れ価格よりも安く購入されて、赤字になることがあります。自分が想像していたよりも安い価格で購入されてしまえば、利益を出すことは不可能です。

とくに、ヤフーオークションで商品を出品している人は注意が必要です。オークションという形式で取引がされるため、落札価格が一定ではありません。

このような失敗を防ぐためには、以下の2つを注意してください。

・商品のリサーチ
・商品の出品方法

一つ目は「商品のリサーチ」です。需要がない商品を仕入れてしまえば、購入したい人も少なくなります。そのため販売価格が低くなる可能性が高いでしょう。

二つ目は「商品の出品方法」です。商品のタイトルや説明文があいまいで、魅力的な画像を使っていなければ、入札数は増えません。

たとえ需要の高い商品を出品していても、タイトルや説明文を雑に設定すれば、結果的に安い価格で落札されることでしょう。もしオークションで商品を販売するのであれば、上記の2点に気をつけることで赤字を防ぐことができます。

広告を出稿するもリサーチ不足により失敗

広告を出稿するもリサーチ不足により失敗することがあります。とくに、自社サイトを運営している人は注意しなければいけません。

広告を出すためにはリサーチが必要で、商品のキーワードやライバルの強さなどをあらかじめ知っておきましょう。その上で広告費の予算を確保してください。

また、広告は出稿して終わりではなく、ある程度は継続的に出す必要があります。その日によって条件に違いが出たり、広告費が増減したりするため、管理を怠ってはいけません。このように、広告を出稿する際には「リサーチ不足」と「管理不足」という失敗をしないよう気をつけましょう。

お金の流れを管理せずに資金不足となる

お金の流れを管理せずに、資金不足となるケースも少なくありません。輸入ビジネスにおいて、実際の利益はカードやAmazonなどの支払日に手に入ります。

また、商品の仕入れ額はカードの支払日に請求されます。つまり仕入れ金の請求よりも先に商品を売って利益を出さなければ、資金が不足してしまうわけです。

初めから多くの資金を用意できれば問題ありませんが、小資金でスタートする場合はお金の流れに注意する必要があります。管理を怠ればすぐに資金不足になり、赤字を抱えることになるでしょう。なるべく「入金ベース」でお金を管理していくよう心がけてください。

型違い・別物の商品を出品してしまう

型違い・別物の商品を出品してしまう失敗もあります。たとえば、出品していた商品が実は型番が違っていたり、バージョンが異なる商品だったりします。

このようなミスは、商品を手にしたお客様からの申告で判明することが多いです。ミスが原因でお客様から悪い評価を付けられてしまうこともあります。

悪い評価を受けてしまえば、あなたの信頼性が低くなってしまうでしょう。「違う商品を送ってくる」というコメントを残されたら、誰もあなたの所から商品を購入しようとはしません。

このミスを防ぐためには、しっかりと商品について調べるしかありません。また、過去に取り扱ったことのある商品を仕入れることで、出品ミスを防ぐことも可能です。

購入者への配送ミス・送る商品の間違い

購入者への配送ミス・送る商品の間違いが起こる可能性もあります。とくに取り扱う商品が多くなればなるほど、このようなケアレスミスが起こりやすいです。

購入者への配送ミスなどは、1件起こるだけでも対応に多大な手間と時間がかかります。さらには販売者としての評価や実績にキズが付いてしまうでしょう。こういったケアレスミスは完全に防ぐよう心がけてください。

商品を値下げして利益を減らしてしまう

商品を値下げして利益を減らしてしまうのも、典型的な失敗例です。とくに初心者は商品が売れないから、安易な値下げに走る傾向にあります。

そこで仕入れ価格よりも販売価格が下回れば、赤字になってしまうでしょう。また、商品が売れないからといって、すぐに値下げするのは避けてください。

商品が売れないのには必ず原因があります。たとえば、販売価格が高すぎれば値下げをしてもいいでしょう。そうでない場合、販売価格に問題がないのに売れなければ、集客の部分で問題を抱えていることが考えられます。

さらに、ライバルが多すぎる、ライバルが強すぎることが原因の場合もあるでしょう。この場合は単純に「リサーチ不足」が原因となります。商品を値下げしなくても販売できるよう、事前にしっかりとリサーチすることを心がけてください。

知識だけを得て満足してしまう

輸入ビジネス初心者の中には、知識だけを得て満足してしまう人がいます。失敗しないためにも知識やノウハウを吸収することは大事です。

しかし、成功するための方法やノウハウにとらわれすぎれば、いわゆる「ノウハウコレクター」という状態に陥ります。この状態になれば、ノウハウを得て失敗すると、また新たなノウハウを求めるようになります。

インターネット上では、簡単に輸入ビジネスで成功したという人を見つけることができます。成功するための方法やノウハウを知ることもできるでしょう。

ただ、公開されている方法やノウハウは時代遅れとなっている可能性もあります。人によって置かれている状況も違いますので、誰にでも当てはまるものではありません。

輸入ビジネスに限ったことではありませんが、ビジネスで「必ず成功できる方法やノウハウ」は存在しません。自分で考えて行動しなければ、成功を掴み取ることはできないのです。

知識だけを得て満足する「ノウハウコレクター」にならないため、ノウハウはあくまで参考程度と考えるようにしましょう。その上で行動して臨機応変な対応を身につけられれば成功する可能性をぐんとあげることもできます。

売る商品にこだわりを持ちすぎる

売る商品にこだわりを持ちすぎるのも、失敗の原因です。たとえば、自分が好きなブランドだから利益が少なくても仕入れ続けるという人が存在しています。また、過去に売れたからまた売れるだろうという希望的観測を持つ人や、自社サイトで取り扱っているけれど需要がない商品を仕入れ続ける人もいます。

このような人たちは、「売れる商品」についてリサーチ不足と言えるでしょう。輸入ビジネスで稼ぐためには、需要を調べて商品を仕入れなければいけません。

商品へのこだわりを持ちすぎたり、固執しすぎたりすれば利益を出すことはできません。しっかりとリサーチをした上でビジネスに臨んでください。

まとめ

今回は輸入ビジネスが失敗する3つの原因と、失敗しやすい事例を紹介していきました。初心者だけでなく、中級者やベテランでもつまずきやすいポイントが多数あります。

もちろんすべてのミスを防ぐことは不可能です。しかし、意識していれば細かいミスを事前に防ぐことはできます。そのぶん利益を出せる作業に時間を使うことができるでしょう。

また、失敗することで必要以上に落ち込んではいけません。トータルで利益が出ていれば問題はないのです。失敗した原因を突き止めて、今後のビジネスに活かしてください。