アダチ氏インタビュー 土木作業員が100万円を達成したカメラ転売ストーリー

土木作業員の日常に嫌気が差し、カメラ転売ビジネスで独立した足立氏。

独立当初の苦労話や、コンサルティング業をはじめたきっかけなどをインタビューしました。

目次

カメラ転売で独立し100万円を達成

――まずは簡単に自己紹介をお願いします。

現在38歳で、静岡に住んでいます。
10年前くらいに独立し、専業でカメラを転売する事業をしています。

10年間は色々ありました。

――なぜカメラ転売をはじめたんですか?

25歳の時に土木作業員として働いていたのですが、社内での人間関係や給与面で嫌気が差していたんです。
例えば、一生懸命頑張っても手取りで14万円と、ボーナスも1年に10万円ぐらいしか貰えないという状態でしたね。

このままでいいのかと悩み、独立したいなって思ったんですけど、何をやっていいのか分からなかったんですね。
いろんな方のメルマガを読み、まぐまぐというビジネスのメルマガと偶然出会ったんです。
そこで、世界を回るブロガーみたいな方のメルマガを取り、偶然カメラ転売が誰でもできて儲かると知ったんですよ。

そこから10年間、カメラ転売をしてきましたが、初めの1か月は全く稼げずに赤字が10万円でしたね。
2か月目から師匠を探して、店舗やネット仕入れなど色々教えてもらいました。

ネットで仕入れることを覚え、そこで月収30万円になったんですよ。
そこからさらに売り上げを伸ばし、1年後には100万円を達成した形ですね。

独立当初の苦難

――自分でやってみて限界は感じましたか?

当時は外注化っていう概念が無くて、全部自分でやるしかなかったんですよ。
朝から晩までずっとネットを見ながら仕入れして、深夜になってから写真撮影とか梱包をしていたので大変でした。

――それだけ頑張ってマイナス10万円って大変じゃないですか。

そうですね。
初めの1か月はしょうがないんだよみたいなことをいろんな方が言われてたので、それも経験値だと捉えて自分を信じてやっていましたよ。
ただ結構しんどかったですね。
もうやめようかなって思いました。
最初の1か月は。

――その時はもうお仕事は辞めていたんですか?

その時はNTTの代理店みたいなところでテレアポをしながら頑張ってましたね。

――テレアポしながら自分のビジネスを立ち上げたいたのに、マイナス10万円っていうのはかなりの絶望ですよね。

そうですね。
今でも忘れられないんですけど、本当に稼げるのか不安になりながら、両手に紙袋を持って立ち尽くしてたって記憶がありますね。
ただ、自分はもうこれでやるって周りの友達に公言していたんですよ。
だから後に引けず、やるしかないって思ってやってましたね。

その状態がずっと続いていたら、やめていたかもしれないですね。
危機感があり、コンサルティングを受けることにしたんです。

コンサルティングを受けて変わった

――実際にコンサルティングを受けて、何か変わりましたか?

実は、そこまで具体的なことは教えてもらってないんですよ。
本当に教えてもらったのは、マインド面ですね。

その方は東京にいてひたすら店舗仕入れをしている方だったんですけれども、自分はその店舗仕入れはやってなくてネットオンリーだったんですね。
店舗に行ってみてもなかなか見つけられないので、とにかくネットでひたすら調べてこれだけ個数をこなしたら稼げるんだみたいな感じでした。

気が付いたら利益が出てたっていう形です。
単純に背中を押してもらってたんですね。

――それでもやっぱり、足立さんにとって効果はありましたか?

そうですね。
あと、自分にとって大きかったのは同期がいたことです。
その方が2ヶ月目とかで80万円を達成していたんですよ。
それだけ稼げる人がいる訳だから、自分にもできないはずがないんだなって信じることができ、引き立てられましたね。

――実際にどのぐらい稼げるようになりましたか?

2ヶ月目で10万円で、4,5ヶ月で30万円で、1年で100万円を稼ぐことができました。

――今も現役は続けられているんですか?

そうですね。
あれから続いてますね。
しんどいなって思う時期もあったんですけど、今も一人でやってます。

現在の利益は120万円前後で、そんな頑張らずにというか、普通に働きながらやってるっていう形ですね。
気を張らずにゆるくやってるという感じになります。

――すごいですね。

いやいやいや。
一人でやっていくのはこれが結構限界かなと思っているので、将来的には買取など何か違う仕入れ先を開拓しようかなと思っていますよ。

アクシグも調べた

――ちなみに、アクシグのことはご存知でしたか?

もちろんです。
ブログを立ち上げる時にいろんなキーワードで検索すると、アクシグさんが必ず出てくるので知っていましたよ。
どの方が運営しているのかなと気になり、吉田さんがやっていることも調べました。

――僕のことは知ってましたか。

そうですね、もちろんです。
ECの第一人者として知っています。

――ありがとうございます。笑

コンサルティングをはじめたきっかけ

――それだけお稼ぎになっていたんであれば、ご自身のビジネスだけで満足されてもおかしくないんじゃないかなと思うんですが、どうしてコンサルティングを始めようかなと思ったんですか?

はじめはそこまで前向きではなかったんです。
でも、自分の周りにいる友達から教えてくれっていう声もあったし、実際に月20万とか30万を稼ぐ友達も出てきたので、これは再現性があるのかなっていう風におもいました。

あと、物販プレーヤーとしてやっていくのと同時並行でアメブロを書いていたんですね。
今は書いていないんですけど。

そうしたら結構問い合わせが来たので、そこからそこまで積極的ではないですけれども、コンサルティングをやるという流れになりましたね。

人に教えることで気づいた

――急に羽振りがよくなってお友達も羨ましくなったみたいな感じなんでしょうか。

そうでしょうね。
朝はいつ起きてもいいし、嫌な人間関係もないし、友達にとっては羨ましかったんじゃないかなという風には思います。

でも、当時の自分はずっと敷かれたレールの上に乗って生きてたので、そのレールがぱっとなくなった瞬間に自分の時間の使い方がわかんなくなってしまいました。
ずっと家にいて引きこもってるので疲れないし、寝られないんですよね。
だから、無駄に夜中歩いたりとかジムに通ったりとかして何とか体調面をよくしていたんですけど、今考えたら多分あれは鬱だったなという風に思いますね。

――その時間を埋めるために人に教えるということを始めたんですか?

おっしゃる通りです。
人間の繋がりが欲しいなっていうのもありました。
自分一人で稼いでも面白くないなって思い情報発信も始めたし、人に教えることもしましたね。

――アウトプットって大事ですよね。

そうですね。
大事だと思います。

――人に教えることでご自身の成長にも繋がりましたか?

そうですね、どうかな。

意外にこういうところで人はつまずくんだなってわかったりとかしましたね。
自分は結構、必死に人生変えたくてもう朝から晩まで作業したんですけども、それができない人も意外にいるんだということもわかりました。

できない人がいたらどうやってお尻を叩いて行動させるのかとか指導方法とかっていうのを、自分も教えながら学んでいったという形ですね。

コンサル生の実績

――コンサル生の実績はどうですか?

昨年、2022年はそこまでコンサル生っていうのを取ってないですけれども、多い方で月収100万円以上を稼がれた方が2名いらっしゃいました。
あとは副業で10万円とか30万円稼がれた方がちらほらいますね。

もちろん、これは嘘偽りなく言いますけど、稼げない人もいます。
稼げない人がいるっていうので自分では悩んでいるのもありますし、それもあってそこまでコンサル生を積極的に取れないっていうジレンマもありますね。

――やっぱりお互いが一生懸命やらないと結果は出ないですよね。

そうですね。

カメラ転売にはいろんなノウハウがあります。
もちろん僕自分が仕入れて販売している商品も全部わかっているので教えるんですけども、やっぱりそれを実践していただくのは本人なので、その人の行動量や考え方っていうのはやっぱり結果として出てきますね。

そこを、上を向かせるというかマインド面を上げていくのもコンサルの一つだなという風には思いますね。

――いい指導者だなと思います。

ありがとうございます。

コンサルティング業でのこだわり

――悩みながらコンサルティングもされていると思うんですが、足立さんなりのこだわりポイントとか強みを教えてください。

自分はやっぱり現役のプレーヤーっていうことに誇りを持っているというか好きでやってるので、情報発信だけに振れずに現在進行形で今でも転売をやってますよっていうのが強みですね。
実際に今でも仕入れて販売してる商品をコンサル生に共有したりしているので、臨場感であったりとかリアルに稼げるんだっていうことを分かってもらえるんですよ。

僕自身もコンサルティングを受けてきたんですけど、なんか今現在本当に稼いでるのか分かんない人から教えてもらってもなかなか信じられないっていうのもあるんですよね。
それを踏まえて、自分はリアルでやってることをそのまま伝えるっていうことを大事にしていますね。

印象深いコンサル生のエピソード

――印象深いコンサル生の生の声があったら教えてください。

昨年、月収100万円稼がれた方は主婦の方だったんですけれども、はじめはそこまで収益も出ていなかったんですよ。

1年2年以上転売をやっているのに、全然収益が出ていなくてそれでもまだ諦めずにやれる方ってなかなかいないと思うんですよね。
それでも僕にかけてくれて、教えて欲しいって言われたんですけど、果たして2年以上稼げてない人を稼がせられるのかなっていう風に思いました。

はじめは高く仕入れ過ぎていたのを損切りさせて、とにかく在庫をなくして、管理をさせていたらいきなり利益が20万円出たんです。
嘘みたいで信じられませんって言われましたね。

その方はカメラの輸出をやってたんですけれども、円安の影響もあってそこからどんどんカメラが売れ出すようになったんです。
気が付いたら50万円、70万円と増えて行き、100万円いきそうですってなって、気がついたら本当に100万円言ったんですね。

こんなに短期間で一気に右肩上がりになる人を見たことなかったので、それはちょっと驚きましたね。
コンサル冥利に尽きました。

コンサルティングのやりがい

――自分事のように喜んでらっしゃるのが、すごく印象的です。

ありがとうございます。
そうですね。

――一緒に伴走してそのコンサル生の方が成果を出されたらやっぱり嬉しいですか?

そうですね。
結果を出してくれたらもうめちゃくちゃ嬉しいです。

その方も好きで転売をしているわけではなく、借金などの理由で始めた方でした。
教えたことで借金を返して、元の生活とか理想の暮らしか、普通な幸せな暮らしをしてくれると僕も嬉しいですね。

教えてもらって良かったですって言われるのが、自分としてはやって良かったなという風には思います。

これからカメラ転売を始める人に向けて

アダチさんの実績の一部。コンスタントに月収100万円以上稼いでいることが分かる

――最後に、これからカメラ転売を始めようと考えてる方に向けて、足立さんから一言お願いいたします。

カメラ転売は、僕が始めた時から飽和してるって言われたんですけれども、それから10年経ってもしっかり稼げるビジネスです。
もちろん稼げない人もいるんですけれども。

なんで稼げるかっていうと、そんなにテクニックとかノウハウ的なものではなくて、もう単純に商売の本質、転売の本質が重要ですね。
安く仕入れて高く売るという、もう本当にシンプルなことを追求するだけのビジネスなんですよ。

なので不器用な人とか凡人な人ほど成功できると僕は思っていますね。
天才肌とかそういう人じゃない、地道にやる人の方が成功するものだと思っています。

カメラ転売は誰にでも成功できるチャンスがあるものだと僕は思っています。
カメラは、国内だけではなく海外でもどこでも売れる商材なので、その点でもお勧めできますね。

――足立さんたいろいろ悩みながら真摯に向き合っている姿勢がよく感じ取られるインタビューでした。今日は取材させていただいてありがとうございました。

こちらこそありがとうございました。

編集部より一言

地道な努力と自分を信じる強さがカメラ転売には重要なことがわかりました。
どのビジネスでも大事なマインドですよね。

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この記事を監修した人

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