「いらなくなったアクセサリーは売れる?」
「ハンドメイドの作品を売ってもいい?」
「アクセサリーの売り方を知りたい」
このような悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
いらないものであってもそのまま捨ててしまうのは、あまりにももったいない話ですよね。うまく売れるとまとまったお金になることもあります。
そこで今回は
- いらなくなったアクセサリーを売る方法
- ハンドメイドのアクセサリーを売るコツ
- 海外にハンドメイドのアクセサリーを売る方法
これらを徹底解説します。
いらないアクセサリーがある場合は、メルカリなどで買い取ってもらうかハンドメイドの材料にしてみましょう。今回の記事の内容を参考にして、賢く処分してください。
ブランド物のアクセサリーを売る方法
まず最初に、ブランド物のアクセサリーを売る方法を解説します。ブランド物のアクセサリーは買取専門店に買い取ってもらうのが最も簡単です。人気ブランドであれば高額買取してもらえます。
おすすめブランド物アクセサリー買取店
おすすめのブランド物アクセサリーの買取店は、ブランディアです。
ブランディアなら、実店舗まで足を運ぶ必要はありません。ネットで申し込み、アクセサリーを郵送すれば1~3日で査定してくれます。査定金額が気に入らない場合は、ブランディアが送料負担で返送してくれます。
ブランディアは買取る商品の幅が広く、ネックレスのチェーンが切れていたり、指輪の石が取れていても買い取ってくれます。買取価格も他社と比べると全体的に高い傾向にあります。
その他だと、ブランドゥールもおすすめです。
ブランドゥールもネットで申し込んで郵送すれば査定してくれます。また、郵送では心配だという場合は、出張買取もしてくれます。
ただし、東京23区内にお住まい・お品物の合計点数が50点以上・お品物の発売年代が2年以内という条件がありますのでご注意ください。
買取価格の高いアクセサリーブランド
以下のブランドのアクセサリーは特に買取価格が高いです。
・カルティエ
・4℃
・ブシュロン
・クロムハーツ
・ハリーウィンストン
・ピアジェ
ブランド物アクセサリーを高く売るコツ
ブランド物アクセサリーを高く売るコツは、綺麗にクリーニングしておくことです。宝石類は傷つけないように注意しつつ、丁寧にクリーニングしましょう。
専用のクロスで汗や汚れを拭き取ってください。専用クロスがない場合は柔らかい布でも構いません。
ゴールドやプラチナが汚くなっている場合は、中性洗剤をぬるま湯で薄めて、柔らかい歯ブラシを使ってブラッシングしましょう。きれいになったら水ですすいだ上で乾かし、柔らかい布でこすって仕上げてください。そうすると輝きが戻ります。
シルバーが黒く変色している場合は、シルバー専用クリーナーで磨くと良いでしょう。
宝石類は鑑定書・鑑別書があると良い
また、ダイヤモンドなどの宝石類の場合は、鑑定書や鑑別書も一緒に提出しましょう。
鑑定書には宝石類のグレードが、鑑別書にはその他の詳細情報が記載されています。鑑定書・鑑別書がある方が高く売れます。なくしてしまって手元にない場合は、他の業者に鑑定・鑑別してもらってから売った方が良い場合もあります。
ノーブランドのアクセサリーを売る方法
続いて、ノーブランドのアクセサリーを売る方法を解説します。
フリマイベントに出店
ノーブランド品は基本的に買取ってもらえません。そのため、フリマで売るのが現実的です。
フリマが近くで開催されていない場合は、フリマアプリに出品しましょう。
おすすめフリマアプリ
おすすめのフリマアプリはメルカリです。
メルカリは売れた時に販売手数料がかかるだけで、登録料・利用料・出品手数料が全て無料です。女性利用者が多く、アクセサリーの需要は高いのも魅力的です。
また、ラクマも、メルカリ同様女性利用者が多いのでおすすめです。
安物アクセサリーはお金にならない
ノーブランドのアクセサリーが高く売れることはありません。特に安物だとお金にならないことがほとんどです。
そのため、あまり期待せず「売れたらラッキー」程度に思って出品すると精神的にも楽です。
ハンドメイドの材料にするのもあり!
ハンドメイドが趣味の方には、安物アクセサリーをハンドメイドの材料として有効活用することをおすすめします。
ハンドメイドをやらない人も、ハンドメイドの材料としてフリマアプリに出品すると結構需要があります。ただし、材料として売る場合はまとまった量が必要です。それこそアクセサリー10個分くらいの量がないと、なかなか売れません。
ハンドメイドのアクセサリーの売り方
ここからは、ハンドメイド商品の売り方や注意点を紹介します。
ハンドメイド販売に資格は不要
ハンドメイドアクセサリーの販売に資格はいりません。
ただし、アクセサリーの販売を始めた時は、「納税地を管轄する税務署」に開業届を提出する必要があります。
販売禁止のハンドメイド作品
たとえハンドメイド作品であっても、以下のような作品を売るのは違法です。
・キャラクター作品のコピー
・ブランド品のコピー
・ブランドのロゴ入り、ロゴを模倣した作品
・他のハンドメイド作者のコピー
・キットで作成したもの
販売できるのはオリジナルのハンドメイド作品のみです。既成品やコピーの販売は厳禁ですので注意してください。
ハンドメイドアクセサリーの売り方
ハンドメイドアクセサリーを売る方法には以下のようなものがあります。
・イベントに出店
・カフェや個人経営サロンに委託販売
一番簡単な方法はネット販売です。家から一歩も出ずに販売できます。
一番楽しい売り方はイベント出店です。大きなイベントとしては、東京ビックサイトで行われるハンドメイドジャパンフェス・デザインフェスタなどが挙げられます。この手のイベントを利用すれば、数万人の来場者に向けて販売できます。また、他のハンドメイド作家の友達をつくることもできます。
委託販売は初心者には一番難しい方法ですが、良い委託先を見つけることができれば、最も利益を出しやすい売り方と言えます。
おすすめハンドメイドECモール
ハンドメイドアクセサリーの販売におすすめのECモールを2つ紹介します。
1つ目は、minneです。
Minneは日本最大級のハンドメイド専門ECモールです。Minneはテレビや雑誌で取り上げられるなど認知度が高いため、集客力は抜群です。利用者の大半は20~30代の女性が中心で、アクセサリーの需要も高いです。販売手数料は10.56%、売上の振込手数料は220円です。
2つ目は、Creemaです。
Creemaも日本最大級のハンドメイドECモールです。利用者は20代後半~40代前半の女性が大半を占めており、こちらもアクセサリーに対する需要が高いです。販売手数料は10%です。売上の振込手数料は30,000円未満の場合は176円、30,000円以上の場合は275円です。(PayPay銀行利用なら一律55円)
参考:PayPay銀行
メルカリでハンドメイドのアクセサリーを売るコツ
メルカリでハンドメイドのアクセサリー作品を売るとき、どのような点に注意したり工夫すればいいのでしょうか。
写真は見やすいものを使う
メルカリでは商品一覧で写真と金額が表示されるため、商品を探しているユーザーの目にとまらなければ説明文や詳細を読んでもらえません。
商品説明の細かい部分まで毎回チェックする人はほとんどいないので、まずは写真を見てもらい「この商品興味ある!欲しい!」と思われなければ意味がありません。
写真は見やすいものにしましょう。日陰で暗くなっていたり蛍光灯などで明るすぎるものは見にくいのでNGです。写真加工アプリを使う機会もあると思いますが、実物とあまりにギャップがある加工はクレームの原因にもなるのでやめましょう。
商品説明などでキーワードを工夫しよう
メルカリではハッシュタグやカテゴリーなどを使った検索もできます。
商品に関連するものや商品を実際に使うシーンに関する内容をキーワードとして使うことで、お客さんにイメージしてもらいやすくなるメリットがあります。
例えばアクセサリーを出品する際に「入学式や結婚式など冠婚葬祭でも使えます」などと説明することで、鞄や靴など他の商品を探していた人が「これもいるかもしれない」などと買ってくれる可能性も高くなります。
海外にハンドメイドアクセサリーを売る方法
最後に、ハンドメイドアクセサリーを海外に売る方法を解説します。
国内のハンドメイド市場はある程度飽和しています。MinneやCreemaで売れない場合は、海外販売をおすすめします。
ハンドメイドの海外販売をおすすめする理由
ハンドメイド作品の海外販売をおすすめする理由は3つあります。
(1)海外のハンドメイド市場は日本ほど飽和していない
(2)海外向けにハンドメイド商品の販売をしている日本人が少ない(そのため、日本人というだけである程度のブランディングが可能)
(3)日本ではハンドメイドに必要な道具が安く手に入る(その結果、価格を安く設定できる)
ハンドメイド海外販売におすすめのECモール「Etsy」
ハンドメイド商品を海外販売するのに一番オススメのサイトはEtsyです。
Etsyはハンドメイドに特化した世界最大級のECサイトです。750万近い販売者と、およそ1億万以上の購入者が利用しており、およそ1億万点以上の商品が出品されています。日本最大のハンドメイドECサイト「Minne」の販売者数(ブランド含む)が約80万人以上なので、その市場規模は約10倍です。
Etsyのメリット
Etsyには以下のようなメリットがあります。
(1)日本語に対応している
EtsyはアメリカのECサイトですが、全ての機能が日本語に対応しているため各種手続きが非常に簡単です。
(2)趣味として販売している人が比較的少ない
趣味として販売している人は、利益度外視で原価に近い価格で販売することが多いです。そのため、趣味目的の人が多い市場では、値段を安くしないと売れないため、利益を出すことが難しくなっています。その点、Etsyは趣味目的で販売している人が少ないため、営利を目的としたハンドメイド商品の販売に適しています。
(3)日本人ライバルが非常に少ない
日本人のライバルが少ないということは、日本的なハンドメイド商品の希少価値が上がるということです。このような商品を販売することができれば、確実な利益が見込めます。
アジア最大級のハンドメイド越境ECモール「Pinkoi」
ハンドメイドの海外販売におすすめのECサイトをもう一つ紹介します。それはアジア最大級のハンドメイド越境ECサイトのPinkoiです。
Pinkoiは中国・タイ・香港・マカオなどのアジア諸国から、アメリカ・カナダなどの北米諸国まで90か国以上へ販売可能です。
ただし、Pinkoiへ出品するには審査があり、これに通らないと出品できません。これが参入障壁となっています。しかし逆に言えば、この参入障壁のおかげで市場が飽和していないとも言えます。
ハンドメイド海外販売のデメリット
ハンドメイド作品を海外販売する上で一番のデメリットは、真似される可能性が高いことです。特に中国などは積極的に真似します。
真似されるのが嫌な方は、商標登録をおすすめします。
アクセサリーは物によって売り方が違う
一口に「アクセサリーの売り方」と言っても、ものによって売り方は全く異なります。あなたのアクセサリーにあった売り方を実践してみてください。