ヤフオクは偽物だらけって本当?見抜き方と返金交渉術を解説

ヤフオクは日本最大級のオークションサイトです。40,000種類以上もの幅広いカテゴリの商品が常時6,000万点以上も出品されています。お買い得商品もたくさんありますが、中にはブランド品の偽物なども出品されています。

そこで今回は、ヤフオクで落札した商品が偽物だった場合の対処法と、入札前に偽物を見抜くポイントを解説します。

目次

ヤフオクの偽物排除システム

以前のヤフオクには偽物が大量に出回っていましたが、現在は偽物を検出するシステムが強化されたおかげで、偽物出品がかなり少なくなっています。

偽物出品検出AIの導入

ヤフオクでは2005年から機械学習による不正出品検出システムが導入されていました。しかし、検出精度はそこまで高くありませんでした。

そこで、2018年11月に、ディープラーニング特化型スパコン「kukai」と1,000万件以上の過去の取引データを元に、偽物出品検出AIを開発・導入しました。これにより偽物検知精度が従来の3倍以上、処理速度は約70倍に跳ね上がりました。偽物出品検出AIが検知した出品物は、優先的に人的チェックに回されます。

完璧ではない

しかし、ヤフオクの偽物出品検出AIはまだ完璧ではありません。ディープラーニングを基幹とするシステムなので、時間が経てば経つほど精度は上がりますが、今のところはまだ完璧に偽物を見分けることはできません。

したがって、入札者側で偽物を見抜く努力をする必要があります。

偽物が届いてもヤフオクは対応してくれない

偽物を見抜けずに落札してしまった場合、ヤフオクに問い合わせても個人間取引の場合は対応してもらえないことがほとんどです。

個人出品商品が偽物だった場合の対処法

個人の出品者から落札した商品が偽物だった場合の対処法を説明します。

個人出品の場合は、自分で出品者に問い合わせて返品・返金対応する必要があります。

出品者が偽物と分かっていた場合

出品者が偽物と知りながら「バレなきゃラッキー」と確信犯的に出品していた場合、クレームを入れればすぐに返金対応してくれることが多いです。

もちろん、中には無視する出品者もいますが、被害届をチラつかせると大抵の場合は返金してくれます。

出品者が偽物と知らなかった場合

厄介なのは出品者が偽物と知らずに出品していた場合です。

出品者は本物を出品したつもりでいるため、偽物である証拠を揃えて出品者を説得する必要があります。

個人の偽物出品者との返金交渉術

個人の出品者と返金を巡って交渉する際のポイントを4つ紹介します。

堂々と丁寧に

落札した商品が偽物だと分かると、ついイラッとしてクレームを言いたくなります。

しかし、出品者が偽物であると知らなかった場合、クレーマーが言いがかりをつけてきたと判断され、まともに対応してもらえない可能性があります。

したがって、冷静かつ丁寧に対応しましょう。

偽物である証拠を提示する

返金交渉では偽物の証明が欠かせません。

ブランドのロゴなどが明らかに違う場合は、本物との比較写真を提示しましょう。

それでも納得しない場合は、ブランド店や質屋で鑑定してもらいましょう。ただし、鑑定にも費用がかかります。返金額と鑑定費を計算してよく考えてから依頼しましょう。

警察に被害届を出すことを伝える

偽物である証拠を提示しても返金を渋る場合は、偽物の販売が犯罪であること、そして自分には被害届を出す意思があることをはっきり伝えましょう。

返金交渉後の対応

相手が返金に応じたら、自分も返品しましょう。

返金に応じない場合は、評価コメントに偽物を掴まされたことを記載してから警察に被害届を出しましょう。

被害届を出した場合の警察の対応

偽ブランド品の所持・販売は犯罪です。

したがって、偽物を買わされた場合は警察に被害届を出すことができます

警察が捜査する可能性は低い

しかし、個人間取引の小さな被害では警察が捜査してくれる可能性は低いです。なぜなら事件がたくさんありすぎて、全ての事件に対応することができないからです。

過去の偽ブランド品の所持・販売で逮捕されたケースがいくつかありますが、どれも企業が被害届を出すなど被害規模が大きいケースばかりです。

常習犯の場合は警察が動いてくれる

しかし、被害届を出すことは無意味ではありません。

なぜなら、あなたの被害届だけでは動きませんが、他の人からも同様の被害届が何通も届いた場合は、警察も捜査を始めるからです。

偽物を見分けるための3つの特徴

偽物を見分けるには、何に着目すればよいのでしょうか。ここでは、偽物を見分けるための3つの特徴を紹介します。1つでも該当する場合は、注意が必要です。

ブランドが出してなさそうなジャンルである

「本当にそのブランドが製造しているのか?」という観点で考えてみましょう。

たとえば、カジュアルなデザインの男性用パンツが「ルイヴィトン」として売られていたとしたら、違和感を感じませんか?

これらは、海外の露店などでブランドパロディ商品として販売されており、もちろん偽物です。

すぐに判断が付かないときは、各ブランドの公式サイトを参考にすることをおすすめします。
公式サイトに載っていないジャンルのアイテムであれば、偽物である可能性が高いでしょう。

異常なほど低価格である

定価が数万円の商品が、数千円で出品されていた場合などは注意が必要です。

ブランド品のコピーアイテムは、韓国をはじめとした海外で非常に安価で販売されています。
中古の場合は状態によって価格が変動するため、一概にはいえませんが、安すぎる場合は気をつけた方が良いでしょう。

「安い!」と思った場合は、まず相場を確認してみましょう。
その相場から異常にかけ離れている場合、商品は偽物かもしれません。

個人セラーが大量に出品している

個人セラーが大量にブランド品を出品していたら、偽物を疑いましょう。

ヤフオクの商品は、個人出品されたものとストア出品されたものに分類できます。
ストア出品とは、現存するショップや企業が法人として出品することです。ストア出品されている商品にはある程度の信頼性がありますし、ショップなので大量の出品も不自然ではありません。

一方、個人セラーが個人的に出品しているケースを考えてみましょう。
ブランド品は1つで数万円かかることも珍しくないため、大量の在庫を抱えるのは容易ではありません。
この場合は、海外から安価でコピー品を仕入れている可能性もあるので、購入しない方が無難だと言えます。

偽物を落札しないための注意点

最後に、偽物を落札しないようにする方法を9つ紹介します。

(1)出品者の評価を確認する

偽物を常習的に出品している出品者は評価が悪いことが多いです。評価コメントにも偽物被害が書かれている場合があるため、出品者の評価はよく確認しましょう

(2)個人出品を避ける

前述の通り、ストア出品では偽造品トラブル安心サポートの補償がありますし、個人出品と比べて偽物も少ないです。ブランド品を購入する場合は個人出品を避けて、ストア出品を活用しましょう。

(3)商品説明が不十分な場合は入札しない

商品説明文が簡潔すぎる場合は、出品者が商品のことをよく理解していない可能性があります。説明文がきちんとしている場合も、ブランド名や型番が正確かどうか確認しましょう。

(4)輸入品は避ける

落札後に偽物である証拠を提示しても、それが輸入品だと出品者が「私も被害者だ」みたいなことを言って返金対応しない場合が多いです。そのため、輸入品への入札は極力控えましょう。

(5)商品写真が少ない

ブランド品を出品する場合は、本物であることが分かるようにブランドのロゴやレシートの写真を載せるのがマナーです。写真が不十分な場合は偽物である可能性が高いため、入札を控えましょう。

(6)公式サイトで本物と比較する

偽物はコピー商品ばかりではありません。架空の商品にブランド名だけコピーした偽物もあります。入札前に公式サイトで本当にその商品があるのか確認しましょう。

(7)過去の落札相場を調べる

価格が安すぎる場合も偽物である可能性が高くなります。

オークファンで過去の落札相場を調べて、相場の20%以下の価格で出品されている場合は注意してください。

(8)出品者に質問する

偽物かどうかの判断がつかない場合は、出品者に「これは本物なのか?」「偽物であった場合は返金・返品対応可能なのか?」を直接質問してしまいましょう。質問に答えない場合は黒の可能性が高いです。

(9)鑑定士に商品写真を見てもらう

もし知り合いに鑑定士がいる場合は、商品写真を見せて鑑定してもらうこともできます。もちろん、これは商品写真が本物であることが前提です。

偽物に引っかからないように注意

ヤフオクの偽物出品検出AIは優秀ですが完璧ではありません。

偽物を掴まされないように細心の注意を払いましょう。

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この記事を書いた人

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