「eBay輸入転売には古物商許可が必要?」
「レコードなどのアンティーク商品をリサーチするコツが知りたい」
「eBay輸入で扱わない方がいい商品は?」
eBayを使った輸入転売について、そのような古物商などに関する疑問や希望をお持ちではないですか?
国内転売は飽和状態で、新規参入者には稼ぎにくくなっているのが現状です。一方、輸入転売はライバルが比較的少ないため、儲かる商品も多く、初心者でも参入しやすくなっています。
輸入転売の輸入先として一番オススメしたいサイトはeBayです。eBayはヤフオクの数十倍もの市場規模を誇る世界最大級のオークションサイトです。eBayは売っていない物はないというほど品揃えが豊富で、大抵の物はここで購入できます。eBayで仕入れをしてメルカリなどで転売するのにおすすめです。しかし、eBayは海外のサイトであるため、慣れないうちは操作に戸惑いがちです。
そこで今回は、次のような内容を紹介します。
- eBay輸入転売に古物商許可は必要ない
- eBay輸入でレコードなどのアンティークを扱う際にリサーチするコツ
- eBay輸入で扱ってはいけない商品
この記事を参考に、eBayの輸入転売で儲かる商品を仕入れ大儲けしましょう。
eBay輸入の特徴|安価で豊富な品揃えは転売にうってつけ!
eBayとは、アメリカ発の世界最大級のオークションサイトのことです。
参考:eBay
eBayは世界最大級|市場規模の大きさは転売ビジネスに最適
eBayは2020年に売上高1兆円を記録しました。
これはメルカリの10倍程あり、eBayの市場規模の大きさが窺えます。
eBayの特徴|購入・転売などの取引はすべて英語
eBayは品揃えが豊富なだけでなく、同じものでも日本より安く販売されている商品も多くあります。
ただし、eBayのサイトでは使用言語が英語ですし、取引先とのやり取りも英語でこなさなければなりません。また、中には日本に発送してくれない出品者もいます。
ebay輸出で古物商は必要だが、輸入では必要ない
eBay輸入をするにあたって、基本的には古物商許可は不要です。
古物商が必要となるケースは日本で出品している人から購入するebay輸出の場合のみですから、ビジネスでのeBay輸入転売では仕入れを日本からすることがほとんどありませんので古物商の問題ありません。
古物商は日本で窃盗した商品の販売を防ぐ、または販売する人たちを取り締まるためのものですから、商品をどこの国で仕入れたかが重要になります。
以下の例も古物商は必要ありません。
- フランスに住んでいる日本人が出品した家電
- スペインに住んでいる人が出品した日本で買ったお土産
- 韓国に住んでいる人が出品した未開封の携帯充電器
色々例を上げましたが、古物商ではどこの国から出品されているかが重要で、どこで買ったか、誰が出品しているかは重要ではありません。
eBay輸入で古物商が必要なケースを紹介
では次に、古物商が必要になるケースを紹介します。
- 日本に住んでいるフランス人が出品した家電
- 日本に住んでいる人が出品したスペインで買ったお土産
このようなケースでは古物商が必要になります。外国人が出品することや外国で買ったものを出品することが問題なのではなく、ebay輸出という日本で出品されていることが古物商の必要条件になるというわけです。
eBay輸入で古物商を取得する必要性
以上の説明からわかる通り、古物商が必要なケースは日本で出品している商品を海外に転売するebay輸出転売の場合のみとなります。日本からeBayで商品を出品している人はいますが、これは海外で高く売れる物を日本で仕入れて出品しているeBay輸出ですから、海外から仕入れて日本で売るeBay輸入でこの商品を仕入れる必要性はありません。
つまりeBay輸入をするにあたって古物商の許可を取得する必要はないということになります。
eBay輸入転売のライバルが少ない理由
eBay輸入転売は国内転売と比べるとライバルが少ないと言われていて、仕入れてメルカリなどで転売がおすすめです。理由として以下の3つの参入障壁が挙げられます。
eBayで輸入する際は注意!サイトが外国語表記
eBayを含め、海外の主要なECサイトの使用言語は英語か中国語です。日本語に対応しているサイトは滅多にないため、外国語が全く分からないと苦労します。
特に、海外では偽物やジャンク品が多く出回っているため、商品説明文をきちんと読めないと、とんでもない不良品を抱えることになります。
eBayで輸入する際は注意!関税がかかる
また、海外から輸入する場合は関税がかかります。具体的な関税率は品目ごとに違います。詳しくは税関のホームページを参照してください。
eBayで輸入する際は注意!送料が高い
国際配送料は、国内配送料とは比べ物にならないほど高額です。もちろん格安の配送サービスもありますが、安いサービスだと到着日数が長く、追跡もできないことが多いため、荷物の紛失等のトラブルが起きやすくなります。
そのため、転売したい商品を安全に仕入れるには非常に高い国際配送料を支払わなければなりません。安い商品だと本体価格よりも送料の方が高くなることも珍しくありません。
海外から仕入れる際は商品価格と送料の両方を考慮する必要があります。
eBay輸入の流れ
eBayで商品選定から購入までの手順を解説します。
転売先の市場調査
まずは転売するために国内の市場調査を行い需要を把握しておきましょう。
ヤフオクで転売する場合は、オークファンというリサーチツールを使うと便利です。オークファンでは過去の落札商品・落札相場を確認できます。
参考:オークファン
Amazonで転売する場合は、ファルコンというリサーチツールを使いましょう。
参考:ファルコン(Falcon)
ファルコンでは、Amazonでの商品の価格・取り扱い店舗数・売れ行きなどを確認できるので、その商品を仕入れる価値があるかどうか効率よく把握できます。
利用方法は簡単で、ファルコンにアクセスして調べたい商品のASINを入力するだけです。
ASINが分からない場合は実際にAmazonで該当の商品を検索後、商品ページ下「登録情報」に記載されているので確認しましょう。
ASINを入力して検索をかけると以下のようにグラフが表示されます。
「価格」ではその商品の価格の推移が確認できます。
安く仕入れ、高く売る転売の基礎にして理想を目指して価格設定の参考にしましょう。
「出店者数」ではその商品を扱っている店舗数です。
出品者数が多いほど売れにくい傾向がありますが、出品者数=ライバル数とは限りません。Amazonで実際にその商品の出品者をチェックしたときに、全員が最安値で出品していた場合は出品者全員がライバルとなりますが、価格差が大きい場合は、上位5人までがライバルです。
「ランキング」はその商品の人気度を表しています。
グラフが下がっている、つまり1位に近づいている時が良く売れている時期です。
まずは気になる商品の情報を調べてみましょう。
参考:ファルコン(Falcon)で商品の情報を調べてみる。
eBayの市場調査
売れ筋商品を把握したら、eBayでその商品を調べてみましょう。
eBayの検索ボックスに商品名を入力し「Search」ボタンを押してください。表示された画面の左サイドバーの一番下にある「Show only」という項目内の「Sold Items」にチェックを入れてください。
すると、過去に落札された商品のみが表示されます。
右側の一番上は商品タイトル、「JPY~」というのが日本円の商品価格です。価格の下に「Buy it Now」と表示されているものは固定価格出品、「~bids」と書かれている商品はオークション出品された商品です。
価格差のある商品を見つける
eBayの売り切れ商品をリサーチツールで1つずつチェックして、商品の状態ごとの価格相場を把握しましょう。
そして、日本の転売先と価格差のある商品をリストアップしてください。その際、送料と関税の計算を忘れないようにしましょう。
eBayで購入
仕入れる商品が決まったら、早速eBayで購入しましょう。
固定価格出品されてる商品は、「Buy It Now(今すぐ買う)」をクリックしてください。
すると、以下のような画面になります。「Pay with(支払い方法)」でPayPalを選択してください。最後に「Pay with PayPal」をクリックすれば購入完了です。
オークション出品されている場合は空欄に入札額を入力して「Place bid(入札する)」をクリックしてください。
表示された確認画面で「Confirm」をクリックすれば入札完了です。
自分より高い入札がなければ落札できます。
eBay輸入転売でおすすめの儲かる商品|アンティークを扱う場合のリサーチのコツ
eBay輸入に於いても転売で利益を出すためには、商品選びが非常に重要になってきます。
国内で販売されていない商品や、国内では見つけることができない商品などのレア商品が見つかるのもeBayの特徴です。そういった商品を見つけて輸入・販売(転売)できれば大きな利益につなげることができます。
儲かる商品の中でレアな物は様々ありますが、そのなかの一つがアンティークです。
eBay輸入でアンティーク転売が良い理由
eBay輸入転売でアンティークを扱う場合、ライバルが少ないことがメリットの一つとして上げられます。特にレアなアンティーク商品は転売でも売れやすく、ヤフオクなどでは高値で購入する人も少なくないので儲かる商品として挙げられます。eBayで売られている海外でしか手に入らないレアなアンティーク商品を見つけることができれば転売すると高く売れる可能性も高いです。
同じジャンルの物を販売する人が多ければ多いほど価格競争が起こり、商品を売るためには他の人より安くしなければ売れないので利益は少なくなってきます。しかし、アンティークは販売する人が少ないので価格競争が起こりにくく、高い利益が見込めるジャンルであり儲かる商品と言えます。
アンティークは時間の経過が価格に影響しないため、急いで売り抜ける必要はありません。むしろ商品によっては時間が経つほど価値が上がるものもありますから、トレンドが過ぎても急いで価格を下げる必要もありません。
このように、アンティークの転売は利益率が高いということもメリットの一つで、儲かる商品です。
eBay輸入でのアンティーク転売は専門的な知識が無くてもできる
アンティーク転売というと、専門知識がなければ扱えないと思われがちです。もちろん専門知識があれば有利に働くこともありますが、アンティーク商品は身近にあるものも多いため、「見たことのある商品」や「自分でも扱えそう」と思える商品があるはずです。
国内のフリマサイトなどでもアンティーク商品は多く、eBayなら世界規模なのでさらに多くのアンティーク商品を見つけることができます。
eBay輸入転売でアンティークを扱う場合は過去の販売実績をチェックする
どのようなアンティーク商品が売れるかをリサーチするには、eBayの過去の販売実績から分析するのが良いでしょう。どのような商品が売れていて、どのくらいの価格で売れているのか、販売実績をいくつもチェックすることでアンティーク商品の相場や知識などが身につきます。
最初は自分が興味のある分野のアンティーク商品から探して、過去の販売実績をチェックしていきましょう。そしてeBayで売れているアンティーク商品を見つけたら、その商品が売れている理由を分析していきます。この年代の物は売れやすいとか、この作者は高く売れているのかなどが分かれば、売れる確率の高いアンティーク商品を探すことができるようになります。
売れている商品に関連する商品もチェックすることで、さらに視野が広がります。
ebay輸入転売で人気のアンティーク商品は?
eBayで輸入する商品の中でも、アンティークは特に儲かる商品で人気があります。eBayから輸入すれば、日本ではなかなかお目にかかれないような掘り出し物も取り扱うことができます。アンティークにはさまざまな種類がありますから、ここでは特に人気のあるアンティーク商品のジャンルを紹介します。
eBay輸入の人気商品/雑貨
アンティークの雑貨はeBayでも取り扱いの量や種類が非常に豊富です。また、日本国内での人気が高く転売の際に高値が付きやすい商品のジャンルで、サイズが小さいものが多いため輸入の際に送料を抑えることもできます。
そのため、eBay輸入ビギナーでも安心して取り扱うことができるアンティーク商品と言えるでしょう。
一方で、利益を出すためには多くの種類の中から売れ筋を把握する必要があります。輸入前のリサーチは非常に重要です。
eBay輸入の人気商品/食器
アンティーク食器も、人気の高いジャンルです。特に日本で安定した人気を誇るのは、以下のような商品です。
- ヨーロッパの伝統を感じさせる食器。マイセン(ドイツ)、ウェッジウッド(イギリス)、ロイヤルコペンハーゲン(デンマーク)、アラビア(スウェーデン)など。
- アメリカのガラス製・クリスタル製の食器。
アンティーク食器は、ヒビや汚れなどの状態はもちろん、製作年代やセット内容によって値段が大きく変わります。利益に直結しますから、事前のリサーチはしっかりと行いましょう。
eBay輸入の人気商品/腕時計
アンティークの腕時計はeBay輸入で儲かる商品といえます。コレクターが多く、売りやすいジャンルです。ヨーロッパではドイツ発祥のマイスター制度により、昔から腕のいい時計職人が育成されてきました。アンティークの腕時計は、単にファッションとしてばかりでなく、国が認めるマイスターたちの精巧な技術を味わえるのも魅力です。
現在は、特に1940年代から1960年代に製作された機械式腕時計の人気が高まっています。日本で手に入りにくい時計をeBayで見つけて輸入すれば、驚くほどの高値で売れる可能性があります。雑貨や食器などに比べるとライバルが少ないので、ぜひ挑戦してみてください。
おもちゃ
ブリキ製の汽車、自動車、戦車、飛行機、動物など、レトロな雰囲気のおもちゃは、eBay輸入では特に人気のジャンルです。個人のコレクションの他、最近は飲食店などに飾るために購入されるケースも増えています。
ただ人気のジャンルだけに、日本での流通量が多い商品だとそれほど高値が付きません。リサーチをしっかり行い、レア商品をゲットして輸入するようにしてください。
なお、他のジャンルの商品でも同様ですが、特におもちゃは配送中の破損が多いため、転売の際は十分に注意しましょう。
eBayでレコード盤を輸入して日本で転売してみよう
現在、音楽の売買はダウンロードコンテンツやCDなど、デジタル音源が中心です。しかし、近年レコード盤やカセットテープなどアナログ音源も注目されています。アナログならではの柔らかく温かみのある音が人気の秘密です。また、レコードはボタン1つでスタート・ストップ・先送りなどができず、いちいち手間をかけなければならないのがかえって楽しいという人も増えています。
ジャズやクラシックのアンティークレコードは、日本でも高額取引されています。また、アンティークレコードのジャケットを、装飾品として部屋やお店に飾る人がたくさんいます。人気の高い演奏家のレコードでなくても、ジャケットがおもしろければいわゆるジャケット買いをしてくれる人も少なくありません。
ぜひeBayでレアなレコード盤を見つけて輸入しましょう。
世界中にあるeBay!だからこそ輸入先が豊富!
eBayはアメリカ発のオークションサイトですが、アメリカ以外の国にもあります。
各国のeBayサイト
各国のeBayサイトのURLは以下のとおりです。
参考:eBayアメリカ
参考:eBayイギリス
参考:eBayフランス
参考:eBayドイツ
参考:eBayイタリア
参考:eBayカナダ
参考:eBayオーストラリア
国ごとに商品分布が違う
同じeBayでも国ごとに扱っている商品の種類や数が異なります。
もちろん、一番大きい市場はアメリカのeBayですが、eBay.comにない商品が他の国のeBayで売られていることも少なくありません。そのため、他国のeBayもリサーチしておくことをおすすめします。
世界中のeBayを一括検索する方法
ただ、1国ずつリサーチするのでは手間がかかってしまいます。そこでおすすめしたいリサーチツールがEkkiyです。
参考:Ekkiy
Ekkiyでは世界中のeBayを一括検索できるため、目当ての商品がどの国のeBayで販売されているのかが一発で分かります。
eBay輸入の仕入れ基準
最後に、eBay輸入で商品を仕入れる前に商品ページで確認すべきポイントを紹介します。
商品の状態
商品ページの「Condition」には商品の状態が表記されています。eBayのConditionにはカテゴリーにもよりますが主に4種類あります。
New(新品)
Used(中古品)
Refurbished(再生品)
Not Specified(指定なし)
もっとも、Conditionの評価の仕方はセラーによってまちまちです。セラーによっては開封済みであるにもかかわらず「New」と表記している場合もあるため注意が必要です。
出品者情報
商品ページ右側のSeller informationには出品者情報が記載されています。ユーザー名の後の数字は総合評価です。出品者に連絡を取りたい場合は「Contact seller」をクリックしてください。
送料と発送可能国
Price(価格)の下のShippingには送料が表示されています。
「See details(詳細を見る)」をクリックして、発送可能国に関する表示を確認しましょう。その中の「Ships to」は発送可能国に関する表示です。「Worldwide(全世界)」と書いてあれば問題ありませんが、たまに日本を発送除外国に設定している出品者もいるため注意してください。
eBay輸入で扱ってはいけない商品|リスクある転売は避けよう
eBay輸入で扱ってはいけない商品は大きく分けて以下の6つです。
- 目利きが必要な商品
- 大きすぎたり重すぎる商品
- 本物と証明できない商品
- 多くの出品者が扱っている商品
- 法令に抵触する商品
- 利用者が怪我をする可能性がある商品
目利きが必要な商品は偽物を摑まされる可能性があるため、初心者は手を出さない方が無難でしょう。大きすぎたり重すぎる商品は、送料が高くなり利益が減ってしまうことがあります。
売れるのに時間がかかる商品については、在庫を保管する必要がありますし、法令に抵触する商品や利用者が怪我をする可能性がある商品についても扱わない方がいいでしょう。
詳細については以下で解説します。
目利きが必要な商品
一部のアンティーク品など、目利きが必要な商品は初心者は扱わない方がいいでしょう。逆に目利きに自信があったり、汚れた物を綺麗にしたり、壊れたものを修理する技術がある人にはオススメの分野となります。
ただし目利きの必要な商品を扱う場合は、商品の状態によって価格が大きく変わるため、過去に取引きされた最高値で売れる、と思わない方がいいでしょう。修理をした後の商品の状態が価格に反映されるということを覚えておきましょう。
また新品だとしても有名ブランドの人気商品を扱う時は注意が必要です。有名ブランドの人気商品は生産数を制限しているなどの理由から、高値で取引きされているのですが、その分偽物も多く存在しているため気をつける必要があります。儲かる商品だと思うものでも、目利きに自信のない人は扱わない方がいいでしょう。
大きすぎたり重すぎる商品
タンスやベッドなどの大型家具などの大きすぎる商品は、送料が高くなるため扱わない方がいいでしょう。
組み立て式の家具など小さくまとめられる物以外は送料が高くなりがちで、物によっては10万円以上送料がかかることもあります。
そのため送料の予測がつかないような大きな商品を扱う場合は注意が必要です。
他にもダンベルなどの重さのある商品も送料が高くなるため注意が必要です。重い商品を扱っている人はコンテナなどを使って送料を安くする工夫をしています。
そのため初心者の方は、輸送手段が確立できるまでは手を出さない方がいいでしょう。
本物と証明できない商品
ブランド品などを扱う場合、本物と証明できない商品を扱わないようにしましょう。
証明書がついていたり、仕入れ先で出してもらったレシートなどを、画像にして商品ページに載せることができれば、信頼に繋がってすぐに売れますが、本物と証明できない場合にはなかなか売れない、ということになりかねません。
海外に行って直接仕入れる際は、必ずレシートなどを出してもらうようにしましょう。
購入者もなるべく失敗したくない、と考えているので、購入者が安心して買い物をできるように、本物であることを証明するように意識しましょう。
多くの出品者が扱っている商品
ひとつの商品に対して沢山の出品者がいる商品も避けた方がいいでしょう。出品者が沢山いる場合、価格競争が活発になり、利益が目減りする可能性があります。
また出品者が多いということは、悪質な出品者がいる割合も増えるということです。
悪質な出品者は自分の商品だけ売れるようにするために、他の出品者の商品を落札したのに代金を支払わない、などの営業妨害をしてくることがあります。
こういった悪質な出品者と競争することを避ける、という意味でも多くの出品者が扱っている商品は避けた方がいいでしょう。
法令に抵触する商品
動物や麻薬など、法令に抵触するものは意外と多く存在しています。また、食品を扱う時も「食品衛生責任者」や「食品衛生法に基づく営業許可」などさまざまな手続きを踏む必要があるため、初心者の人には少しハードルが高いと言えます。
また動物の革製品など倫理的に問題になる可能性がある商品も避けておいた方がいいでしょう。想定外の批判や妨害を受ける可能性があります。
麻薬などのようにそもそも扱うことが禁止されているものもあれば、食品や革製品などのように許可を得れば扱えるものもあります。
最終的にはメリットとデメリットを総合的に判断する必要がありますが、初心者の人は無理に手を出さなくてもいいでしょう。
購入者が怪我をする可能性がある商品
抱っこ紐などを始めとしたベビーグッズや、電動自転車など、利用者が怪我をする可能性がある商品は扱わない方がいいでしょう。
故障や不具合によって利用者が怪我をした場合、利用者が大変な思いをするのはもちろん、販売した側も良い気分にはならないからです。
他にも状態の悪い中古品なども、劣化による事故の可能性があるため扱わない方がいいでしょう。ただし状態の悪い商品を修理する技術がある人は扱ってもOKです。
扱っている人が少ない商品というのは、純粋に流通量が少ないからか、リスクがあって扱うのが難しい、などの理由があります。リスクを回避できる条件が整えば扱ってもいいのですが、初心者の方は無理に扱わない方がいいでしょう。
eBay輸入には売れ筋商品がたくさんある!仕入れてメルカリなどで転売がおすすめ
輸入転売はライバルが少ないため、商品によっては独占販売も可能です。特にeBayには売れ筋商品がたくさんありますので、仕入れてメルカリなどで転売する際にはぜひご利用ください。