「初心者にオススメの写真販売サイトは?」
「写真販売の始め方は?」
「保育園向けの写真販売サイトとは?」
「パソコンやスマホに撮影したままの大量の写真が眠っている」、そのような人も多いのではないでしょうか?そこでおすすめなのが、写真販売サイトで写真を販売することです。
今は数多くの写真販売サイトを通じてプロだけではなく、素人の写真も売れる時代です。しかし、写真販売の初心者だとさまざまな疑問が生じることでしょう。そこで、この記事では次のような内容を紹介します。
- 初心者向け写真販売サイト15社
- 写真販売の仕組みと手順
- 保育園向けの写真販売サイト
この記事を読んで、ぜひあなたも写真販売サイトから作品を世に送り出してください。
写真を販売する前に知っておきたいこと
最近はスマホやデジカメの性能が向上し、素人でも十分クオリティの高い写真を簡単に撮ることができるようになりました。まずは、写真販売をしようと思っている初心者の方向けに、最低限知っておきたい知識を紹介します。
売れる写真とは?
まず、売れる写真とはどのようなものか知っておきましょう。例えば、写真販売サイトのひとつ、PIXTAが運営するクリエイター向け情報サイト、PIXTA Channelでは、売れやすい素材のポイントを下記のように挙げています。
売れやすい素材のポイント
- クオリティ(画質&撮影・制作技術)が高い
- 明るくシンプル
- テーマがはっきりしており、余計な要素が入っていない
この他、必須ではありませんが作品の内容、使ってほしい用途によっては
- 稀少な被写体・テーマ
- 文字を載せやすいデザイン
参考:売れやすい素材、リジェクトになりやすい素材 | PIXTA Channel
今はカメラ自体の性能が上がっているため、昔よりも技術を求められません。それよりテーマを絞った、シンプルな写真の方が売れる傾向にあります。またレアなテーマは競合が少ないので、売れる可能性が高くなります。
写真販売サイトへの登録は無料
写真を販売するためには、写真販売サイトでクリエイター登録をする必要があります。しかし、クリエイター登録も、写真の出品も無料ですので、誰でも気軽に始められます。
ただし、写真がアップされるには審査を通る必要があります。審査でリジェクトされないポイントは、以下の通りです。
リジェクトにならないためのポイント
- ストック素材としてのクオリティ、仕様を満たしているか確認する
- その素材がどういう使われ方をするか想像してみる
- そのキーワードでPIXTAの素材を検索してみて、すでに似た画像が多く登録されていないか見てみる
- すでに多く登録されている被写体の場合、クオリティやテーマ、タグで差別化できる点がないか考えてみる
また写真の明るさにも注意して下さい。暗い写真はリジェクトされる確率が高いです。とはいえ、最初はどのような写真が審査に通るのかはわからないものです。自信がある写真は、どんどん審査に出してみると良いでしょう。
初心者向け写真販売サイト15社を比較!
数多くある写真販売サイトの中でも、初心者向けの15社のサイトの特徴を比較していきます。
1、スナップマート
スナップマートは、スマホアプリから出品できる写真販売サイトです。後で出てくるPIXTAの子会社でもあります。デジカメも出品できますが、スマホが中心でiPhoneやAndroidのどちらにも対応しています。
インスタ映えする写真が売れる傾向にあります。例えば、若い女性の写真、キレイな風景の写真、オシャレなテーブル写真などが人気です。Webメディアやキュレーションサイトの記事に使われています。
またフォトコンテストを行っており、テーマに沿った写真を出品して、上位に入賞すると報酬がもらえます。企業や自治体とタイアップしたアンバサダー企画も行われています。
参考:スナップマート公式サイト
2、写真AC
写真ACでは530万点以上の写真がある、大手写真販売サイトです。小さいサイズは会員登録をすれば無料でダウンロードできるので、初心者でも収入が得やすいことがメリットです。ダウンロードされた写真の数に応じてポイントが貯まり、それを換金できる仕組みです。
デメリットは、写真1点当たりの報酬が低いことです。また、出品した写真の著作権が写真ACに移ってしまうこともマイナスです。他の写真販売サイトで出品できなくなってしまうからです。
ビジネスや人の写真、季節やイベント向けの写真が売れており、フォトコンテストも定期的に開かれています。イラストACというイラスト専門のサイトもありますので、イラストが得意な方はそちらに挑戦してみても良いでしょう。
参考:写真AC 公式サイト
3、PIXTA
PIXTAは写真販売サイトの中では老舗で有名な分、利用者も多いサイトです。写真だけではなく、動画、音楽、イラストなども販売できます。クリエイターとして素材を販売するためには、入門テストに合格する必要があります。
世界中の人が利用しているため、中には月に100万以上稼いでいる人もいます。写真の審査は他に比べると厳しいですが、その分サイトの写真のクオリティーも高くなっています。
ただ、アップロード数に制限があるのはデメリットです。審査に通る確率が高いなどの条件を満たすことで、アップロードできる数が増えます。
またクリエイターの支援が充実しており、養成講座も行われています。初心者はスキルアップのために上手く活用しましょう。
参考:PIXTA公式サイト
参考:クリエイター向け情報サイト PIXTA Channel
4、selpy
selpyは他のサイトとは異なり、企業のリクエストに合わせた写真をアップするシステムの写真販売サイトです。例えば、「ケーキの写真」「ランニングをしている写真」などリクエストの内容に沿った写真をアップし、購入されると報酬がもらえます。スマホが中心なので、初心者にもチャレンジしやすいでしょう。
テーマに合わせた写真をアップすることで、報酬につながりやすいのが魅力です。撮影した写真をSNSにアップすると、報酬額が上乗せされます。フォロワーの数が多いと購入されやすいので、SNSアカウントのフォロワー数が多い人にオススメです。
参考:selpy公式サイト
5、Artgene
Artgene(アートジーン)は、写真、イラスト、絵画などの画像をアップするだけで、誰でも手軽に額装作品を購入・販売ができるSNS型のアート販売プラットフォームです。
自宅やオフィスにアート作品を飾りたい。そんな方向けに、額装作品を画像のアップ、加工、フレーム選択の3つのステップで誰でも簡単に作成することができます。画像のアップから額装アート完成まで1分ほどで完成してしまいます。
無料で登録から利用することができ、販売報酬は他の画像販売サイトより高めの70%が出品者に支払われます。報酬額が高いこともあり、出品される作品のクオリティーは高めになっています。そのため、創作活動を行うクリエイターの方には、おすすめの写真販売サイトです。
参考:Artgene公式サイト
6、Adobe Stock
Adobe Stock(アドビストック)は、国内だけでなく、世界規模の画像・写真販売サイトになります。また、PhotoshopやIllustratorが提供している写真販売サイトのため、PhotoshopやIllustratorと簡単に連携することが特徴です。
Adobe Stockは無料で利用することができ、販売報酬は33%です。世界規模の利用者がいるため、日本の文化が象徴されているような写真は需要があるかも知れません。そのため初心者の方でも、取り組みやすい写真販売サイトでもあります。
7、Photolibrary
Photolibrary(フォトライブラリー)は、国内大手の写真販売サイトです。無料で登録から販売まですることができ、販売報酬は29%〜65%です。登録した初月に限っては、報酬額60%を受け取ることができます。しかし、初月以降の報酬額は、売上回数により変動します。
Photolibraryの特徴は、自身で販売価格を決めることができることです。出品する作品に自信のある方には、おすすめの写真販売サイトです。
8、shopify
Shopify(ショピファイ)は、世界数百万以上の店舗・ショップが利用しているネットショップを運営するためのサービスを提供しています。写真販売サイトではありませんが、ネットショップを運営したいと考える個人経営者から大手卸売企業まで利用しています。
利用料金は、ベーシック、スタンダード、プレミアから選ぶことができ、約3,500〜41,000円の月額費用で利用ができます。3日間の無料お試し期間もあるため、ネットショップ運営に興味がある方は試しに利用してみるのも良いでしょう。
ネットショップを立ち上げ、写真や画像の販売も、shopifyの無料で使えるショップ作成サービスを使用することで販売も可能になります。自身で写真や画像をネットで販売していきたいと考える方にはおすすめです。
参考:Shopify公式サイト
9、Shutterstock
Shutterstock(シャッターストック)は、海外で有名なストックフォトサービスです。画像や動画の提供数は、4億3,400万点以上(2022年11月現在)の150以上の国で利用されている写真販売サイトになります。これまでの寄稿者への報酬総額は過去15年で10億ドルを超えている実績ある販売サイトです。
Shutterstockへのクリエイター登録は5分程度で無料登録ができます。登録後は販売したい写真をアップロードして、審査が通った写真のみサイト上で販売されるしくみです。
報酬額は、登録者のレベルによって変わり、多く販売することによりレベルも上がるシステムになります。始めは報酬額15%からスタートし、最高レベルでは40%まで報酬額が上がります。
10、iStock Photo
iStock Photo(アイストックフォト)は、GettyImages傘下の世界規模のフォトストックサービスです。総作品数は2000万以上、毎週2億円以上の報酬額が発生している写真販売サイトになります。
登録者は「コントリビューター」と呼ばれプロから主婦、学生など様々な方が利用しています。その利用者数は、全世界で23万人以上が参加しています。報酬額は、非専属と専属の2種類に分かれ報酬金額もそれにより違ってきます。非専門では15%、専門では、25〜45%が支払われます。
11、Etsy
Etsy(エッツィ)は、写真や画像の他にもフェイスマスクや壁飾り、ハンドメイド商品などクリエイターの作品を販売できるグローバルオンラインマーケットです。日本国内だけでなく、海外への販売や発送も可能です。
無料で登録することができ、販売価格も自分で設定することができます。Etsyでの販売には、各種手数料がかかります。約28円の出品手数料とPayPalの入金手数料、そして売れた場合には、6.5%の取引手数料がかかるようになっています。
手数料を払えば、残りは報酬金額になるのが特徴です。
参考:Etsy公式サイト
12、Getty lmages
Getty Images(ゲッティイメージズ)は、アメリカのワシントン州シアトルに本社を置く、世界で150万人以上が利用する写真画像代理店です。世界20か国以上の国に事務所を持ち、3億点以上の画像、写真、映像、音楽素材をネット販売で提供しています。先程ご紹介したiStockPhotoがグループサイトになります。
13、Depositphotos
Depositphotos(デポジットフォト)は、240か国以上で利用されている写真販売サイトです。無料で登録することができ、報酬額も日本円で約35〜4,7005円と高めなのが特徴です。約2000万人が利用している世界規模のサイトで、毎日約57,300点の作品がダウンロードされています。
画像や動画に関する市場の情報も提供してくれるため、どのような写真が需要があるのか。情報提供をしてくれることも特徴です。素人からプロまで幅広い人たちから利用されています。
14、PhotoReco
PhotoReco(フォトレコ)は、撮影した写真をインターネット上で掲載、販売ができる写真販売サイトです。導入事業者数は、23,000社が導入し利用しています。PhotoRecoのアプリから簡単に写真の購入から閲覧ができるため、保護者の方に子供のたちの学校生活の写真を提供するため、園や学校などでも導入されています。
オリジナル販売サイトを簡単に作成・編集ができるため、自社ブランドのデザインで写真を販売することもできます。また、1枚無料で写真データを配布することができるため、写真販売サイトにアクセスを伸ばしたい場合に利用可能です。
月額・初期費用が無料で利用でき、販売手数料15%のみです。固定費や契約期間の縛りもありません。事業者からプロのカメラマン、写真を販売したいと考えている方まで利用されています。
15、PhotoStore
PhotoStore (フォトストア)は、インターネットでの写真販売に特化したシステムを提供してくれる写真販売サイトです。学校写真やスポーツの大会、イベント写真などの販売によく利用されています。
個人で写真販売を考える方にとっても、写真撮影から販売ページ作成まで簡単に操作することができます。また売上管理や購入から発送までの手続きも軽減される機能が充実しているのが特徴です。
初期費用・月額費用・プランにより販売手数料が発生しますが、PhotoStoreを利用することで、これまでの写真販売数が2倍になったという実績ある販売システムを利用したい方はおすすめです。
保育園向けの写真販売サイト
従来、保育園の行事でプロのカメラマンや保育士が撮った写真を保護者が買う場合、廊下やホールなどに貼り出された写真を保護者が見て選び、注文用紙に記入して申し込むという方法が採られていました。
ただ、この方法は保育士にとって負担が大きいものです。
- 写真をクラス別に整理、取捨選択、掲示、販売、配付する労力がかかる。
- 現金のやり取りが生じるため、ミスがないよう気を使う。
- 多くの保護者が一箇所に集まるため、感染対策を十分に行わねばならない。
また、保護者にとっても負担がかかります。
- 掲示されている場所に行き、選ぶために時間を費やさねばならない。
- 壁に貼られた大量の写真の中から、我が子が写っている写真を見つけ出さねばならない。
- 釣り銭が出ないよう代金を用意しなければならない。
こういった問題点を解消するため、最近では保育園用に最適化された写真販売サイトを利用し、スマートフォンやパソコンを使って写真の選択、申し込み、代金の支払いまで完了させる保育園が増えています。
写真代金・システム利用料金
保護者が支払う写真代金の単価は、サイズごとに写真販売サイトによって決められています。
保育園用写真販売サイトの多くは、保育園側がシステム利用料などを支払う必要がありません。保護者が支払う写真代金を収益の柱としているためです。経済的な負担なしに写真販売に関わる多くの労力をカットできるのですから、保育園にとっては非常に大きなメリットと言えます。
とはいえ、写真販売サイトの中には、初期設定費用や月額使用料金が発生するところもあります。逆に、売上の一部を保育園に振り込んでくれるサイトもあります。そのため、事前に料金体系をチェックしておきましょう。
保育園用写真販売サイトのメリット
保育園にとってのメリット
写真を自動的にアップロードしてくれる
撮影用のスマートフォンやタブレットに専用アプリをインストールすると、撮影するだけで自動的に写真販売サイトにアップロードしてくれます。販売のためにいちいち写真をプリントして掲示する必要がありません。
写真を自動的に整理してくれる
撮影前にクラス別、日付別などのカテゴリー設定をしておけば、撮影するだけで自動的に整理してくれます。保育園側で必要なことは、手ぶれやピンボケなどで販売できない写真を削除し、販売期間を設定するだけです。手動で選択・整理する必要がないため、かなりの労力を節約できます。
写真の選択から配付まで完全委託できる
販売期間の設定と、不要な写真の削除さえ終われば、あとは写真の選択、申し込み、支払い、配付まですべて写真販売サイトに任せることができます。
写真の枚数を大幅に増やすことができる
壁に物理的に貼り出すやり方だと、どうしても掲示できる枚数に制限が出てしまいますが、写真販売サイトを使えばほぼ無制限に掲示できるため、ここぞという行事だけでなく、もっと頻繁に子どもたちの写真を掲示できるようになります。
保護者にとってのメリット
我が子が写った写真の選択が楽
保育園用写真販売サイトの多くは、顔認証機能を備えています。多くの写真の中から我が子が写った写真を目視で探すのは大変です。しかし、AIが自動的に選び出してくれるため、その労力を大幅に軽減することができます。
多くの決済手段に対応
従来の写真購入の場合、代金の支払いは現金のみでした。その上、釣り銭が出ないようきっちり準備する必要がありました。しかし、写真販売サイトでは、クレジットカード決済やコンビニ決済などが使えて便利です。
すぐに写真が手に入る
決済すればすぐに写真画像データをダウンロードできます。紙の写真が欲しい場合も、保護者が注文すればすぐ発送されるため、保育園で申し込むよりずっと早く手に入れることができます。
遠方に住む家族へも直接送付できる
紙の写真を遠方に住む家族に見せる場合には、いったん自分が受け取ってから郵送したり、アルバムを持って行ったりする手間がかかりました。しかし、写真販売サイトを使えば、送付先を変更するだけで直接写真を送ることができます。
2つのタイプ
保育園用写真販売サイトには、大きく分けると以下の2つのタイプがあります。
- 保育ICTシステムタイプ
- 写真販売専用タイプ
保育ICTシステムタイプとは、園児の出欠管理・保育料の計算や請求・保育士同士の情報共有・保育士のシフト管理・書類作成・保護者への連絡など、保育園のさまざまな業務を効率化できる「保育ICTシステム」の中に含まれている写真販売機能を利用します。これから保育ICTシステムを導入したい保育園は、こちらのタイプを選ぶとよいでしょう。
写真販売専用タイプは、写真販売業務に特化したサイトです。コストをかけずすぐに写真販売サイトを利用し始めたい園は、こちらのタイプを選ぶとよいでしょう。
保育園用販売サイト選びのチェックポイント
ここでは、写真販売サイトを比較・選択する際のチェックポイントを紹介します。
写真の単価
1枚あたりの写真の値段です。
プリントサイズ
紙の写真としてプリントする場合、どのサイズを選択できるかという点です。
イベント以外の写真の販売
特定のイベント写真だけでなく、日常的な保育の様子を映した写真も販売できるかどうかです。
動画の取り扱い
写真販売サイトの中には、動画の販売も行えるところがあります。中には撮影代行・編集・DVD制作までやってくれるサイトもあります。
撮影代行
保育士による撮影は心がこもっている反面、クオリティはやはりプロのカメラマンに及びません。写真撮影サイトの中には、カメラマンの派遣を有料または無料で行ってくれるところがあります。
保護者へのサポート体制
いくら写真販売サイトを利用することになっても、使い方についての問い合わせが保育園に寄せられては、業務の効率化につながりません。サイト側で利用に関するサポートも行ってくれるかどうかチェックしましょう。
保護者への案内
写真販売サイトを利用する場合、保護者に販売期間や閲覧用のパスワードを知らせる必要があります。サイトによってはこれらの案内を代行してくれます。
保育ICTシステムタイプのサイト4選
ここでは、保育ICTシステムに写真販売機能が加わっているタイプの保育園用写真販売サイトを4社紹介します。
はいチーズ!システム
月額利用料なし。
写真販売や動画・DVD制作の他、登降園管理、保護者連絡、指導案・要録作成、健康管理、午睡チェック、勤怠管理、シフト作成など、30以上の作業効率化機能を持ちます。もちろん写真販売機能もあります。
参考:はいチーズ!システム
コドモン
月額利用料5,500円(税込)から。
保育ICTサービスとしては、登降園管理やシフト管理、保護者連絡など必要十分な機能が網羅されているほか、献立や栄養価など給食に関する情報も管理されます。写真販売機能に関しては、低解像度写真の無料配付、利用言語の切り替え(日本語と英語)、販売利益の保育園への還元(現金またはドコモポイント)などの特長があります。
参考:コドモン
ルクミー
月額利用料金5,500円(税込)から。
クラス情報を一元管理するルクミークラスボード、指導計画や日誌の作成や管理をするルクミー帳票管理、園児台帳・健診記録・要録を管理するルクミー園児メモリーなど、さまざまな業務効率化ツールが用意されています。その一つであるルクミーフォトは、イベント写真の販売だけでなく、園児の日常の様子を映した写真を保護者が閲覧・購入できます。また2分以内の動画の販売も可能です。
参考:ルクミー
WEL-KIDS
月額利用料金5,500円(税込)から。
保護者が登園時と降園時にタブレットにタッチするだけの登園管理機能を持つため、トラブル回避や登降園時間管理がスムーズです。また保護者専用サイトが用意されていて、園から保護者に情報発信できるほか、保護者からの欠席や遅刻・早退の連絡も簡単に行え、しかもその連絡が出欠簿にすぐ反映されます。写真販売機能では、首都圏限定ですが無料のカメラマン派遣サービスがあるのが特長です。
参考:WEL-KIDS
写真販売専用タイプのサイト4選
ここでは、写真販売に特化した専用タイプの保育園用写真販売サイトを4社紹介します。いずれも初期費用・月額利用料金がかかりません。
はいチーズ!フォト
カメラマンの無料派遣サービスを行っていて、回数制限はありません。天候の影響などで行事が延期になったとしても、追加料金がかからないのは魅力です。また電話によるカスタマーサポートも行っているため、撮影に関する要望にもきめ細かく対応してもらえます。専用アプリは操作が簡単で、スマホやタブレットに慣れていない保育士や保護者も安心です。
参考:はいチーズ!フォト
フォトレコ
認証キーを1回入力するだけで、1年間の写真の閲覧・注文ができます。写真プリント料金はL版35円からと、業界最安値を誇ります。また、未購入者に対してお知らせメールを送ってくれたり、Zoomや担当者派遣などによって操作説明をしてくれたりと、サポートも充実しています。
参考:フォトレコ
そだちえ
スマホで撮影した写真だけでなく、デジカメで撮った写真をパソコンからアップロードすることもできます。保護者向けには、写真を選択して文字入れをするだけで簡単にアルバム作成できるサービスもあります。また、写真撮影機能だけでなく、園だよりや給食メニューなどの配信サービスも行っています。今なら、撮影用スマホをクラスに1台プレゼントしてくれるキャンペーン実施中。
参考:そだちえ
えんフォト
専用サイトには写真選定を補助してくれるシステムが備わっていて、手ぶれや見切れなどの不要写真を簡単に削除できます。また、アルバムごとにパスワードと公開範囲を設定できるため、セキュリティ面でも安心。そして、プリント写真のクオリティが非常に高いのが特長です。プロの撮影・編集・ディスク制作による動画販売のサービスもあります。
参考:えんフォト
写真販売の仕組みや手順を解説
ここからは写真販売サイトの仕組みや、販売するまでの手順について解説していきます。
写真販売の仕組みとは?
企業のサイトやサービスには数多くの写真が掲載されています。しかし、企業の社員が自分で撮影した写真は少なく、写真販売サイトからテーマに合った写真を購入していることがほとんどです。
写真販売サイトではプロのカメラマンだけではなく、素人が撮影した写真を販売しています。審査はありますが、誰でも自分が撮影した写真を販売し、収入を得るチャンスがあるということです。
写真販売の報酬は?
写真販売サイトでは自分が出品した写真が購入された場合、販売価格の一部を報酬として受け取れます。例えば、写真販売の大手PIXTAでは「Sが550円、Mが1980円、Lが3630円、XLが5500円、Vが3850円」(全て税込)で販売しています。
参考:PIXTA
始めたばかりのコミッション率は22%のため、Mサイズが1枚売れた場合「1980円x22%=435円」が報酬となります。販売実績が増えると、クリエイターランクが上がり、一般クリエイターの場合42%の報酬を受け取ることができます。
仮にコミッション率が40%で、1ヶ月でSサイズの写真10種類がそれぞれ10枚売れた場合の報酬は、「550円x10種x10枚x40%=22000円」となります。売れる写真が何百枚とある人は放っておくだけで、月に数十万稼げる計算になります。
写真販売を始める手順
では実際に写真販売を始める時の手順を見て行きましょう。
- 写真販売サイトを探す
- 名前やメールアドレス等の必要項目を入力し、クリエイター登録を行う(サイトによっては本人確認書類の提出が必要)
- 出品できる写真の条件を確認する
- 自分で撮影した写真を出品する
- 出品した写真が審査される
- 審査に通ったら、写真販売サイトに掲載される
- 自分の写真が購入されると、メールで通知される
- 換金可能額を超えると、指定した口座に報酬が振り込まれる
審査では著作権や肖像権、クオリティ等のチェックを行います。人物写真は審査が厳しく、モデルの肖像権使用許諾書の提出が必須のサイトもあります。
またサイトによって、写真の形式やサイズなど、ルールが異なります。ルールを理解してから出品することで、審査に通る確率も上がるでしょう。
写真販売はスマホでもできる
最近はスマホの撮影機能の向上が著しいため、スマホでもクオリティの高い写真が撮れます。また、企業側のニーズにも変化があり、一眼レフで撮影したプロの画像より、素人が撮影した日常の写真のニーズが増えてきています。
先に紹介したスナップマートとSelpyは、スマホ写真を前提とした写真販売アプリです。SNSに投稿する感覚で写真を販売することができるので、お手軽に始められます。
写真販売のメリット
写真販売は、誰でも気軽に始められる敷居の低さがメリットです。技術がある方が有利ですが、今はスマホやデジカメの性能が向上したため、プロの腕前がなくてもいいのです。
始めたばかりの時は報酬も少なく、稼げるまでには時間がかかることも事実です。しかし、1度登録した写真はほったらかしたままで、その後も売れ続けます。登録枚数が増えるにつれて、徐々に報酬も増えていくことでしょう。
写真が趣味の人にとっては、楽しみながら続けられます。自慢の写真を多くの人に見てもらい、購入してもらえればやりがいを持つこともできます。
写真販売のデメリット
写真販売は高い収入を求めて始めた場合、続けるのが難しいのが難点です。なぜなら、写真販売サイトにはライバルが多いからです。例えばPIXTAでは2022年11月時点で、クリエイター数は39万人以上、登録素材数は7921万点以上となっています。プロが撮影したクオリティの高い写真の中では、素人が撮影した写真は勝負になりません。
また、収入を増やすためには購入者のニーズを調査し、需要のある写真をアップするなどの努力も必要です。自分の好きな写真だけを取っていれば良いというものではありません。
そのため、写真販売の初期目標は月数百円ぐらいに設定するのが良いでしょう。月数万円を稼ぐには単純に量が必要なので、時間がかかります。初心者は100枚登録して、月2~3枚売れればよい方でしょう。
写真以外の素材を販売する
実は写真販売サイトで販売できる素材は、写真だけに限りません。他にも販売できる素材はあるのです。
写真の他にイラスト・デザイン・動画・音楽も販売できる
写真販売サイトでは、写真の他にイラストやデザイン、動画・音楽なども販売することができます。これらの得意分野がある人は、そちらを販売してみても良いでしょう。販売できる素材はサイトによって異なり、下記の表の通りです。
写真 | イラスト | ベクター素材 | 音楽 | 動画 | その他 | |
---|---|---|---|---|---|---|
PIXTA | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
Shutterstock | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | アイコン、3D、エディトリアルデザイン、テンプレート |
iStockphoto | ○ | ○ | ○ | 〇 | ○ | |
Adobe Stock | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 3D、テンプレート、フォント、プラグイン、エディトリアルデザイン |
Paylessimages | ○ | ○ | ||||
写真AC | ○ | ○ | ○ | 〇 | 地図、フォント、テンプレート、年賀状 |
写真販売についての疑問あれこれ
ここまで記事を読んできて、写真販売についての疑問が色々出てきていることでしょう。ここからは多くの人が疑問に思うことについて、説明していきます。
写真販売は日本だけ?
写真販売は日本だけが対象かというと、もちろんそうではありません。日本だけではなく、世界中のユーザーが対象になります。例えばPIXTAは日本発の写真販売サイトですが、海外にも写真を販売しています。
また海外にも写真販売サイトは存在しています。中でもアドビストックは海外の写真販売サイトですが、日本語対応しているため、英語は苦手な人でも出品できます。他にも、shutterstock、istock、photolibraryなどが日本語に対応しており、海外では有名な写真販売サイトです。
初心者でも写真販売できる?
写真販売サイトへの登録・出品に資格は必要ありません。審査を通過すれば、プロアマを問わず誰でも写真を販売できます。「趣味で撮った写真が有名な会社のHPや、雑誌に使われた」、ということも起こり得ます。
写真販売は稼げる?
写真販売で稼いでいる人は、どのくらい稼いでいるのでしょうか?例えば、PIXTAの2020年の売上ランキング総合1位の「xiangtao」さんの場合、月に300万円を超える売上となることもあります。実際にこれだけ稼いでいる人がいるという事実を知ると、やる気が出てくるのではないでしょうか?
写真販売サイトは複数登録した方がよい?
写真販売サイトは数多くありますが、複数のサイトに登録するのがオススメです。写真の販売価格や報酬率は各サイトにより異なります。サイトによって売れる写真の傾向が異なるため、あるサイトで全く売れない写真が別のサイトでは売れる、ということもあるからです。
写真販売の著作権はどうなる?
通常、自分で撮影した写真の著作権は自分にありますので、複数のサイトに同じ写真をアップしても問題ありません。しかし、写真販売サイトによっては独占契約を結ぶことで、報酬がアップするなどの優遇措置を受けることができます。
独占契約とは、写真を特定の写真販売サイトにだけ提供することです。つまり、独占契約を結んだ場合、他の写真販売サイトに同じ写真をアップすることができなくなるのです。また「写真AC」では、アップした写真の著作権が運営会社に移ってしまうので、注意して下さい。
写真販売サイトの購入と報酬のシステムの違い
写真販売サイトは、それぞれ独自の料金・報酬のシステムを持っています。写真販売で報酬を得るためにも、それらの違いについても知っておきましょう。
写真の購入方法を理解しよう
写真販売サイトで写真を購入する方法は、大きく2つのパターンに分かれます。
1つ目は写真を単品で購入する方法です。当然、本当に欲しい写真しか購入はされませんので、購入者のニーズに沿った写真を提供する必要があります。
2つ目の方法は定額制です。毎月、決まった料金を払うことで、枚数の制限なく写真をダウンロードできます。気になる写真はとりあえずダウンロードしておこう、という気持ちになりますので、ダウンロード数は増える傾向にあります。
写真販売の報酬システムを理解しよう
購入方法により、報酬のシステムも変わってきます。
例えば、単品購入のPIXTAでのクリエイターの報酬は、販売価格の22%~42%(ランクにより変動)です。報酬は高いですが、ユーザーも購入には慎重なので質の高さが求められます。
一方、定額制で無料でもダウンロードできる写真ACの報酬は、1枚ダウンロードされて、3.25〜11pt(3.25〜11円 海外は2pt)と低くなっています。しかし、ダウンロードはされやすい仕組みなので、数を稼ぎやすいシステムです。
写真販売するために知っておきたいこと
写真販売に必要な用語を覚える
写真販売サイトを利用していくと、業界用語や法律関係の用語がよく見られます。たとえば、「商用・商材向け利用可能」という用語が書かれていた場合、この意味がわかるでしょうか。「商用・商材向け利用可能」は、利益目的や宣伝。広告などの販売プロモーションで写真を利用しても大丈夫という意味になります。
用語を理解することは、写真販売サイトの規約やルールを理解するために必要になります。その他にも以下の用語についても覚えておくと良いでしょう。
- エディトリアル利用
- 独占・非独占使用
- クリエイティブコモンズ
- ロイヤルフリー
- パブリシティ権
著作権や肖像権について理解しておく
著作権や肖像権を考えず、撮影または販売した場合は、著作権や肖像権の法律で罰される場合があるため注意が必要です。たとえば、人物が写り込んでいる写真の販売には、肖像権使用承諾書が必要になります。
しかし、どこまでが著作権や肖像権で引っかかるのか、判断がわからないこともあるでしょう。その場合は、撮影や販売するまえに、所有者や管理などに撮影して大丈夫なのか。確認することが大切です。
写真販売サイトの規約を理解して利用する
写真販売サイトによっては、投稿した写真や画像などがサイトに表示されるまでに審査があるサイトや審査によって登録ができないサイトもあります。また、著作権や肖像権の他にも写真の形式の指定やサイズ指定、ピクセル数などサイトによって規約が違います。
登録した写真サイトの規約を理解しておかなければ、いくら写真を投稿してもサイトに表示されることもなく、販売することができません。利用したい写真販売サイトがあれば、規約も確認することが大切です。
写真販売サイトを無料で構築する方法
この項目では、サイトやブログの作成ができるコンテンツ管理システム「WordPress」と、そのアドオンプラグイン「WooCommerce」を使って、写真販売サイトを無料で構築する方法を紹介します。
写真販売サイト構築プラグイン「WooCommerce」
「WooCommerce」は、WordPressでショッピングサイトを簡単に作ることができるアドオンプラグインです。WooCommerceを使えば、オンライン決済サービス「Stripe」を利用した販売サイトを簡単に作成できます。
WooCommerceで作ったサイトは、物販だけでなく写真データのようなデジタルコンテンツの取り扱いもできるため、写真販売サイトの構築に最適です。
Stripeを使った写真販売サイトを構築しよう
WooCommerceを利用すれば、オンライン決済サービス「Stripe」を使ったネットショップサイトを作ることができます。
Stripeはオンライン決済を行えるサービスです。海外ではPayPalが有名ですが、使い方が煩雑すぎるため日本ではあまりシェアが広がっていません。一方Stripeは簡単に使えるため、最近は世界中の企業が導入を進め、日本でもユーザーが増えています。
購入者目線では、Stripeを導入した販売サイトなら、Amazonや楽天市場などメジャーな販売サイトと同様の使用感で利用できます。
販売者目線では、入会審査が厳しくないためすぐにアカウントを取得できますし、1回の利用につき3.6%の手数料がかかるだけで、年会費などは取られません。もちろん、プリントされた写真の販売だけでなくダウンロード販売も可能です。
常時SSL化できるサーバーで写真販売サイトを構築しよう
写真販売サイトでStripeを利用するには、セキュリティを向上させるためサイトを「常時SSL化」させるという条件があります。ですから、写真販売サイトを置くレンタルサーバーは、常時SSL化が可能なところを選択しましょう。常時SSL化されたサイトは、アドレスが「http://~」から「https://~」に変わります。
常時SSL化してから写真販売サイトの構築を進めよう
サーバーにWordPressをインストールしたら、サイトを作り始める前にまず常時SSL化しましょう。方法はレンタルサーバーごとに異なりますが、以下は「エックスサーバー」というレンタルサーバーでのやり方です。
エックスサーバーには、「Wordpress簡単インストール」という機能があります。これを利用してWordPressをインストールしたら、ダッシュボードにアクセスするためのURLが表示されます。それをクリックしてください。
ログイン画面が表示されたら、「ユーザー名またはメールアドレス」に「admin」、「パスワード」には事前に設定したものを入力してください。
ダッシュボードにアクセスしたら、左サイドバーの「設定」から「一般」を選択します。そして、表示された2つのURLの「http」に「s」を加えて「https」に変えます。必ず2つとも変えてください。
ここで一度ログアウトしてから再度ログインすると、常時SSL化が完了しています。
WooCommerceを追加して写真販売サイト構築しよう
WooCommerceのインストール
常時SSL化が完了したら、次にアドオンプラグイン「WooCommerce」をWordPressに追加します。
- WordPressのダッシュボードにアクセスしたら、左サイドバーの「プラグイン」から「新規追加」を選択します。
- 右上の検索ボックスに「WooCommerce」と入力し、WooCommerceを表示させます。
- 「今すぐインストール」をクリックします。
- 「有効化」に変わったら、再度クリックします。
するとWooCommerceの設定画面に切り替わります。
- 所在地などを入力します。
- 「どんな商品の販売を検討していますか?」の部分は「ダウンロード商品」にします。
入力できたら「さあ始めましょう」をクリックします。すると、支払い方法を設定する画面に切り替わります。
Stripeの導入
支払い方法選択画面になったら、Stripeだけチェックして他はすべて解除しましょう。Stripeのアカウントをすでに持っている場合には「次へ」をクリックします。
まだアカウントを作っていない場合には、下の「新しいStripeアカウントを作りましょう」にチェックを入れて「次に」をクリックし、先にアカウント作成を済ませましょう。
StoreFrontテーマを選択
その後表示される「すべてのWooCommerceストアに推奨」では、「StoreFrontテーマ」だけチェックして「次へ」をクリックします。
続く「Jetpack」の設定では、「このステップをスキップ」を選択し「次へ」をクリックします。
ここまでで写真販売サイトの構築が完了です。あとは販売する写真を登録していきましょう。
写真販売サイトを構築したら販売する写真を登録しよう
「商品を登録」をクリックします。
商品登録画面に切り替わったら、写真のタイトルと説明文を入力します。販売する写真をカテゴリー分けしたい場合には、右下の「新しいカテゴリーを追加」から設定します。
今度は下にスクロールし、商品データを設定します。
- 「ダウンロード可能」にチェックを入れます。
- 商品価格を設定します。写真の単価を入力してください。
- ファイル追加をクリックします。
- ファイルを選択できるようになるので、「ファイルを選択」をクリックして、販売したい写真のファイルを選んでアップロードします。
アップロードした写真にチェックが入っていることを確認しましょう。問題なければ右下の「ファイルのURLを挿入」をクリックします。
すると、商品データの設定画面に戻りますので、「名前」のところに写真のタイトルを記入します。
次に商品画像(サムネイル画像)を登録します。このサムネイル画像は誰でも無料でコピーできてしまうため、解像度を落としたものや、スタンプや文字を追加したものを使用するといいでしょう。
- 右サイドバーの「商品画像の登録」をクリックします。
- サムネイル用の商品ページ等に表示される写真を選択し、アップロードします。
ここまで来たらいよいよ登録完了です。上にスクロールして「公開」をクリックします。あとはこの作業を繰り返し、販売したい写真をどんどんサイトに登録していってください。
まとめ
写真販売サイトは基本、1回アップすれば放置で大丈夫です。1枚当たりの単価は高くないですが、枚数を増やしていけば、ダウンロード数も増え、報酬も積み重なっていきます。
コツとしては、写真をアップする時に、カテゴリ選定やキーワード選定には気を遣うことです。世界でも販売されているサイトには日本語と英語、両方登録すると良いでしょう。