一生懸命働いても、収入はなかなか上がらないものです。「もっとお金が欲しい」「もう少し収入が欲しい」と思うことは多いのではないでしょうか。
この記事では収入を少しでも増やしたい人のために、ネット上でできるお金の稼ぎ方について解説しています。オススメの職種や注意点を紹介しているので、興味のある人はぜひ参考にしてください。
ネット上でお金を儲けるには?
皆さんは「ネット上でお金を儲ける」「ネットを使ってお金を稼ぐ」と聞くと、どのようなイメージを持ちますか?「怪しい」「自分にはできない」など、マイナスなイメージの方が大きいのではないでしょうか。
しかしネット上でお金を稼ぐことは「外に出る必要がない」「手軽そう」というイメージも持たれるものです。まずは、ネット上でお金を儲けることについて、基本的なことをみていきましょう。
ネット上でお金を儲けるのは怪しくない
ネット上でお金を儲けたことがない人にとっては「怪しい」というイメージが大きいですが、多くのネットビジネスに怪しいことはありません。インターネットが普及するまではお店に足を運ぶことが必要でしたが、現代では通販で物が買えるのが当たり前の時代です。
オンラインショップを始めることも、「ネット上でお金を儲ける」行為の一つなのです。現代では銀行の入出金もネット上でできます。オンラインショッピングでお金を儲けている人を、「怪しい」とはあまり思わないのではないでしょうか。インターネットが普及し、ネットを通じて収入を得ることは当たり前になってきているのです。
インターネットを使って収入を得るとは
インターネットでお金を儲けるとは、以下の人にも当てはまります。
・オンライン英会話やヨガなどのレッスンの講師
・オンラインショップ運営
・株や為替で儲けている人
・YouTubeなどの動画配信での広告収入
大まかに「インターネットでお金を儲ける」と聞くと怪しく感じますが、細かく見てみると、「なるほど」と思えるのではないでしょうか。
インターネットでお金を儲けることの条件とは
インターネットでお金を儲けるために、自分自身でできそうなものは何かを考えてみましょう。まずは自分自身がインターネットでお金を儲けるための条件に当てはまっているかを考えてみてください。
・インターネットに繋げる環境が整っている。回線の契約とパソコン・スマートフォンの契約がされている。
・インターネットで稼ぐための方法を知っている
・インターネットで稼げるほどの時間がある
環境・方法・時間を得ていれば、誰でもインターネットでお金を儲けることができます。
スマートフォンとパソコンを持っている
インターネットはスマートフォンがあれば利用できますが、お金を儲けるためにはパソコンもあることが前提となります。パソコンの方が画面が大きく、マウスやキーボードが付いています。スマートフォンよりも格段に操作性が上がるからです。
どのようなジャンルでお金を儲けるか
パソコンとネット環境を準備しただけではお金は稼げません。自分自身が、どのジャンルでどのくらい稼ぎたいのかを決めてください。
自分にできそうなことは何か?強みは何かを考えてみましょう。自信が無くても、「これなら続けられそう」「これなら興味がある」といったジャンルを決めるのも良いです。
お金を儲けられる時間はあるか
インターネットでお金を儲けるためには、時間が必要です。簡単そうに思えますが、時間がなくて挫折してしまう人が多いのです。なぜかというと、定職に就きながら・家事や育児をしながら「インターネットでお金を儲けたい」と考えている人がほとんどだからです。
育児の片手間や帰宅後に何かをしようとしても、なかなか進まないものです。YouTubeの動画撮影や編集にも時間がかかります。確実に稼ぐにはアルバイトをした方が良いともいえるのです。
上記の内容を踏まえても、時間が取れると言えるでしょうか?例えば週末の1日を使う・寝る前の数時間を使う・早朝に行うなど、時間の捻出方法を考えてみてください。
オンラインで仕事をする「オンラインスタッフ」とは
近年ではオンライン専門で仕事をおこなう「オンラインスタッフ」が増えています。自宅にいながら仕事ができるオンラインスタッフとは、どのようなものなのでしょうか?詳しく見てみましょう。
オンラインスタッフのメリット
オンラインスタッフは、インターネットを使って遠隔で仕事をするスタッフのことをいいます。自宅で仕事ができるため、家事や育児をしている主婦でも働きやすいのが特徴です。
職種は事務や経理・秘書などをはじめ、ライティングやWEBデザイン・動画編集などがあります。スタッフを雇う側からみても、地域や場所にとらわれずスキルの高い人を雇えるのがメリットです。
募集から採用まで
オンラインスタッフの募集サイトなどで、自分に合った求人を見つけます。履歴書を送付する企業もありますが、遠方の場合はSkypeやzoomなどのリモート通話のツールを使って面接をおこないます。書類選考から面接まで、実際に合うことなくオンライン上で解決できるのがメリットとなっています。
採用後は、googleアカウントやWord・Excelなどが必要な場合もあります。面接時に聞いておきましょう。
インターネットでお金を儲ける際に知っておきたい税金・扶養の問題とは
主婦がインターネットでお金を儲ける際には、扶養や税金に注意しましょう。ここからは、主婦の副業で注意すべき点について解説していきます。
金額によっては確定申告が必要になる
専業主婦やパート・アルバイトでも副業で収入があった場合は、稼いだ金額によって確定申告が必要です。
・パートやアルバイト以外にも、副業で年間20万円以上の所得があった場合
・専業主婦で、年間38万円を超える給与以外の所得があった場合
ただし上記の所得は、収入から経費を引いた場合の金額になります。副業で一定金額を超えたら、納税の義務が発生します。本格的に稼げるめどがついたら、開業届を提出して経費を計上するのも良いでしょう。
所得が増えすぎると扶養から外れてしまう
パートやアルバイトの副業として稼ぐ場合と、専業主婦が稼ぐ場合も含め、所得が一定の金額を超えると扶養から外れてしまいます。扶養範囲内で稼ぎたい場合は、金額が超えないように注意しましょう。詳しい金額と条件は以下のとおりです。
・パート・アルバイトの場合 年間130万円以上で社会保険の扶養対象外になる。年間150万円以上で税金の扶養対象外になる。
・ 収入が150万円以上でも201万6000円未満は「配偶者特別控除」が適用される。
パート・アルバイトの副業で稼ぐ場合は、20万円を限度にしましょう。パート・アルバイトの収入は110万円未満になるように収入を調節してください。
お金を儲けられる趣味とは?
人によっては自分の持っているスキルはもちろん、趣味まで収入にしてしまうケースがあります。好きなことでお金を儲けられたらありがたいものです。
働き方はフリーランスだったり、アフィリエイト広告だったりと様々です。趣味でも方法しだいで収入になる可能性があるので、ネットビジネスを考えている場合は参考にしてください。ここからは、ネットビジネスにできる趣味やスキルについてご紹介します。
イラスト・デザイン
イラストが得意だったり、デザインの専門学校を卒業していたりしていたら、稼げる可能性が高いです。依頼されたテーマでイラストやロゴを作成する仕事もあります。「Fiverr」というサイトは作家を紹介してくれるので、宣伝にもなるでしょう。
「Hate Copy」では、自分のイラストをポスターやTシャツにして販売できます。また「Printful」という印刷サービスは、注文を受けたらプリントして発送ができます。大量の在庫を抱える心配がありません。
上記のようなインターネットビジネス向けのサービスは多く存在します。自分のスキルや販売方法に合ったサービスを探してみましょう。
参考:printful
料理・レシピ開発
料理やレシピ開発が好きな人は、SNSやYouTubeに投稿することで儲けられる可能性があります。時短や簡単レシピなどは、主婦や一人暮らしの人などに多くの需要があります。お菓子作りが得意な人や、時短レシピが得意な人はチャンスがあるでしょう。
旅行での情報提供
旅行が趣味の人は、旅先での情報提供などでも活躍できます。旅先でのオススメのお店や観光スポットなど、旅行前にリサーチしておきたい情報を提供すると、アクセスが期待できます。
ブログやSNS、YouTubeなど、可能性はいくつもあります。地元の観光名所を紹介するのも良いでしょう。
ゲーム配信・ゲーム実況
YouTubeでのゲーム実況が流行しています。ゲームが趣味の場合は、ゲーム実況を検討してみましょう。
「Twitch」という動画配信サービスでは、YouTubeのように広告収入で儲けられます。閲覧人数が増えてくると、ファンから寄付をもらえる可能性も出てきます。
ゲーム実況は人気ユーチューバーも参入するほどの需要があります。「攻略したい」「趣味を共有したい」という、需要に応えられるような配信をすることが前提です。人気の高いゲーム実況は何が違うのか、更新頻度はどれくらいなのかを、調査してみましょう。
お金を儲けられるスキルを持っている?
お金を儲けられるスキルを持っている可能性もあります。ここからは、お金を稼ぐことができるスキルについて紹介していきます。
ハンドメイド・DIY
ハンドメイドが得意な人は、フリマアプリやハンドメイド作家のオンラインショップで販売できます。アクセサリー制作やバッグなどの裁縫などがあります。
日用品はもちろん、入園、入学用品や結婚式のアクセサリーなど、クオリティーの高い物の需要もあるでしょう。自分が何が得意なのか、何を中心に作りたいかを決めてから始めましょう。ライバルが少ないジャンルもオススメです。
ただし、作品をたくさん作らないと大きな収入にはなりません。手早くきれいに作れるかが決め手となります。またありきたりなデザインよりも、個性的なものや布選びのセンスも影響します。
動画編集
動画の編集スキルがあるなら、「クラウドテック」もオススメです。クラウドテックは動リモートワークを斡旋しています。YouTubeの動画編集はもちろん、結婚式にも需要があります。
「FIVE G TOKYO」というサイトでは動画編集のスキルを学べます。フリーランスの講師から学べて、テロップの入れ方や編集のハウツーを学んで収入にいかすことも可能です。
カメラマン
結婚式などの出張カメラマンとして儲ける方法です。カメラマンとして登録することで依頼が来る「Lovegraph(ラブグラフ)」「OurPhoto(アワーフォト)」が便利です。InstagramやTwitterで集客しているカメラマンもいます。
結婚式やコスプレ写真など、相手の好きな構図で写真を撮影する仕事です。独特のセンスや人柄でファンが付きやすいため、カメラが得意な人は検討してみましょう。ただし、出張範囲が狭い、日時の指定が限定的なことが多いと、顧客も少なくなってしまうので注意しましょう。
また自身の撮影した写真を販売して儲ける方法もあります。代表的なサイトには「Shutterstock(シャッターストック)」「Selpy(セルピー)」があります。どちらも好みの写真をダウンロードしてもらうことで、収入が得られるしくみです。
ブログやサイト作りで使われることが多いため、幅広い需要が見込めます。もちろん、クオリティーが高くて需要に応えられる写真は必須です。
インターネットでお金を儲ける可能性は多い
趣味やスキルなど、インターネットでお金を儲ける可能性はあります。YouTubeやInstagram、Twitterなどで宣伝したり、スキルを公開したりすることでアピールにもなるでしょう。
フリマサイトやオークションに作品を出品するのも良いでしょう。自分がどれくらいのスキルを持っているのか、どのような作品作りが得意なのかを知れるチャンスでもあります。インターネットでお金を儲けるためのサービスも充実しているので、気になるジャンルで調べてみましょう。
お金を稼げない人の共通点とは?
インターネットの普及でビジネスの多様化が進んでいますが、それでも稼げない人は一定数存在します。最初はだれでも不安があることは分かりますが、なぜ稼げない人がいるのかが気になるものです。自分が「稼げない人」に入らないために、知っておきましょう。
自分の得意分野を絞らない
例えば写真が得意な人の中でも、人物が得意な人や、景色が得意な人がいます。ハンドメイドではアクセサリーが得意な人や、ミシンが得意な人もいるでしょう。
自分の得意分野、専門分野を見極められずに、さまざまなジャンルに手を出してしまうと稼ぎにくくなってしまいます。顧客が心から満足できるものを提供するには、自分が最も得意とするもので勝負しましょう。
受けるべき仕事を選べない
いくら単価が高い仕事でも、本当に受けるべき仕事かどうかを見極められるかどうかです。例えば動画編集の場合、1回あたりの単価が高い仕事と、単価はそこそこでも年間契約をしてくれる仕事ではどちらを選ぶかということです。
単価が高い仕事は魅力的ですが、3か月で契約を切られるかもしれません。年間契約のほうが安定していますし、極端に単価が安い場合を除いては後者の方が稼げる金額は高くなります。頼まれたからと言って何でも引き受けてしまうのではなく、仕事の難易度や効率の良さ・契約期間も考慮して決めなければなりません。
上記の見極めができない人は、いつまで経っても収入が上がりません。単価が高い・簡単だというだけの理由で仕事を引き受けるのは避けましょう。
まとめ
インターネットでお金を儲けることは、当たり前の時代になりました。スマートフォンが一人一台・パソコンも家庭に一台ある環境の中、自宅でお金を稼ぐことは難しくありません。
まずは自分ができそうなジャンルやスキルを見つけましょう。そして時間があるかどうか、どんな稼ぎ方をしたいかを明確にしてください。
気になるだけではお金は稼げません。まずは行動を起こすことが大前提です。少しずつでも良いので、ぜひ挑戦してみましょう。