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海外向けネットショップを開設するために必要な知識を徹底解説!

この記事のテーマは、海外に向けて商品を販売するネットショップです。海外向けのネットショップを開設するにあたっては、国内のネットショップを開設する場合よりも事前に検討しておくべき内容が増えます。

この記事では、どのような点に注意してショップを立ち上げればいいのか、どのような商品を売れば売れるのか、そういった海外向けネットショップに関する様々な内容を解説していきますので、ショップ開設を検討されている方は、是非参考にしてください。

拡大を続ける越境EC市場

具体的なネットショップの話に入る前に、越境ECの市場規模について解説します。

越境ECという言葉はご存知でしょうか。国境を越えて行われる電子商取引(electronic commerce)のことです。簡単に言うなら、海外から商品を買ったり、海外へ商品を売ったりするオンラインショッピングのことと言ってよいでしょう。

この越境ECの市場規模は拡大を続けています。新型コロナウィルス感染症の影響もあって、今後の見通しを立てるのは難しいですが、人と人との直接の接触がはばかられる時代だからこそ、ECにはチャンスがあり、越境ECを始めるべき時期が到来しているともいえるのではないでしょうか。

越境EC市場に関する統計資料

越境ECに関する統計資料として、経済産業省が継続的に実施している「電子商取引実態調査」というものがあります。国内のEC市場についての統計・分析も、もちろん行われていますが、越境ECについても詳細なデータが公開されています。

参考:電子商取引実態調査(経済産業省HP)

越境EC関連では、日本、アメリカ、中国の三国間の越境ECの市場規模の調査結果が報告されています。現在公開されている最新の報告書「平成30年度 我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備(電子商取引に関する市場調査)」によると、アメリカの消費者が日本から購入した金額は8,238億円、中国が日本から購入した金額は1兆5,345億円となっています。

平成25年度の調査では、アメリカによる購入額が4,323億円、中国が3,902億円となっているので、その急拡大ぶりがよく分かります。とくに、中国の購入額の拡大は顕著で、日本からの購入額は対前年比で18.2%増、アメリカからの購入額は同18.5%増となっています。

越境ECが秘めた可能性

この電子商取引実態調査によれば、国内のEC市場は、現在でも拡大基調にあります。まだネットショップ自体を開設した経験がないのであれば、まずは国内向けのショップから始めるというのも手でしょう。

しかし、日本の市場は、高齢化や人口減少の影響で縮小していくことが予想されるので、いずれ伸び悩むことになる可能性は十分にあります。一方、世界に眼を向ければ、まだまだ成長していく市場があります。将来的なことを考えるなら、越境ECに早めに乗り出していくことが必要になると言えるでしょう。

海外向けのネットショップを開設する際の注意点

ここで、海外向けのネットショップを開設するにあたっての注意点を書いておきます。国内向けの場合も同じですが、ネットショップを開設すれば放っておいても自動的に利益が上がるというものではありません。具体的なネットショップ開設の準備に入る前に、以下の点について確認しておいてください。

現在のところ、国内のEC市場も十分有望

先ほど、越境ECの市場規模は急拡大をしているという内容を書きましたが、長期的にはともかく、現在は日本のEC市場も十分に有望です。

出典:平成30年度 我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備 (電子商取引に関する市場調査)

先ほどと同じ平成30年度の調査によると、消費者向け(BtoC)の市場規模は前年比8.96%増の18兆円、企業間(BtoB)の市場規模は前年比8.1%増の344.2兆円です。伸び率の点では越境ECには及びませんが、国内のEC市場も、市場規模は大きく成長も続けています。

出典:平成30年度 我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備 (電子商取引に関する市場調査)

国内で一定のシェアを獲得していて、新たな事業展開を模索している場合や、海外で売れる商品を生産しているといった場合を除けば、現在のところ、国内の市場をターゲットにした方が、効率がいいということも十分ありえるのです。とくに、まだネットショップを運営した経験がないような場合は、最初から海外市場を狙うのではなく、国内向けのショップを立ち上げて、そこで経験を積んでから海外進出をすることで、成功する確率を上げることができます

国内よりも海外向けはコストがかかる

国内で商品を販売する場合、良い商品を販売していれば、良い口コミが広まって、宣伝活動をしなくても商品が売れるということもあり得ます。しかし、海外の消費者に対して、口コミで商品が売れることは期待できません。海外で売上を伸ばすには、しっかりと宣伝広告費をかけていく必要があります

また、海外に向けて商品を売る際には、関税や送料が商品代金に上乗せされることになります。これらのコスト増も計算に入れておかなければ、収益の見込みが計算できません。

更に言えば、日本国内と違って、値引き交渉をすることが普通に行われている国も多くなります。顧客との直接のやり取りが増えるので、現地の言葉が使えるスタッフを雇う人件費が必要になるケースも想定しておかなくてはなりません。

このように、海外向けのネットショップには、コスト増に繋がる要因が様々あるので、開設にあたっては、コスト計算にも注意が必要です。

顧客に対する対応が国内とは異なる

これは先ほど書いた内容と重複しますが、日本と海外では顧客対応を変えなければいけない場面が出てきます。

国によっても変わりますが、顧客からの問い合わせや値引き交渉に対応する手間は、一般的に海外の方が多くなります。問い合わせの電話などもよくかかってくるので、現地の言葉で対応できないとネットショップの経営を続けていくことは難しいかもしれません

ネットショップを開設する方法

ネットショップを開設する方法は、いくつかあります。手軽に行えるのは、既存のECモールへ出店することです。国内で言えば、楽天市場に出店するイメージです。

他には、決済手段であるカートをレンタルする方法や、一から自社サイトを立ち上げる方法もあります。以下では、これらのネットショップ開設の方法について概説します。

一から自社サイトを立ち上げる

まず一からサイトを構築する方法があります。

この方法の場合、実際のサイト構築作業は、専門のシステム会社などに委託することになります。かなり多額の費用がかかるので、あまり一般的な方法ではありませんが、自社で希望する仕様にすることができるメリットがあります。

ASPカートを利用する

自社サイトよりも手軽で、実際に多くのネットショップ開設に利用されているのが、ASPカートと呼ばれるものです。ネットショップを開業する上では、決算に必要なショッピングカートの機能が不可欠ですが、これを提供してくれるのが、ASPカートです。ASPは、アプリケーション サービス プロバイダの略で、プロバイダが提供するカートサービスということになります。

以下に、越境EC向けのASPカートサービスの代表的なもののURLを記載しておきます。興味がある方は、見てみてください。

参考:Multilingual Cart

参考:Live Commerce

参考:futureshop overseas

これらは、越境ECを前面に押し出したサービスとなっていますが、一般的なネットショップを開設するサービスで、海外にも商品を販売できるといったスタンスのサービスもあります。

例えば、Shopifyは、世界的にも人気を集めているサービスです。カナダ発ですが、日本語対応もしていて、日本語によるサポートもあります。有料のサービスですが、無料体験期間が90日間あるので、費用をかけずに試してみることができます。

参考:Shopify

また、簡単にネットショップが開設できて、無料プランもあるSTORESでは、スイッチ1つで英語表記に切り替えることができる英語対応機能が装備されています。

参考:STORES

海外のECモールに出店する

手軽に越境ECを始める方法としては、既存の海外のECモールに出店するという方法があります。

例えば、アメリカを中心に越境ECを考えているなら、eBayに出店するという方法があります。eBayは、世界でも有数のECサイトです。

参考:eBay

日本からの越境ECをサポートしてくれるイーベイ・ジャパンという会社もありますので、出店を検討する際には、こちらにサポートしてもらうことができます。

参考:イーベイ・ジャパンのHP

中国を中心に越境ECを考えるなら、淘宝網(タオバオワン)などが候補になります。淘宝網(タオバオワン)は中国最大のECサイトです。自社だけで出店準備をするのが難しい場合は、出店代行サービスを行っている企業もありますから、検索してみてください。

参考:淘宝網(タオバオワン)

海外で売れる商品の探し方

海外向けのネットショップを開設する場合、日本で売れている商品=海外でも売れる商品とは限りません。海外で売れる商品の探し方を紹介します。

海外からの旅行客がよく買っているものをチェックする

海外から日本にやってきた観光客が購入するものは、売れる商品になる可能性があります。観光客の中には、日本での買い物が目当ての人もいますから、そういった人が欲しがる商品をネットで売れば、海外の消費者が喜んで買ってくれる可能性が高いといえるでしょう。

海外との価格差をチェックする

海外のネットショップを利用する理由の一つは、「自国内にある店舗で買うよりも安いから」というものです。例えば、日本メーカーの時計などは、海外では手に入りにくかったり、高価だったりするケースがあります。これらを海外向けに販売すれば、売れる可能性が高いといえます。

その国の販売価格を知るためには、その国の通販サイトを見て、商品ジャンルごとに価格調査をすれば、ある程度の目安になります。例えば、Amazonは、世界各地に別サイトがありますから、その情報は参考にできます。

海外に輸出できない商品に注意

海外に商品を売るということは、それが少量・小額であっても輸出ということになります。日本の品物を外国に輸出する場合、国内で販売するのとは違った規制がなされる場合があるので、注意が必要です。

輸出入制度については、JETRO(日本貿易振興機構)が情報をまとめてくれているので、こちらを参考にするとよいでしょう。

参考:輸出入に関する基本的な制度(JETROホームページ)

また、国際郵便で送ることができない荷物もあります。商品を発送する際に問題になりますから、事前に調べておいてください。

参考:国際郵便として送れないもの(日本郵便ホームページ)

その他の規制も色々ある

輸出する物品によって規制がかかる場合もあります。例えば、植物を輸出する場合は、そもそも輸出が禁止されているものや、植物検疫証明書が必要になるものなどがあります。

参考:輸出入条件詳細情報(植物検疫所ホームページ)

やや特殊な規制ですが、工業製品の場合には、軍事転用可能な製品の輸出を規制する安全保障貿易管理というものがあります。

参考:安全保障貿易管理(経済産業省ホームページ)

他には、希少動植物を保護するためのワシントン条約に基づく規制など、様々な規制がありますので、実際に商品を販売する際には、十分に調査をするようにしてください。

海外向けネットショップのターゲットの考え方

海外向けのネットショップを作る場合、「広く世界に向けて商品を売り出そう」と考えたくなりますが、この考え方は失敗する可能性が高くなります。それぞれの国に特性があり、国民性というものがあるからです。

例えば、アメリカのスーパーでの買い物風景の映像で、日本でなら業務用でしか見かけないような大容量の食品が売られているのを目にしたことがないでしょうか。食品の包装の仕方一つとっても、国によって違いがあるのです。ターゲットはある程度絞り込んで、そのターゲットに合わせた商品構成を考えることが、売れるネットショップにするためには必要です。

文化・人種などを考えて地域を絞る

ターゲットを絞るとはいっても、1国に絞る必要はありません。ある程度の広さのある地域と考えましょう。

そして、ターゲットを決める際に参考になるのは、文化や人種といったものです。共通する文化圏で生活習慣が近い地域なら同じような商品が売れますし、人種によって体格が違えば、売れ筋が変わるからです。

例えば、アパレル関係の商品を売りたい場合、日本の商品は日本人に体格が近い地域の方が売りやすくなります。欧米で売ることを考えるよりも、アジアや中東で売るほうが売りやすいということになるのです。

為替レートの変動も考慮に入れる

海外向けのネットショップならではの問題として、為替レートの変動があります。他の国の通貨で決済した場合、日本円の価値の変動で得られる利益も変動するからです。

為替レートの変動による影響の例

1ドル100円を基準とします。1ドルが110円になれば円安、1ドルが90円になれば円高ということになります。例えば、50ドルの商品が売れた場合、1ドル100円のときは、5000円で売れたことになりますが、1ドルが110円なら5,500円で、1ドルが90円なら4,500円で売れたことになるわけです。

為替レートが変動すると、このような影響があります。海外向けのネットショップを経営する場合は、為替レートの変動を考慮に入れて、販売価格を設定したり、変動に合わせて価格を変更したりする必要があります

どんな決済方法を採用するかも要検討

国内では、ネットショップで購入した商品の代金決済の方法として、銀行振込や代金引換といった方法が用いられています。しかし、これらは海外ではあまり使われてない決済方法です。海外向けネットショップを始める前には、決済方法として何を採用するかも考えておく必要があります。

海外ではメジャーなPayPal

PayPalは、ネットで使える決済手段です。この記事をお読み下さっている方の中には、自分では利用したことがないという方もいらっしゃるかもしれませんが、海外では多く用いられている決済手段です。海外向けのネットショップを開設する場合には、PayPalは決済方法の一つとして是非採用しておくべきでしょう。

参考:PayPal

クレジットカード決済の導入も必須

日本ではネットショッピングの際の決済はクレジットカードが主流ですが、海外でも同じです。実際にネットショップにクレジットカード決済を導入する方法としては、この記事でもご紹介したASPカートを使う方法もありますが、以下に挙げるような決済サービスを提供している企業と契約することもできます。

参考:PAYGENT

参考:GMO Payment Gateway

商品の配送(物流)についても検討しておく

海外向けネットショップで商品が売れたら、商品を海外に発送しなければなりません。国際配送は国内で配送するよりも手間がかかるので、商品の配送についても事前に検討しておきましょう。

郵便局から国際郵便で送る

誰にでも簡単に始められる国際配送の方法としては、郵便局から国際郵便で送るというものがあります。EMS(国際スピード郵便)は、配送も早く、ネットショッピングでよく使われます

参考:国際郵便(日本郵便ホームページ)

配送会社の国際宅配便

ヤマト運輸佐川急便といった国内で宅配業務を請け負っている業者は、海外向けの国際宅配も行っています。これらを利用する方法もあります。

参考:国際宅急便(ヤマト運輸ホームページ)

参考:飛脚国際宅配便(SAGAWAホームページ)

物流サービスの企業に依頼する

物流サービスを提供している会社に配送業務を依頼する方法もあります。販売数量が増えて物流全般について相談したいような場合には、以下に挙げるような企業に依頼することを検討して下さい

参考:SBCロジコム

参考:富士物流

参考:FedEx

まとめ

海外向けネットショップに関して、開設する方法や売れる商品の探し方など、様々な点について解説してきました。国内向けのネットショップ以上に、検討したり決定したりしなければならない項目が多く、大変だと思われたかもしれません。

しかし、実店舗を海外展開することに比べれば遥かに手軽に低コストで業務拡張を果たすことができます。この記事をきっかけにして海外向けネットショップの開設を検討してみて下さい。

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