「ebayってなんだか楽しそう!」
「世界的オークションサイトだし、転売ビジネスには向いているはず!」
心躍らせていざ始めようとすると、必ずぶつかるのが「英語」の壁です。ebayは国内サイトとは違い、設定からすでに英語との戦いとなります。英語に苦手意識を持っている人は、ここでまず、やる気をなくしてしまいがちなのですね。
しかし、英語だというだけで、出品方法や覚えておくべき基礎知識は、案外簡単だったりするのです。苦手意識だけで敬遠するのはもったいない!今回は、「これさえおさえておけば怖くない」というポイントだけを絞っています。初めての人はもちろん、ebayの基礎を知りたい人は、必ず読んでおいてくださいね。
【初めてでも簡単】ebayは6ステップで登録完了
世界中で頻繁に利用されているネットショッピングですが、ひと昔前までは、顔の見えない取引であり、粗悪品や金銭トラブルなどが多くありました。今だに、ネットショッピングでの詐欺が存在するほどです。最近では、各サイトが試行錯誤を繰り返し、トラブルがかなり改善されています。
ebayもその1つであり、「安全に取引が完了する」という目的を達成すべく、取り締まりを強化しています。
初心者ほど、ebayからすると、素性が分かりません。ebayは英語での登録であり、出品も英語です。分からないからと言って、手続きや取引に不備があると、出品停止になることもあり得ます。これは絶対避けたいですね。ebayの登録は難しくありません。ポイントをふまえながら、6ステップで解説していきましょう。
【ステップ1】出品画面を開こう
まず、「ebayで出品する時は、どの画面から入るの?」と思うことでしょう。こんなところで、分からないと、やる気をなくしてしまいます。トップページの右上あたりにある「Sell」をクリックして画面を開いていきます。
【ステップ2】出品操作の前準備をしよう
すると、以下のような画面になるため「List an item」を選択します。
ここでは、出品する商品の詳細情報を登録する準備をします。
検索窓にワードを入力し検索をかけると、一覧が表示されます。出品する商品と同じものが見つかったらその商品をクリックしましょう。
商品の情報が表示されます。商品の状態を選択し、「Continue to listing」をクリックすることで、表示されている情報が既に入力されている状態から操作を始めることができて手間が大きく減ります。
商品が見つからなかった場合は「Continue without match」をクリックし、商品の状態を選択してから「Continue to Listing」をクリックし、商品のカテゴリーを選択してください。
【ステップ3】写真をアップロードしよう
- 「Add photos」をクリックします
- 写真をアップロードします
- 必要があれば、写真の向きを変えます(その場合、円矢印のマークで調整して「Save」をクリック)
ebayの写真登録は12枚までと、比較的多く写真が登録できます。商品を手に取ってみることができない分、様々な角度から、あるいは傷や擦れなどの問題部分など、より詳しい情報として、たくさん登録しておくことをおすすめします。こうすることで、より納得してもらい、取引を円滑に進めることができるようになります。
【ステップ4】タイトル・カテゴリーを選択していこう
初回はこのような画面が表示されますが、「Got it」を選択して次に進んでください。
1.まずは、一番上にある「TITLE」を入力していきます。「Browse Categories」からカテゴリーを選択した人は、ここで新規入力となります。「See all Options」選んだを後に表示される「Bold title」と書かれているチェックボックスは、タイトルを太字にできる有料オプションです。同じく「Subtitle」は「TITLE」に入りきらない情報を補助的に入力できる欄ですが、通常検索には引っかからない上、有料のオプションであるため、基本的には入力する必要はありません。
2.続いて、その下にある「ITEM CATEGORY」ですが、表示されているカテゴリーを修正したい場合には、「Edit」を開き「First Category」で該当するカテゴリーを選択します。「Second category」は必ず選択しなければならないわけではありませんが、選択することで、出品した商品がより多くの購入者の目に留まることが見込めます。
とても簡単なのですが、「タイトル」は出品ビジネスにおいて、命とも言えるほど重要です。タイトルに失敗があると、検索に上手くヒットすることが出来ません。出品ページを開いてもらうことから、取引の可能性が始まります。特に、英語は1つのスペル間違いでもヒットしませんので、このあたりは要注意です。
初心者の多くは、他のセラーのマネをします。間違いがあるようなタイトルをつけてしまうことを思えば、これでも良いのですが、これでは多くのライバルセラーたちの中から自分のページを開いてもらうことはできませんね。タイトルから競争は始まっているのです。差別化するためにも、自分なりのタイトルを考えるようにしましょう。
外国人が日本独特の商品を探していると仮定します。忍者グッズや折り紙、芸者の絵はがき、けん玉など、色々ありますね。これを、例えば「Origami」としておいたところで、「日本にある紙を折って形を作る、あの用紙何だっけ?」と思っている外国人に「Origami」という単語はなかなか出てきません。
この場合、「Origami(paper folding)」(紙を折る)「Origami(paper crane)」(折り鶴)などの単語を入れるとヒットする可能性も出てきます。この少しの工夫が勝負を分けますので、じっくり考えてみましょう。
そして、カテゴリー選択に関してよくあるのが、「どのカテゴリーを選択すれば良いのかイマイチ分からない」という意見。その場合、他のセラーを参考にしている人が多いですね。または、「Continue without match」から選択すれば、上位のカテゴリーから選択することもできます。落ち着いて選択間違いのないよう、注意してください。
【ステップ5】UPC・商品状態を設定しよう
1.「UPC」はJANコードを入力する欄です。JANコードがない商品の場合、入力しないこともできますが、そうでない場合は極力入力するようにしましょう。
2.「Condition」で商品の状態を選択します(カテゴリーによって、選択項目に違いがあります)。手順に沿って出品を行った場合は、既に入力済になっています。
【ステップ6】商品詳細を設定しよう
- 「Additional」欄の「Show more」をクリックし「custom item specifics」の欄で、詳細情報を設定します
- 「Add custom item specific」欄で、さらに任意の詳細情報を設定します
- 「Save」タブで登録、詳細情報として追加します
購入者が知りたい情報すべてを書き込むことを意識し、商品のより詳細な情報を入力します。
【ステップ7】その他自由に記載できる、商品の備考欄に入力しよう
- 「Standard」モードか「See all Options」から「HTML」モードを選択できますが、「HTML」は難しいです。初心者はもちろん、自信の無い人は「Standard」から入ります
- 自由に詳細を記載していきます
「HTML」は、HTMLの知識がある人がすると、見栄えの良いように作れるのですが、そうでない場合は、無理をせずに「Standard」を選択して問題ありません。
【ステップ8】価格や出品方法などの出品情報を設定しよう
出品方法は、次の3つです。
- オークション形式…出品期間内に購入希望者が金額を設定し、一番高い金額を設定した人が購入できる方法
- 即決形式…早い者勝ちで、購入希望者は販売価格にて購入できるという方法
- オークション形式 + 即決形式
初心者など、慣れないうちは、即決形式が分かりやすくおすすめです。オークション形式は、上手くできないとトラブルになる可能性もありますから、まずは即決形式で出品することに慣れていきます。
- 「Buy It Now」を選択します
- 出品期間については、Buy It Nowを選択した場合、自動的に「Good ‘Til Cancelled listing」の設定になります。この設定の場合、30日間の出品期間が終了すると自動的に商品の再出品が行われます。
- 即決価格を入力します
- 出品個数を入力します
- 値切りの交渉に応じるかを選択します
- 出品期間については、Buy It Nowを選択した場合、自動的に出品後即掲載となり、30日間の出品期間が終了すると自動的に商品の再出品が行われます。自分で出品期間を設定する場合は、「Schedule your Listing」の右端にあるタブをクリックしてから期間を入力してください。
初心者は、まず経験を積むことを優先し、最安値の出品数1から始めることが理想です。値切り交渉については、慣れるまではしない方が、トラブル回避の観点からもおすすめです。
【ebay必須】ビジネスポリシーって何?その設定方法も解説します
ビジネスポリシーってよく聞くと思いますが、一体何のことだか理解できていますか?ebayでは、このビジネスポリシーの登録が必須なのですが、そもそも、理解できなければ設定もできませんね。この重要なビジネスポリシーの基礎知識と登録方法を解説していきましょう。
ビジネスポリシーとは何だろう?
そもそも、ビジネスポリシーとは、出品に伴い、「支払いについて」「発送について」「返品について」をそれぞれどのようにするのかを設定することをいいます。購入者が取引をする際、商品そのもの以外で参考材料にすることが多いですね。送料は比較的、後からでも何とかなりますが、取引である以上、支払いについてや返品などのトラブルについての設定は、非常に重要です。
ビジネスポリシーが無いってどんな状況?
「支払いについて」「発送について」「返品について」なんて、当たり前に設定されているものだと思いませんでしたか?ビジネスポリシーが無い場合は、ビジネスポリシーが設定されていないのです。画面を見て下さい。(https://www.bizpolicy.ebay.com/businesspolicy/manageから入ります)
1.この画面で「Get started」をクリックします
2.適用されているか自分のMy ebayから必ず確認しておきます
もしこの方法でもビジネスポリシーが出てこない場合は、eBayにビジネスポリシーの依頼をするしかありません。「Contact us」にて、ビジネスポリシーを設定したい旨を申し出ましょう。英文は簡単に「ビジネスポリシーが無い」「ビジネスポリシーを設定したい」という文章にすれば大丈夫です。Google翻訳などを活用してくださいね。
【ビジネスポリシーの設定1】支払い設定
支払いの設定は、ごくシンプルです。
1.「Policy name」に任意の名称を入力します。
2.購入者が注文した際に即入金してほしい場合は「Require immediate payment…」にチェックを入れます。
3.「Save」をクリックします
【ビジネスポリシーの設定2】返品設定
返品ポリシーについても、画像で説明していきます。
返品期間は短すぎても印象が良くありません。画像では「Money back 30Days」と30日間で設定しています。30日間や60日間で設定することをおすすめします。返金するのか、送料はどちら負担なのか、手数料が必要となってくるのか、きちんと入力しておきます。全ての設定を入力し終えたら「Save」をクリックします。
【ビジネスポリシーの設定3】送料設定
送料の設定は一見ややこしいように見えますが、理解さえしておけばクリアできますので安心してください。
1.ポリシーネームの設定において、海外発送は重さごとに値段が違ってきますので送料ごとに値段を設定します
2.「Domestic shipping」の欄を入力していきます(アメリカのバイヤー向けの設定です)
ここで、注意したいのは、EMS=「Standard Shipping」としておくべきだということです。「Expert shipping」は早いですが、アメリカ国外から1~4日で届くなんてことはあり得ないことから、EMS=「Standard Shipping」で認識するべきなのですね。「Handling time」については、郵便局などで、発送を受け付けるまでの期間です。出荷までの段取りの期間でもあります。
国の設定に入ります。第一地帯、第二地帯、第三地帯、第四地帯と価格が違います。画像を参考にして入力しましょう。
「exclude shipping location」にて、発送除外をする国を設定しておきます。アフリカや南米は、輸送トラブルも少なくないので、初心者は除外しておくと良いでしょう。「Apply」を押せば、発送除外する国の設定は完了です。
【ebay】出品したいなら、本人確認は必須!手続きの手順を解説
ebayに限らず、ユーザーは、当然「信用のできる相手と、円滑な取引をしたい」と考えるものです。初心者であっても、信頼できる相手だと思ってもらえるように、本人確認はとても重要なものであり、ebayもそれを求めることが多いのですね。
本人確認画面が出てきても焦らないように、今ここで学んでおきましょう。
【ステップ1】まず、本人確認画面が表示される
この本人確認はすべての新規セラーに必ず要求されるというわけではなく、2品目の商品を出品する際に本人確認画面が表示されるケースが多いようです。表示されたら、必ず画面に沿って登録していきましょう。ebayが「トラブルなく、真摯に対応してくれるセラーなのか」「ebayのプラットフォームを利用するに値するセラーなのか」を判断する材料となるのです。
難しくはありませんが、慎重に作業してください。
【ステップ2】Call me nowをクリックしよう
1.ebayに登録している電話番号が表示されます(電話番号の初めの0を除いた番号が表示されます)
2.相違がなければ「Call me now(今すぐ自分に電話する)」をクリックします
3.相違があるなら「Edit(編集する)」をクリックして、正確な番号を入力します
この作業の後に、自動音声でeBayから電話がかかってきますが、特に話す必要はありませんので、安心してください。
【ステップ3】自動音声の内容は何?番号を入力しよう
では、自動音声はどのような内容なのか気になりますね。自動音声は当然英語ですから、落ち着いて聞き取れるようにしておきたいですね。
1.「Press 1(1桁の番号)」など、1桁の数字を読み上げますので、その番号を押します
2.次に、4桁の暗証番号(PIN)を読み上げるので、その番号を控えておきます
この暗証番号は、この後の画面入力に必要です。聞き取り間違いのないよう、注意しましょう。
【ステップ4】4桁の番号を画面入力していこう
1.「Enter PIN」の空欄に4桁の番号を入力します
2.「Continue」を押します
もし4桁の番号が間違っていて、やり直しをしたい場合は、「Continue」の横にある「Resend PIN(PINを再送)」をクリックします。もう一度、eBayから自動音声の電話がかかってきますので、PIN番号を今度こそ間違いなく控えます。しかし、何度もやり直すと「不正セラー」とみなされる可能性がありますので、注意してください。
【ステップ5】本人確認が完了しているか確認しよう
下のような画面が出ていると、本人確認が無事に完了しています。
ここまで、難しいことはなかったと思います。何も知らないまま入力するとなると、時間がかかってしまいそうですが、ここまで一通り理解しておけば、本当に簡単ですね。
【初心者セラーは要注意】出品する前に知っておきたい5つのポイント
ebayに出品さえできれば満足、という人は1人もいないはずです。出品するからには、売れてほしいのが本音です。ebayで成功している人は数多くいますが、「初心者のころ、こんなことを知っておきたかったな」「知っておけば、回り道をしなくて済んだのに」と思うこともたくさんあるのです。
出品ビジネスは、いつもマニュアル通りにいくとは限りません。また、失敗がないなんてこともないですね。どんな成功者でも、いくつもの失敗を乗り越えて、今があるのです。ebay成功者は、どんな失敗を乗り越えてきたのか。初心者の時の失敗をもとに、「初心者のころ知っておきたかった、成功への心構え」5つをまとめました。
1.出品すれば何でも売れるわけはない!
やはり、ビジネスは基本、「購入者の立場になって考える」ということが大切です。販売できるものなら何でも良いから出品すれば良いという考え方は良くありません。やはり、商品リサーチや、在庫整理などは重要です。
- 商品リサーチで、ビジネスに向いている商品なのかを考える
- 在庫整理で在庫を把握し、損切り覚悟でセールで売り切るなどの工夫をする
商品リサーチは、すれば必ず成功するものではありませんが、しないよりした方が、「見極める力」はついていくはずです。また、在庫をそのままにしておいても、商品が劣化していくだけです。在庫としてストックさせても利益にはなりませんので、損切り覚悟で値下げしていくなどの工夫も必要になってきます。
2.SNSをフル活用!個人アカウントではなくビジネス用アカウントを作りましょう
現代では、SNSを使いこなして情報を発信している人が多くいます。個人でも発信していく時代ですので、これがビジネスに活かせないわけはありません。昔の口コミは主婦たちの井戸端会議などで広まりましたが、現代は全世界規模で、老若男女問わず発信できます。
出品ビジネスは、まず出品していることを「知ってもらう」ことから始まります。フル活用する気で、発信していきましょう。ちなみに、アカウントは個人用とは別に「ビジネス用」を作成します。
- ビジネス用で認証されれば、プライベートページよりも専門的になり、信頼性も増します
- プライベートアカウントだと、個人的な投稿や自分への個人的なコメントなど、必要のない情報が混じります
ビジネス用アカウントでSNSを始めてみましょう。
3.ラベリングシステムなどで、在庫管理は徹底すべし!
ラベリングシステムって何だろうと思っていませんか?ラベリングシステムとは、ラベルを作って、その商品の情報がすぐ分かるようにする仕組みのことです。商品が2~3点しかないのなら、ラベリングシステムは必要ないですね。しかし、ビジネスにするなら、やがて大量の商品を扱うはずです。
在庫管理が重要だと言われても、1つ1ついちいち中身を確認していては、かなりの労力です。ラベリングシステムなどを使って、賢く在庫管理をし、無駄な時間はリサーチなどの有意義な時間に変えていきましょう。
4.ebayのツールを活用しよう
ebayには、「プロモーショナル・ツール」と呼ばれるものがあります。便利ツールですが、商品の存在を発信するというより、購買意欲を湧かせるためのツールだとイメージしてください。
「$300購入すると10% 割引」などの方法です。このアピール1つで、1つの商品を購入予定だった人が、2つ購入してくれるケースが出てきます。実際に、ebay成功者は、この効果を感じているのです。優秀なツールは、活用しない手はありません。
5.ライバルセラーとも連携をとろう
「他のセラーは、すべてライバル!」「手法を見抜かれるくらいなら、交流なんて要らない!」なんて考えていませんか?ebayコミュニティやeBay for Business Facebookなどで、質問されるebay成功者たちは、初心者の頃から積極的にコミュニティに参加している人が多いのです。新規セラーをフォローするなんて、損でしかないと思っているなら、それは間違いです。
- アイディアを披露しあえる
- 他セラーと協力しあえる
- 自身のコレクションのプロモーションが行える
活動をすることによって、相乗効果で自分のページビューが上がったり、コレクションを宣伝したりすることにも繋がるのです。やはり、ビジネスは人と人とのつながりなのですね。
【初心者必見】ebay出品で注意しておきたい7つのポイント
ebay初心者だと、やはり、「慣れないebayで、大きなミスをしてしまわないか」ということが気になってしまいますね。そこで、出品・販売する時の注意すべきポイントを7つにまとめました。個人事業主がebayに挑戦する場合、この7つさえおさえておけば、ほぼ不安は払しょくできるはずです。チェックしておきましょう。
1.ebay初心者には、出品制限がある!
世界的オークションサイトのebayですから、相当数のユーザーがおり、残念ながら、詐欺セラーが存在するのは、否めない事実です。これを見極めるためにも、ebayは、「初心者セラーは、1ヶ月間で出品できる上限を10商品、もしくは500ドルまで」というルールを設定しています。
真面目に出品を考えている人からすると面倒なルールではありますが、ebayが安心して利用できるプラットフォームとして維持していけるようにするためには必要なのです。地道に出品を重ね、利用制限を大きくしていくしかないのですね。
2.ebayにも出品禁止商品が存在する!
「何でも出品できる」というのは、あくまでも、常識の範囲内のことです。しかも、世界的オークションサイトですから、国によってルールも違います。このあたりは注意しておくべきなのですね。
- 麻薬、麻薬に関係する器具
- 武器やナイフ(レプリカ含む)
- 危険物とみなされるもの(特定の電池、花火、発煙 筒、パーティークラッカー)
- 動物や生きているもの・植物
- 殺傷能力のある商品(日本刀は美術品扱い)
- 偽造品、模造品
- アダルト商品
- 賞味期限を記載していない食品
- アルコール
- 医療器具
- 株式や有価証券
- クレジットカード
- 通貨、コイン
- 宝くじ
- キセル
- 商標権や肖像権を侵害している商品
様々ありますが、前もって、「eBayのRules & policies」で再度確認しておきましょう。
3.海外に発送ができないものもある!
せっかく出品後に落札されても、実際には送れないものだったなんてこともあります。こうなる前に、必ず海外へ発送することが出来る商品なのか調べておく必要があります。
購入者に謝れば良いというわけではありません。やはり、購入者をガッカリさせないように配慮する必要があり、常に購入者側のことを考えるという意識が大切なのですね。
4.高額商品を出品するのは、まだ早いかも?
ebayは、安全な取引ができるよう、トラブルを起こさない信頼性の高いセラーであることが分かるまでは初心者セラーを警戒します。たとえば、初心者セラーが大量に高額商品を出品しようものなら、詐欺セラーの疑いをもたれ、最悪の場合は出品停止になることもあり得ます。
先述した通り、「新規セラーは、月に10商品、もしくは500ドルまで」という出品制限が入るのです。地道に出品し続けて、評価を取り続けていけば、制限が緩和されていくシステムですから、あきらめずにコツコツと努力していきましょう。
5.初心者セラーに無在庫出品は向かない
無在庫出品が禁止されているサイトもあるのですが、ebayは禁止されているわけではなく、無在庫出品や、予約販売そのものを問題にはしていません。しかし、これもebayからの信用があってこその販売方法なのです。初心者セラーがこのような販売方法をとっても、ebayからすると、本当に正規の取引かどうか判断できません。
そうなると、ebayから、レシートや販売許可証のような、物的証拠の提出を求められてしまうのです。しかし、無在庫出品でレシートが提出できない…ということになると、ebayの要求に応えないセラーと認定され、出品停止を食らう可能性も出てきます。いきなり無在庫出品に挑戦するのは避けた方が無難ですね。
6.PayPalとebayで、登録住所に相違があるのは不自然!
購入者の中には、「PayPalの住所とは別のところに送ってほしい」と要求する人がいます。通常は、購入者のPayPalとebayの登録住所は一致しているはずです。ここで、「商品の発送先は、別の住所でも問題ないのでは?」なんて言っていると、トラブルに巻き込まれてしまいます。
PayPalの登録住所とは違う場所に商品を発送してしまうと、PayPalのセラープロテクション(バイヤーから未承認取引や商品・サービス未受領に基づくクレーム、チャージバック、支払いの取り消しがなされた場合、適用条件を満たせば補償されるプログラムのこと)を受けられない可能性が大きいです。
PayPalとebayで、登録住所が違っていたら、購入者には「PayPalに登録のある住所にしか送れない」旨を説明しておきましょう。これは、自分に対しても言えることで、相手から怪しまれないように、PayPalとebayの登録住所を統一しておくことをおすすめします。
7.転送業者の利用歴があると、住所が不一致になる?
アメリカでの出品商品を購入したいと考えたとします。発送先がアメリカ国内のみになっていたら、アメリカから日本へ転送する「転送業者」を利用することになりますね。そうなると、アメリカ国内にある転送業者へ一旦送付してもらうわけですから、eBay の「Registration address」(登録住所)を、アメリカ国内にある、転送業者の住所にしなければなりません。
自分が出品した時、日本からの発送になるのに、登録住所はアメリカという現象が起こってしまいます。矛盾が起こると、たちまち怪しまれ、出品停止を食らってしまう場合があります。転送業者を利用したアカウントと、セラーアカウントは別にするようにしてください。
ebayは基礎知識と登録方法を理解すれば問題ない!
ebayは、基礎知識がなかったり、登録方法が全く分からないと、怖くなってしまいます。しかし、最低限の基礎知識さえあれば、そんなに難しくはないのです。ebayを勝手に難しいと思い込んで敬遠してしまうのはもったいないですね。世界的オークションサイトですから、問題なく使用できさえすれば、絶対に楽しいはずです!
ebayでは、世界中のあらゆる商品が出品され続けています。出品商品の幅を広げるためにも、是非ebayに挑戦してみましょう。