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初心者でもわかる!仕入値引きの記帳方法2種類とその特徴

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この記事では、仕入値引きをする際の仕訳の仕方や種類を解説しています。初心者でも今日から実践できるようにわかりやすくまとめましたので、是非参考にしてください。

仕入値引きって何?

仕入値引きとは、簡単に言うと、仕入れた商品に不良(傷・汚れ)や数量不足があるため後から代金を安くしてもらった場合の値引き金額を処理する勘定科目の事です。例えば、「プラモデル10個を1万円で仕入れたけど、足が少し欠けていたから1,000円安くしてもらった」などが仕入れ値引きにあたります。

仕入値引きを処理するには

仕入値引きは、商品の仕入れ時に関わる費用なので「売上原価」にかかってきます。また、計上時期は値引きを受けた時となります。

記帳方法については二種類あります。

1)値引き前と同じ勘定科目を使う(直接差し引く)やり方

2)値引き用の勘定科目「仕入値引高」を使うやり方

どちらの処理方法でも構いませんが、消費税の計算方法が違うのがポイントです。

消費税の区分はどう変わる?

結論からいうと、仕訳値引きで行った値引き分にも消費税はかかります。そして、仕訳方法が違っても消費税額は同額です。ただし計算方法は違います(消費税の計算方法はここでは覚える必要はないので割愛します)。

それでは、仕入値引きの仕訳の例から見ていきましょう。

仕入値引きの仕訳の例

実際に二種類の方法で仕訳する例を見ていきましょう。

商品を掛けで仕入れ、商品代金が20,000円かかり、1,000円値引いてもらった場合を取り上げます。

※「掛け」とはひと月分の支払いを後でまとめて支払うことで、「買掛金」とはあとでお金を支払う義務のことを言います。

1)値引き前と同じ勘定科目を使う(直接差し引く)やり方

仕入時の仕訳

(借)仕入 20,000円  | (貸)買掛金  20,000円

値引き時の仕訳

(借)買掛金 1,000円 | (貸)仕入 1,000円 

2)値引き用の勘定科目「仕入値引高」を使うやり方

仕入時の仕訳

(借)仕入 20,000円  | (貸)買掛金  20,000円

値引き時の仕訳

(借)買掛金 1,000円  | (貸)仕入値引高 1,000円

一般的には、1)の方法で仕訳されます。

「仕入値引」と「仕入戻し」の違いって何?

この二つを混同される方が多いですが、「仕入戻し」は返品の事です。「仕入値引」は返品はしないけど安くしてもらった金額のことを指します。

「仕入値引」と「仕入戻し」を仕訳する注意点

仕入値引きは「仕入値引高」の勘定科目も使えますが、「仕入戻し」はその仕入れを無かったことにするため、勘定科目は「仕入」を使うのがポイントです。

「仕入戻し」の仕訳の例

掛けで仕入れたときの仕訳

(借)仕入 20,000円  | (貸)買掛金 20,000円

仕入れ戻しのときの仕訳

(借)買掛金 20,000円  | (貸)仕入 20,000円

完全にひっくり返すイメージです。負債(買掛金)が減った場合左へ記入し、費用(仕入)が減った場合右側へ記入します。

仕入値引きの仕訳の例

先に記載した「仕入値引きの仕訳の例」と同じです。

仕入値引きを記帳するときのやり方、三分法とは?

仕入値引きの仕訳には二種類あるとお伝えしましたが、実はその二つはどちらも三分法と呼ばれるものになります。

そもそも「三分法」 とは何でしょうか。三分法とは、「仕入」「売上」とは別に決算時に使用する「繰越商品」という勘定科目の三つの科目に分けて処理をするやり方の事です。三分法を理解するために、オーソドックスなやり方である1)の値引き前と同じ勘定科目を使うやり方の例を挙げながら説明していきます。

仕入時の仕訳方法(三分法)

(借)仕入 5,000円  | (貸)買掛金 5,000円

商品を掛けで仕入れ、仕入金額は5,000円だった場合の仕訳は上記のようになります。この仕訳から300円の値引きをしたときは、下記のように仕訳します。

値引き時の仕訳(三分法)

(借)買掛金 300円  | (貸)仕入 300円

仕入値引きを記帳するときのやり方、分記法とは?

分記法とは、商品の売り買いを「商品」と「商品売買益」という二つの科目を使って表記する仕訳方法のことです。仕入値引の仕訳の方法は三分法も分記法も同じようなものです。

分記法の特徴が現れるのは、販売後の仕訳の時です。1,0000円で仕入れて12,000円で売れた場合、三分法では「売上」を12,000円と書きますが、分記法では「商品」10,000円と「商品売買益」2,000円と分けて記載します。

仕入れ時の仕訳の例(分記法)

30,000円の商品を掛けで仕入れた。

<三分法>
(借)仕入 30,000円  | (貸)買掛金 30,000円

<分記法>
(借)商品 30,000円  | (貸)買掛金 30,000円

ただ単に「仕入」という科目が「商品」になっただけのように見えますが、資産に対しての勘定科目である「資産勘定」がアップしたという意味の仕訳になります。

ここから500円値引きしたとすると以下のようになります。

値引き時の仕訳の例(分記法)

<三分法>
(借)買掛金 500円  | (貸)仕入 500円

<分記法>
(借)買掛金 500円  | (貸)商品 500円

値引きの仕訳も分記法と三分法では勘定科目が違うだけです。結論として、この例だけではわかり辛いですが、分記法では勘定を増減させなくてはならない分だけ手間がかかります。なので、三分法を取り入れることをお勧めいたします。

仕入値引きの練習問題

それでは、実際に仕入値引きが起こった時に、どのように仕訳をすればよいか練習問題を解いてみましょう。

問題の内容

あなたは、激辛カップラーメンを100個、20,000円で仕入れました。商品が到着してみると、カップラーメンの包装が破れているものが3点見つかりました。仕入先に連絡を入れ状況を説明し、600円の値引きを受けました。この時の「掛けで仕入れた仕訳」と「値引き時の仕訳」両方を三分法で記載して下さい。

答え

掛けで仕入れた仕訳
(借)仕入 20,000円  | (貸)買掛金 20,000円

値引き時の仕訳
(借)買掛金 600円  | (貸)仕入 600円

答えの解説

単純に反対仕訳をするだけです。

仕訳は一度記入すると取り消せないので(取り消しを認めると改ざんが可能になってしまう)、このように値引きを受けた場合は後から値引き金額の仕訳を行います。

まとめ

いかがでしたでしょうか。仕入値引きは思っているほどややこしくないことがお分かりいただけたかと思います。加えて、仕入値引きや仕入戻しの違いも知ることができたのではないでしょうか。記帳方法で悩むことはよくあることですが、ひとつずつ理解していきましょう。

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