無駄な時間を過ごす人の特徴5選!見直すべき習慣や思考とは

「時間を無駄に過ごしてしまった」
「ダラダラしてしまう癖を直したい」
「無駄な時間を過ごさないためには?」

このような悩みや疑問を抱えている人も少なくないでしょう。

この記事では、人生の無駄な時間について考えます。生きていくなかで、とくに意識せずに浪費している時間は、かなりの量になります。

仮に人生を80年として、1年を365日で計算すると、29,200日です。時間に直すと、大体70万時間になります。もっとも、この数字には、睡眠時間も含まれているので、1日8時間寝たとすれば、実際に活動するのに使える時間は、3分の2ということになります。

もちろん、この記事を読んでくれている人は今生まれたわけではありませんから、残りの人生と考えると、もし40歳の人ならあと半分です。ざっくり計算すると、活動できる時間は、23万時間弱にまで減ります。

もし、残り40年のうち、1日に2時間の無駄な時間を過ごしたとすると、2時間×356日×40年=29200時間です。23万時間しか残されていないのに、3万時間近くが無駄になるわけです。

残されたわずかな時間を、有意義に過ごすためには、無駄な時間をなくすことが一番の早道です。時間の浪費をしないために、無駄な時間について考えてみましょう。

この記事では、次のようなことを解説します。

  • 時間を無駄にしてしまう生活習慣や思考
  • 見直すべき無駄な時間
  • 無駄な時間を減らす方法

いつも無駄な時間を過ごしてしまうということに悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。

目次

時間の無駄遣いが多い人の特徴5選

無駄な時間を過ごすことをやめようと思っていても、なかなかやめられないという人も多いでしょう。
では、無駄な時間を無くすためには、どうしたらいいのでしょうか。
これには「時間の無駄遣いが多い人の特徴を知る」ということが有効です。

  • 優先順位をつけられず、時間の無駄が多い
  • 目標を決められず、時間の無駄が多い
  • アウトプットをしないため、時間の無駄が多い
  • ダラダラしていて、時間の無駄が多い
  • 失敗を引きずってしまい、時間の無駄が多い

上記の特徴に当てはまっている人は、その特徴について理解して、無駄な時間を過ごさないようにしましょう。

優先順位をつけられず、時間の無駄が多い

時間の無駄遣いが多い人に共通しているのは「優先順位をつけることができない」ということです。

例えば仕事だと、大変な仕事と簡単な仕事があります。この場合、大変な仕事を集中できる時間に終わらせて、残りの簡単な仕事はスキマ時間などに終わらせましょう。
大変な仕事をスキマ時間に終わらせようとするといつまでも仕事が終わらず、結果的に無駄な時間を過ごしてしまうという状況になってしまいます。

仕事のように「何をいつ終わらせるか」という優先順位をつけることが、無駄な時間を過ごさないためには大切です。何事にも優先順位をつけるということを心がけるようにしましょう。

目標を決められず、時間の無駄が多い

時間を無駄に過ごしてしまう人は「目標を決めていない」という特徴があります。仕事に限らずこの世の物事というのは、逆算して目標を決めることで、効率よく進めることができるのです。

優先順位と似ていますが、目標を決めず、やみくもに行動していても無駄な時間を過ごしてしまうことになります。効率よく物事を終わらせるためにも、目標を決めてから行動するようにしましょう。

アウトプットをしないため、時間の無駄が多い

勉強などのインプットというのは、実践などで使うアウトプットをするために行うものです。アウトプットをしないのであれば、インプットをした意味がありません。

「資格勉強をしたのに、資格試験に挑戦しない」「投資の勉強をしたのに、投資をしない」など、せっかくインプットしたことを使わなければ、身に付くのも遅くなり、学習効率がかなり落ちてしまいます。

アウトプットをしないということが習慣になってしまうと、インプットをするだけの無駄な時間を過ごしてしまうことになるでしょう。インプットをするのであれば、必ずアウトプットもセットで行うようにしてください。

ダラダラしていて、時間の無駄が多い

「ダラダラしている時間が多い」というのは、無駄な時間を過ごしている人にかなり多い特徴です。ダラダラしている時間というのは、生産性のない時間を過ごしていることになるので、早急に対策をする必要があります。

では、なぜダラダラしている時間が多くなってしまうのでしょうか。これは「1日のやることや目標を決めていない」ということが関係していると考えられます。
1日のやることや目標を決めることで、ダラダラする時間が減り、有効活用することもできるはずです。

ダラダラする時間を減らすためにも、朝起きたら、やることや目標を決めるということを行うようにしましょう。

失敗を引きずってしまい、時間の無駄が多い

無駄な時間を過ごしてしまう人の中には「気持ちの切り替え」が苦手という人が多いです。
1度失敗したことを、いつまでも引きずってしまい、なかなか立ち直ることができません。気持ちの切り替えができていないまま過ごしているときは、何もすることができず、かなりの時間を無駄にしてしまいます。

気持ちの切り替えを上手にするためには「考え方を変える」ということが大切です。気持ちの切り替えが苦手な人は「失敗は悪いこと」というように考えているでしょう。
しかし、実際は違います。失敗というのは、経験であり、失敗を経験するからこそ成功に近づくのです。
失敗をしてしまったら「成功に近づいた」というように考えて、失敗した経験を次に活かしましょう。

時間を無駄にする生活習慣や思考方法を見直そう

無駄な時間を減らすために必要なのは、普段の生活習慣や思考方法を見直すことです。日常の習慣になっているものが、無駄の原因となっていることは多々あります。

以下にいくつかの例を挙げるので、自分に当てはまるものがないか、考えてみてください。

他人と比べて、自分を卑下する

他人と比べることで、自分の評価を下げることは無駄な行為です。

他人をうらやんで、劣等感にさいなまれることは誰にでもあることですが、自分を卑下していても何の進歩もありません。
「他人と比較することで、気分が落ち込んで、何も手に付かない」そのような時間は、まったくの無駄といえるでしょう。

他人からどう思われるかを、自分の行動基準にしている

人間、「人から好かれたい」と思うのは、自然な感情です。「人から嫌われたくない」というのも同じです。

しかし、他人の目線ばかりが気になって、本来の自分のやりたいことが出来なくなっている、言いたいことも言えなくなっているのなら、それは不幸です。
周囲の反応を気にする余り、他人に嫌われないための行動にばかり時間を使っている人は、限られた時間を無駄に使っているといえます。

行動をするのではなく、ただ心配している

将来のことが見えにくい時代です。先のことを考えると、色々と不安になることも多いでしょう。

しかし、不安に思っているだけの時間、心配しているだけの時間は、それだけでは意味がありません。心配していることが実際に起こるとは限らず、心配しているだけでは、現状は何も変わらないからです。不安なこと、心配なことがあったら、それを少しでも解消するための行動を起こしましょう。

やりたくないことを、ひらすら続ける

生きていく上で、「やりたいことだけをやる」のは無理でしょう。「やりたくなくても、やらなければならない」ことは必ずあります。

しかし、それだけをやり続けることは、不幸です。不幸になるために時間を使っているのなら、それは無駄な時間と言えるのではないでしょうか。

もし、やりたくないことを無理に続けて、心や体を病んでしまったのなら、無理をする意味がありません。「やりたくないこと」は止める、少なくとも減らすことが、人生を充実させるためには必要です。

スマホを頻繁にチェックする

最近ではスマホを一時でも手放せない人が増えています。数分に1度のレベルで、LINEやTwitterなどのSNSのチェックに追われている人も多いのではないでしょうか。

もちろん、友人とコミュニケーションを取ることは無駄とは言い切れません。しかし、毎日何度もSNSをチェックする必要があるでしょうか。

緊急の用事はめったにありません。単なる暇つぶしになっていないか、SNSの使い方を考え直してみてください。

目覚まし時計のスヌーズ機能

二度寝防止のために目覚まし時計に付いているスヌーズという機能があります。一度アラームを止めても、数分すればまた鳴り出すというものです。

このスヌーズ機能を使うのは、オススメできません。経験された方も多いはずですが、スヌーズを使って寝たり起きたりを繰り返すと、目覚めた後も疲労感が残ります。

起きるときは、スッと起きた方が一日の体調も良くなります。スヌーズを使って寝たり起きたりしている時間は間違いなく無駄な時間で、疲労感が残った一日は、他にも多くの時間を無駄にしているはずです。

やたらに写真を撮りまくる

最近は、旅先だけでなく、日常のちょっとした光景でも写真に収める人が増えました。

写真を撮ることが全て悪いとは言いませんが、その多くが無駄になってはいないでしょうか。後で見直すこともない写真を撮りまくることは、時間も無駄にしています。

写真を撮るのは、本当に後に残したい光景だけにして自分の眼で実際に見ることを大事にした方が、時間を無駄にすることもなく、より人生を楽しめるのではないでしょうか。

ダラダラと食べ続ける

「食べる」という行為には、栄養を補給する以外の効果もあります。食べる楽しさがストレスを解消してくれたり、親しい友人や家族と楽しむ時間を提供してくれたりもします。

しかし、ついついダラダラと食べ続けることは、時間の無駄です。もちろん、無駄に多く摂取したカロリーは、健康にも悪影響を与えます。

無駄に食べることを止めて、決まった時間にしっかり食事を取ることは、無駄な時間をなくし、健康にも良いものなのです。

受動的に生きている

生きていく上で、タイミングが大事なときは必ずあります。やりたいことがあっても機会に恵まれない、そんなことも多いでしょう。

しかし、こんなときに、ただチャンスを待っているだけでは、その時間が無駄になります。タイミングを計ることも必要ですが、その時間は何もせずに待っているのではなく、「もしチャンスが巡ってきたら、必ずものにできる」ように、準備をする時間にすべきです。

じっと待っていることに時間を費やせるほど、人生は長くありません。

愚痴や不平不満を言い続ける

愚痴を言ったり、不平不満を言ったりすることは、基本的に生産的ではありません。それで気分が晴れて、その後はスッキリした気分で生きられるというのなら、意味がないとは言い切れませんが、愚痴や不平不満はそのときだけに留めるべきです。

普段から愚痴ばかりを言っている人は、本人もマイナス思考に陥りがちですし、聞かされる周りの人も不愉快になります。愚痴や不平不満を言っている時間があれば、もっと前向きなことに時間を使いましょう。

昔の恨みをいつまでも忘れない

「あいつのことは、一生許せない」そんな思いを抱き続けることは、多くの場合は無駄でしかありません。

誰かのことを恨み続けることが自分にとっての推進力に転化できるのであれば、恨みを忘れないというのも悪いことばかりではないかもしれませんが、多くの場合は無駄な時間とエネルギーを費やして終わります。

人のことを恨むよりも、恨みは忘れて前向きに生きていくことが、時間を無駄にしないことになります。

朝の貴重な時間を無駄に過ごす

この記事を読んでいる人の中には、「朝起きても、しばらくは頭がボーっとして何もできない」という人がいるはずです。

しかし、これは非常にもったいないことです。朝起きたばかりの時間は、頭がリフレッシュされていて、勉強などをするのに一番適した時間です。ゴールデンタイムと呼ばれます。

この貴重な時間をボーっとして過ごしているのは、他の時間帯以上に無駄に時間を使っていると言えるでしょう。朝起きたら、顔を洗ったりシャワーを浴びたり、軽い運動をしたりして、早く頭をスッキリさせてゴールデンタイムを有効に使いましょう。

無駄な時間を減らす方法5選

時間を無駄にしてしまう思考について紹介しましたが、無駄な時間を減らすためにはどうしたらいいのでしょうか。
時間を無駄にしたくないと考えてはいても、時間を上手に使うというのは、なかなか難しいものです。

ここでは、無駄な時間を減らす方法を5つ紹介します。

  • 「タイム・サッカー」で無駄な時間を減らす
  • 「エンドタイム」で無駄な時間を減らす
  • 「2分ルール」で無駄な時間を減らす
  • 「タイムブロッキング」で無駄な時間を減らす
  • 「DoNotリスト」で無駄な時間を減らす

無駄な時間を過ごすことをやめたいと考えている人は、ぜひ実践してみてください。

「タイム・サッカー」で無駄な時間を減らす

「タイム・サッカー」とは、「時間を無駄にしてしまっている原因」のことです。

タイムマネジメントコーチであるカール・プーリン氏は、時間を有効活用するためには、タイム・サッカーを明らかにすることが大切であると述べています。

タイム・サッカーを明らかにする方法は簡単です。
「1日にSNSをどのくらい見ているか」「どのくらいテレビを見ていたか」などを具体的な数字で表してみましょう。そうすることで、自分が1日の中でどれだけ無駄な時間を過ごしているかということを明確にすることができます。
数字を合計してみると「1日に3時間もスマホやテレビを見ていた」ということが分かるかもしれません。

無駄な時間を過ごさないためには「今の自分が何にどれだけ時間を使っているのか」ということを把握することが必要です。
これが把握できたら、「スマホの時間を減らす」などの対策を打つことができます。
無駄な時間を減らすために、タイム・サッカーを明らかにして、その対策を打つようにしましょう。

「エンドタイム」で無駄な時間を減らす

「エンドタイム」とは、名前の通り「終わりの時間」のことです。

この記事を読んでいる人の中には、勉強しているときの休憩時間をいつも引き延ばしてしまっているという人も少なくないでしょう。そのままでは、無駄な時間を過ごしてしまうことになります。

無駄な時間を減らすためには、休憩時間にしっかりとエンドタイムを決め、すぐに作業に戻るということが大切です。

無駄な時間を過ごす原因として「休憩の回数」よりも「休憩時間」の方が重要であるとしている説もあります。
休憩の回数は少ないけど、1回の休憩時間が長いという人も多いのではないでしょうか。これは、エンドタイムを決めていないことによって、ダラダラする時間が増えているということが考えられます。

休憩時間には、しっかりとエンドタイムを決めるようにしましょう。

「2分ルール」で無駄な時間を減らす

「2分ルール」とは「2分以内に終わるタスクは、すぐに取り掛かる」というルールのことです。

作家であるベニ―・ルイス氏は、2分ルールを日常的に実践していることで「いつの間にか行動をしている」という状態を保つことができる、としています。2分ルールは応用をすると「モチベーションを上げることに使える」ということも特徴です。

大変そうな作業でも「2分だけ取り組んでみる」という意識で取り組むことで、作業に取り組むためのハードルを下げ、その後のモチベーションを上げることができます。

2分ルールは、勉強などのやりたくないと思う作業で実践してみることで効果を発揮します。

まずは「簡単な問題を解いてみる」「単語帳をみる」などの2分以内に終わることから始めて、モチベーションを上げるようにしましょう。そうすることで、無駄な時間をかなり減らすことができます。

「タイムブロッキング」で無駄な時間を減らす

「タイムブロッキング」とは、1日を30分や1時間ごとに区切り、スケジュールを当てはめて管理するという時間管理戦略のことです。

「9時から10時までは英語」「10時から11時までは数学」「11時から12時までで昼食」というようにタイムブロッキングをすることで、無駄な時間を減らすことができます。
タイムブロッキングは、やるべきことが明確になっていることで、目の前のことに集中することができ、作業効率を上げられるというのが特徴です。

1日のやることを書き出す「ToDoリスト」を作成するよりも、タイムブロッキングの方が具体的にスケジュールを決められます。時間を無駄にしないという面では、タイムブロッキングの方が向いているといえるでしょう。

「DoNotリスト」で無駄な時間を減らす

「DoNotリスト」とは、1日の中で「やらないこと」や「やるべきではないこと」を決めたリストのことです。「やるべきこと」を決める「ToDoリスト」とは反対の役割をします。

DoNotリストには「スマホを見ない」「テレビを見ない」など時間を無駄にしてしまう行動を書き出しましょう。スマホやテレビを見過ぎてしまって、無駄な時間を過ごすというような失敗は減らすことができます。

他にも、1日を過ごしている中で無駄な時間を過ごしてしまう行動に気が付いたら、すぐに書き出すようにしましょう。これを繰り返すことで、徐々に無駄な時間が減っていき、有効活用ができるようになります。寝る前に1日の行動を振り返ってみることもおすすめです。

見直して欲しい無駄な時間と、その解消方法

ここまでは、やや抽象的な生活習慣や思考方法といったものを取り上げましたが、ここからは、もっと具体的な無駄に過ごしている時間について、その解消方法とともにお伝えします。

もっとも、無駄な時間というのは人それぞれです。そのため、以下の内容が当てはまらない人もいると思いますが、これから挙げるものを例として、自分の生活を見直すきっかけにしていただければ幸いです。

スマホのゲームなどで時間の無駄遣いをしている

スマホというのは、便利な機械です。携帯電話が出始めたころは、「外でも電話がかけられて、いつでも連絡が取れて便利」というだけのものでした。しかし、技術が進歩して、ゲームができたり、ネットが見られたり、SNSができたりするものに変わりました。

便利であることの反面、スマホさえあれば時間をいくらでも潰せる環境が生まれてしまっています。

特に、ゲームにはまってしまうと、抜け出せなくなります。昔は、ゲームといえば、家庭のテレビに繋いで遊ぶものでした。どれほど夢中になっても、家に帰らなければ遊べないという大きな制限があったわけです。

しかし、スマホゲームは、どこにいても遊べてしまいます。ゲームを開発している企業も商売でやっていますから、できるだけ長時間遊びたくなるような仕掛けを準備しています。一度、夢中になってしまったら、費やす時間は膨大なものになりかねません。

そして、スマホゲームを通じて得たものが人生において役に立つことはほとんどありません。

この無駄な時間をなくすためには、人生に役立つ経験を与えてくれるような趣味を他に持つことです。

そういった趣味を持つことがすぐには難しいなら、スマホを持たずに出かけるのも方法の一つです。しばらくは、手元にスマホがないと不安になりますが、慣れれば、特に問題を感じなくなります。

パチンコ、競馬などギャンブルに費やす時間

ギャンブルも一度はまってしまうと、止められなくなるものの一つです。

時間も無駄になりますし、お金も無駄になります。働いて稼いだお金をギャンブルですってしまった場合、働いていた時間も無駄になったと言えるでしょう。

そもそもギャンブルというのは、運営する側が儲かるように出来ています。その仕組みからして、ギャンブルをする人が儲かるようにはできていないのです。理性的な判断ができれば、ギャンブルにかける時間が無駄であることは分かるはずです。

ギャンブルが止められない場合、ギャンブルにかかった時間とお金を正確にメモしてみてください。どれだけ無駄に時間とお金を費やしているかが数字として目に見える形になれば、「もう止めよう」と思えるはずです。

YouTubeなどの動画を視聴する時間

YouTubeなどで動画を視聴する時間も無駄といえる場合が多いでしょう。ただ、人生には娯楽も必要ですから、動画視聴を一切やってはいけないとは言いません。

無駄なのは、YouTubeをついダラダラと長時間見てしまうことです。YouTubeのテレビとの違いは、いつでも好きなときに見ることができることです。

最近はテレビ番組もネット配信されることが増えて、ネット動画との境目がなくなってきましたが、一応、テレビ番組は番組表のスケジュールに従って放送されています。一つの番組の放送時間も決まっていますから、1本見終わったら1時間といった感覚が把握しやすくなっています。

これに対して、YouTubeは、つい切れ目なくダラダラと視聴しがちです。いつの間にか、結構な時間を視聴していたということになりやすいのです。

この無駄を解消する方法としては、子供にお説教をしているようですが、1日1時間といったように視聴する時間を区切ることです。視聴している間は、ストップウォッチなどを傍らにおいて、正確な時間を把握することをおすすめします。

会社の無駄な飲み会に参加している時間

会社勤めの人であれば、社内の人との飲み会も、ある程度は必要でしょう。しかし、参加しても特に楽しいわけでもなく、何の実りもないような飲み会なら、そこに割く時間は無駄な時間です。

飲み会は、全てに参加する必要はありません。自分にとって参加することに意味がある飲み会に絞りましょう。大事なのは、惰性で飲み会への参加を続けないことです。

参加すべき飲み会もあります。例えば、普段は会話する機会がない異業種の人も交えた飲み会であれば、そこで有意義な話が聞けるかもしれません。また、個人的にお世話になった人の送別会といったものには、参加しておくべきでしょう。

「何となく参加する飲み会」は減らし、有意義な飲み会を選んで参加するようにすれば、時間を無駄にすることを防げます。

コンビニやスーパーでレジを待っている時間

これは細かい話なので、あえて気にしなくても構いませんが、改めて考えてみると、レジ待ちの時間は無駄な時間です。

レジ待ちの時間を失くすことは難しいかもしれませんが、ネットで注文した方が便利という場合もあります。また、レジが混んでいる時間を避けたり、買い物に行く回数を減らしたりすれば、レジ待ちの時間を減らすことができます。

キャッシュレスで支払いをすれば、財布から小銭を出したり受け取ったりする手間が省けます。

時間を気にして生活するようになると、ちょっとした無駄な時間も気になるようになります。あまり神経質になり過ぎるのも問題ですが、日ごろの生活の中に無駄な時間はないか、その無駄は解消できないかを各自考えてみるものいいでしょう。

他人との揉め事

時間を無駄にしないためには、他人との揉め事はできる限り避けましょう。他人と揉めるには、エネルギーも使いますし、イライラして他のことが手に付かない状態になると、時間も浪費します。

もちろん、自分の意見をしっかり主張すべき場面もあります。何でも「他人の言うがまま」になっておけと言っているわけではありません。ただ、自分の意見を言うにしろ、他人の意見を聞くにしろ、冷静な判断ができる状態で行いたいものです。

冷静な判断をするためのコツとしては、時間を空けることがあります。他人と揉めそうになったときは、一旦その場を離れて、自分も相手もクールダウンすることができる時間を取りましょう。

なお、自分に非があって他人と揉めた場合には、さっさと謝ってしまうことが揉め事を早く解決させて、無駄な時間を費やさずに済むコツです。

まとめ

「人生における無駄な時間」について考えてきました。思い当たる点も多かったのではないでしょうか。

無駄な時間を過ごしてしまう大きな原因は、無駄であることを意識していないことです。自分の時間の使い方に無駄があることを自覚して、有意義な時間を過ごすことができるように自分を変えていってください。

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この記事を監修した人

ビジネスのノウハウを実践ベースで徹底的に追求するのがアクシグ。
世界で最も専門的で網羅的なコンテンツを提供し、ノウハウを惜しげもなく提供していきます。

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