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なぜ会社は無駄ばかりなのか?無駄がなくならない理由と人生を無駄にしないための方法

サラリーマンとして会社勤めをしている方、会社の業務は無駄なものばかりだと感じたことはありませんか?

「こんな会議に出る必要があるんだろうか?」「こんな資料を確認する必要あるの?」そう思いながら働いている人は多いと思います。なぜ会社には無駄な仕事が多いのでしょうか。

今回は会社に無駄が生まれる理由と、自分の人生を無駄にしないための方法をお話しします。

なぜ無駄な仕事があるのか?

「この無駄な業務をしている時間を他に回せば仕事が終わるのに…」「この会議が無ければ残業せずに帰ることができるのに…」多くの人がそんなことを思いながら働いています。

同じ思いをしている人は多いにもかかわらず、どうして会社から無駄な仕事が無くならないのでしょうか?会社に無駄が生まれる原因は、日本特有の文化にあります。

終身雇用文化

日本の企業には終身雇用文化があります。実力より社歴重視で、たとえ仕事がなくても定年まで会社にいれば安定して給料が貰えるシステムが今だに幅を利かせているのです。

実力主義の海外とは違い、終身雇用システムを採用している日本の会社では、会社に在籍する人間全員に仕事が割り当てられます。人手が足りている業務に人員を割いたり、仕事ができない社員にも何等かの仕事を作って与えたりするのです。その結果、必要のない仕事が生まれます。

また、「会社にいれば給料が貰えるから」という理由だけで会社に在籍している人も少なくありません。このような人は仕事の効率を度外視しがちで、いつまで経っても無駄な仕事を止めようとしません。そうなると、当然、無駄な業務が社内にはびこることになります。

集団を尊重する文化

集団を尊重する文化も、無駄が会社からなくならない理由の一つです。

この文化の下では何事もみんなで決めることになるため、些細なことでも会議を開く必要が生じます。「そんなこと上役が一人で決めたらいいのに…」と思うことまで時間をかけて議論することになるので、結果として無駄が生まれてしまいます。

また、場の空気を読む日本人の気質も、無駄を生み出す原因となっています。自分の仕事が終わったらパッと帰宅し、プライベートの時間を大切にする海外とは違い、日本人は自分の仕事が終わったにもかかわらず周りがまだ仕事をしているからといって必要の無い残業をしたりします。また、上司が帰らなければ帰りにくい雰囲気になることも珍しくありません。

会社にある無駄な仕事

ここからは無駄な仕事の具体例をご紹介します。業務の生産性を上げるためにも、まずは、会社内部の無駄な仕事を把握しておきましょう。

【1】無駄な会議

毎月、毎週開催される定例会議。「いつも同じ話しかしていない…」なんてことはないでしょうか?業績や顧客対策についてダラダラと話し、何も新しい意見が出ないまま、「では引き続き頑張りましょう」と締めて終わりという会議を行っていませんか?

会議とは何かを決定するために行うものです。業績の報告なら上役に直接すれば良い話です。社員とも業績を共有したいのであれば、メールでも送付しておけば十分です。生産性のない会議に集まる時間は、無駄以外の何物でもありません。

無駄なのは会議を開いている時間だけではありません。真剣に読む人なんて誰もいないのに、会議のために毎回同じような資料を作る時間も無駄です。会議に出席するために支社から本社へ移動している人がいれば、その時間や手間も無駄にしています。

【2】多すぎる決裁

上司のハンコが貰えなくて仕事が進まないと困ったことはありませんか?

日本では、一つの案件を通すのに複数人の決裁が必要なことが多いです。中には本当に必要なものもありますが、「この人絶対に関わってないよね?」という人の決裁が必要なこともあります。そんな上司がやることと言えば、書類内容を確認することなく「いつものこと」とばかりに判を押すだけです。ハンコが必要な上司が出張に出ていたりすると、数日間仕事がストップすることさえあります。

また、稟議書の内容を修正して課長から承認を貰ったのに、部長から元に戻すよう指示されたりすることもあります。そうなると、また課長の決済からやり直しです。上司間のミスコミュニケーションのせいで無駄な仕事が増えるなんて、たまったもんじゃありません。

【3】社外行事

会社では、社員同士の交流やチームワークの向上を口実に頻繫に飲み会が開かれます。多くは仕事の後に開催されるので、プライベートの時間が犠牲になります。しかも、参加しなければ上司からの評価が下がってしまいます。

コミュニケーションがうまく取れる人間であれば、酒の力を借りずとも他の社員と良好な関係を築けます。会社はサークルではないので、業務と関係無く他の社員と仲良くする必要はありません。個人的に仲良くしたい人とはプライベートで会えば済む話です。

給料は出ない、参加費は取られる、プライベートの時間は削られる、にもかかわらず親睦に繋がらない、そんな社外行事を開いても得るものはほとんどないと言えるでしょう。

【4】長時間の説教

働いていれば上司から説教を受けることもあるでしょう。もちろん、上司から部下への指導は必要です。しかし、「これ何の話?」と思うような、的を射ていない話を長々とする人がいます。

部下への指導は、間違っている箇所のみをを的確に指摘すれば十分です。「自分の頃はこうだった」と昔話に花を咲かせる人がいますが、時代は変わるものです。

ためにならないお説教は、時間を無駄にしているうえ、説教を受けている人の体力や気力を奪い、かえって仕事の効率を下げていることに気づくべきでしょう。

【5】効率の悪いマニュアル文化

日本人は何かとマニュアルを作りがちです。

日本では失敗=悪という考え方が根付いており、些細なことでもマニュアルを作って対応しようとします。しかも、いったんマニュアルができてしまうと、もっと効率の良い方法がある場合であっても、「こういうものだから守ってもらわないと困る」と、新しいことをなかなか受け入れようとしません。その結果、割に合わない長時間労働が生まれます。

【6】意味の分からない朝礼

多くの会社では朝礼が行われていると思います。

会社によって内容は様々ですが、

・ラジオ体操
・社歌や社訓の唱和
・社員のスピーチ
・1日の予定確認
・連絡事項

等をしているところが多いでしょう。

社員のスピーチは、話す力を養うために行われることが多いです。しかしSNSでは「仕事に関係ない」「意味が分からない」「考えるのがしんどい」などの意見が多数を占めています。実際にスピーチする社員がこのように感じているのに話す力が養われるとは思えません。

共有事項の確認なら同じチーム内で行えば十分です。わざわざ全員が集まる必要はないでしょう。中には、全体朝礼で予定確認をした後に自分のチームに戻って再度同じ内容を打ち合わる、なんてことをしている企業もあります。

そんな時間があるならば、別の仕事に取り掛かるべきでしょう。

【7】身に付かない研修

「研修に参加してきなさい」と指示を受けることがあります。

研修には、新入社員研修から、中堅や管理職のスキルアップ研修まで様々ですが、「実務に直結しない」と感じている人は多いです。

新入社員研修でマニュアルチックなビジネスマナーを学んでも、いざ実務に入ると全く役に立たないことは少なくありません。敬語の使い方等、学生時代に学んでおくべき内容をわざわざ新入社員研修で行うことさえあります。

酷いケースだと、入社から数年経って経験を積んだ頃に「今更こんな内容?」という研修に行かされることもあります。

研修と称して実務に役立たない内容を学んでも仕方ありません。その分現場で動いた方が、経験を積めるし生産性も上がるというものです。

なぜ無駄が無くならないのか

無駄な業務は効率を落とすだけなのに、どうして会社から無駄な業務が無くならないのでしょう?

最初にお話した日本特有の文化だけがその原因ではありません。経営者にも原因があります。

無駄を改善しても経営者にリターンがない

無駄な朝礼や会議を無くしたとして、経営者にプラスになることがあるでしょうか?

答えは、残念ながらNOです。

現場の社員としては、その数分、数時間で他の仕事ができるようになるかもしれません。しかし、その時間を削ったところで何十万円、何百万円の利益が生まれるわけではないので、朝礼等をなくしても経営者にとっては大した利益はありません。

その一方で、習慣になっていることを変えるには手間がかかります。それならば、形骸化していたとしても、「うちでは社員全員でこんなことをしています」「定例会議を実施しているので社内の風通しも良いです」と社外にアピールするためのネタにもなるので残しておこうとなるのです。

無駄な時間で損害を受けるのは社員

社員にとっては無駄な仕事であっても、会社のトップにとってはそうではないかもしれません。

経営陣と社員では働き方が違います。経営者は会社のために自分で采配を振ることができます。一方、社員は上司や部下等に振り回され、自分の思い通りに動くことができないので無駄な時間を過ごさざるを得ません。

社員にとっては無駄なことでも、それによって経営者が損害を被ることがなければ、なかなか改善されることはありません。

経営者は無駄に気づけない

「うちの社長は何もしていない、現場を分かっていない」と愚痴っている人の話を耳にすることはないでしょうか。

起業したての会社ならまだしも、ある程度のビジネスモデルができていれば、社長無しでも業務は回ります。社長が自ら「もっと生産性を上げなければ」と動く必要はありません。

もちろん経営者は何もしていないのではなく、収支や資産に関する数字のチェックや資金調達などを行っています。しかし、実際に手足となって動くのは社員です。よっぽど生産性が悪く業績が落ちている場合でもない限り、経営者が業務の無駄に気づく機会はないのです。

結局自分で何とかするしかない

上役に期待したところで会社の無駄は無くならないことが分かっていただけたかと思います。

会社のトップは現場の無駄にさほど関心が無いので、無駄な業務を何とかしたいと思うなら自分で行動するしかありません。

もちろん、ただ無駄な業務に対して愚痴を言うだけでは駄目です。上司に問題点と改善策を提示してみてください。多くの人は会社に無駄が多いと感じているので、あなたの一言が改善のきっかけになるかもしれません。あなたが意見したことで批判され、評価が下がるような会社であれば転職を考えるべきでしょう。

一度きりの人生を無駄にしないためには

生産性のない無駄な業務。それは仕事の時間だけでなく、あなたの人生の一部も奪っています。

協調性も大切ですが、何もかも周りと足並みを揃える必要はありません。業務外の無駄な飲み会はできる限り回避しましょう。

また、無駄な説教を受けないためにも仕事の完成度を上げていきましょう。そうしてできた時間を自分の価値を高めるために使ってください。

ここからは、自分の価値を高めるための時間の使い方について、いくつかご紹介しようと思います。

読書

読書なら、仕事の休憩時間や通勤時などの隙間時間にできます。

読書が趣味という方は、息抜きに好きな本を読んで時間を有意義に使うと良いでしょう。何か知識をつけたいという方には、ビジネス書や自己啓発本がおすすめです。自身の知見を深めたり、未知の分野に関する知識を学んだりすることで視野を広げられますよ。

スキルアップ

資格をとってスキルアップするのもおすすめです。

仕事によっては、取得すると手当が出るような資格もあります。

また、資格に限らず、英語を身につけるなどしてビジネスに役立てるのも良いでしょう。自分の価値を高めることができれば、新たな仕事のチャンスも得ることもできます。

転職活動

職場に無駄が多すぎる、何を提案しても改善されないなど、現状を打破するのが困難な場合は転職も視野に入れましょう。

しかし、いきなり辞職してしまうのはハードルが高すぎます。まずは、情報を集めたうえで、企業を訪問してみたり面接を受けたりしてみましょう。

転職先が決まっていないと退職を申し出た時に引き留めにあい、ズルズルと今の職場に縛られてしまいがちです。既に転職先が決まっていれば、企業側も引き留めることができないのでスムーズに退職交渉を進めることができるでしょう。

副業を始める

近年は働き方改革の影響で副業を容認する会社も増えてきました。

そこで、隙間時間を副業に回すのもおすすめです。

始めやすいのはライティングです。スマホやPCだけで始めることができますし、ブログを作れば自分の好きなことを好きなペースで書いて収入を得ることができます。

イラストやプログラミング等、他のスキルを持っている人なら、そのスキルを活かすのもアリです。今ならクラウドソーシングサービスで仕事を探すこともできます。多くの人の目に留まるような仕事をすれば、そこからさらにビジネスチャンスが広がり、独立できる可能性も生まれるでしょう。

ただし、副業を禁止している会社も少なくないので、会社の就業規則はきちんと確認してくださいね。

無駄を無くせば人生は豊かになる

一度きりの人生です。あなたの貴重な時間を社内の無駄な業務に奪われるのはもったいないことです。回避できる無駄は遠慮なく回避しましょう。そのようにして作った時間は自分のスキルアップのために使ってください。

また、「無駄を何とかしたい!」と思っているだけでは、なかなか現状は変わりません。無駄な業務の改善を望むのであれば、その問題点と改善策を上司に示すなど積極的に動いてみましょう。本当に業務の効率化に繋がるのであれば、上司も耳を貸してくれることでしょう。

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