海外のおすすめクラウドソーシングサイト11選

最近は在宅でも稼げる「クラウドソーシング」が日本でも広がりつつあります。
フルタイムで働けば下手なバイトよりも稼げるため、クラウドソーシング利用者は増えています。

また、クラウドソーシング発祥の地である欧米では、日本よりクラウドソーシングが盛んです。
海外のクラウドソーシングは仕事の種類も豊富で、日本人向きの仕事もあります。
そこで今回は、海外のクラウドソーシングについて解説します。

目次

クラウドソーシングとは?

最初に、クラウドソーシングとは何か説明します。

クラウドソーシング=細分化業務委託

クラウドソーシングとは、業務を細分化して、ネット上で不特定対数の人に委託する雇用形態を言います。

クラウドソーシングのメリット

クラウドソーシングには以下のようなメリットがあります。

  • 在宅で完結する業務が多い
  • メール連絡だけで良い業務が多く、地方や海外からも受注できる
  • 好きな時間に仕事ができる
  • 成果報酬が多いため、仕事の量に応じて報酬が増える

クラウドソーシングのデメリット

しかし、クラウドソーシングには以下のようなデメリットもあります。

  • 仕事を自分で探さなければいけない
  • 詐欺案件もある
  • 慣れないうちは低賃金
  • メールだけなのでクライアントとのコミュニケーションが難しい
  • ずっと仕事がある保障はない

海外のクラウドソーシングを利用する前の準備

続いて、海外のクラウドソーシングを利用する前に準備しておくべき事項について解説します。

インターネット環境

1つ目は、インターネット環境の準備です。
クラウドソーシングの利用にはネット環境が欠かせません。

海外に引っ越した上でクラウドソーシングを利用する場合は、インターネット回線業者は慎重に選びましょう。
海外には、すぐ機材が故障するにもかかわらず修理を受けつけないような質の悪い回線業者が日本より多い傾向にあります。

クラウドソーシング用の銀行口座開設

2つ目は、報酬振込用の銀行口座開設です。

今ある日本の銀行でも報酬を受け取ることは可能です。
しかし、利用するクラウドソーシングサービスによっては、振込可能な銀行が限られていたり、銀行ごとに振込手数料が異なる場合もあります。

海外から利用する場合はネット銀行がおすすめです。

参考:PayPay銀行

税金の確認

3つ目は、税金の確認です。

クラウドソーシングの仕事で得た報酬には所得税がかかります。
今まで会社勤めしかしたことがなく、副業としてクラウドソーシングを利用する場合は、税金について事前に確認しておきましょう。

また、家族の扶養に入っている場合、稼ぎすぎると扶養範囲を超えてしまう場合があります。
注意してください。

サービスの選定

4つ目は、クラウドソーシングサービス(サイト)の選定です。

今はクラウドソーシングサイトがたくさんあります。
中にはフィッシングサイトもあります。
また、正常なサイトでも、高額な費用を請求される詐欺案件もあります。
業務を行う上で、何らかの費用を請求してくるような案件は避けましょう。

クラウドソーシングへ登録

準備が整ったら、クラウドソーシングサイトに登録しましょう。

海外に引越してからクラウドソーシングを利用する場合は、引越し前に日本で登録しておくことをおすすめします。
海外での登録手続きは非常に面倒です。

海外大手クラウドソーシングサイト「Upwork」

海外のクラウドソーシングサイトの基本的な使い方を、「Upwork」を例に説明します。

Upworkは世界最大級

Upworkは、世界最大級のクラウドソーシングサイトです。
500万人以上のクライアントと、2,000万人以上のフリーランサーが登録しており、毎年1,000億円近くの報酬が支払われています。

日本の大手クラウドソーシングサイト「Crowdworks」の登録会員数が200~300万人程度なので、市場規模は桁違いです。

プロフィールの書き方

クラウドソーシングサイトを利用する上で重要なのはプロフィールです。

プロフィールでしっかり自己PRしておくだけで、クライアントからスカウトが来ます。
資格やスキルがある場合は、必ずプロフィールに記載しましょう。

海外のクラウドソーシングを利用する際は、日本人であることも必ず記載しておきましょう。
翻訳の仕事のオファーなどが来やすくなります。

Upworkの仕事は3種類

Upworkの仕事は、受注者のレベルに応じて3種類あります。

  • Entry(初心者向け)
  • intermediate(経験者向け)
  • Expert(プロ向け)

最初はEntry(初心者向け)の業務を受けて、実績を積みましょう。
実績がないと、intermediate(経験者向け)・Expert(プロ向け)の仕事は応募しても通りません。

また、報酬形式は成果報酬型と時給報酬型の2種類あります。

月20万円は稼げる

Upworkは案件数も多いです。
複数の仕事を掛け持ちしてフルタイムで働けば、月20万円ほど稼ぐことができます。

海外クラウドソーシングの3つの注意点

続いて、海外クラウドソーシングを利用する際の注意点を3つ紹介します。

怪しい案件は避ける

まず1つ目は、怪しい案件を見極めて避けることです。
怪しい案件には以下のような特徴があります。

  • 相場を大きく上回る高額案件
  • サービス外での連絡を要求してくる案件
  • 最初に費用の支払いを求めてくる案件

このような特徴がある案件は、個人情報やお金をだまし取ることを目的とした詐欺案件です。
注意してください。

クライアントと密にコミュニケーションを取る

2つ目は、クライアントと密にコミュニケーションを取ることです。

海外のクライアントは日本人と価値観が異なります。
日本人と同じ感覚でコミュニケーションを取っていると、誤解が生まれやすいです。

英語が必須

3つ目は、英語が必須であることです。

ただし、ビジネスで使う英語は通じれば問題ありません。
中学英語レベルの文法と単語だけで十分です。
わからない部分は翻訳ツールを利用して、できるだけ簡単な文章を送信しましょう。

海外のおすすめクラウドソーシングサイト11選

最後におすすめの海外クラウドソーシングサイトを11個紹介します。

199Jobs

1つ目は、フィリピンのクラウドソーシングサイト「199Jobs」です。

参考:199Jobs

199Jobsはシンプルで使いやすいです。
記事作成、デザイン、集客、メディア運営、サイト制作など案件も多彩です。

Airtasker

2つ目は、オーストラリアのクラウドソーシングサイト「Airtasker」です。

参考:Airtasker

こちらも案件の種類が豊富です。

Amazon Mechanical Turk

3つ目は、アメリカのクラウドソーシングサイト「Amazon Mechanical Turk」です。

参考:Amazon Mechanical Turk

日本でもおなじみの「Amazon」が運営しているクラウドソーシングサービスです。
人力でないとできない案件が多数揃っています。

maistro

4つ目は、ギリシャのクラウドソーシングサイト「maistro」です。

参考:maistro

案件の種類が豊富で、各案件に最適なワーカーを選定するAIが導入されているため、利便性が高いです。

clickworker

5つ目は、アメリカのクラウドソーシングサイト「clickworker」です。

参考:clickworker

100万人以上のフリーランサーが登録している大手サイトです。
多様な言語の案件が揃っています。

CrowdFlower

6つ目は、こちらもアメリカのクラウドソーシングサイト「CrowdFlower」です。

参考:CrowdFlower

マイクロタスクに強い企業と多数提携しており、様々な言語の案件が揃ってます。
AIが導入されており、利便性が高いです。

Upwork

7つ目は、前述の世界最大級のクラウドソーシングサイト「Upwork」です。

参考:Upwork

前述のとおり、非常に使い勝手の良いサイトです。

witmart

8つ目は、中国のクラウドソーシングサイト「witmart」です。

参考:witmart

登録者数1200万人以上の世界最大のクラウドソーシングサイトです。
英語圏に進出しているため、英語案件も多いです。
中国語が分からなくても問題ありません。

fiverr

9つ目は、イスラエルのクラウドソーシングサイト「fiverr」です。

参考:fiverr

5ドル~の安価案件も多く、初心者でも気軽に始められます。

flexjobs

10個目は、アメリカのクラウドソーシングサイト「flexjobs」です。

参考:flexjobs

幅広い案件が揃っています。

海外クラウドソーシングで安心の日本語対応Freelancer

最後は、オーストラリアのクラウドソーシングサイト「Freelancer」です。

参考:Freelancer

海外クラウドソーシングで安心の日本語対応といえばFreelancer。アメリカのUpworkと並ぶ、世界でも最大級の海外クラウドソーシングサイトです。

海外クラウドソーシングを利用する際は、英語が必要になります。簡単な英語と言っても、実際は不安も残りますよね。そこで、今回おススメするのが、安心の日本語対応が魅力の、海外クラウドソーシングFreelancerです。

日本で言うと、クラウドワークスやランサーズが有名ですが、その世界版がFreelancerなんです。世界最大級ということもあって規模感は桁違い。市場が大きくなると、案件の獲得をしやすくなります。

Freelancerのメリットは、サイトが日本語に対応していること。これなら苦手意識を持つ人でも安心してお仕事を探せます。お仕事の受発注自体には英語が必要になりますが、中学校程度の初歩的な英語力があれば大丈夫です。困った時は翻訳機能をうまく活用して対応しましょう。

更に、Freelancerを活用するメリットは手数料が安いことも挙げられます。Upworkの場合は、企業からの支払金額で変動するので、手数料が最大20%になるのに対し、Freelancerなら一律で10%なのもメリットです。

最近では日本語対応になったこともあり、日本の企業や個人でも活用者が増えています。

海外のクラウドソーシング市場は日本の桁違い

海外のクラウドソーシング市場規模は、日本とは桁違いです。
クラウドソーシングだけで生計を立てることができれば、海外移住も気軽にできるようになるでしょう。

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この記事を監修した人

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