海外通販を利用する際の住所の書き方は?例文を使って詳しく解説!

海外通販の利用(個人輸入)をする際に、つまずきやすいのが「住所の書き方」です。日本語で書くときとは違い、ローマ字を使って独自のルールに従わなければいけません。

はじめて海外通販を利用する人は、住所の書き方にたくさんの時間を使うケースが多いです。そこで今回は、海外通販の利用(個人輸入)をする際の、住所の書き方を詳しく解説していきます。また、日本語の住所を英語に変換してくれる便利なツールも紹介するので参考にしてください。

目次

海外通販(個人輸入)の住所の書き方とは?

ここでは、海外通販(個人輸入)の住所の書き方を解説していきます。どう書いたらいいのかわからない人でも、ポイントを押さえるだけで簡単に英語で住所を書くことが可能です。実際に住所を使った「書き方の例」も紹介していますので、参考にしてください。

海外通販(個人輸入)の住所の書き方

海外通販の利用をした際の、住所の書き方を解説していきます。通販サイトにもよりますが、基本的には以下の順で入力することになるでしょう。

Full Nameローマ字で氏名を入力
Address1市町村以下の住所
Address2マンションやアパートなどの部屋番号
City市町村
State都道府県
ZIP郵便番号(〒記号は不要)
Country国名
Phone Number電話番号

住所や氏名を入力する際は、すべてローマ字を使ってください。数字は半角指定があるサイトもありますので、ケースバイケースで対応しましょう。

また、名前を書くときは、日本語での読み方をそのままローマ字で記入してください。たとえば山田という苗字の場合はそのまま「Yamada」と入力します。

「Mountain(山)Rice field(田)」のように、漢字を英語に翻訳して書く必要はありません。この書き方では日本国内の配送業者も困りますので、名前の入力は日本語をローマ字で表記したものに統一しましょう。次に、実際の住所を使った「書き方の例」を紹介していきます。

【書き方の例】東京都新宿区西新宿2丁目8-1

ここでは東京都庁の住所と架空の名前を使って書き方の例を紹介していきます。

住所〒160-0023 東京都新宿区西新宿2丁目8-1
氏名山田太郎
電話番号090-1111-2222

これらの住所などをローマ字で書くと、以下のようになります。

Full NameTaro Yamada
Address12-8-1 nishi-shinjuku
Address2
CityShinjuku-ku
StateTokyo
ZIP160-0023
CountryJapan
Phone Number+81-90-1111-2222

ポイントは、市町村を書くときは「-(ハイフン)」を使うことと、住所が長くなるときは「,(カンマ)」を使って適度に区切ることです。電話番号の記入方法については後ほど詳しく解説していきます。

アパートやマンションに住んでいる人の書き方

アパートやマンションに住んでいる場合は、Address1に「アパート・マンション名&部屋番号」、Address2に「市町村以下の住所や番地」を記入してください。

先ほどの例に、「山田アパート101号室」を加えると以下のようになります。

Full NameTaro Yamada
Address12-8-1 nishi-shinjuku
Address2#101 Yamada Apartments
CityShinjuku-ku
StateTokyo
ZIP160-0023
CountryJapan
Phone Number+81-90-1111-2222

部屋番号は「#」を頭に付けて入力しましょう。また、マンションの場合は「〇〇Mansion」、ハイツの場合は「〇〇Hights」と入力してください。

住所の入力フォームがない場合はどうすればいい?

購入先によっては、住所を入力する「State/Province」や「City」のフォームが見当たらない場合もあります。そのようなときは、「Address」欄に住所を入力しましょう。

この際も、入力ミスや入力漏れがないように気をつけてください。とくに、番地違いやマンション・アパートの部屋番号を間違えてしまうと、せっかく購入した荷物を返送されてしまうこともあります。住所の入力フォームがなくて戸惑うかもしれませんが、焦らずにしっかりと「Address」欄に住所を入力してください。

電話番号は「+81」を頭に付けて入力する

個人輸入で電話番号を入力するときは番号の頭に「+81」を付けて入力します。これは携帯電話でも固定電話でも同じルールが適用されます。

例えば携帯番号が「090-1111-2222」の場合は、「+81-90-1111-2222」と入力します。このとき携帯番号の最初にある「0」は取り除いてください。

固定電話の場合も同じく最初にある「0」を取り除いて入力します。例えば「01-2345-6789」という番号だったら「+81-1-2345-6789」と入力してください。

FAX番号を記入する際も、上記と同じように入力します。入力した番号に電話が掛かってくることはほとんどありません。

ですが、緊急時の確認で電話を使うこともありますし、問い合わせの際に電話番号を伝えるとスムーズに問題が解決することがあります。

電話番号を入力できない場合は記号を取り除く

購入先によっては、電話番号を入力するとエラー表示がでるケースもあります。そんなときは電話番号の「+」や「-(ハイフン)」を取り除いて入力すると、エラー表示が解消されることがあります。

どうしてもエラー表示が解消されない場合は、「+81」を付けずに電話番号を入力してみてください。また、「-」ありとなしの電話番号を入力してエラー表示が出るかどうか確認してみましょう。

ちなみに、電話番号や住所の入力フォームは通販サイトによって異なります。ケースバイケースで対応するようにしてください。

ミドルネームやニックネームは記入するべき?

通販サイトによっては、名前を入力する際に「ミドルネーム」や「ニックネーム」を記入するフォームがあります。しかし、これら2つは入力しなくても構いません。

また、住所の入力フォームや「Address」欄がなく、代わりに「Street」という欄があるケースも存在しています。このときは「Street」に住所を全て入力しましょう。

様々な入力フォームや知らない英単語などを見て、どうすればいいか悩むかもしれません。ですが、自分の住所と名前を確実に入力することが大切です。

だいたいの住所を入力しても日本には届きますが、番地や枝番の入力ミスがあれば届くまでに時間がかかります。最悪の場合は差出人へ返送されてしまうでしょう。

海外通販を利用する際は、住所の入力フォームをよく確認してミスのないよう確実に記入してください。

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英語で住所を入力する際に知っておきたいポイント

英語で住所を入力する際に、知っておきたいポイントを解説していきます。海外の通販サイトで、よく使われる英単語の一覧表も紹介します。

入力フォームにある英単語の意味

入力フォームにある英単語の意味をまとめました。「この単語の意味がわからない」と感じたときには、以下の画像を参考にしてください。

これから個人輸入を何度かする予定があれば、これらの単語を覚えておくことをオススメします。

英語で住所を入力する際によくある質問3選

英語で住所を入力する際に、つまずきやすいポイントがあります。ここでは、以下の「よくある質問」を3つご紹介していきます。

・住所の入力を間違えてしまった
・クレジットカードの請求先住所も英語で書くの?
・日本の住所を英語に変換してくれるツールはある?

よくある質問1:住所の入力を間違えてしまった

住所の入力を間違えてしまったら、速やかにショップへ連絡してください。間違った住所のままだと受け取ることができないので、必ず修正してもらいましょう。

住所の入力ミスは、しっかり確認することで防ぐことが可能です。入力した情報に間違いがないか、見直すクセをつけるのが良いでしょう。

よくある質問2:クレジットカードの請求先住所も英語で書くの?

クレジットカードの請求先住所は英語、日本語のどちらでも構いません。通販サイトによりますが、だいたいは「Billing Address」と表示されます。

請求先住所と同じような単語に、「Shipping Address」があります。これは宛先の住所のことですので、必ず英語(ローマ字)で入力してください。

よくある質問3:日本の住所を英語に変換してくれるツールはある?

日本の住所を英語表記するのは少し難しいという人もいるでしょう。そのような人のために「日本語の住所→英語の住所」に変換してくれるツールを紹介します。

参考:JuDress

使い方は、「郵便番号」や「番地・建物名」を入力して「実用的に変換ボタン」を押すだけです。表示された文章をコピペすれば住所の入力をスムーズにこなすことができます。

こちらの変換ツールもオススメです。電話番号を入力すると、「+81」の形に変換してくれます。住所の入力に困ったときは、ぜひ使ってみてください。

参考:君に届け!

英語で住所を入力するときの注意点

英語で住所を入力するときの注意点を、解説していきます。注意するべき点を知っておくだけで、ミスを未然に防ぐこともできるでしょう。

入力時は「番地」や「エラー」に気をつける

通販サイトによっては住所の入力フォームが1つだけの場合があります。こんなときは市町村、丁や番地を含めて全て入力しましょう。

また、住所を入力した時にエラー表示が出る場合もあります。エラーが出たときは半角英数字以外をを使っていないか、もう一度しっかり確認しましょう。

電話番号や住所などで、「-(ハイフン)」を使っていることが原因とも考えられます。ハイフンを抜いて入力してみると、エラーが消えることもあります。

海外通販でよく使われる単語の意味まとめ

海外通販でよく使われる、以下の単語の意味をまとめました。

・Subtotal
・Proceed to Checkout
・Shipping Method
・USPS、FedEx
・Complete Your Purchase

これらの単語について詳しく解説していきます。

「Subtotal」は小計のこと

「Subtotal」は、小計のことを意味します。商品そのものの値段なので、送料などは含まれていません。合計金額は「Total」という部分に表示されます。

「Proceed to Checkout」は決済ボタンのこと

「Proceed to Checkout」は決済ボタン、または決済に進むという意味です。商品をカートに入れて、宛先の住所などを入力し終えたら表示されます。画面に表示されたボタンを押すことで、決済をすることが可能です。

「Shipping Method」は配送方法のこと

「Shipping Method」は、配送方法のことです。通販サイトによりますが、追跡方法ありの配送と、追跡方法なしの配送などを選ぶことができます。

「USPS」や「FedEx」は配送会社のこと

「USPS」や「FedEx」は配送会社のことです。他にも様々な配送会社がありますので、配送方法と一緒に調べてみるのがいいでしょう。

ちなみに、早く配達してほしいときはFedExがおすすめです。急ぎの便を使えるぶん多少送料は高くなってしまいますが、すぐ手元にほしい場合は活用するのもアリです。

「Complete Your Purchase」は注文完了のこと

「Complete Your Purchase」は、注文完了を意味します。通販サイトで決済を終えた後に、登録したメールアドレス宛に届くことが多いです。

また、「order:番号」といった文言も注文が完了した後に見かけることがあります。どちらの言葉が使われるかは、通販サイトによって異なります。

まとめ

今回は、個人輸入(海外通販)を利用した際の住所の書き方を解説していきました。

日本語で住所を書くときと大きく違い、住所の順番や電話番号の入力方法まで異なります。そのため、初めて個人輸入をする際には住所の書き方で戸惑うかもしれません。

そのようなときでも、本記事で紹介した住所の書き方を参考にしていただければスムーズに入力することができるでしょう。また、住所の変換ツールを活用することで、ストレスなく個人輸入を楽しむことができます。

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この記事を監修した人

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