せどりは、人気の副業です。最近では、家事に忙しい主婦から仕事が忙しいサラリーマンまで、あらゆる人がせどりに挑戦しています。
その一方で、挑戦者が増えている影響か、「せどり市場は既に飽和しているから稼げない」「今からせどりを始めてもライバルには勝てない」といった声を耳にするようになりました。
結論から言えば、せどりは今から始めても十分に稼げるビジネスです。むしろ、稼げない理由は、そのマインドにあると言って良いでしょう。
今回は、せどりが飽和しない理由とともに、せどりで稼げない人のマインドをご紹介していきます。
市場が飽和している?
せどりに挑戦する人が年々増え続けていることもあって、いつかせどりを行っている人(せどらー)の数が増えすぎて稼げなくなるという人がいます。しかしそもそもの話、転売市場は無数にあるのですから、せどらーが増えすぎて市場が飽和するなんてことはあり得ません。
まずは、せどらーの数が増えても稼げる理由についてご紹介します。
そもそも飽和していない
確かにせどりを始める人はたくさんいますが、多くの人が途中で挫折して辞めていきます。そのため、実際に競合となり得る相手は、ごく少数にとどまっているのです。
つまり、せどりに挑戦する人がいくら増えても、それと同数のせどらーが辞めていくので、市場が飽和することはないと言えるのです。
飽和すると言われる理由
せどり市場が飽和していると言われ出したのは、10年近く前です。しかし実際のところ、現在でも多くの人がせどりを始め、多くの利益を出しています。
飽和すると言われ続けている理由は簡単です。飽和するという言葉を信じてせどり市場から脱落するせどらーを増やし、結果として自分たちだけ儲けようとしている人たちが、そのようなことを言い続けているのです。例えば、この手の人達は、せどりに関する情報商材やノウハウに従ってもお金にならないと言ってみたり、せどり以外の副業のほうが儲かると吹聴したりします。
このようにして不安を煽ってライバルを蹴落とした上で自分のビジネスを展開する人たちは現に存在するのです。せどりに従事したことがない人だと、このような言葉に不安を感じてしまうかもしれません。しかし、せどりで稼げるかどうかは本人の努力次第なので、こういった声に従う必要はありません。
せどり市場は飽和しない
続いては、せどり市場が飽和しない理由について解説していきます。
市場が飽和していないかが不安でせどりを始められないという人は、最初の1歩を踏み出すためにもぜひ目を通してみてください。
仕入れ場所に限りが無い
せどりの仕入先に使える店舗は、基本的に閉店するものより開店するもののほうが多いです。毎年少しずつせどりに利用できるお店は増えていくので、仕入れ先がなくなる心配はありません。
ネットせどりだとこの傾向がさらに顕著で、世界中で無数のネットショップが立ち上がっています。せどりをする人がいくら増えても、仕入れるべき商品がライバルに全て取られることはありません。
販売先も増えている
お店が増えるということは、仕入れ先だけでなく販売先も増えているということです。
新しく増えた販売先は仕入れ先にもなることに照らすと、需要と供給のバランスは常に釣り合っているといえます。
つまり、仕入れ先や販売先がなくなってせどりができなくなることはありません。
せどりを始める人の多くはすぐ辞める
せどりは誰でも稼げるビジネスですが、楽に稼げるビジネスではありません。ほとんど利益が出ない立ち上げ期からコツコツと販売を積み重ね、年単位の時間をかけてようやくまともに稼げるビジネスに成長していきます。
せどりを始めた人のほとんどは商品が売れないのが嫌になって辞めていきますし、残った人でも自分の小遣い稼ぎ程度のライトなせどらーは多くいます。本気でせどりに取り組んでいる人にとって、こういった人たいは競合たりえません。
つまり、せどりをする人はたくさんいますが、実際に競わなければいけない人はほとんどいないということです。
競合となりえる人もせどりをずっと続けるわけではない
前述のとおり、せどりを始める人のほとんどは競合にはなりえません。しかし、その他の人たちは強力なライバルとなって立ちふさがるのではないかと思うかもしれませんが、このような人たちもずっとせどりを続けるわけではありません。いずれは別のことを始めてせどりを卒業していきます。
せどりはどこまでいっても労働収入であり、たくさん稼げば稼ぐほど自分の時間を犠牲にしなければなりません。そこで、せどりで成功した人の多くは、得たお金を元に別の不労所得を得るためのビジネスを始めるのです。
せどりは、意外と入れ替わりが激しい業界なのです。したがって、今は競合に負けていても諦めずに続けていれば、自分が繰り上がって上に行ける可能性があるのです。
商品の価格差は消えない
せどりは、安く仕入れた商品を高く売り、差額を利益として得るビジネスです。もしも世間に流通している商品に価格差がなくなってしまったら、このビジネスは立ち行かなくなるでしょう。
しかし、店舗によって価格差が発生することは避けられません。新品の商品ですら、セール時や販売時期、入れ替えのタイミングなどで価格差が発生します。
せどりビジネスは、他の販売ビジネスと同じ仕組みで成り立っています。小売りのビジネススタイルが無くならない限り、せどりも無くなることはないのです。
儲からない人がいる理由
飽和に関する心配は不要ですが、実際に挫折する人はたくさんいます。それはせどりを甘く見て、安易な気持ちで参入してくるからにほかなりません。
続いては、初心者がせどりで稼げない理由についてご紹介します。
方法を把握していない
せどりを「買った商品をそれ以上の値段で売る」だけの単純なビジネスだと思っているとしたら、それは大きな間違いです。販売サイトを決めて許可を取り、儲けられる商品を見つけて販売し、広告にも力を入れ、クレーム対応も迅速にこなす、これだけのことを完璧にやり遂げてはじめて儲けられます。
慣れてしまえばそこまで考えずにできる部分もありますが、せどりを始めたての人がミスなくやれるビジネスではありません。せどりを甘く見ていると、いつまでも商品が売れなかったり、在庫を抱えて大損してしまったりするのです。
広告に踊らされている
インターネット上では、せどりは楽に稼げるビジネスとして紹介されていることが多いです。中には「1日数十分の作業で月に何十万円も稼げる!」と煽る広告も少なくありません。
過剰な広告はたまたま上手くいった月や年のデータだけを掲載してるだけで、少なくとも昨日今日せどりを始めたばかりの初心者がいきなり稼げるものではありません。
そういった過大広告を信じてせどりを始めてしまうと、理想と現実の違いに打ちのめされることにもなってしまいます。
楽して稼げる商売はない
世の中のまっとうなビジネスの中で、楽して稼げるものはありません。そもそも本当に楽して稼げるのであれば、人に勧めたりせず自分でやるほうがよほど効率的です。
「スマホ1台で稼げる」「1日5分の作業で月10万円」といった広告には魅力を感じてしまいますが、最初から楽に稼げるビジネスではないということは肝に銘じておきましょう。
せどりで利益を出すには継続あるのみ
せどりを成功させる1つの方法は、成功するまで続けることです。世の中でビジネスを成功させた人は、例外なく、成功するまで頑張っています。
どんなビジネスも、最初のうちは勝手が分からず苦労しますし、満足に稼げず辛い思いもします。それでも諦めずに試行錯誤を続けた人だけが、ビジネスを成功させられるのです。
稼げない人にありがちな特徴
安易な気持ちで参入しても稼げないことは前述した通りです。
続いては、せどりで稼げない人にありがちな考え方や特徴をご紹介していきます。
当てはまる人は、すぐにその考えを改めた上でせどりに取り組みましょう。
最新の方法を知ろうとしない
せどりは昔から存在するビジネスであり、ノウハウややり方を解説した書籍やサイトはたくさんあります。しかし、せどりのやり方は年々進歩しており、昔のやり方を実践しても儲けは出せません。
例えば、昔流行ったブックオフせどりは、現在ではブックオフ店舗での仕入れが禁止されていますし、Amazonせどりの必須ツールだったモノレートは既にサービスが停止されています。
昔の情報を参考にしても活かせないケースはたくさんあるため、常に最新の情報を仕入れていくことが大切です。
行動不足
店舗せどりにせよネットせどりにせよ、せどりの成功は行動量の多さに左右されます。特に、どれだけ商品リサーチに時間を掛けられたかが重要になってきます。
面倒だからと言ってリサーチしない日ができたり、1日数十分程度のリサーチで満足していては、いつまでたっても儲けは出せません。毎日何時間もかけなければ稼げないとまでは言いませんが、せめて毎日1時間程度はリサーチのために使いましょう。
あれこれ手を出してどれも中途半端
せどりでは、仕入れ先や販売先となるお店が膨大にありますし、覚えることもやることもたくさんあります。その中であれもこれもと中途半端に手を出してしまうと、結局中途半端になってどれも成就しません。
「Amazonで稼ぐ」「メルカリで稼ぐ」という感じで、まずは1つに絞って作業していきましょう。成功すればそのまま続ければ良いですし、他の場所を試すのは失敗してからでも遅くはありません。
稼げないのを自分以外のせいにしている
せどりで稼げないのは、どんな理由があるにせよ、結局は自分の責任です。環境や教材、運などのせいにしているうちは絶対に成功できません。
責任を自分以外に求めてしまうと、何も反省することがありませんし、稼ぐための方法を探る気も起きません。100歩譲って環境が悪いと思ったとしても、そこから思考を発展させ「今の環境で最大限稼ぐ方法は?」「もっと稼げる環境を作る方法は?」などと、常により良くするための方法を考えて努力することが大切です。
ちょっとした挫折で諦めてしまう
ビジネスは失敗の積み重ねで成り立っています。誰もが失敗を繰り返しながら少しずつ成長していくのです。それにもかかわらず、ちょっと失敗したくらいで辞めてしまっては、せどりに限らずどんなことでも成功しません。
今せどりで大きく成功している人でも、最初のうちは利益の出る商品を見つけられなかったり、仕入れ過ぎで赤字を出したりなど、数え切れない失敗を繰り返しています。失敗の全てが経験となっていくものなので、些細な失敗は気にせず、絶対に諦めないという気持ちでせどりに取り組んでください。
せどりに向かない人のマインド
せどりは、向き不向きがはっきり分かれるビジネスです。どうしてもせどりが苦痛という人も存在します。せどりで成功するには継続が大事だと書きましたが、苦手なことを無理して続けても成功はおぼつきません。そのため、以下でご紹介するマインドに当てはまる人は、せどりではなく別のビジネスを探すことをおすすめします。
不労収入が欲しい人
世間で言われているところの収入には、大きく分けて自分で働いて得る労働収入と、自分で働くことなく収入を得る不労収入の2種類があります。せどりは間違いなく前者の労働収入であり、大きな利益を出すためには、それ相応に働く必要があります。
作業を全て外注に回して不労所得とすることもできなくはありませんが、基本的には自分で働いて収入を得るビジネスです。ネット上の広告ではせどりを不労収入として紹介しているものもありますが、実際には労働力が必要なビジネスなので、不労収入が欲しい人には向きません。
安定した儲けを出したい人
せどりで得られる利益は、ビジネススタイルを確立させるまで全く安定しません。月に10万円以上売れる月もあれば、3万円程度になってしまうことも頻繁にあります。
商品ごとのトレンドや流行り廃り、季節のイベントなどによっても売れる商品が変わっていくため、なかなか利益を安定させられません。そのため、毎月決まった儲けを出したいと考える人にとっては、せどりは希望から遠いビジネスと言えるでしょう。
自分の時間を大切にする人
せどりは時間を掛けた分だけ成長するビジネスです。本業との両立も不可能ではありませんが、自分の時間はかなり使う必要があります。
自分の時間を大切にしたいからとせどりに時間を使わなければ、いつまで経っても儲けは出せません。自分の時間を全て捧げる必要はありませんが、プライベートの時間は削れないという人には、せどりはおすすめできません。
まとめ
せどり市場は飽和しているため稼げなくなると心配する向きもありますが、そのような心配は無用です。そもそもの話、せどり市場が飽和することはほぼありません。
せどりが失敗する原因はたった1つ。成功するまで続けていないことにあります。また、昔のノウハウを実践したり、ちょっとした失敗で挫折したりするのも良くありません。成功するには、情報を常にアップデートするだけでなく、少しくらいの失敗は気にしないというマインドも必要です。
せどりは稼ぐために多くの時間を使いますし、失敗することも日常茶飯事です。それでもせどりを継続させて試行錯誤を繰り返した人だけが、せどりを成功させられることを忘れないでください。
ところで、ビジネスで成功するためには独学よりも体系化された教材やサービスを活用して学ぶ方が結果が早く出ます。
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