・スニーカーの転売って稼げるの?
・需要がある靴のサイズを知りたい
・人気メーカーの2022年おすすめモデルはどれ?
この記事ではこのような疑問にお答えします。
いろいろな服へ合わせやすく、動きやすさが仕事でも遊びでも重宝するスニーカー。自分の個性を引き出してくれるアイテムでもあるので、あなたもお気に入りの1足をお持ちなのではないでしょうか。
需要のある商品にビジネスのチャンスあり。ということでこの記事では、
・スニーカー転売のメリット
・男女別需要がある靴のサイズはいくつか?
・スニーカーを仕入れるためのルート
・スニーカー転売時の注意点
・人気メーカーの2022年おすすめモデル
をご紹介します。スニーカーの転売を検討している方には有益な内容ですので、どうぞ最後までご覧になってください。
スニーカー転売のメリット
この章では、転売目的でスニーカーを取り扱うメリットや強みについてご紹介します。
需要が尽きない
スニーカー(靴)は消耗品なので需要は尽きません。
特に「デザインが気に入っていた」、「履き心地が良かった」などお気に入りだった1足なら、リピート購入が大いに見込めます。また、使い勝手の良さ、コーディネートのしやすさなど、性別や年齢を問わず需要があることも大きな強みです。
購入者の目的は「履く」だけではない
スニーカーの1番の購入目的は「履くこと」ですが、履く以外に「集める」目的で購入する人も一定数います。根っからのスニーカー好きには、「履く用」と「コレクション用」で必ず2足買うという人もいるくらいです。
ユーザーの本来の目的を満たしてなお購入される可能性があるスニーカーは、商品としてとても魅力的と言えます。
商品によっては、売れた時に高い利益が見込める
人気のブランドやコラボ商品は、プレミア価格が付きやすいです。仕入れることができれば、人気商品ゆえ高値でも買い手が見つかりやすく、実際に売却できれば高い利益を得られます。
ですので、人気ブランド、コラボ商品、過去にプレミア価格が付いたことがある商品は重点的にリサーチして、1円でも安く仕入れることを目指します。
ただし、人気があるゆえ争奪戦が激しく、仕入価格が最初から高値といったケースも少なくありません。
・情報収集力に長けている
・仕入ルートを多く持っている
・仕入資金に余裕がある
といった人が有利になる傾向があるので、もしあなたが転売を始めたばかりならまずは経験を積み重ね、ノウハウや資金を蓄積してからチャレンジすることをおすすめします。
よく売れるスニーカーのサイズは?
よく売れるサイズのスニーカーについて考える中で、「実店舗はよく売れるサイズは在庫を多く抱えているのでは?」と思い、筆者は実際に靴屋さんを数店舗見て回りました。
また、雑談レベルではありますが、とある店舗では店員さんからお話を聞くこともできましたので、そのあたりも含めて男女別でよく売れるサイズについてご紹介していきます。
ゴールデンサイズという名の売れ筋サイズ
スニーカーの世界では、多く履かれる=多く売れるサイズは「ゴールデンサイズ」と称されます。
人気のサイズなので当然競争率が高く、価格も他のサイズより高額になりやすいです。
需要があるスニーカーサイズ(メンズ編)
まずはメンズ向けのスニーカーについてです。
ショップで見た感じでは、よく売れるサイズは25.5cmと26.0cmで二分されている印象でした。これは在庫品(展示コーナーにある、箱から出されず置かれている商品)が多めに置かれている感があったことと、店員さんに伺ったお話から判断しています。
さらに店員さんの話によると、お店ではそこから±1cm、つまり24.5cm~27.0cmの範囲は在庫を多めに用意しているとの事でした。特に小さいサイズは、メーカーごとの作りによるサイズのズレと女性客のニーズ(レディース用だと合うサイズが無い人向け)が重なることによって、結構売れるというお話も聞きました。
必要な在庫を無駄なく抱えるためには、参考になる情報ではないでしょうか。
需要があるスニーカーサイズ(レディース編)
レディース向けのスニーカーの場合は、23.0cmと23.5cmの需要が高い印象です。理由はメンズの場合と同じです。
レディース向けのスニーカーを男性が履くことはあまり無いでしょうから、メンズ向けのスニーカーほど範囲を広げる必要は無く、22.5cm~24.0cmの間で在庫を確保するようにすると良いでしょう。
サイズはメンズ向けより絞りやすいですが、レディース向けスニーカーは靴の横幅にも注目しましょう。これは女性の方が、外反母趾など足の悩みを抱えている人が多い傾向にあることが理由です。
スニーカーを仕入れる4つのルート
転売目的スニーカーの仕入れ方法は4つ。人気商品を狙うので抽選販売への参加が基本となります。
1つ1つのチャンスが非常に低いので、多くのルートを把握しできるだけ多くの機会に参加することが必要です。
最低限これからご紹介する方法を取り入れ、他にも仕入れルートを確保する努力を怠らないことが、スニーカー転売成功の秘訣となります。
実店舗の公式ストアで購入
まずご紹介するのが、実店舗の公式ストアでの購入です。転売では売れる商品を購入しないと意味が無いので、狙うストアはNIKEやadidasなどの人気ショップになります。
基本的に抽選販売なので、「店頭にて抽選を受け、当選したら購入」という流れになります。抽選希望者が多数予想される場合は、抽選人数そのものを制限される可能性もあり、「先着○○名で足切り」なんてこともあります。確実に抽選を受けるためには、早い時間から並ぶ必要があります。
ただし、早く並べば抽選は受けられるかもしれませんが、当選するかは全く別問題。時間と体力を消費して、成果ゼロなんてこともザラです。
ですから、この後ご紹介するオンラインによる抽選が行われない場合を除いては、正直あまりおすすめできる方法ではありません。
スマホアプリの活用
2つ目はスマホアプリの活用です。
おすすめのアプリは以下の3つ。
・NIKE SNKRS
・atmos
・スニーカーダンク
アプリでできることを一部ご紹介すると
・新作商品販売の抽選参加
・新作、抽選、リーク情報の収集
・アプリ限定販売や先行販売商品の購入
などが可能です。
スマホ1つで自分が動くことなくさまざまなことができるので、ご紹介した3つのアプリ以外でも良いと思ったアプリは積極的にインストールして、情報と購入機会を増やすことをおすすめします。
公式オンラインショップから購入
3つ目はNIKEやadidasなどの公式オンラインショップでの購入です。
店頭販売と同様に抽選による販売がメインで、申し込み→抽選→当選したら購入という流れになります。
店頭に並ぶ訳ではないので、とりあえず抽選は受けられるだろうと思われがちです。しかしこちらも、店側の予想を大幅に上回る応募が殺到した場合は、当初の予定より早い段階で募集を打ち切ることがあります。
そのため、やはり事前に受付開始日時を把握しておいて早めに応募するのが良いでしょう。
また店頭販売に比べて、オンラインショップは先着順で販売を行うケースが多いです。全体の割合としてはかなり低いですが、購入のチャンスを少しでも増やすためにもできる限りチェックしたい所です。
一般店舗を見て回る
最後にご紹介するのは一般店舗のチェックです。
公式ショップに比べると高額転売が見込める商品に出会うケースはまれですが、可能性はゼロではありません。 また、NIKEやadidas以外のブランド品などから、ボチボチ利益が見込めそうな商品が見つかる可能性もあります。
人気ブランドにこたわり過ぎると仕入自体がいつまでもできず、「商売のステージに立つことすらできない」なんてこともあり得ます。
物事何でもそうですが、結果が出ない状態で継続するのはとてもしんどいです。モチベーション維持のためにも、人気商品以外である程度利益が出そうな商品も視野に入れるようにしましょう。
スニーカー転売で注意したいサイズに関する2つのポイント
この章では、スニーカー転売における注意点を、サイズが関係する点に着目して2つご紹介します。
事前に把握して対応策を用意しておくのとそうでないのとでは、実際の業務でかかる負担が大きく変わります。しっかりチェックしておきましょう。
需要が少ないサイズの仕入れは最小限にとどめる
サイズに関する注意点の1つ目は、需要が少ないサイズの仕入れは最小限にすることです。理由は、不良在庫化するリスクを避けるためです。
「スニーカーはコレクターも多いから、人気モデルやコラボ商品なら何とか売れるでしょ」と思うかもしれませんが、実際はコレクターの方がサイズにこだわりを持っていたりします。
なぜなら努力して集めた自慢のスニーカー達を棚に収めてみたものの、サイズがバラバラでは見栄えがイマイチになってしまうからです。23.5cmのスニーカーの隣りに30cmのスニーカーが置かれていたら、何かモヤモヤしますよね。
世界にこの1足しか存在しないスニーカーとかでない限り、彼らはサイズにもこだわりを持って集めます。そして、サイズはどうやって決めるかといったら、ほとんどの人が「自分の足に合うサイズ」にします。
結局は需要が多いサイズの方が売れやすいので、不良在庫を抱えないためにも需要が少ないサイズの仕入れは慎重に検討しましょう。
サイズ違いによる返品対応
サイズに関する注意点の2つ目は、サイズ違いによる返品の対応についてです。
・販売はインターネットを通じて行われることが多く、試着ができない
・海外製スニーカーは、サイズ表記が日本のものに比べてわかりにくい
・靴の場合、サイズ表記が同じでもメーカーによって大きさが異なる
などの理由から、返品は避けて通れません。
そもそも入手が困難なもののためできることに限度はありますが、要望やクレームへの対応は一見客を固定客にする絶好のチャンス。
ここの対応次第で、「二度と来てくれない客」になるか「リピート客」になるかが決まりますので、
・できることは誠心誠意対応に努める
・「できないものはできない」とはっきり伝えるのもサービス
・自分が消耗しすぎない範囲で行う
といったことに気をつけて対応しましょう。
NIKEのスニーカーを扱うなら外せないシリーズ3選
スニーカー転売で扱わないことはあり得ないメーカー、NIKE。
「スニーカーのメーカーと言えば?」と聞かれたら、真っ先にNIKEと答える人が圧倒的に多いのではないかと思ってしまうほどの人気メーカーです。
この章では、NIKEスニーカーの人気シリーズを3つご紹介します。転売目的ではこれらのシリーズの限定品やコラボ商品を狙うことになります。
転売するなら外せない、基本中の基本と言えるものですので、しっかりご覧ください。
1.エアマックスシリーズ
NIKEスニーカーの代表格である「エアマックス」
世界中で年齢・性別を問わない人気を誇るシリーズです。
かかと付近に装備されたエアクッションが衝撃を吸収してくれることで足が疲れにくく、ウォーキング、レジャー、スポーツと広い範囲で使い勝手の良さを発揮します。
また、ファッション性も高く、多くのユーザーに愛され続ける名作です。
2.エアフォース1
「エアフォース1」はNIKEスニーカーの基本と言える1足。
「さまざまな服装に合わせられる」、「性別も問わない」、「幅広い層に支持されている」と、非の付けどころがまったくありません。
元々はバスケットシューズとして開発されたもので、NIKEの代名詞であるエアが使われており、衝撃の吸収力には定評があります。
限定品やコラボ商品が過去に何度も販売されており、その度にプレミアが付いているので、転売においてはリサーチを怠ってはいけないシリーズです。
3.エアジョーダン1
「バスケットボールの神様」と称されたNBAのスター、マイケル・ジョーダンの名を冠したNIKEスニーカーの主力商品「エアジョーダン」。
ジョーダンを名乗るだけに、「エアフォース1」よりさらに本格的なバスケットシューズになっています。
バージョンも数多く、市場で人気があるのは白や黒といった単色かつシンプルなものですが、転売においてはカラフルな「エアジョーダン1」がファッション性も高くぜひとも入手したいシリーズです。
余談ですが、ジョーダン現役時代の80年代はカラフルなシューズはNBAの規定で禁止されていました。しかし、どうしても「エアジョーダン1」を履いてプレーしたかったジョーダンは、毎回罰金を払って試合に出場していた、なんてエピソードもあります。
ジョーダン本人がそこまで愛してやまなかったのも、人気の秘密かもしれません。
まとめ
今回はスニーカーの転売について、サイズにフォーカスした内容をご紹介しました。
とにかく仕入れが大変な上、仕入れも販売も大金が動きやすく、サービスに関する要望やクレームへの対応などやるべきことも多いため、大変な稼業ではあります。ただし、頑張った分の利益がしっかり見込めるのが魅力でもあります。
当記事が転売を考えている人のお役に立てれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。