メルカリで早く売りたいならコメントを利用しよう！即売れ対策5選や売れ続けるポイントも！

同じメルカリに出品するなら、早く売ってしまいたいですよね。他の出品者が売れているのに自分の商品が売れないと、何が悪いのかわからず不安になることもあるでしょう。

そこで今回は、メルカリで早く売るためのコメントの使い方をはじめとする、即売れ対策5選をお届けします。長く売れ続けるポイントも紹介するので、参考にしてください。

売れない理由3選！

まず、メルカリに出品しても売れない主な理由を3つ紹介しましょう。基本的なことばかりと思うかもしれませんが、当たり前と軽く考えず、深く理解して対策に活かしてください。

そもそもニーズがない

メルカリでは、ユーザーのニーズが非常にはっきりしています。「こんなものが欲しい」「これが○○円以下なら買う」といった具合です。そのため、ユーザーのニーズに合わないもの、メルカリでは売れにくいカテゴリーについては、いくら自分が良品だと思っても買い手がつきにくいことが少なくありません。

ちなみにメルカリで売れやすいものは、
・ファッション関連
・コスメ
・キッズ・ベビー用品
・ホビー商品・アイドルグッズ
・各種限定品・レア品
・国内非売品
・日用品
・本・CD・DVD
・ゲームソフト・ゲーム機器
・ハンドメイド
などです。

高すぎる

メルカリは、「安いのが売り」です。「同じ買うなら、まず安価なメルカリで探す」という考え方のユーザーが、非常に多いのです。

そのため売れないとしたら、商品価格が高すぎる可能性があります。もちろん赤字で売るのはナンセンスですから、安すぎるのも考えものでしょう。しかし多くのユーザーは、1円でも安く売られることを強く期待していると理解してください。現に、値下げ交渉が持ちかけられることも少なくありません。もし値切られたら、それは買いたい気持ちがある証拠でもありますから、可能な範囲で応じたり駆け引きを行ったりするのもおすすめです。

説明が理解しにくい

早く売りたいのになかなか売れないとすると、商品説明が理解しにくい可能性もあります。ユーザーからすると商品情報の多くは、商品説明から入手します。ところが、その説明が曖昧だったり意味が分かりにくかったりすると、購入を躊躇してしまう確率が高まるのです。

使い勝手が良いとすれば、「どこが」「どのように」使いやすいのか、他の商品とどう違うのかを、踏み込んで説明すると親切です。汚れたり、ほころびたりしているのなら、その様子や理由についても記載しておくと良い判断材料になるでしょう。

本当に売りたいなら、買い手の立場に立って、親切で丁寧で嘘のない説明を心掛けてください。そこに出品者の人柄の良さが感じられると、商品の魅力だけではなく「この人からなら買いたい」という信頼や好感といった別の要素が購買欲求を掻き立てることもあります。その意味でメルカリはれっきとしたビジネスですから、商売人になったつもりで商品とともに自分も売り込んでみてください。

即売れ対策その1　コメントを活用する

それでは、ここから「即売れ対策」を5つのポイントに分けて解説しましょう。最初は、「コメント」を活用する方法からです。

コメントとは

まず「コメント」について説明しましょう。

メルカリでは、出品者とユーザーが「コメント」を使ってメッセージのやり取りを行うことができます。多くは、ユーザー側から出品者に送られてきます。商品についての疑問や、発送方法や時期、値切り交渉や別サイズがないか、在庫数はどれくらいか、などその内容はさまざまです。

コメントはユーザーへのアピールツール

ユーザーと直接話すことができない分、コメントは出品者にとって非常に重要なアピールツールになります。

訊かれたことに正直に、わかりやすく返信することで、商品の魅力やお得感をより強く訴求することができるでしょう。しかもコメントは全ユーザーが閲覧できるため、応対の仕方によって自身の評価を上げる効果も期待できます。誠実で感じ良くコメントを返すと、それを見た別のユーザーが他の商品を買ってくれることもあるのです。

自前のセールを開催しよう

即売れ対策として、この「コメント」を利用して自前のセールを開催するというものがあります。

コメントは、基本的にユーザーサイドから送られたものに出品者が応えます。しかしそれだけではなく、自分からコメントすれば、商品に「いいね」をつけてくれたユーザーにそのメッセージがダイレクトに届くようにもなっているのです。この機能をつかって「今から3日間限定で半額！」とか「早い者勝ちで4割引です！」といったメッセージを送信します。

ユーザーは、多くの商品をチェックしながら複数の商品に「いいね」をつけることが多いです。といって、それらを購入するかというと話は別です。しかも「いいね」をつけたことすら忘れているケースが珍しくありません。そこでセールメッセージを送ると、商品のことを思い出すきっかけになります。条件によっては即買いにつながることも十分に期待できるでしょう。

即売れ対策その2　商品画像を工夫する

即売れ対策の2番目は、「商品画像」を工夫することです。

綺麗に撮影する

商品説明と並んでユーザーに強く訴求できるのが、「商品画像」です。タイムラインには、次々と新商品が追加されてきます。そして短時間で画面下に消えていくことが珍しくありません。キーワード検索をしても、人気アイテムや商品数が多い場合は、画面いっぱいに多くの商品が一覧表示されます。そこに商品画像が綺麗なものがあると、多くのユーザーの目に留まりやすくなるのです。逆に不鮮明で暗い画像の商品は、スルーされてしまう確率が高まるので注意してください。

照明や自然光を有効活用し、おしゃれなインテリアや小物と一緒に写すと見映えがします。洋服ならハンガーに吊るすと、着用した際のイメージが湧きやすくなるでしょう。複数のアイテムでコーディネートすれば、セット購入が期待できるかもしれません。おしゃれな雑誌や広告の画像を参考にして真似るのもおすすめです。

色んなパターンを掲載する

商品画像は、大きさやアングルを変えて複数のパターンを掲載するのが望ましいです。

ユーザーは実際に商品を手に取ることができないため、上下や裏表などがくまなく確認できればとても安心します。傷や汚れなどのマイナスポイントも、あえてよくわかるように見せる方がよいでしょう。隠して売ってもあとでバレるので、不信感を抱かれたり評価が下がったりする恐れがあり、かえって逆効果です。使い方がわかるような説明画像も大変有効でしょう。

画像は10枚まで掲載できるため、商品によってはその枠をすべて使い切るくらいのつもりで撮影してください。

即売れ対策その3　プロフィールと商品説明を改善する

即売れ対策の3番目は、「プロフィールと商品説明」の改善です。

プロフィールを見直す

プロフィールは、お店でいう看板や会社情報に匹敵します。どんな人が、どのような考え方で出品しているのかがわかると、親しみを持ってもらいやすくなるでしょう。すると売上アップやリピーター増にもつながります。

メルカリを始めるきっかけや、日常生活（家事や子育て、仕事、学校の様子など）について触れておくと、とくに効果が高まるのでおすすめです。

商品説明を見直す

繰り返しますが、商品説明はユーザーに向けた貴重な情報発信の場です。売れないとすれば、商品説明が雑だったり、わかりにくかったりしているかもしれません。どんな使い方をしてきたか、何回くらい使ったか、値段設定の理由やおすすめポイントなどを丁寧に書き込むと効果が上がるでしょう。

言葉遣いは丁寧に

商品説明やプロフィール、またコメントについても丁寧な言葉遣いを心掛けてください。

あまりに馴れ馴れしい言葉や、タメ口は控える方がよいでしょう。敬語をベースとして要所に語りかけるような一言や表現を混ぜると効果的です。ユーザーはお金を出す分、どうしても上から目線になることが多いです。その心理を理解して、相手を立てる気持ちでへりくだって丁寧に接していく方がすんなりと受け入れてもらいやすくなるでしょう。

タイトルも工夫しよう

ユーザーにアピールするには、タイトルを工夫するのもよいでしょう。商品画像とともにまっさきに目に飛び込んでくる情報のため、ユーザーの興味を引きやすくなります。

・商品名や品番・ブランド名
・サイズ・カラー
・「3割引」「セール品」「美品」「新品同様」といったインパクトのある一言

といった内容を記入すると効果的です。40字まで入力可能です。

即売れ対策その4　価格についての工夫

即売れ対策の4番目は、「価格」についてです。

相場をしっかりチェックする

出品する際は、同じ商品がメルカリではいくらで売られているかの相場チェックをしてください。とくにライバルが多い場合は、1円でも安い方が売れやすいでしょう。

商品名を入力して検索すると、現在出品中の同等品が一覧表示されます。すでに売れた「SOLD」商品についてもチェックできるので、「いくらで売れたのか」という実績を確認しておくのもおすすめです。また、Amazonや楽天、Yahoo!ショッピングといった人気ECサイトで価格を確かめて参考にするのもよいでしょう。

送料を負担する

メルカリでは、出品者が送料を負担するのが一般的です。それをメルカリ自体も推奨しています。商品を気に入っていても、送料が別とわかった時点で購入を取りやめてしまうユーザーが非常に多いからです。

ただし送り先が遠方だったり、そもそも商品代金が安かったりする場合は、送料を負担すると儲けがなくなってしまうこともあるでしょう。その場合はあらかじめ送料分を価格に上乗せして、送料込みにしておく方法もおすすめです。

即売れ対策その5　出品のタイミングを工夫する

即売れ対策の5番目は、「出品するタイミング」を工夫することです。

季節を考える

ファッションアイテムや日用品、イベント用グッズなどでシーズンものは出品する時期を意識するとよいでしょう。

スキー用品を夏に売っても、買い手はつきにくいです。クリスマス用品を真夏やお正月に出品しても、ニーズは少ないでしょう。そのシーズンが到来する少し前に出品すれば、高めの価格設定でも売れる可能性は高まります。

出品時間を考える

出品の際は、ターゲットが商品リサーチする時間帯を狙うのがよいでしょう。

メルカリでは、新規出品した商品はタイムラインの上部から順に表示されます。新たに商品が追加されると、古いものはそのまま画面下に向かって押しやられていく仕組みになっています。そのため、多くのターゲットが閲覧するであろう時間帯を見計らって出品する方が、商品が目につきやすいのです。

学生であれば、夕方から深夜にかけてや週末、主婦なら家事が一段落する正午頃から夕方にかけてが狙い目です。社会人の場合は、週末や土日祝日がよいでしょう。

売れ続けるためのポイント

末長く商品が売れ続けていくためのポイントを紹介しましょう。

返信は迅速に

コメントに対しては、少しでも早く返信するように心掛けてください。

コメントには、商品についての疑問が寄せられてきます。中には今すぐにでも購入したいというユーザーも含まれます。にもかかわらず、3日経っても１週間経っても返信がないとなると、イライラしたり期待が外れたりして、買う気がうせてしまう恐れがあるのです。

ECサービス全般にいえることですが、ユーザーからの要求や発送手続きなどはとにかく迅速対応するのが基本です。そしてコツコツと信頼を積み上げていけば、リピーターが増える可能性も高まると期待できます。

梱包を丁寧に

梱包はできるだけ丁寧に行ってください。せっかくの商品が破損したり、外箱が破れて届いたりしたら、ユーザーとしては興ざめです。それによって印象が悪くなり、信頼を失うことも考えられます。運送会社に迷惑をかけることにもなりかねません。よって、頑丈かつ見映えよく梱包するように心掛けてください。

メルカリを楽しむ

メルカリでの出品自体をわくわくしながら楽しんでできると成果も上がりやすいでしょう。楽しんでいる出品者は、プロフィールや商品説明、コメントなどにその様子がにじみ出るものです。義務感や面倒な気持ちで行っていると、メッセージや商品管理、梱包や出荷のやり方などにマイナスの影響を与えます。

メルカリはフリマアプリですから、あくまでもフリーマーケットを通じたユーザーとのやり取りを楽しむという原点を忘れないでください。

まとめ

メルカリで早く売りたければ、記事内で紹介した即売れ対策をすぐにでも試してください。楽しみながら出品すると、自ずと自分なりの工夫や気づき、そして出会いが生まれて、フリマアプリの醍醐味を味わうことができるでしょう。