松ぼっくりはメルカリで売れる！高く売るためのコツもご紹介

木の側や道端などに転がっている松ぼっくりは、実はメルカリで売ることができるというのはご存知ですか。

「こんなものが本当に売れるの？」と疑問に感じる方もいらっしゃるかと思いますが、メルカリで検索すると実際に売れている実績があります。

ただし、拾ったものをそのまま売ればいいわけではありません。煮沸をして殺菌をしたり、発送の際はひだの部分が取れないように、丁寧に梱包して発送したりする必要があります。

本記事では、松ぼっくりの売り方や、高く売れるコツをご紹介していきます。また、松ぼっくり以外にも、石やシーグラスのように、道端に落ちているものでニーズがあるものも併せてご紹介していきますので、ぜひ最後まで目を通してください。

松ぼっくりをメルカリで売る際の5つのステップ

この項目では、メルカリで松ぼっくりを売る5つの手順を解説します。手順はとてもシンプルですので、初めてメルカリを利用するという方でも、安心して出品作業を進めることができるでしょう。

1. 商品を登録する
2. 配送方法を設定
3. 販売価格を設定して出品
4. 煮沸や電子レンジなどで殺菌処理
5. 緩衝材を入れて梱包・発送

商品を登録する

商品を登録する際は、3つのステップで進めます。それぞれのポイントを押さえながら解説していきますので、ひとつひとつしっかりチェックしてください。

出品ボタンを押して写真の登録をする

写真を撮るときは、なるべく明るい場所で撮影してください。写真は、商品の第一印象になり購入判断の基準になるため、重要です。 松ぼっくりに、傷などがある場合は、その部分も写真を取って説明すると親切です。

「カテゴリー」と「商品の状態」を登録する

カテゴリーや、商品の状態は選択形式になっているため、適切な内容で設定してください。

「商品名」と「商品説明」を入力する

商品名は、シンプルに「松ぼっくり」や「松ぼっくり200個」など分かりやすい名前にすると、よいでしょう。 商品説明は、入手日や商品の状態、大きさなどを記載します。

配送方法を設定

次に、配送設定をします。以下のいずれかを選択しましょう。

• 送料込み
• 着払い

できれば「送料込み」の設定をおすすめします。ユーザーは送料込みの前提で商品を選ぶケースが多いためです。

着払いにした場合、購入したユーザーが、販売価格に送料込みだと思って購入していると、届いた時点で不満やクレームにつながることもあります。着払いならば、商品説明に明記するようにしましょう。

販売価格を設定して出品

続いて、販売価格を設定しましょう。価格設定のポイントは、市場価格をリサーチして決めることです。

高く価格設定すると、他の出品者と比べられてしまい売れなくなります。逆に価格を安く設定してしまうと、商品が売れても利益損失につながってしまいます。他の出品者がどれくらいの値段で出品しているのか、しっかり調査してから価格を設定しましょう。

なお、松ぼっくりの大まかな相場価格は以下のようになっています。数をまとめて売る方が単価は上がり、サイズが大きいほどより高く売れるようになります。

• 20個入り：500円
• 50個入り：1,000円
• 200個入り：3,000円
• 大きい松ぼっくり：450円
• 長い松ぼっくり：450円

売り切れ商品を見ると、産地を明記しているケースもあります。プレミア感を演出するのもひとつの手法です。

販売価格を設定し終わったら、出品ボタンをクリックして出品してください。

煮沸や電子レンジなどで殺菌処理

松ぼっくりは発送する前に、煮沸消毒や電子レンジなどで消毒するようにしてください。拾ってそのまま梱包してしまうと、虫が出てくる可能性があるからです。

購入者から「状態が悪い」とクレームが入ってトラブルに発展したり、松ぼっくり自体にカビが生えたりして状態が悪くならないように、 発送前に 必ず手入れをして、しっかり消毒を済ませてから発送準備に取り掛かってください。

煮沸の場合

最初に水洗いをしてから、沸騰したお湯に入れて洗ってください。カサが閉じたら取り出して、カサが開くまで天日干しにしましょう。

電子レンジを使用する場合

松ぼっくりを電子レンジに入れ、1分を目安に加熱を行ってください。一度に多くの松ぼっくりを加熱しようとすると、加熱にムラが生じてしまい、全ての松ぼっくりに殺菌処理が行き届かない可能性があるため、一回に加熱するのは10個程度に留めましょう。

緩衝材を入れて梱包・発送

発送の際は、緩衝材などクッション性があるものを入れて梱包するようにしてください。松ぼっくりは割れやすいため、梱包物の中で動かないようにする工夫が必要となります。

松ぼっくりを高く売るコツと注意点

この項目では、松ぼっくりを高く売るためコツと、販売の際の注意点をご紹介します。

ここでご紹介するコツや注意点は、いずれも松ぼっくりを売る際に欠かせない大切なポイントですので、しっかりと頭に入れておきましょう。

クリスマスシーズンなど売れやすい時期に出品する

松ぼっくりを高く売るには、ユーザーが必要としているタイミングに売ることが重要です。特にクリスマス前の時期は需要が高く、売れやすい時期になります。クリスマスツリーの飾りなど使用される機会が多いため、販売時期としては適切です。

状態の良い松ぼっくりを選定する

割れていたり、先が欠けていたりすると売れにくくなります。そのため、松ぼっくりを販売するのであれば、状態の良いものを選ぶようにしましょう。

松ぼっくりを拾う場所は事前に確認しておく

自治体によっては、採取を禁止している場所があります。そのため、必ず事前に拾ってよいかの確認をしてから拾うようにしましょう。

また、木になっている松ぼっくりについては、切り取って採取することは禁止されているので、くれぐれも注意してください。

手作り商品の材料としてニーズの多い木の実の種類

この項目では、手作り商品の材料としてニーズの高い木の実をご紹介します。

• どんぐり
• フウの実
• メタセコイア

どんぐり

どんぐりは、ハンドメイドの材料としては一番人気です。木の種類で形が異なり、ナラの実は細長く、クヌギは丸い形状をしています。

特にクヌギのどんぐりは、帽子のようなカサがついていると、高値で買取されます。

フウの実

フウの実は、トゲトゲした外見が珍しく、メルカリでも多数出品されています。

1個あたり10〜20円が相場で、10個単位から、100個を超えるセット売りもされています。

メタセコイア

メタセコイアは、見た目が松ぼっくり似た形状をしている木の実です。

こちらはハンドメイド用としても活用できますが、飾って観賞用にするのも適しています。サイズが小さいため、1個あたり2〜3円で100個単位の販売が多いです。

拾って売れる意外なもの5選

この項目では、松ぼっくり以外で拾って売れるものをご紹介します。どれも身近で採取しやすいものばかりですが、実はメルカリで売れるものも数多くあります。

• 石
• 貝殻
• こけ
• シーグラス
• 流木

石

石は植木鉢や盆栽用として販売されていたり、置物として飾りで販売されていたりします。

ただし、富士山などのように採取禁止の場所の石を勝手に拾って売る行為は禁止されていますので、くれぐれも注意してください。

貝殻

貝殻も見た目がきれいなものはよく売れます。中でも人気なのが、タカラガイです。大きいものですと、1個数千円が相場になっています。

ただし、殺菌処理は必ず行うようにしてください。悪臭の原因になりますので、水洗いして煮沸すると良いでしょう。

コケ

コケも需要のあるイテムです。メルカリではパック詰めして、500円程度で出品されていることが多いです。人気のコケとしては、ハイゴケやヒノキゴケ、タマゴケなどが挙げられます。

身近なところで採取できる点も魅力です。ただし、神社やお寺などの敷地に入ってまで採取するのは、控えましょう。

また、大量に採取することは避けてください。コケの成長速度は非常に遅いため、大量に採取するとその場所の環境を破壊してしまうことに繋がりかねません。採取を行う際は、節度のある行動を心がけましょう。

シーグラス

シーグラスとは、ガラス片が海で削られて作られたものです。

赤や紫などはレアカラーのため人気が高く、黒のシーグラスになると希少性が高く、収集家からすると喉から手が出るほど欲しいアイテムです。シーグラスは、満潮時を避け、干潮時を狙うと見つかりやすいです。

流木

流木も珍しい形の場合は、売れることがあります。流木の使い道は、例えば水槽の中のデザインとしても使われます。 流木は、大雨の日の後に流れてくることがあり、見つけやすいです。

拾った後は、煮沸などで殺菌してください。殺菌せず販売すると、悪臭がしたり、菌が繁殖したりしますので、必ず殺菌処理をしてから販売するようにしましょう。　

メルカリで出品が禁止されている5つのアイテム

前項では、自然の中にあるもので売ることのできるアイテムをご紹介しましたが、メルカリでは販売が禁止されているアイテムも存在しています。

自身が売ろうとしているものが販売を禁止されていないか、事前によく確認しましょう。

• 現金や転売目的のチケット
• 医薬品類
• 刀や花火などの危険物
• 偽ブランド品
• 福袋など内容がわからないもの

現金や転売目的のチケット

現金や転売を目的としたチケットは、出品が禁止されています。現金は海外の貨幣であっても、出品はできませんので、注意してください。

医薬品類

医薬品については、免許がないと販売ができません。他にも、以下の商品は出品禁止ですので、理解しておきましょう。

• サプリや風邪薬
• ハンドメイドの化粧品
• 正規ルートでない輸入をした海外産の化粧品類

刀や花火などの危険物

刀や花火などの危険物の出品は禁止されています。相手に危害が加わる可能性がある商品の出品はできません。

偽ブランド品

正規品でない偽ブランド品の販売は、禁止されています。他にも著作権があるものを無断で出品したり、コピーされたブランド品を出品することはできませんので、注意しましょう。

福袋など内容がわからないもの

中身が見えないものの出品は控えるようにしましょう。例えば、福袋のように何が入っているかが分からないものは、受け取り後のトラブルにつながることもあります。

複数の商品を出品する場合は、それぞれ何が入っているかを明記して、写真をアップするようにしましょう。

まとめ

松ぼっくりは状態が良好だったり、クリスマスシーズンなどベストなタイミングであれば、メルカリで売ることができます。

松ぼっくり以外にも、どんぐりや貝殻、シーグラスなど、自然の中に落ちているものでも売れるものがたくさんあります。ただし、落ちているからといって、採取禁止の場所に行って拾ってはいけません。採取してもよいエリアなのかどうかは、事前に確認してから拾うようにしましょう。

また、メルカリでは何でも販売できるわけではありません。貨幣やサプリ、風邪薬のように出品してはいけないものもありますので、販売する前に必ず規約を読んでから取り組みましょう。