洋服を売るのに使えるアプリを紹介!売り方のポイントも解説!

数が増えてかさばった洋服は、売るにしても持っていくのが大変ですし、捨てるのももったいないです。そんなときは、フリマアプリを活用してネット上で売却する方法がおすすめです。

フリマアプリを使えばお店で売るより高く売れますし、わざわざお店に出向く必要もありません。ただし、洋服を高く売るためにはいくつかポイントがあるため、適切な売り方を知っておく必要があります。

今回は、洋服を売るのにおすすめのフリマアプリと、高く売るためのポイントについて紹介します。洋服の処分を検討している人は、ぜひ目を通してください。

洋服の売却におすすめのアプリ

洋服を売却するのにおすすめなのは、主にフリマアプリです。自分の好きな価格で販売できるため、洋服によっては高く売れる可能性がある点がメリットです。

ネット販売に難しさを感じる人もいますが、洋服の売却に利用できるフリマアプリは多数あるため、利用のハードルは決して高くありません。

ここでは、おすすめのフリマアプリについて紹介します。それぞれに良い点があるため、どのメリットを重視するかによって使い分けていきましょう。複数アプリの併用もありです。

メルカリ

メルカリは業界最大手のフリマアプリであり、利用者数も類似アプリの中ではダントツに多いです。

利用者数の多さは、売れる確率に直結します。購入者の数が多い分、単純に売り切れる可能性が高い点は大きなメリットと言えます。

販売手数料は10%とやや高めですが、売れやすさを考慮するなら十分許容範囲内です。売りたい洋服がたくさんある人は、購入者が多いメルカリでの販売がおすすめと言えます。

ラクマ

ラクマは楽天系列のフリマアプリであり、楽天ポイントが貯まる点が特徴です。また、楽天銀行への振込なら振込手数料がかからないため、楽天ユーザーなら利益利率を高めやすいと言えます。

利用者数はメルカリほど多くありませんが、販売手数料が最低4.5%とメルカリより大幅に少ないため、1点当たりの利益は高くなりがちです。前述の手数料無料と合わせて、少数の販売で高い利益を目指したい人におすすめのフリマアプリと言えます。

特に楽天ユーザーであれば、楽天ポイントを他サービスと共有できる点も含めて、非常に使い勝手がよくなります。

PayPayフリマ

PayPayフリマは、PayPayでの支払いができる点がメリットです。普段からPayPayを使っている人にとっては使いやすいアプリと言えます。

ただし、販売手数料や利用者数などでメルカリやラクマに勝る点があまりなく、PayPayフリマならではのメリットは薄いのが現状です。

とはいえ、Yahoojapanが運営している大手アプリであることには変わりませんので、第2、第3の選択肢としては効果的に使っていけます。

ショッピーズ

ショッピーズは、ファッションアイテムに特化したフリマアプリです。洋服に特化しているだけあって、詳細な検索機能やコーデからの買い物など便利な機能が揃っています。

大手フリマアプリに比べて利用者数こそ少ないですが、洋服目当ての利用者ばかりなので人気のアイテムは売れやすいです。

ただし、競合が多く適正価格で売るのが難しいケースもあるため、売値は慎重に決める必要があります。売れない場合は、値下げも検討してください。

洋服を高く売るためのポイント

適当に出品しただけでは、洋服は高く売れません。それどころか、ほかの出品に埋もれて売れなくなってしまうケースも多いです。

フリマアプリで狙った価格で売るためには、購入者からの視点を意識することが欠かせません。購入者が欲しがるような売り方をすることで、自然と売値も高められます。

ここでは、フリマアプリで洋服を高く売るためのポイントについて紹介します。どんな出品にも共通する要素なので、出品する際は必ず意識しましょう。

タイトルを工夫する

出品タイトルは、購入者にとって最初に目に入る重要なものです。タイトルに興味を引ける要素を盛り込むことで、商品をタップしてもらい購入につながる確率を高められます。

洋服の場合商品名だけでなく、ブランド名やサイズなども重要な要素です。また、未使用品であればそれだけで買ってもらいやすくなるため、必ずタイトルに含めましょう。

また、値下げなどのアピールポイントがあれば、それをタイトルに含めることも大切です。とにかく購入者に伝えたいことがあれば都度タイトルに盛り込むことを意識してください。

写真の種類を増やす

写真の数が多くても、同じ角度のものばかりだったり必要な写真がなかったりすると、購入される確率は大きく減ってしまいます。

全体像を写した写真の他にも、側面や背面、必要であれば内側の写真も用意しましょう。また、商品タグは案外抜けがちですが、非常に重要な要素なので必ず写真を掲載してください。

また、中古の洋服であれば着用時の写真もあると、イメージがしやすく買ってもらいやすいです。未使用品であれば、無理に撮影する必要はありません。

販売価格の相場を意識する

高く売りたいからといって相場以上の価格で出品しても、ほぼ売れません。高く売るためには、商品の相場を意識することが大切です。同じ洋服でも、着用状況やサイズなどによって価格が異なるため、下調べは念入りにおこなってください。

調べ方については、利用しているフリマアプリで出品されている類似品をチェックしましょう。よく売れている商品の価格から大きく外れないようにすれば、価格面で売れ残る心配は大きく減らせます。

そのうえで高く売るためには、出品時期を意識しましょう。たとえば冬のコートであれば、秋から冬にかけて需要が高くなるため、高く売りやすいです。一方、夏場であれば薄手の洋服のほうが需要は高くなりがちです。その洋服を着るシーズンの少し前の出品を意識しましょう。

必要な情報は必ず記載する

商品情報は、細かい情報1つでも購入されるかに大きな影響が出ます。たとえば中古品の場合、使用感や使用年数などが記載されていないと洋服の状態が分からないため、購入してもらえません。

サイズ表記だけでなく実寸のサイズが記載されていると、購入者視点としては安心できます。フリマアプリでの購入は試着ができないため、可能な限り洋服の状態が伝わるような文章を心がけてください。

また、傷や汚れといったマイナスの要素がある場合も、必ず記載してください。記載しないと、購入後にトラブルに発展する可能性が高いです。必ず傷や汚れを了承したうえで購入されるようにすることが重要です。

フリマアプリで売れる確率を高めるためのポイント

同じ洋服でも、売り方を工夫することで売れる確率は大きく異なります。とにもかくにも売れなければお金は得られないため、売るためのポイントは高く売るポイント以上に重要な要素です。

フリマアプリでは出品者の信用が大切なので、単に安くするだけでは売れるとは限りません。なるべく値下げ以外の方法で、売れる確率を高めることが重要です。

ここでは、フリマアプリで洋服を売るためのポイントについて紹介します。

利用者の多い時間帯に出品する

フリマアプリの利用者数が増える時間帯は、多くの人が仕事や学校の終わる夕方から夜にかけてです。そのため、その時間帯に出品することで多くの人の目に留まるようになり、結果的に売れる確率を高められます。

また、出品する洋服を欲しがる人がよく見る時間帯を狙うのも有効です。たとえば子供服であれば、ターゲットである主婦層が手の空きやすい午後～夕方に出品するといった具合です。

フリマアプリは出品が新しいほど検索結果に表示されやすいため、出品してから時間が経った場合は改めて再出品する方法も効果的と言えます。

送料は無料にする

合計金額が同じでも、商品代金＋送料がかかる場合と商品代金のみかかる場合では、後者のほうが売れやすい傾向があります。よほど欲しい商品でもない限り、送料のかかる商品は敬遠される傾向があるからです。

出品の際は、必ず送料を無料にしましょう。このとき、損をしないように商品代金に送料を含めることを忘れないでください。

フリマアプリがうまくいかないときの処分方法

フリマアプリはメリットやリターンが大きい分、うまく売れないと洋服がいつまでも手元に残ってしまうデメリットもあります。ブランド品で高く売りないならともかく、大した値段でもない洋服で処分を最優先に考える場合は、フリマアプリ以外の処分方法を検討しましょう。

数が少ない場合は、最寄りの古着ショップにまとめて持ち込むのが最も手っ取り早いです。数が多くお店に持ち運べない場合は、古着の買取サービスも利用してみましょう。

古着買取サービスのメリット

古着買取サービスは、洋服を送って査定を依頼することで、自宅にいながら洋服の売却がおこなえるサービスです。

梱包道具は依頼した際に送られてくることに加え、基本的には送料もかからないため、コストや準備が不要な点は大きなメリットと言えます。

梱包道具が届いたら、洋服を詰めて送るだけで、あとは業者が査定から入金まですべておこなってくれます。家から出られない人や、洋服の持ち運びが大変な人にとってはメリットだらけのサービスなので、たくさんの洋服を処分したい人はぜひ利用を検討してください。

店頭買取のメリット

ここまでは、フリマアプリや在宅で利用できる買取サービスについて解説しました。しかし、決して店頭での買取にメリットがないわけではありません。

むしろ、効果的に利用すればほかの売り方にはないメリットもたくさんあります。ここで店頭買取のメリットについて解説するので、使い分けの参考にしてください。

即金性や柔軟性がある

店頭買取最大のメリットは、持ち込んだその場で査定を済ませ、お金を受け取れる点です。フリマアプリなどのように入金まで時間が空くことはないので、即金性に優れています。

査定内容についてもその場で確認したり、結果を見てから売るものと売らないものを決めたりできるため、柔軟性もあります。

店頭買取は持ち込む手間こそありますが、持ち込んでしまえばそれ以降は大した労力がかからない点も魅力です。

専門の買取スタッフに査定してもらえる

店頭買取の査定スタッフは、数多くの商品を査定してきた実績があります。そのため、洋服への知識が深く、ブランド品や限定品などを正確な価格で買い取ってもらいやすいです。

また、フリマアプリのように値下げ交渉などもないため、ものによって高価買取が狙える場合もあります。

ブランドによっては優遇してくれるお店がある

買取店舗によっては、特定ブランドに対して買取を強化しているケースがあります。特に、有名ブランドの洋服であれば査定時に優遇してもらえるケースがあり、高価買取が期待できます。

ブランド品だけでなく、ノンブランドであっても複数点持ち込めば買取価格がアップするといったサービスのお店も少なくありません。店舗ごとの買取サービスを正確に把握しておくことで、より高く買い取ってもらえる点も、店舗買取のメリットです。

取引先の雰囲気を確認できる

フリマアプリや買取サービスでは、取引相手と直接顔を合わせてやり取りできません。そのため、取引中や取引後にトラブルがおきるケースもあります。

一方店舗買取であれば、お店やスタッフの雰囲気をじかに確認できるため、信用できる相手か判断しやすいです。お金が発生する取引において、相手を信頼できるかは非常に重要な要素なので、安心して取引しやすい点も店舗買取の大きなメリットと言えます。

まとめ

洋服を売りたい人は、フリマアプリを活用することで高く売れる確率を高められます。売値を自分で決められるため、うまく売れれば自分の望んだ金額を得られる点が特徴です。

もちろん、望みの価格で売るためには工夫が欠かせません。タイトルや商品説明文を工夫したり、写真の種類を増やしたりして、購入者が安心して購入できる状態にすることが大切です。

フリマアプリでうまく売れない場合は、店舗買取の利用も検討してください。即金性や信頼性など、フリマアプリにはないメリットが多数ありますよ。