メルカリでPayPayは使える？可能な決済方法やおすすめの決済方法を詳しく解説！

キャッシュレス決済として台頭が目覚ましい「PayPay」ですが、メルカリで買い物をした際の支払いに利用することはできるのでしょうか。

また実際にメルカリを使うとなると、それ以外に可能な決済方法について気になる方も多いでしょう。

そこで今回は、メルカリでPayPayが利用できるのか、またその他の可能な決済方法やもっともおすすめの決済方法について詳しく解説します。

メルカリでPayPayは使える？

この項目では、メルカリでPayPayが利用可能かどうかについて解説いたします。

メルカリではPayPayは使えない

結論から言うと、メルカリではPayPayを利用することができません。

PayPayは、実店舗のみならず多くのネットショップでも利用できて、個人間送金も可能なため大変便利です。 PayPayをサービス提供しているのは、「PayPay株式会社」で、ソフトバンクとZホールディングスの合弁会社（かつ連結子会社）です。

一方、メルカリは「株式会社メルカリ」が運営しており、PayPay株式会社と特別なパートナーシップを結んでいるわけではありません。

むしろ、Zホールディングスの前身は、PayPayフリマを運営するYahoo! JAPANを運営していたヤフー株式会社であるため、メルカリとは完全に競合関係にあります。よって、メルカリでPayPayを活用することはできないのが現状となっています。

PayPayが使える店舗やサービス

PayPayが利用できる店舗やサービスは、以下の通りです。

百貨店・モール

• 高島屋
• 東武百貨店
• 西武百貨店
• そごう
• 大丸
• 松坂屋　など

コンビニ

• セブン-イレブン
• ローソン
• ナチュラルローソン
• ファミリーマート
• ミニストップ
• デイリーヤマザキ　など

総合スーパー・ディスカウント

• イトーヨーカドー
• そうてつローゼン
• ライフ
• ユーコープ
• いなげや
• OK
• サミット　など

ショッピング

• イケア
• コーナン
• カインズ
• セリア
• ダイソー　など

飲食・居酒屋

• スシロー
• 大戸屋
• 上島珈琲
• ケンタッキーフライドチキン
• 牛角
• かっぱ寿司
• デニーズ
• バーミヤン
• 夢庵
• スターバックスコーヒー
• ドトールコーヒー
• モスバーガー
• 吉野家
• 笑笑
• 山内農場　など

メルカリでPayPayが使えるようになる可能性は？

前述したように、メルカリの運営者は、株式会社メルカリです。一方、PayPayはソフトバンクとZホールディングスの合弁会社であるPayPay株式会社です。PayPayの名を冠したフリマアプリ「PayPayフリマ」を運営しているのもZホールディングスです。

メルカリもPayPayフリマも、ラクマを含めて国内では3強フリマアプリの一角をなします。完全なライバル関係にあるため、まずメルカリでPayPayが使えるようになる可能性は限りなくゼロに近いと考えてよいでしょう。

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スマホを使用した決済方法

ここからは、メルカリで可能な決済方法について解説していきます。メルカリでは、大きく分けて以下の3通りの決済方法があり、いずれも画面上の「支払い方法」から選択することができます。

• スマホ決済
• 現金払い
• メルカリのサービスを利用する

まずは、スマホを使用した決済方法からご紹介します。スマホが使えれば、24時間・365日いつでもどこでも支払いが完了するので大変便利です。

スマホを使用した決済方法は、以下の3パターンが挙げられます。

• キャリア決済
• クレジットカード決済
• FamiPay、Apple Pay

キャリア決済

キャリア決済とは、ソフトバンク、ドコモ、auで電話料金の支払いと同時に行うことができる決済のことです。以下の3つのサービスの中から選択できます。

• ソフトバンク：「ソフトバンクまとめて支払い」
• ドコモ：「d払い」
• au：「auかんたん決済」

クレジットカード決済

クレジットカード決済も、スマホがあれば簡単に済ますことができます。

• JCB
• AMEX
• VISA
• セゾンカード
• DinersClub
• Discover（WebかiOSのみ）

支払い金額が3,000円以上なら分割での支払いもできます。手数料は0円ですが、利用可能な上限金額が999万9,999円までとなっています。ただし、メルカリでこの金額を超える買い物をすることはほぼあり得ないので、あまり気にする必要はないでしょう。

また、メルカリでもっともおすすめの決済方法は、このクレジットカード決済です。

高校生を除く18歳以上という年齢制限はありますが、クレジットカードなら手数料が無料のうえ、2回払いまでなら利息も必要ありません。

さらにメルカリが発行しているメルカードを使うと最大4%の還元があり、毎月8日は8%還元という特典もあるので大変お得となっています。

FamiPay、Apple Pay

FamiPayは、コンビニのファミリーマートが提供している決済サービスで、スマホがあればアプリをインストールして現金をチャージし、誰でも利用することが可能です。

メルカリポイントやメルペイ残高、クーポン、さらにdポイントとの併用もできます。 手数料はいっさいかかりませんが、利用可能な上限金額が10万円となっているので注意が必要です。

すべてとは言い切れないのですが、購入手続きや商品ページに「Apple Pay」のボタンがある場合に限って、Apple Payを使用することもできます。

手数料は0円で利用可能な上限金額も設定されておりませんが、FamiPayとは異なりメルペイ残高やメルカリポイントとの併用は不可能な点は留意しておきましょう。

現金による決済方法

続いて現金で支払う決済方法について解説します。現金による決済方法は、以下の2パターンです。

• コンビニ払い
• ATM払い

コンビニ払い

コンビニ払いは、以下のコンビニで可能になっています。

• セブン-イレブン
• ローソン
• ファミリーマート
• デイリーヤマザキ
• ミニストップ
• セイコーマート

コンビニによって具体的な支払い方法は異なります。店頭に設置してある専用端末を使って自身で操作するパターンと、レジにて直接払うパターンがあります。

支払う際には、メルカリで購入手続きをする際に発行される「お客様番号」と「確認番号」が必須となります。これらをすぐに提示できる状態でご来店ください。

ATM払い

ATMで支払う際は、必ず「Pay-easy（ペイジー）」が利用可能なATMを使用してください。現金かキャッシュカードでの支払いが可能です。

ATMを使う場合は、メルカリで購入手続きをする際に発行される「収納機関番号」「お客様番号」「確認番号」が必須となります。

なお「収納機関番号」とは、民間企業や自治体などが発行する、各種料金等を支払う際に本人確認を行うための5桁の番号のことです。

参考：Pay-easy（ペイジー）とは？ – 日本マルチペイメントネットワーク推進協議会（JAMPA）

上限額と手数料に注意

現金で支払う場合は、手数料が発生し、利用可能な上限金額が必要になることもあるので注意してください。 コンビニ払いの場合は、手数料は100円、利用可能な上限金額は30万円です。

ATM払いの場合は、手数料は100円で、キャッシュカードを使わず現金で支払う場合のみ、利用可能な上限金額は10万円までとなります。

メルカリのサービスを利用する

メルカリでは、以下のような独自の決済システムやサービスを提供しており、これらを利用する方法もあります。

• メルペイ残高
• メルカリポイント
• メルカリスマート払い
• メルカリクーポン

メルペイ残高＆チャージ

「メルペイ」は、メルカリが提供している決済サービスで、関連操作はすべてスマホ一つで完結します。

主にメルカリで商品を売った際の売上代金と銀行口座よりチャージした現金から成り、これを使ってメルカリでショッピングをしたり、提携している実店舗やネットショップで買い物や飲食などを楽しんだりすることができます。

メルカリポイント

メルカリポイントは、メルカリで商品を売った際の売上金を1円＝1ポイントとして交換でき、それでメルカリで買い物をしたり、提携する実店舗やネットショップでショッピングや飲食をしたりすることができます。友人や家族に送ることも可能です。

上記以外にも、随時開催されるキャンペーンでポイントが付与されたり、メルカリに友人を招待するとポイントがもらえたりすることもあります。

ちなみにメルカリポイントは、一旦ポイント化したものを再び現金（売上金）に戻すことはできません。また、有効期限はポイントを獲得してから365日と決まっているので、それまでに使い切らないと無効となります。

キャンペーンで付与されたものは、それぞれに独自の有効期限が設定されているため、獲得したときによく確認しておくようにする必要があるでしょう。

さらに、ポイントとメルペイ残高を併用する場合は、ポイントから優先的に消費されるようになっています。ポイントがたくさんある場合は、あえて現金をチャージせずに有効期限のあるポイントから先に使うようにするとよいでしょう。

メルペイスマート払い

支払いを翌月に先延ばしすることができる「メルペイスマート払い」というシステムもあります。

かんたん本人確認を済ませていることと、18歳上であること、さらに審査にパスすることが条件です。クレジットカード払いのように支払いを遅らせることができるので、お金に余裕がないときには便利でしょう。

利用する際の上限金額を設定することができ、手数料が必要ですがクレジットカードのリボ払いのように支払う金額を毎月一定額に設定することも可能です。

指定期日に支払いができないと、遅延損害金が請求されるうえ、20歳未満の場合は定額払いを利用することはできません。

銀行口座から引き落とす場合は、6日、11日、16日、21日、26日の中から好きな日を選択するようになっています。給料日の後など極力遅くに支払いたい場合は、26日がおすすめです。

メルペイ残高で利用することもでき、その場合は1日〜末日の間で好きな日を指定することが可能です。 手数料が必要ですが、コンビニやATMを使って現金で支払うこともでき、この場合もメルペイ残高同様、1日〜末日の間で好きな日を指定することができます。

手数料は、支払い金額によって以下のように異なります。

• 支払金額が2,000円未満→220円
• 同2,000〜20,000円未満→330円
• 同20,000〜35,000円→550円
• 同35,000〜40,000円→770円
• 同40,000円以上→880円

メルカリクーポン

商品を買うときに利用できるクーポンが定期的に配られたり、商品によってはショップからクーポンが配布されたりすることもあります。

有効期限や回数などは配布される時期やショップによって異なるので、しっかりと確認しておく必要があります。 購入手続き画面の「クーポン」をタップします。複数の中からクーポンを選択しますが、選択をすると該当のクーポンが太枠で囲われます。

また、いったん購入手続きを済ませてしまうと、その後でクーポンを設定することはできません。必ず購入手続きの最初の段階で設定してください。

まとめ

メルカリでは、PayPayを使った決済はできません。今後も、決済できるようになる可能性はほぼ無いと言ってよいでしょう。

ただしメルカリでは、スマホを使った決済方法から現金払い、さらにメルペイをはじめとする独自の決済システムを幅広く利用することができるので、非常に便利です。

高校生でなければ18歳以上で手数料が無料となるクレジットカードが使えるので、おすすめです。メルカリポイントもうまく活用しながらお得なショッピングを存分にお楽しみください。