【メルカリ】取引メッセージのマナーとは？好まれない行動の具体例を交えて解説！

メルカリで買い物する際、まれにマナーの悪い人に出くわすことがあります。最低限のマナーを守ることができないと、トラブルへと発展するケースもあります。最悪の場合、悪意のあるユーザーと運営側にみなされることもあり、取引相手とのやり取りは慎重に行わなければなりません。

大切なのは、相手に対して丁寧に接することです。マナーを守り、迷惑をかけないよう心がければ、取引を円滑に進めることができるでしょう。

この記事では、メルカリの取引におけるマナーなどについて詳しく解説していきます。興味のある方は、ぜひ参考にしてください。

買い手からメッセージが来ない理由

メルカリで商品が売れると、買い手との取引が始まります。多くの場合、売り手は取引相手にお礼のメッセージなどを送り、連絡のやり取りが始まります。

ただし、メッセージを送ったからといって、必ずしも相手から返信があるとは限りません。買い手によっては、返事をしてこないこともあります。中には、メッセージを無視し続けて、音信不通状態になってしまうこともあるのです。

上記のようなことは、なぜ起きるのでしょうか？ここからは、買い手がメッセージに対して返信をしてこない理由を、詳しく紹介していきます。

まだ確認していないから

買い手が返信をしてこない理由として、アプリを確認していないことが考えられます。アプリを開かない理由はさまざまで、仕事が忙しい、海外出張や旅行中であるなどです。

買い手の中には、多忙であるためにアプリを頻繁に確認する余裕がない人もいるということを頭に入れておきましょう。

必要がないと考えているから

メルカリでのメッセージのやり取りは、必ずしも行わなければならないものではありません。メルカリのルールにも必ず連絡すべきという記載はなく、メッセージのやり取りをするかどうかはユーザーの自由とされています。売り手からのメッセージにあえて返信をしないという人もいるのです。

上記のようなタイプのユーザーは、何か問題が起きない限り、返信を行わない傾向にあります。

人と交流するのが苦手だから

メルカリで取引相手とやり取りを行う場合、送信したメッセージには返事が返ってくるのが一般的です。

しかし、人によってはメッセージのやり取りに苦手意識を持ち、売り手からのメッセージに返信しない場合もあります。また、中にはやり取りが相手の負担になることを懸念し、あえて返信を控えるという人もいるようです。

面倒だから

人によっては、メッセージのやり取りを煩わしいと感じていることがあります。質問等以外のメッセージはあくまでも任意で、面倒だから返信をしないという選択も可能なのです。

売り手を困らせるコメントの具体例

ここからは、メルカリで売り手のユーザーを困らせるコメントの具体例を紹介していきます。他の類似サービスに共通する部分もあるので、ぜひ参考にしてください。

無理な値下げ交渉をする

メルカリでアイテムを売買する時には、サイトのルールを知り、それに従うことが大切です。規則を知らなかったり、守らなかったりすると、売り手に不快な思いをさせることもあります。十分に注意しましょう。

知っておくべきルールの中には、最低出品価格があります。メルカリのルールでは、最低でも300円から商品を出品しなければならないと定められています。つまり、300円以下への値引き交渉は、非常識な行為なので、気を付けなければなりません。

例えば、売り手が500円で売ろうとしている本を、200円で買いたいと申し出たとします。多くの出品者は、無理な要求をされ不快に感じます。場合によっては迷惑行為と捉えられ、通報されかねません。

買い手としてサービスを利用する場合であっても、トラブルを回避するためには、必要最低限の規則を知っておくべきです。

非現実的な配送スケジュールの要望

買い手の中には、品物を急いで手に入れたいと、非現実的な要求をする人がいます。売り手は買い手に対して誠実に対応することが求められますが、その一方で、サービスの規則やスケジュールも考慮しなければなりません。相手の要望に応えたい気持ちはあっても、現実的に対応不可能なケースに応じる必要はありません。

例えば、夜遅くに翌日着のスケジュールで荷物の発送を依頼したとしても、当然のことながら、到着させるのは不可能です。夜間には集荷が締め切られるうえ、配送にかかる時間を考慮すると、次の日に荷物を届けることはできないでしょう。

無理難題な要求は売り手を困らせます。売り手に要望を送る時には、現実的なものであるかどうかを確認しましょう。

支払い後に配送方法の変更を要求する

支払い処理後に配送方法の変更を要求すると、売り手に迷惑がかかります。売り手は、あらかじめ品物の値段や配送方法を検討し、それに基づいて取引を進めています。取引の途中で急に配送方法を変更すれば、売り手側の手続きの負担やコストが増えたり、発送のスケジュール調整が難しくなったりします。

急な発送方法の変更は、売り手にとってデメリットが多くなります。そのため、多くのユーザーは、対応したがらないのです。

無言購入のデメリット

メルカリでは、特にメッセージのやり取りを交わさなくてもアイテムを購入することができます。しかし、無言でアイテムを購入するのは、売り手のユーザーから好まれない可能性もあり、注意しなければなりません。

中には、いきなりアイテムを購入する行為を禁止する、独自のルールを設けている人もいます。ユーザー独自のルールに従う義務はありませんが、それに則って行動した方が、相手からの印象はよくなります。

なお、仮に売り手のルールに違反しても、特にペナルティを受けることはありません。しかし、悪い評価を受けたり、取引をキャンセルされたりする恐れがあるので気を付けてください。

ここからは、無言購入のデメリットについて、詳しく解説していきます。

悪い評価が付く可能性がある

売り手が設けた規則を無視して無言購入をすると、悪い評価を受ける可能性があります。そもそも、評価が低いと他のユーザーからの信用が得られない恐れがあるので、気を付けなければなりません。

他のユーザーからの信頼を得るためには、なるべく売り手のルールを尊重し、スムーズな取引を心がけることが大切です。何らかの理由でルールを守れない時には、前もって売り手に伝えるなどしておくことが大切です。

とはいえ、独自のルールを設定するユーザーの中には、理不尽な要求をする人もいます。要求の内容が理不尽だと思うなら、無理に従う必要はありません。それが原因で悪い評価を受けたとしても、後から撤回してもらえる可能性があります。

理不尽な理由で悪い評価を受けたと感じたら、事務局に問い合わせを行いましょう。評価が不当であると判断されれば、取り下げてもらえます。

取り引きがキャンセルされる恐れがある

無言でアイテムを購入しようとすると、売り手からマナー違反と思われ、取引に応じてもらえないことがあります。

もしも、売り手から不当にキャンセルされた場合には、「同意しない」を選択しましょう。事務局が内容を確認し、対応してくれます。

トラブルに発展する可能性がある

無言購入を行うと、売り手に悪い印象を与え、その後の取引に支障をきたす可能性があります。

信用できない相手とは、支払いや品物の発送に関してのトラブルが起こりやすくなるものです。くれぐれも気を付けてください。

売り手から嫌がられる買い手の言動

ここからは、買い手のユーザーが売り手に迷惑をかける可能性がある、4つの行動について解説していきます。

強引な価格交渉を行う

値下げ交渉をする際には、礼儀正しく行うことが大切です。例えば、大幅な値下げや最低出品価格を下回る値引きなどといった、無理な要求は避けるべきです。相手を困らせ、悪い評価につながります。

説明文を確認しない

説明文を無視する行為は、売り手に好まれない傾向があります。売り手によっては、説明文に販売に関する条件を記載している場合があります。これには、一つ一つのコメントに対応する手間を減らしたり、望まない買い手がつくのを避けたりする目的があります。

買い手が説明を無視した行動をとれば、売り手は嫌な気分になるはずです。

自己都合による返品要請

品物に不備がないにもかかわらず返品を要求されると、売り手は不満を感じます。返品の際は丁寧な話し合いを行い、双方の合意の上で行われるべきです。

自己都合による返品に関しては、売り手に応じる義務はありません。あくまでも、相手の善意に委ねられるものであるということを覚えておきましょう。

なお、商品の状態に問題がある場合は、まず出品者に相談し、問題を解決しましょう。対応してもらえない時には、運営に相談をするのも一つの手です。

いやがらせ行為を行う

買い手の中には、売り手に対して悪意ある行動をとる人もいます。具体的には、悪口を書き込んできたり、不当に悪い評価をつけたりするなどです。

上記のような行為は、最悪の場合、アカウント停止などの処分を受ける可能性があります。

買い手から嫌がられる売り手の言動

ここからは、買い手に迷惑をかける売り手の行動について解説していきます。

アイテムの状態について嘘をつく

アイテムをより魅力的に見せるために嘘の情報を発信することは、買い手の迷惑となります。トラブルの原因にもなりかねないので、正直に説明しましょう。

関係のないキーワードで検索を妨害している

説明文に無関係な言葉をたくさん含めるのは、避けるべき行為です。検索を妨害し、買い手の迷惑になる可能性があります。

そもそもメルカリでは、関係ない言葉を入れても、検索の上位に表示されることはありません。説明文を書くときは、不要なキーワードを省き、内容を簡潔にまとめましょう。

発送スケジュールが守れない

商品を発送する際、売り手の都合で予定より遅れるのは買い手の迷惑になります。やむを得ず発送が遅れる場合には、買い手に対して事前に謝罪の言葉とともに、ひと言連絡を入れましょう。

独自の規則を押し付ける

買い手に対して独自のルールを押し付けると、迷惑行為とみなされます。ローカルルールには強制力がありません。守るかどうかは、買い手側の判断に委ねられるべきです。

需要が高まっている品を高額で転売する

需要が高まっている商品を買い占め、定価以上の値段で売るという行為は、他のユーザーの迷惑になります。

上記のような行為は道徳に反するものであり、商品によっては法律や利用規約に違反する可能性もあるので注意しなければなりません。

他のユーザーが投稿した画像を無断で使用している

他の売り手の画像や説明文を盗用するのは、迷惑行為とみなされる可能性があります。買い手からの信用を損ねるだけでなく、盗用した元の売り手にも迷惑がかかるので気を付けてください。

他の出品を参考にするのは構いませんが、コピーをするのは避けましょう。商品画像は、自分で用意したものを使います。

無在庫販売を行っている

メルカリでは、在庫がない状態で商品を販売することが禁止されています。荷物の発送が遅れたり、質問に適切に答えられなかったりすることが増え、買い手の迷惑になるためです。

どうしても無在庫販売がしたいという場合は、公式に認められているプラットフォームを選択しましょう。

取引相手にメッセージを送る時には丁寧に接することが大切

メルカリを使う際には、他のユーザーに対して礼儀正しく接することが大切です。理不尽な要求や迷惑行為は相手の負担になり、トラブルの原因になります。最悪の場合、サービスの利用ができなくなる可能性もあるので、十分に注意してください。

自分の都合を相手に押し付けたり、利用規約にないルールを強要したりすることは、どのユーザーにも好まれません。悪い評価にもつながりかねないので、自分勝手な要求は控えましょう。