メルカリは日本で最も人気のあるフリマアプリのひとつです。不要品を手軽に売買できる点が評価され、多くのユーザーに利用されています。
しかし、どのようなサービスにもメリットがあればデメリットもあります。大切なのは、メリットとデメリットを理解した上で適切に使うことなのです。
この記事では、メルカリのメリットとデメリットについて詳しく解説するとともに、メルカリでは売れなかった品を販売するのにおすすめのサービスも紹介していきます。興味のある方は、ぜひ参考にしてください。
売り手側のメリット
メルカリでの取り引きは、売り手と買い手の双方にメリットがあります。ここからは、売り手側のメリットについて詳しく解説していきます。
納得した値段で売れる
フリマアプリで品物を売る以外の方法として、リサイクルショップに買い取ってもらう手段が挙げられます。しかし、多くの場合、リサイクルショップでは高値がつきません。リサイクルショップは、持ち込まれた品を買い取って再度販売する仕組みです。利益を出すため、できる限り安い値段で買い取ろうとします。
上記のような事情から、リサイクルショップでは高値で買い取ってもらいにくいのです。その点、メルカリは買い手と直接取引ができます。送料や販売手数料がかかるものの、リサイクルショップの利益分として取られる費用がなくなり、結果的に品物がより高値で売れます。
また、価格を決めるのは買い手ではなく、売り手である点もメルカリの大きな特徴です。自分が納得した価格で取引できるのは、大きなメリットと言えます。
手軽に販売できる
品物を販売するまでの手順が簡単なのもまた、メリットのひとつです。
メルカリはアプリで、スマホから簡単に出品の手続きをすることが可能です。決められた形式通りに情報を入力するだけなので、初心者でも戸惑うことなく利用できます。
発送の手続きが楽
品物の発送手続きが簡単な点も特徴のひとつです。メルカリは、さまざまな運送会社と提携しており、独自の発送方法が数多く用意されています。中には、匿名でやり取りができる方法もあります。
売り手と買い手が簡単かつ安全に取り引きできるのは、大きな魅力といえます。
買い手が付きやすい
メルカリは、フリマアプリの中でも人気が高いサービスです。そのため、他のアプリに比べて利用者の数が多いという特徴があります。
利用者が多いと、それだけ取引が成立しやすくなります。他のサービスではなかなか売れないような品でも、買い手がすぐ見つかるケースは珍しくありません。
レアなものは高値で売れる
自分にとってはあまり価値がないものでも、マニアの間ではプレミアがついて、高値で取り引きされることがあります。例えば、数年前のキャラクターグッズが当時の何倍もの値段で売れたりするケースです。
上記のようなコレクションアイテムは、その希少性を理解していない人にとっては全く価値がありません。したがって、鑑定士のいないリサイクルショップなどでは、かなり安い値段が付けられます。メルカリなら自分で値付けができ、その品物の価値を知っている買い手との取引が可能です。
不要になったものを再利用してもらえる
通常、不要になったものはゴミとして捨てることがほとんどです。しかし、まだ使えそうなものを捨てるのはもったいないと思う人は多いものです。
まだ使える不用品を処分するのに、メルカリはとても便利です。自分には必要なくても、他の人にとっては、お金を払ってでも手に入れたいものである可能性が考えられるからです。不用品を処分してすっきりできる上に、収入が得ることもできるのは、メルカリの長所です。
ものの価値が客観的に分析できるようになる
メルカリで品物を売ることにより、ものを買う側だけでなく、売る側の視点に立つことができます。つまり、商品の価値を客観的に分析できるようになるのです。
ものを売るという試みは、必ずしもうまくいくとは限らないものです。品物によっては買い手がなかなか見つからないこともあります。希望の値段で売ることは簡単ではありません。
逆に言えば、以上のような経験をすることで、ものを買う際により慎重になっていきます。その品物が本当に必要かどうか、不要になったときに売れるかなど、さまざまな観点から分析をして、本当に必要なものだけを手に取るようになるはずです。その結果、衝動買いが減り、賢い買い物ができるようになっていきます。
買い手側のメリット
これまでは、メルカリを売り手として使う場合のメリットについて説明してきました。では、買い手側のメリットとは、どのようなことでしょうか?
ここからは、買い手としてメルカリを利用する際のメリットについて解説していきます。
定価よりも安い値段で買い物ができる
メルカリに売りに出されている品は、ほとんどが中古品や新古品で、たいてい定価よりも安く購入することができます。
できるだけ安く買い物をしたい人にとっては、最適なサービスだと言えます。
レアな品が手に入る
メルカリには、個人のユーザーが品物を売りに出すケースが一般的です。そのため、まれに市場に出回らないようなレアな品物が取り引きされています。
上記のような掘り出し物は、他のECサイトではなかなか見つけられません。フリマアプリならではの特徴です。
実店舗で品物を探すよりも効率がよい
中古品を探す場所として、実店舗のリサイクルショップも選択肢の一つです。しかし、実店舗には実際に足を運ぶ手間がかかる上、品ぞろえが豊富とは言い切れません。
一方、メルカリは、スマホさえあればどこからでもアクセスでき、全国のユーザーが売りに出した膨大な品の中から選べます。検索機能を使えば欲しいものが簡単に見つかり、非常に便利です。
出品数が多い
フリマアプリは、メルカリ以外にもいくつかあります。その中でメルカリを選ぶべき理由とは、一体何なのでしょうか?
メルカリをすすめる理由は、その利用者の多さにあります。数あるフリマアプリの中で最も利用者数が多く、品物の販売数が膨大です。多くの選択肢の中から選べるのは、メルカリの大きな強みと言えます。
価格の交渉ができる
メルカリでは、おもに個人間で取引が行われます。価格の交渉も可能で、他のサービスに比べると、希望の値段で品物を手に入れやすくなります。
ただし、値下げに応じるかどうかは売り手側の判断です。強引な要求はトラブルの元となるので控えましょう。
まとめ買いをすればさらに安くなる
メルカリでは、まとめ売りの品もよく見られます。まとめ売りの品は、バラ売りのものに比べて価格が安いのが特徴です。1点1点を別々に発送するよりも送料が抑えられ、その分、価格を下げた販売ができるからです。
目的の品をできるだけ安く買いたいのであれば、まとめ売りの品を狙うのも一つの手です。
個人情報を明かさず取引ができる
メルカリでの取引はあくまで個人間によるものですが、メルカリが間に入ることにより、安全性が保たれています。
「匿名配送」という機能が、その代表的な例です。匿名配送機能を使えば、氏名や住所などの個人情報を明かすことなく、品物のやり取りが行えます。売り手と買い手の双方が安心して利用できるのは、大きなメリットです。
メルカリのデメリット
物事には良い面もあれば、当然、悪い面もあるものです。では、メルカリにおけるデメリットとは、一体何なのでしょうか?
ここからは、メルカリのデメリットについて説明していきます。
現物を確認しながら買い物ができない
フリマアプリをはじめとしたネット通販では、現物を確認することができません。実物を見たら想像していたものとはイメージが違った、などの問題がよく起こるものです。
また、売り手が十分な検品を行わなかった場合には、不良品が送られてくる可能性があります。もしも、売り手側のミスによって不良品が届いた時には、まず出品者に連絡を取りましょう。ほとんどのユーザーは、適切な対応をしてくれるはずです。
出品者が対応をしてくれない場合は、事務局に問い合わせを行いましょう。第三者として間に入り、問題を解決してもらえます。
品物の値段に送料がプラスされる
メルカリはで購入した品は、ポスト投函や宅配で送られてきます。荷物を送る際には送料が発生しますが、送料込みで販売する場合、売り手はその分の費用を品物の値段に上乗せします。結果的に、対面で取り引きをするよりも割高になります。
値段設定を誤ると赤字になる恐れがある
売り手は、品物の価格設定次第では損をする恐れがあります。品物を取り引き相手に送る際には送料がかかり、必要に応じて、梱包材にかかる費用も発生します。それらのコストを考えずに値段を設定すれば、赤字になることもあります。
ちなみに、回避策として送料を着払いにする方法がありますが、あまりおすすめできません。なぜなら、匿名配送が使えなかったり、検索にヒットしにくくなったりと、デメリットが多いからです。
販売手数料を取られる
フリーマーケット系アプリのデメリットとして、品物を売った際の利益の一部を手数料として取られることが挙げられます。その分、手元に入ってくる金額が少なくなります。
また、メルカリの手数料は、他の類似サービスよりも高いのが特徴です。できるだけ多くの利益を得たいというユーザーとの相性は、あまり良くないと言えます。
梱包・発送を自身で行わなければならない
取り引き相手に荷物を送る際は、自分で梱包をしなければなりません。配送中に品物が汚れたり壊れたりしないように、必要に応じて緩衝材を使用する必要があります。
上記のような作業を面倒だと感じる人には、フリマアプリのような手間のかかるサービスは不向きです。
電話での問い合わせに対応していない
何らかのトラブルがあった際には、メルカリ事務局に問い合わせるのが一般的です。しかし、その際は問い合わせフォームから行い、テキストでの対応となります。電話が利用できません。文章によるやり取りが苦手で、どうしても電話が使いたいという人にとってはデメリットとなります。
メルカリでは高く売れないケースもある
メルカリに出品したものの、売れなかったとしても諦める必要はありません。他のお店では高く売れる可能性があります。
ここからは、メルカリで売れなかったものを持ち込むのにおすすめのショップを紹介していきます。
おすすめの買取ショップ
中古品の買取を行っているおすすめの業者は、以下の4種類です。
・セカンドストリート:古着やバッグを中心に、さまざまな品物の買取を行っている
・バイセル:ブランド品の買取に力を入れている
・大黒屋:貴金属や時計、ジュエリーなどの買取を行っている
・いーあきんど:本やゲームをはじめとした、ホビー用品を中心に買い取りを行っている
上記の業者はすべてオンラインで利用できるので、わざわざ実店舗に出向いて手続きをする必要がありません。宅配買取などの便利なサービスも用意されているのも特徴です。
参考:セカンドストリート
参考:バイセル
参考:大黒屋
参考:いーあきんど
メリットとデメリットを理解して、適したサービスを使うことが大切
品物を売りに出す際、メルカリと他のリサイクルショップのどちらを選ぶべきか、悩む人も多いはずです。そんな時、それぞれのメリットとデメリットを理解していれば迷いません。
例えば、売れやすさや利益率の高さを重視するのならメルカリが適しています。一方、梱包や発送、値下げ交渉などが面倒であれば、リサイクルショップを利用するのがおすすめです。
上記のように、自分の希望に沿ったサービスを選ぶことで、そのメリットを生かせます。今回紹介したメリットとデメリットを頭に入れた上で、自身の目的に適した方法を選択しましょう。この記事が、その判断の助けになれば幸いです。
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