メルカリで確実に商品を売りたいなら、「売れる写真」を撮ることが何より大切です。多くのユーザーが商品を買うかどうかを最初に判断するのは、商品画像を見たときだからです。
そのため、「これが欲しい!」「気になる!」と思わせるには、訴求力のある写真を撮って第一印象をよくすることが欠かせません。
そこで今回は、メルカリで売れる写真を撮るコツやスマホでも撮れる、とっておきのテクニックを詳しく解説します。意識すれば、同じ商品でも売れ方が明らかに違ってくるので、ぜひ参考にしてください。
スマホでも売れる写真が撮れる11のコツ
メルカリのアプリを使えば、スマホのままでも商品画像が簡単に撮影できます。ただし、何とはなしに漫然と撮るだけでは、せっかくの写真が台無しです。ユーザーは、何よりもまず写真を見て買うかどうかを決めるからです。
そのため、写真の出来が良くないと購入してもらえる確率がグンと下がってしまうと言っても過言ではないでしょう。商品説明やプロフィールの重要度は、あくまでもその後と理解してください。
そこで、この項目では売れる写真を撮るコツを11個に分けて解説します。
撮るのは日中がおすすめ
売れる写真を撮るためには、できるだけ日中を選ぶようにしてください。理由は、明るい写真に仕上げるためです。
同じ商品でも、画像が明るいものと暗いものとでは、ユーザーの評価が大きく異なります。商品画像が明るい方が好印象を抱いてもらいやすくなります。
そのためには、撮影する時間帯を日中にするのがよいでしょう。それに加えて天気が晴れの日に撮影するのがおすすめです。夜間や夕方、早朝、曇天や雨天は、光の調整が難しく、どうしても写真が暗くなってしまうので避けるようにしてください。
窓際で撮影する
撮影する時間帯だけでなく、撮影場所も重要です。自宅内でも良いので、なるべく窓際で撮影をおこないましょう。直射日光は光が強すぎて被写体に影ができやすくなるため、避けるべきです。
陽の光が商品に向かって横から差し込むようにして撮るのがポイントです。陽を背にしてしまうと、商品に影ができます。正面から撮ると逆光になるので、商品が見えにくくなってしまうため、注意が必要です。
こう書くと難しく感じてしまうかもしれませんが、何度か撮ってみるとコツが掴めるので心配は要りません。
背景も込みで考える
商品画像というと、商品のみに注目しがちですが、必ず背景も込みで考えるようにしてください。絵画で言うと、額縁をどのようなデザインにするかで印象が変わるのと同じ理屈です。
商品のデザインとあまりに似通った背景だと、商品自体の良さが埋もれてしまいます。基本的には白の壁がおすすめですが、商品が真っ白の場合は、肝心の主役が目立たなくなります。そのため、別系統の布を敷いたり、違うカラーやデザインの壁紙をバックにしたりといった工夫が必要でしょう。
商品を綺麗にして撮る
出品する商品を綺麗にして撮るというのも、非常に重要です。商品自体が汚れていると、いくら撮影テクニックを工夫したところで限界があるからです。
衣類であれば洗濯やクリーニングをし、ものによってはアイロンでシワを伸ばしておきます。 ガラスやプラスチック、金属製などのアイテムなら、ピカピカに磨き上げるようにしてください。 そうすることで、日光や照明が綺麗に反射して「映える」写真に仕上げることが可能になるでしょう。
1枚目は全体像を写す
メルカリでは、商品画像を最大20枚まで掲載することができます。 何枚撮るにしても、必ず1枚目は全体像を写すようにしてください。それからバックやディテイルに移ると、ユーザーにとってはごく自然な流れで商品をチェックできるのでよいでしょう。
極端ですが、商品の一部をアップした写真を1枚目にしてしまうと、何が写っているかよく分からずスルーされてしまう可能性が高まるので気をつけてください。
スクエア(正方形)で撮る
商品画像はスクエア(正方形)で撮るのが基本です。縦長や横長に撮ると実際に画像をアップした時に余白ができたり、引き伸ばされたりする恐れがあるので注意が必要でしょう。
メルカリのアプリで撮ると、デフォルトでスクエアになっているので特別な操作が不要です。また、多くのスマホにはスクエアで撮影できる機能や、写真をスクエアに切り取る機能が内蔵されているため、撮影に際しての問題点はないでしょう。
適切な距離を取る
物にもよりますが、被写体とはある程度の距離を取って撮影するのがよいでしょう。
アップにしすぎると圧迫感があったり、自分の影が映ったりして印象がよくありません。そうならないための距離感を意識して撮影に臨むようにしてください。
レフ板がおすすめ
どうしても急いで撮影したいものの、曇天や雨天などで光量が足りない場合は、以下のようなレフ板を使うのもおすすめです。
レフ板をセットするだけでとても明るくなって印象も良くなるので、今後繰り返し出品するつもりならぜひ手元に置いておいてください。
安いものなら数百円で売っていますが、急ぎの場合は、厚紙にアルミホイルを貼り付けるだけでも代用できます。
複数のアングルから撮る
商品画像は複数のアングルから撮影しましょう。1枚目は全体像を撮った方がよいと先述しましたが、それだけでユーザーに納得してもらうのは難しいでしょう。
ユーザーは、直接商品を手にとって確認することができません。そのため、一つの方向からしか見ることができなければ、それだけで購入を決める気にはなれないケースもあるのです。
汚れや傷、色褪せなどは隠したくなるかもしれません。しかしそれはかえって逆効果と認識してください。売れたとしても送った後で嘘がバレると、返品や返金といった面倒な手続きが必要になるばかりか、大きく信用を失いかねないからです。
それよりも、説明とともにマイナスポイントを正直に写真で見せる方が安心できるうえ、買ってもらえる可能性も高まるでしょう。信頼も増すため、リピーターになってもらえる可能性も高まります。
使っているイメージが湧くようにする
ユーザーにとって、その商品を使っているイメージが湧きやすい写真を撮ることも非常に大切です。例えばイスなら無造作に置いた写真よりも、実際に座って見せる方がリアルに感じられます。
シャンデリアなどの照明ならスイッチを入れて点灯させると使っているシーンがイメージしやすく、ユーザーの期待にそえるかもしれません。
一部動作不良があったり、使いにくい点があったりする場合は、実際にそのシチュエーションを再現しているところを写真に収めて説明するとより伝わりやすいうえ、誤解を招く恐れも少なくなるでしょう。
買い手あってのフリマアプリですので、商品を売る際には購入者の立場に立って考えることが非常に重要と認識してください。
何度でも撮り直す
当たり前に聞こえるかもしれませんが、写真は納得いくまで何度でも撮り直すという意識を持つことも重要です。
時間がなかったり、面倒に思ったりして「こんな感じで良いだろう」と妥協してアップしてしまうと、せっかくの商品が台無しになる恐れがあります。
その商品がもっとも美しく、綺麗に撮れるように工夫して、ブレたりぼやけたりした場合は、撮り直す癖をつけるとよいでしょう。
より売れる写真を撮るための上級テクニック
この項目では、売れる写真を撮るためのより踏み込んだテクニックをご紹介します。
ちょっと工夫を凝らすだけで、同じ商品がまったく別物に見えることもあるので、ぜひ試してみてください。
ハンガーを使用する
衣類を出品する場合は、ハンガーを使うようにしてください。
ハンガーにかけて写すと、実際に着用した感じがイメージしやすくなります。場合によっては、インナーやボトムスなどをコーディネートしてハンガーにかけ、セットで販売する方がすぐに売れる可能性が高まるでしょう。
実際に着用して撮影する
可能ならば、衣類は実際に着用して見せるのもおすすめです。
正面だけでなく、角度を変えたり、しゃがんだり、椅子に座ったりすると、ハンガー以上にリアルに見せることができるでしょう。
皿や小物を使って商品を効果的に演出する
アクセサリーや小さな置物などは、おしゃれな皿や他の小物と一緒に撮影するのがよいでしょう。
その方が、よりセンスアップした演出できるうえ、高級感を持たせることも可能です。
鏡を使用する
大きめの鏡の上に、さりげなくアクセサリーやガラスものの小物などを置いてみるのもよいでしょう。
鏡に置くことで商品が映って奥行きができ、さらにそこに照明をうまく当てれば輝きが増します。おしゃれ感やゴージャスな感じが演出できるので、イメージがグッと良くなることが期待できます。
真上から撮影する
衣類や本、コミック、雑誌などは、床やテーブルの上に置いて真上から撮影すると綺麗に仕上がることが多いです。壁に貼り付けてディスプレーするような感じになるので、好印象を持たせることができるでしょう。
ただし、光の当たり方には十分気を配って影ができないように工夫する必要があります。床やテーブルもしっかり磨いて、服のシワは伸ばすように心かげてください。
100均のアイテムを活用する
100均の色紙やマスキングテープ、リボン、リメイクシートなどを活用する手もあります。
わずかなスペースを装飾するだけで済むので、手間もかからず、それらがあるのとないのとではイメージが大きく異なるでしょう。
デザインによってはクリスマスやハロウィーン、夏休みといった季節感を演出することで、さらに購買意欲をかき立てることが期待できます。
撮影用アプリを活用する
メルカリのアプリで撮影するのもよいですが、仕上がり具合にこだわるなら撮影用アプリを活用するのもおすすめです。
専用アプリを使うことで「出品のついでに撮る」のではなく、じっくりと集中して質の良い画像を撮影することに注力できるメリットもあります。
商品を綺麗に配置する
複数の商品をまとめて売るような場合は、綺麗に並べて撮るのがよいでしょう。
一直線でなくても、斜めにしたり、円形に並べたりするのも効果的です。おしゃれ感や清潔感をアピールできるだけでなく、出品者に対する印象もよくなるでしょう。
購入者から信頼してもらえる写真とは?
面識のないユーザー同士で不要品を売買するには、信頼関係の構築が大切です。写真には、その一助としての役割もあります。
そこで、この項目では買い手から少しでも安心してもらう画像を撮るためのポイントについて解説します。
ブランド名や型番がわかる
以下のような情報は、買い手にとって非常に貴重です。
- ブランド名
- 型番
- 商品名
- ブランドロゴ
何より商品の信憑性を高める大事な要素となるため、これらが商品に貼付されているかどうか、その情報がわかる保証書や説明書、外箱などがあれば、ぜひ撮影して掲載するようにしてください。
マイナス点はあえて見せる
繰り返しますが、商品のマイナス点はきちんと撮影し、あえて見せるようにしましょう。
無理に良く見せて、後で買い手をがっかりさせたり怒らせたりするより、傷や汚れ、動作不良などについて納得の上で購入してもらう方が後味もよいはずです。もちろんトラブルも回避しやすくなるので、長い目で見ればプラスとなるでしょう。
商品説明を補足する写真を載せる
商品説明だけでは、使い方は正確に伝わりにくかったり、使用感がつかめなかったりする恐れがあります。そこで、説明したいポイントを補足する形で写真を載せると、より信頼してもらいやすくなるでしょう。
蓋の開け方や、動かし方などをいくつかに分け、手順通りにアップするとどのようなユーザーでも直感的に理解できるので喜ばれるはずです。
写真を撮る際の注意点
この項目では、写真を撮る際の注意点について解説いたします。要点を押さえることで、よりハイクオリティかつ信頼性の高い商品画像を撮影できるよう努めていきましょう。
加工しすぎない
アプリを使うと画像を加工できますが、加工のしすぎには注意が必要です。実物とあまりに印象が異なると、商品を送った後でトラブルになりかねません。
どこまでなら良いかを具体的に表現するのは難しいですが、くれぐれも実際の商品から逸脱した写真にはならないように注意してください。
レンズを磨く
スマホのレンズが曇っていたり汚れていたりすると、写真が綺麗に撮れません。
専用のクロスなどを使って、レンズを磨いてから撮影するように癖づけてください。
自分が買いたくなる写真を撮る
写真は、少なくとも自分で見て買いたくなるレベルに仕上げることを目標にしてください。
「これなら欲しい」「自分の部屋に飾りたい」「着てみたい」と思えるものでなければ、買ってもらうのは難しいでしょう。
もちろん何でこんなものを買ってくれるの、と驚くケースがないわけではありません。それでも、最大限きれいに撮って出品するのが、よく売れるための礼儀と心得てください。
どうしても難しいと感じたら、初めのうちは人気のある出品者の撮り方を真似るのもよいでしょう。それを繰り返しているうちに、自分ならではの素敵な写真が撮れるようになるはずです。
まとめ
メルカリで商品を売れやすくするためには、綺麗な写真を掲載することが欠かせません。
明るく、おしゃれで、使う際のイメージが湧くような写真にするにはどうすれば良いのか、色々と工夫してみてください。
記事内で紹介したテクニックを実践するだけでも、かなりハイレベルな仕上がりになるはずです。すると売れ方も違ってくるので、ぜひトライしてみてください。
ところで、ビジネスで成功するためには独学よりも体系化された教材やサービスを活用して学ぶ方が結果が早く出ます。
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