メルカリでは、相場より高いにもかかわらず、よく売れる出品者がいます。普通のユーザーといったい何が違うのでしょうか。
また、高く売れやすいアイテムもあるので、知っておくと大変お得でしょう。
そこで今回は、メルカリで高いのになぜか売れる人の特徴や高くても売れるアイテム、高く売る際の注意点などについて詳しく解説します。
高くても売れている出品者の特徴5選!
同じ出品するなら、少しでも高く売れる方が得でしょう。メルカリでは、売上の10%を販売手数料として支払わなければなりませんし、発送時の段ボールなどに意外とコストがかかります。そのため、高く売れればその分、利益が出やすくなるのです。
そこで早速、高くても売れている出品者に共通する特徴を紹介しましょう。
商品の状態が良い
まずカテゴリーに関係なく、商品の状態が良好なものは、基本的に高く売れやすいです。
新品や未使用品、また中古品でも数回しか使っていないとか、一度だけ使ってクローゼットにしまといったような場合は、商品価値があるので高く売れるのです。
ただし、このあと説明しますが、その事実を嘘なくユーザーに伝わるように説明することがとても重要です。商品状態が良いことを信じてもらえなければ、決して買ってもらえることはないからです。
商品説明が丁寧で信頼できる
高く売れる出品者は、とにかく商品説明が丁寧で、上手いです。
ユーザーは商品を直接見ることも触ることも、ニオイを嗅ぐこともできません。そのため、本当に欲しい商品や高額なアイテムの場合は、商品説明が頼りです。
そこで、まるでプロの店員が説明しているように、わかりやすく、疑問点をしっかり押さえていて、買いたくなるような誘い文句もそつなく記載されていると、購買意欲が確実にアップします。
どのようにして入手したのか、なぜ未使用か、あるいは何回使ったとか、なぜ出品しようと思ったかなど、相手に語りかけるような感覚で澱みなく説明できるとなおよいでしょう。
ただし、あまりに馴れ馴れしすぎると嫌悪感を抱かれる恐れがあるので、敬語を基本に丁寧な言葉で記入するようにしてください
写真が綺麗
写真が綺麗というのも、高く売れる出品者の特徴です。
先ほど商品の状態が良いという事実がユーザーに間違いなく伝わることが大切と述べました。その説得材料として商品画像は、非常に強い味方となるでしょう。
・全体像が確認できる
・雑誌のようにオシャレで綺麗で明るい
・背景にも工夫をしている
・複数のアングルから確認できる
・傷やシミ、ヨレといったマイナス点もしっかりと写している
・使い方やわかりにくいスイッチの入れ方などを画像で説明している
以上のようなポイントを意識すると、ユーザーの評価が高まり、出品価格のまま購入してもらえる確率がアップします。
評価が高い
メルカリでは、一目で出品者の評価がわかるようになっています。多くのユーザー、中でも高価な商品の購入を希望している人たちは、必ずといってよいほど出品者の評価をチェックしています。星の数や「高評価バッジ」が付与されているかどうか、などです。
高評価バッジとは、「24時間以内発送バッジ」や「12時間以内返信バッジ」のことで、事務局の独自基準を満たした出品者には自動的に与えられる仕組みになっています。基準から外れるとバッジも消えます。つまり事務局のお墨付きともいえる存在のため、ユーザーからの信頼がより得やすくなるでしょう。
また、コメントのやり取りにもしっかりと目を通している例も少なくありません。
コメントでは、さまざまなユーザーから値下げ交渉や商品への疑問、注文などが送られてきます。その一つ一つに真摯かつ丁寧に応えているとわかると、非常に安心できるでしょう。
しかし無視したり、上から目線の偉そうな態度だったりすると、いくら良い商品を出品していても、なかなか買ってもらえなくなることがあるので要注意です。
評価を高めるには、ある程度時間がかかりますが、高く信頼してもらう近道と理解してぜひ頑張ってください。
出品のタイミングが良い
出品者は、24時間・365日いつでも出品することができます。経験が浅かったり不慣れだったりすると、自分の都合が良い時間帯に出品している例が少なくありません。
しかし、高く売っている出品者はそうではありません。その商品を買ってくれそうなターゲットが閲覧するであろう時間帯を狙って出品していることが多いのです。
というのもメルカリでは、出品された順に新しいものが上位表示されるようになっています。つまり目立つということです。
よってもし、ターゲットの行動を無視して出品してしまうと、もっとも閲覧して欲しいユーザーが見る頃には、商品が画面から消えてしまっている可能性が高くなるので当然不利でしょう。
学生なら、夕方から深夜にかけて、社会人なら土日や金曜日の夜10時以降、主婦なら午後から忙しくなる夕方までの時間帯といった具合に、商品のカテゴリーに応じて出品のタイミングを工夫してみるのがおすすめです。
高く売れやすいアイテム
続いては、どのような商品が高く売れるのか、具体的なカテゴリーについて解説しましょう。
高価格帯のアイテム
やはり高くうれやすいのは、もともと高価格なアイテムです。
・腕時計
・ジュエリー
・家電
・家具
・ブランドバッグ・財布
・スマートフォン・パソコン・タブレット
・ゴルフ用品
・釣具
・各種非売品や限定品
などは、比較的高く売れやすいでしょう。
オリジナリティの高いアイテム
さらにオリジナリティの高いアイテムもいい値段で売れることが多いです。
・各種非売品や限定品・製造が中止された商品
・国内で入手できない商品(ただし海外からは出品できないので注意してください)
・ハンドメイド作品
などです。
高く売って問題はないのか
とくにネットで高く出品すると、心配になるのが転売を疑われないかという点です。
メルカリでは、転売は禁止されているのでしょうか。その辺りの考え方について解説します。
転売は禁止ではない
実は、かつては転売が禁じられていました。しかし現在は、禁止行為からは除外されています。
つまり、フリマアプリですから不要品を出品するのが一般的ですが、もしどこかから仕入れて利益を載せて出品しても問題ないということです。
不当に高すぎるのはアウト
ただ、大量出品を繰り返したり、似た商品ばかりをいくつも出品したりすると悪質と判断されてペナルティの対象となりかねません。
さらに注意すべきなのが、不当に高額な価格で売りに出す行為です。例えば、相場が1,000円くらいの商品を10万円で出品したとすると悪質とみなされる恐れがあります。
アクティブユーザーは、2,200万人を超えているため、自分はバレないと思っている方も多いかもしれません。しかしユーザーが多いからこそ、その人たちから事務局に通報される可能性があるうえ、事務局のスタッフやAIを使った監視も行われているので、甘くみると痛い目に遭う可能性があるでしょう。くれぐれも注意してください。
高く売って失敗するパターン
続いて、先ほどの転売以外にも高く売ることによってかえって失敗するケースがあるので紹介しましょう。
相手にされない
まず高く売ると、だれにも相手にされない可能性があります。
・同じ商品や類似品が数多く出回っている
・ブームが過ぎた
・どうせ時間が経てばもっと安くなるだろうと思われている
など、こちらの思惑と大半のユーザーたちの考えに大きな差があるケースです。
とくに高額の場合、ユーザーは慎重になるので、他のフリマアプリやオークションサイト、Amazonや楽天などで相場を詳しく調べるでしょう。すると、ここで買うのは損と判断されてしまうことがあるのです。
買い叩かれる
上記の場合は、購入の対象にすらならないケースでした。しかし、そこまででなく、買えるなら買いたいというユーザーが、執拗に値下げ交渉を持ちかけてくることもあります。
出品して、待てど暮らせど買い手がつかなければ、やがて値下げも致し方ないと思うことがあるでしょう。そこに付け込むようにして値切られると、思っていた価格よりも大幅に安く買い叩かれてしまう可能性があるのです。
高く売るコツ7選!
最後に、高く売るコツを特別に7つ紹介しましょう。
メルカリのシステムをよく理解した使い方をすることで、思った以上に高く売れることもあるので、ぜひ試してみてください。
匿名配送(メルカリ便)を活用する
まず強くおすすめするのが、匿名配送ができる「メルカリ便」を活用することです。
メルカリ便には、「ゆうゆうメルカリ便」や「らくらくメルカリ便」「梱包・発送たのメル便」があり、出品者も購入者も名前や住所を相手に知られずに商品の売り買いができる匿名配送が可能です。
商品ページに発送方法を記載できるので、「メルカリ便」と書いておくと、それだけでも安心するユーザーは多いため売れやすくなるのです。
メルカリ便には、他にも「全国一律料金」「宛名書きが不要」「追跡ができる」といった特典があるため、ぜひ積極的に利用してください。
参考:【メルカリコラム】ゆうゆうメルカリ便とはどんな配送サービス?使い方・梱包方法を解説
送料を負担する
メルカリでは、出品者が送料を負担するのが基本となっています。強制ではありませんが、その方が売れやすくなるので、事務局も推奨しています。
よって、この意味でも上記のメルカリ便は、全国一律でしかも非常に安価なため活用する方がお得でしょう。
自分で値決めしない
高く売ってしまいたいという気持ちが強いと、どうしても自分にとって都合の良い価格に設定してしまうことがあります。しかしそれだと売れにくいことがあるので注意してください。先ほど「失敗するパターン」で述べたように、ユーザーとの間で考え方に大きなズレが生じる可能性があるからです。
事前にメルカリ(SOLD OUTも含めて)や他のフリマアプリ、オークションサイトなどで相場をよく調べ、それより若干高く売る程度がよいでしょう。もちろん商品に人気があったり、マニアが強く欲しがるレア品であったり、ビンテージ品などであれば、強気の価格設定でもよいかもしれません。あるいはその商品では珍しい、新品や未使用品であれば高く買ってもらえる可能性はあります。
しかしそうでない場合は、あまり欲を出し過ぎない方が賢明でしょう。
コメントには一刻も早く返信する
コメントには、少なくとも12時間以内に返信することを目指してください。というのも先ほど紹介した「高評価バッジ」に「12時間以内返信バッジ」があるからです。これはコメントを12時間以内に返信している出品者に与えられるものですから、メルカリでは優秀な出品者のお手本的存在であるということです。
もちろん12時間でなく、1分でも早くに返信する方が、コメントを送ったユーザーには喜んでもらえるでしょう。信頼感も増すはずです。そして疑問がスッキリすれば、即買いしてくれることもあるのでおすすめです。
駆け引き上手になる
駆け引き上手になると、高く売り抜けることもあります。
値引き交渉されたときに、利益を十分確保した価格に下げて、それでも努力したように見せかけることができるとよいでしょう。
他に欲しがっているユーザーがいるように伝えて「〇〇円なら売ります」と伝えて相手の出方を見るのもよいかもしれません。
ここは商売人に徹してドライに交渉を楽しむくらいの余裕があると、上手く行く可能性が高まるでしょう。
売れなければ再出品をする
出品してしばらく経っても売れない場合は、再出品もおすすめです。
あまり何度も再出品をすると、事務局から目をつけられる恐れがあるため注意が必要です。
しかし、そう頻繁に行わなければ心配はいりません。再出品すると新商品と同じように上位表示されるので、今までとは異なるユーザーに見てもらえる可能性が高まります。
その際に、タイトルや商品説明、画像などを変更して違ったテイストで出品してみるのもよいでしょう。
高めに価格設定して値下げとOKと表示する
先ほどの駆け引きにも通じますが、価格を高めに設定したうえで、タイトルや商品説明に堂々と「値下げOK」と表示してお得感を演出する方法もあります。
そして値下げ交渉がきたら、利益を確保できる価格まで下げて売るように努めるのです。
まとめ
メルカリでは、商品によって適正価格が決められているわけではありません。
そもそもフリーマーケットですから、出品者と購入者の「言い値」で売り買いするのが当たり前の世界です。
だからこそ、上手く行くと思いのほか高く売れることもあり得るでしょう。
記事内で紹介したコツや注意事項を参考に、ぜひ高く売ってどんどん稼いでください。
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