メルカリでは、出品者・購入者を問わず、気をつけるべき様々なトラブルがあります。中には、知らずにやったことがペナルティの対象になることもあるので要注意です。
今回は、メルカリ初心者に向けて、注意すべきトラブルや回避する対策、トラブルが起きた際の対処法を解説します。初心者にありがちな疑問にもお答えしますので、ぜひ参考にしてください。
初心者が注意すべきトラブル8選
この項目では、初心者が注意するべきトラブルを8つご紹介いたします。
購入者向けと出品者向け、そしてその両方に向けたトラブルの対処法についても詳しく解説しますので、しっかりと頭に入れておいてください。
【購入者】商品が届かない
購入者にとってはもっとも残念で、できれば避けたいトラブルは購入したはずの商品が届かないというものです。理由としては、 以下のようなことが考えられます。
- 出品者が送り忘れている
- 配送途中に紛失した
- 別の宛先に誤配送された
- そもそも出品者が送る気がないという詐欺
この場合、対処方法は2通りです。
まず挙げられる対処法は、出品者に荷物が届かない旨を連絡して理由を尋ねることです。心当たりがないという場合は、原因を究明のうえ対処してもらうようにしてください。それでも解決しない場合は、キャンセルの手続きに移るのがよいでしょう。
もうひとつは、出品者と連絡がつかなかったり、送ったと言い張って何も対処してもらえない場合に、事務局に報告して指示を仰ぐというものです。こちらが受取評価をしない限り、代金は相手に支払われません。すみやかに報告すれば、事務局から問題なく返金されるはずです。
ただし、事務局への連絡が遅れた場合、出品者が発送通知を行って9日が過ぎた13時以降に、代金が自動に支払われてしまう決まりになっているため、注意してください。
【購入者】間違った商品が届いた
購入した商品とは異なるものが間違って届くということもあり得ます。
出品者の中には、数多くの商品を出品しているケースがあります。すると同時期に別のユーザーから複数の注文が入って、送り先を間違えることがあるのです。
この場合は、出品者に連絡の上、対処してもらうのを待つしかありません。時間がかかっても無事に手元に届けば問題ないでしょう。 紛失やどこに送ったか不明という場合は、キャンセル手続きに移ることになります。
【購入者】商品が偽造品だった
あまり考えたくはありませんが、ブランド品などの高級品を購入したところ、偽造品(コピー品)だったというケースもあります。
これは、先ほどの間違った商品が届くというケースとは話の次元が違います。偽造品で利益を得るのは、れっきとした犯罪だからです。この場合は刑事事件にもなり得るので、発覚した時点ですぐに事務局に通報してください。
その結果、警察にも連絡して捜査に協力しなければならない可能性も十分にあります。くれぐれも出品者に連絡して直接解決しようと思わないでください。
【出品者】受取評価をしてもらえない
出品者は、購入者が受取評価をしてくれなければ、商品代金を受け取ることができません。そのため、商品が届いているにも関わらず受取評価が確認できない場合は、すみやかに取引メッセージで尋ねるようにしてください。
完全に忘れていたり、相手も初心者の場合は、受取評価のシステム自体を理解していなかったりする可能性もあります。
こちらに非があるわけではなく、まったく失礼な行為でもないので、遠慮せずに連絡をして受取評価をしてもらうように依頼してください。
【出品者】値切り要求がしつこい
出品すると、購入希望者から値下げ交渉を持ちかけられることがあります。これはフリマアプリとして何ら異常なことではなく、十分にあり得る話です。
互いに駆け引きをして納得のいく価格で話がつけば、両者とも気持ちよく取引を終えることができるでしょう。気をよくした購入者がリピーターになってくれることもあるので、出品者もかえって得をする場合があるかもしれません。
しかし、値切り額が大きすぎたり、何度もしつこく値切られたりする場合は、無理に要求を受け入れる必要はありません。これ以上の値下げは無理という意思をしっかりと伝えるようにしてください。
【出品者】専用出品にしたのに購入されない
メルカリでは「専用出品」という文化があります。これは、事務局が推奨しているのではなく、ユーザーの間で生まれた取引方法で、何らかの理由ですぐに購入できないユーザーが、出品者に「取り置き」を依頼するのが「専用出品」です。
多くは、すぐに支払えるだけの経済的余裕がないことが理由と考えられます。そのような場合に、一定期間、「〇〇様専用」というタイトルにして他の人に買われないようにするのです。
しかし、わざわざ専用出品扱いにして商品ページを作り替えたにも関わらず、相手が約束通りに商品を購入してくれないケースもあり得ます。
その場合は、あらためてコメントで連絡を取り、相手の意思を確認する必要があります。もし梨の礫という場合は、仕切り直して他の購入者を見つけるようにしてください。
そして、気になる場合は、専用出品を依頼してきた相手をブロックしておくのもよいでしょう。ブロックすると、相手はこちらの商品を買うことも、いいね!をつけることも、フォローもできなくなるので安心です。
【出品者・購入者】専用出品を横取りされた
専用出品にしたからといって、他のユーザーが物理的に買えなくなるわけではありません。先述したように専用出品はメルカリが提供しているシステムではないため、100%取り置きしておくことはできないからです。
したがって、専用出品の意味を知らなかったり、知っていてもその商品がどうしても欲しかったりするという理由で、他のユーザーに横取りされるリスクが残ります。
もし横取りされた場合は、ルール上、最初に購入手続きをしたユーザーに買取の権利が与えられます。つまり、横取りした相手が商品を手にできるというわけです。この場合は、潔く諦めるのが筋です。
ただどうしても諦めきれない場合は、出品者から相手に事情を説明して返品してもらうしかないでしょう。
【出品者・購入者】禁止行為を強要される
出品者も購入者も細心の注意を払う必要があるのが、禁止行為を強要された場合の対応です。
メルカリには、規約で以下のような禁止行為が定められています。
- 他のシステムに誘導する
- 商品を手渡しする
- 勧誘する
- 商品を交換する
- 選挙運動に関するあらゆる行為
- 商品の状態がわかる画像を掲載しない
これら以外にもさまざまなものがあるので、事前によく理解しておいて、万が一強要された場合は、キッパリと断るようにしてください。悪質な場合は、すみやかに事務局に通報しましょう。
出品者向けのトラブルを回避する対策
この項目では、出品者に向けたトラブルを回避する対策をご紹介していきます。
購入者側は売り手を選べますが、出品者側は買い手を選ぶことが難しく、どうしてもトラブルに巻き込まれる側に回りやすいので注意が必要です。
プロフィールと商品説明は丁寧に記載する
出品者は、プロフィールと商品説明を丁寧に作成しておくと、トラブルを回避できる確率が大幅にアップします。
例えば、プロフィールに「どのような思いで出品しているのか」「素敵な人たちとの出会いを楽しみにしている」「商品を大切にしてもらえる人に買っていただきたい」などといったことをさりげなく記載すると効果的です。
商品やご縁のあった相手を大切にする人とわかれば、安心感を与えますし、同じく心優しい人たちが集まってくる可能性が高まるものです。そうすることで、対処に苦慮するようなクレーマーを避けられる可能性が高くなるでしょう。
また、商品説明には、傷やシミ、ヨレ、破損部分などについて正直に記載しておきましょう。それらを隠して送ったところで必ずバレるからです。そうなると、嘘をつかれた、返品したいといったクレームにつながり、その対処に追われる羽目になるでしょう。評価も低くなって結局自分が損することになりかねません。
梱包方法についても、あらかじめ具体的に記載しておくと、送った後で不快に思われる可能性を抑えられるでしょう。
商品画像は鮮明なものを複数枚掲載する
商品画像は1枚ではなく、複数枚掲載するようにしましょう。メルカリでは商品画像を20枚まで掲載できるので、全体像を先頭にして後ろから撮影したり、裏返したりするなど、複数のアングルで見せると親切です。
前項でも述べた傷や汚れについても、しっかりと写した画像を用意してください。それによってクレームを回避できるだけでなく、信頼されて評価がアップしたり、リピーターになってもらえたりすることもあるのでおすすめです。
購入者とはまめに連絡を取る
購入者とは、取引メッセージを使って1対1でメッセージのやり取りができます。
そのため、購入されたら必ず「ご購入ありがとうございます。しばらくの間ですが、どうぞよろしくお願いいたします。」などといったお礼の挨拶をしておくと、相手の印象がよくなるでしょう。
発送の後には、「〇月〇日、郵便局からメルカリ便にて発送しました。」といったように連絡を入れるのも丁寧で喜ばれます。
また、購入前は、コメントですべてのユーザーとやり取りができます。もしコメントで問い合わせなどがきたら、できるだけ迅速かつ正確な返信を心がけてください。
仕事などで返信が遅れる可能性がある場合は、プロフィールにその旨を記載しておくと、トラブルを回避しやすくなるでしょう。
トラブルが発生した際の対処法
前項でご紹介した対策を心がけていても、トラブルに巻き込まれてしまうことは考えられます。
そこで、この項目ではトラブルが発生してしまった際の対処法について詳しく解説いたします。
事実確認を丁寧に行う
まず、クレームが寄せられた場合は、しっかりと事実確認をすることを忘れないでください。相手の言い分を鵜呑みにして謝るのは、かえってことを大きくしてしまうリスクがあるので控えましょう。
商品が破損していたといったクレームなら、その証拠を必ず画像で見せてもらうようにします。そして、相手がどのような対処を望んでいるのかを正確に聞き取るようにしてください。
非がある場合はすみやかに謝罪と後処理をする
事実確認をした結果、こちらに非がある場合は、しっかりと謝罪してください。その上で、相手の望みに応えられる場合は、その通りにするのが望ましいでしょう。
もし、相手がこちらの対処法に納得せず、決着がつかない場合は、事務局にことの経緯を説明して指示を仰ぐようにします。くれぐれも自分で抱え込んで悩みすぎないようにしてください。
初心者向けのメルカリに関するFAQ
この項目では、初心者の方に向けたメルカリに関するFAQをご紹介いたします。
出品者と購入者の両方の疑問にお答えしていきますので、ぜひ目を通してください。
【出品者】売れない場合の対策は?
売れない場合の対策はいろいろあります。その中でひとつ強くおすすめするのが、再出品です。出品した商品を一旦削除し、その商品を買ってくれそうなターゲットがアプリ画面を閲覧するタイミングを見計らって再度出品するのです。
再出品すると、新商品と同じ扱いを受けて、アプリ外面の上部に掲載されます。例えば、学生がターゲットなら、夕食を済ませて就寝するまでの21時から深夜にかけてが狙い目です。
このように、出品のタイミングを計算すると、売れなかった商品があっさり売れることがあります。
【出品者】自分流の梱包方法でも大丈夫?
梱包の際には、 以下のようなことを意識してください。
- 商品に比べてサイズの大きな箱や袋を使わない
- 商品が濡れないように注意する
- 中身が見えないようにする
梱包の際に何よりも意識すべきなのは、購入してくれた相手を一番に思って丁寧に梱包することです。商品に合わせて、OPP袋や緩衝材などを適宜活用するとよいでしょう。
【購入者】コメントで質問するのは迷惑?
コメントは、購入希望者と出品者を繋ぐ唯一のメッセージツールです。メルカリでは、直接商品を手に取ることができません。そのため、画像と商品説明だけではわからないこともあり得ます。
それにもかかわらず無理して買うと、思ったものと違って後悔する恐れがあるでしょう。そうしたことを避けるためにも、コメント機能は遠慮せず積極的に利用してください。
【購入者】気が変わったらキャンセルしてもいい?
「気が変わった」や「こんな商品だと思わなかった」などといった理由は、自己都合のため認められません。 商品を購入する場合は、購入前に商品説明や画像をよく確かめて、後悔のないショッピングを心がけてください。
【出品者・購入者】個人情報を知られずに済む方法はある?
メルカリでは匿名配送の「メルカリ便」があるので、積極的に利用することをおすすめします。匿名配送とは、氏名や住所などの個人情報を相手に知られずに取引が行える発送方法です。
もしトラブルになって相手がこちらの住所や名前を知っている場合は、直接苦情を言われたり、嫌がらせを受けたりする恐れがあります。匿名配送を使うとそのようなことは100%防げるので安心です。
【出品者・購入者】禁止行為に違反したらどうなる?
以下のような禁止行為に違反すると、ペナルティの対象になります。
- 出品商品の削除
- アカウントの一時停止
- 永久追放
禁止行為だと分かっていることは絶対に行わないようにしてください。
まとめ
メルカリは、誰でも簡単に不要品が売り買いできる便利なフリマアプリです。
しかし初心者の場合、何かとトラブルに巻き込まれたり、自分が知らずにトラブルを起こしてしまったりする可能性が否定できません。
そのため、事前に禁止行為に目を通したり、記事内でご紹介した対策を意識したりして、できるだけトラブルを回避するように努めてください。
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