iPhone用ケースの「iFace」をご存知でしょうか。今では、街中でもよく見かけるようになりました。ただ、人気商品なだけに、偽物・類似品も出回っています。
この記事では、そんなiFaceについてご紹介しようと思います。本物と偽物の見分け方についても解説しますので、この記事を最後まで読んで、本物のiFaceを確実にゲットしてください。
「iFace」について
最初に、iFaceについて見ていきましょう。
iFaceは、正確には、スマホケース等を製造販売しているブランドの名前です。スマホケースの他には、スマホリング、保護フィルム、インナーシート、ストラップといった商品を扱っています。ちなみに、インナーシートとは、透明ケースを使っているときに使えるシートで、iPhoneと透明のケースの間に挟んでデザインを変更するために使います。
ただ、iFaceの主力商品と言えばスマホケースですし、「iFace=スマホケース」と世間では認知されているので、この記事でも「iFace=スマホケース」で話を進めます。
人気の「iFace First Class」
iFaceには、First Class、Reflection、Sensationといったシリーズがあります。その中でも定番と言っていいのが「iFace First Class」で、100種類近いバリエーションがあります。
以下では、このiFace First Classの特徴をご紹介します。
iFace First Classの特徴(1)耐衝撃性
特徴の1つ目は、耐衝撃性です。
iFace First Classには、主にTPUとポリカーボネートという2つの素材が使われています。
TPUは、熱可塑性ポリウレタンやウレタン樹脂と呼ばれる素材を用いたプラスチックの一種です。適度に柔軟性があるため、ソフトタイプのスマホケースによく使われています。衝撃に強いだけでなく、手になじみやすいのも特徴です。
これに対して、ポリカーボネートは、熱可塑性プラスチックの一種です。丈夫で割れにくく、熱にも強いのが特徴です。
この2つの素材を組み合わせることによって、iFaceは高度の耐衝撃性を実現しています。
iFace First Classの特徴(2)豊富なバリエーション
特徴のもう一つは、カラーバリエーションとデザインの豊富さです。ポップなものからシックなものまで取り揃えられているため、年齢性別を問わず、好みのカラーを見つけることができます。
また、ディズニーやムーミン、ピーナッツ(スヌーピー)などの可愛らしいキャラクターものや、アメコミのMARVELのキャラクターがデザインされたものなどもあります。
非常に多彩なカラーとデザインがあるので、シチュエーションに合わせて付け替えて楽しむこともできます。
安全対策や下取り価格維持のためにもiFaceを
iFaceはデザイン性が高いので、その見た目に目を奪われがちですが、スマホを保護する機能も秀逸です。
最近のスマホは、以前のものよりも画面が大きくなり、本体のサイズも大きくなりました。重さもそれなりにあります。そのため、最初期のものよりも落下時に画面割れが起こりやすくなっています。
画面が割れれば修理が必要になりますし、当然修理中はスマホが使えなくなってしまいます。そうならないためにも、画面割れを防ぐスマホケースが欠かせません。その点、iFaceは耐衝撃性に優れたスマホケースですから、画面割れを防ぐのに効果的です。
画面が割れたまま使い続けている人を見かけますが、指を切る可能性があり危険です。安全のためにも、iFaceを使うことをおすすめします。
また、iPhoneは、中古でも高値で販売されている商品です。自分が新機種に買い替える際には、今使っているiPhoneを下取りに出す人も多いでしょう。そのときに画面が割れていたり、本体に傷がついていたりすると、下取り価格が下がってしまいます。しかし、iFaceを付けておけば、買い取り価格を下げずに済みます。
名前は似ていても別物。iFace mallに要注意
人気商品の宿命ですが、iFaceも偽物や類似品の類が出回っています。特に紛らわしいのが「iFace mall」です。
iFaceの販売価格よりもかなり安く、800円程度で売られていたりします。「安いiFaceを見つけた!」と思って購入すると、「iFaceじゃなかった」ってことになりますから注意しましょう。
iFaceという言葉が含まれているので紛らわしいのですが、iFaceとiFace mallは何の関係もありません。
実際の商品では、iFace mallにはiFaceの文字の後に小さくmallとあります。
iFace mallは、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなどでも販売されています。ただ、これらのサイトでは基本的にiFace mallと商品名が書かれているので、慎重に確認すれば間違って買ってしまうことはありません。
しかし、フリマサイトでは、単にiFaceという商品名でiFace mallが販売されているケースがあります。意図的なものなのか、出品者自身が混同してしまっているのかは分かりませんが注意してください。
iFaceを販売しているHameeのホームページでも、偽物・類似品を購入しないよう注意を呼びかけています。
iFaceとiFace mallの違い(1)全体の形状
iFaceとiFace mallは、双方ともiPhone用ケースであることに違いはないので、全体的な形状は似ています。
しかし、よく見ると細部に違いがあります。iFaceはTPU素材が使われている部分がなめらかな曲線になっています。
iFaceとiFace mallの違い(2)滑り止めの凹凸
iFace mallはTPU素材でできたパーツの側面に凹凸があります。
この凹凸がある分、iFace mallの方が手に持ったときに滑りにくくなっています。ただ、もともとTPUは滑りにくい素材なので、この加工がされていないiFaceでも特に滑りやすくはありません。
好みの問題もありますが、デザイン的には凹凸のないスッキリしたiFaceの方が勝っているといえそうです。
iFaceは保証付きで安心
iFaceは保証付きなのも嬉しいポイントです。正しい用法を守っているかぎり、破損しても新品と交換してくれます。保証の際には製品に同梱されている保証書が必要になるので、失くさないようにしっかり保管しておきましょう。併せて商品を購入した際のレシートなど、購入日を証明できるものも保管しておいてください。
なお、iFace First Classの保証期間は6ヶ月ですが、素材にポリカーボネートではなく強化ガラスを使用しているiFace Reflectionの保証期間は30日間となっています。製品によって保証期間が違うので、購入時に確認してください。
iFaceの偽物・類似品を購入しないために
ここからはiFaceの偽物や類似品を間違えて購入することがないように、本物のiFaceの見分け方について解説していきます。
特にヤフオク!やメルカリのようなECサイトで購入する場合は要注意です。
認証サイトで確認すれば確実
iFaceには正規品か否かを判定してくれる認証サイト「iFace 正規品認証フォーム」があります。iFaceの公式サイトを開いて下の方にスクロールしていくと、「正規品の確認」というリンクがあります。
このリンクをたどると「iFace 正規品認証フォーム」というページに飛びます。それから、製品に同梱されている保証書に記載されているシリアルナンバーを入力してください(認証サイトには、保証書に記載されたQRコードからも飛ぶことができます)。
シリアルナンバーを入力すると、「正規品です。認証されました。」、「正規品認証できませんでした。」、「既に認証済みです。販売店にお問い合わせください。」の3つのメッセージのいずれかが表示されます。最後のメッセージは、既に確認済であることを示すものです。
これで正規品であると認証されれば、そのiFaceは間違いなく本物であると証明されたことになります。
ただ、この方法は確実ではありますが、保証書が手もとにある人にしか使えない方法です。偽物・類似品を購入しないための予防策としては十分ではありません。
iFace正規品の外観上の特徴(1) 下のロゴ
iFaceの真贋を見分けるために、まずは外観をチェックしてみましょう。
正規品のiFaceにはケースの下にロゴが刻印されているので、この部分を見れば本物か偽物かがわかります。
iFace正規品の外観上の特徴(2) 内側のステッカー
次にチェックすべきところがケースの内側です。本物のiFaceにはケースの内側にシールが貼付されています。通常はiFaceのシールで、ディズニーやムーミン、MAREVELといったキャラクターものの場合は、それぞれのキャラクターのロゴのシールです。
パッケージに入った状態でもこのシールの有無は確認できるので、正規品を見分ける手がかりの一つになります。
ロゴ位置は、iPhone7/7Plus対応モデルから変更
ロゴの位置からも正規品か否かがわかります(ただし、iPhone7/7Plus対応モデル以降についてのみ)。日本で販売されている正規品は、ロゴの位置が下方に移動して、本体を縦にしたときに読める向きで印刷されています。
iPhone7/7Plus対応モデル以降のiFaceでロゴが中央に書かれているものは、偽物か、もしくは海外からの並行輸入品です。
新旧2つのロゴがある商品も
iPhone6s/6用、iPhoneSE/5/5s用のiFaceは、ロゴが製品の中央に印刷されています。このロゴには、新旧2つのタイプがあります。新タイプは「iFace by Hamee」の表記で、旧タイプは「iFace First Class Designed by ACE Design」の表記となっています。
この2種類の違いは製造時期によるもので、どちらも正規品です。
パッケージの外からでも見分けられるポイントを解説
ここからはパッケージの外から正規品を見分けるポイントを解説します。
正規品のパッケージの裏は、本体裏のロゴが見えるようになっています。また、説明書きが日本語になっています。
なお、以前のiFaceは中国で製造されていなかったので、Made in Chinaと記載されていれば偽物と判断できました。しかし、現在は中国でも生産されているので、生産国で見分けることは出来なくなりました。
また、製品が入ったブリスターは、正規品は透明のものが表面・裏面両方に使われています。裏面が白色だったりするものは偽物です。
違いは見た目だけに留まらない
正規品と偽物には、見た目だけではなく機能面の違いもあります。
例えば、ボタン部分。偽物が特別な配慮がない横長の形状であるのに対して、正規品は丸型に加工され、さらに窪みが付けられています。これによって、ボタンが押しやすくなっているのです。
一見したかぎりでは大して違いがない正規品と偽物ですが、正規品は細かいところまで配慮されているのです。
Hameeで購入すれば、確実に本物が買える
ここまで色々と正規品と偽物の区別の仕方について解説してきました。しかし、そもそもiFaceを製造販売しているHameeの直販サイトで購入すれば、偽物を掴まされる心配はありません。
直販サイト以外で購入する場合は
Hameeは、直販サイトの他に、Yahoo!ショッピング、楽天市場、Amazon、ZOZOTAWNなどのECモールにも出店しています。これらのECモールを利用する際は、Hameeが直接出品しているものを購入すると安心です。
なお、Hameeは、「Hamee fun!」というスマホケース・スマホアクセサリーの情報サイトも運営しています。スマホケースやスマホアクセサリーに関するコラムが掲載されているので、スマホグッズが好きな人はチェックしてみてください。もちろん、iFaceの新製品情報なども載っています。
Hamee直販サイトの会員登録の方法(1)スマホから
この記事の最後に、Hamee直販サイトで会員登録する方法をご紹介しておきます。まずはスマホから登録する方法です。
まずは、以下のリンクをクリックしてアカウント作成ページに飛んでください。
参考:会員登録のページ
Amazonアカウントを持っている人は、Amazonアカウントと連携すれば改めて情報を入力する手間が省けます。
連携する場合は、Amazonアカウントでログインします。
会員情報入力ページでお客様情報を入力します。Amazonアカウントと連携した場合は、入力済みになっている項目があります。残りの空欄になっている項目を入力してください。
これで会員登録手続は終了です。
Hamee直販サイトの会員登録の方法(2)PCから
次はPCから登録する方法です。基本的にはスマホの場合と同じです。
まずは、以下のリンクをクリックしてください。
参考:会員登録のページ
こちらでも「Amazonアカウントでログイン」をクリックすれば、Amazonアカウントと連携させることができます。
連携させるAmazonアカウントにログインしましょう。
スマホのときと同様に、空欄になっている部分を入力します。
これで会員登録手続は終了です。
正規品のiFaceを手に入れて、しっかりスマホを守ろう
iFaceの正規品と偽物との違いを中心に解説してきました。iFaceは、iPhone用スマホケースの中でも人気商品となっています。
ただ、偽物を買ってしまっては元も子もないので、この記事を参考に正規品を確実にゲットしてください。