物販

Amazonマーケットプレイスにおける出品許可申請の流れ

Amazonには、商品が登録されているにも関わらず、出品できないカテゴリーが存在します。

その場合、下記の画像のような注記が表示されます。

このように制限された商品でも、Amazonから許可を得ることで販売可能となります。

この記事では、Amazonの出品許可申請の流れをご紹介します。Amazon出品者なら知っておくべき情報ですので、ぜひ概要を把握しておいてください。

Amazonの出品制限・出品規制について

まずは、Amazonの「出品制限」「出品規制」について解説します。

Amazonでは、ブランドやメーカー品の一部に出品制限や出品規制がかけられています。

「出品制限」「出品規制」とは、卸業者やブランド・メーカーから仕入れたことを証明できる証拠がなければ商品の販売が認められないシステムのことです。

ブランドやメーカー品には偽物が多く、正規ルートで仕入れていないケースも珍しくありません。

Amazonマーケットプレイスは出品者と顧客の信頼関係で成り立っているため、不正な商品の売買は禁止する必要があります。そこで、「出品制限」「出品規制」というシステムが設けられたと考えられます。

出品において申請許可が求められるカテゴリー

Amazonマーケットプレイスに出品する際に申請が必要なカテゴリーは以下のとおりです。

・時計
・服&ファッション小物
・シューズ&バッグ
・ジュエリー
・ヘルス&ビューティー
・コスメ
・食品&飲料
・ペット用品

いずれも大口出品者のみが販売可能で、小口出品者だと申請することさえ認められていません。

Amazonで出品制限・規制されているブランド&メーカーとは?

Amazonで出品制限・規制されているブランド&メーカーの例をご紹介します(2019年現在)。

カテゴリー別の出品制限・出品規制については、下記のAmazon公式ページで確認できます。

参考: 制限対象商品

ジャンル1・家電

Amazonで出品制限・規制されている家電ブランド&メーカーの一覧です。

◆Apple/アップル
◆Beats/ビーツ
◆BenQ Japan/ベンキュージャパン
◆Brother/ブラザー
◆Canon/キャノン
◆Casio/カシオ
◆DJI/ディージェーアイ
◆ELECOM/エレコム
◆EPSON/エプソン
◆Fhilips/フィリップス
◆FUJIFILM/フジフィルム
◆GoPro/ゴープロ
◆Microsoft/マイクロソフト
◆NIKON/ニコン
◆OLYMPUS/オリンパス
◆Panasonic/パナソニック
◆PENTAX/ペンタックス
◆RICOH/リコー
◆THERMOS/サーモス
◆SanDisc/サンディスク
◆SIGMA/シグマ
◆SONY/ソニー
◆Shop Japan/ショップジャパン
◆TAMRON/タムロン
◆YAMAHA/ヤマハ
◆Tanita/タニタ
◆象印

ジャンル2・ホビー・おもちゃ

Amazonで出品制限・規制されている、ホビー・おもちゃを取り扱うブランド&メーカーの一覧です。

◆BANDAI/バンダイ
◆グッドスマイルカンパニー
◆LEGO/ レゴ
◆SEGA TOYS/セガトイズ
◆スタジオジブリ
◆タカラトミー
◆Peeple/ピープル

ジャンル3・アパレル関連

Amazonで出品制限・規制されているアパレル関連ブランド&メーカーの一覧です。

◆A BATHING APE/ア・ベイシング・エイプ
◆Abercrombie & Fitch/アバクロンビー&フィッチ
◆adidas/アディダス
◆BOTTEGA VENETA/ボッテガ・ヴェネタ
◆BURBERRY/バーバリー
◆CALVIN KLEIN/カルバンクライン
◆CANADA GOOSE/カナダグース
◆CHAN LUU/チャン・ルー
◆Chloe/クロエ
◆Christian Louboutin/クリスチャン・ルブタン
◆COACH/コーチ
◆Daniel Wellington/ダニエル・ウェリントン
◆Dior/ディオール
◆Dunhill/ダンヒル
◆Ed Hardy/エド・ハーディ
◆emu/エミュー
◆FENDI/フェンディ
◆FJALL RAVEN/フェールラーベン
◆Giorgio Armani/ジョルジオ・アルマーニ
◆GOYARD/ゴヤール
◆GUCCI/グッチ
◆GUESS/ゲス
◆HUNTER/ハンター
◆IL BISONTE/イル・ビソンテ
◆LeSportsac/レスポートサック
◆LONGCHAMP/ロンシャン
◆LOUIS VUITTON/ルイ・ヴィトン
◆MARC BY MARC JACOBS/マーク・ジェイコブス
◆Mila schon/ミラ・ショーン
◆MINNETONKA/ミネトンカ
◆MONCLER/モンクレール
◆NEW BALANCE/ニューバランス
◆NIKE/ナイキ
◆Orobianco/オロビアンコ
◆PANERAI/パネライ
◆Paul Smith/ポール・スミス
◆Polo Ralph Lauren/ポロ・ラルフローレン
◆RAY-BAN/レイバン
◆Salvatore Ferragamo/サルヴァトーレ・フェラガモ
◆TATRAS/タトラス
◆TIFFANY/ティファニー
◆TOD’S/トッズ
◆TOMS SHOES/トムス・シューズ
◆TORY BURCH/トリー・バーチ
◆Vivienne Westwood/ヴィヴィアン・ウエストウッド
◆VANS/バンズ

ジャンル4・ベビー・マタニティ関連

Amazonで出品制限・規制されているベビー・マタニティ関連ブランド&メーカーの一覧です。

◆Ergobaby/エルゴベビー
◆Hoppetta/ホッペッタ

ジャンル5・スポーツ&アウトドア関連

Amazonで出品制限・規制されているスポーツ&アウトドア関連ブランド&メーカーの一覧です。

◆Coleman/コールマン

ジャンル5・音楽・映像関連

Amazonで出品制限・規制されている音楽・映像関連ブランド&メーカーの一覧です。

◆PONY CANYON/ポニーキャニオン
◆Victor/ビクター
◆東宝
◆コロムビアミュージックエンタテイメント
◆ウォルト・ディズニー・ジャパン

出品規制品のチェック方法

Amazonに出品可能な商品かどうかは、自身のアカウントからチェックできます。

アプリ‎「Amazon Seller」での確認方法

1.Amazonセラーアプリを開き、「商品登録」をタップする

2.商品名を入力・検索する(カメラマークをタップすればバーコード検索も可能)

3.該当商品のページを開く

4.商品の規制状況を確認する

「規制なし」の場合

「規制あり」の場合

PCでの確認方法

PCからは下記のAmazon販売者ページにてチェック可能です。

参考: Amazon Seller Central

【商品のASIN】部分を、販売したい商品のASINコードに置き換えてジャンプしてください。飛んだ先のページで「出品許可申請」と表示された商品は、出品制限・規制がかかっている状態です。

ASINコードは、各商品ページの登録情報欄に記載されています。

また、検索窓に表示されているURLからASINを取得することも可能です。

さらに、モノレートやデルタトレーサーからも取得可能です。

・モノレートの場合

・デルタトレーサーの場合

Amazonへ出品許可を申請する手順

出品規制を解除することで、取り扱い商品のラインナップを強化できます。

魅力的な出品者となるためにも、出品許可の申請方法を把握しておきましょう。

「出品許可の必要な商品カテゴリー」から該当項目を選択する

セラーセントラルにログインした上で、出品許可を申請したいカテゴリーを選んでください。

参考: Amazon Seller Central

必須情報を入力・チェックする

下記画像のように、各項目にチェックを入れてください。

クレーンゲームの景品など、JANがないケースは「いいえ」となります。

並行輸入品情報を選択する

並行輸入品でない場合、「いいえ」をチェックして手続きを進めます。

申請後に並行輸入品を取り扱う場合も再審査は不要です。基本的に国内商品として申請して問題ありません。

Amazonの規約に沿って商品画像を確認する

カテゴリーに応じてAmazonの規約が設けられています。商品画像に問題がないかチェックしましょう。

商品画像を添付する

規約違反のない商品画像をアップロードします。

画像を用意していない場合は、「画像のURLを使用」をクリックします。

Amazon内の商品ページから画像URLをコピー&ペーストします。

アップロードが完了しました。

必須情報を入力する

米印のある項目は必須情報です(「Eメール」など)。

売上高見積り額は適当な予想を入力しても問題ありません。

出品許可の申請を完了させる

下記のように表示されれば申請完了です。

Amazonからの自動返信メールを確認しましょう。

「情報・ポリシー」を確認する、というリンクから不足している情報を追加します。

申請完了ページを閉じてしまった場合は、「出品者に関する情報とポリシー」から確認できます。

一定の販売実績があるアカウントの場合

Amazonマーケットプレイスにおいて一定の販売実績があるアカウントは、もっと簡単に出品許可を申請できます。

一般的には、アカウント取得から半年以上が経過し、安定した販売実績があると1クリックで出品制限・規制を解除できるようです。

条件を満たしたアカウントは、商品登録を申請する過程で下記画像のように出品許可の申請ボタンが表示されます。

1クリックで出品制限・出品規制を解除できるのはありがたいですね。

安定した販売実績がある販売者と認められるための基準は不明ですが、顧客からの信頼を表す各種の計数を元に判断されているものと考えられます。

「メーカーや卸業者との取引が難しい」「請求書や販売許可証が入手できない」という方は、優良な販売実績を積むことを目標にしましょう。

出品許可申請後の流れ

出品許可申請を出すと、Amazonから審査結果に関するメールが届きます。

出品許可が下りなかった場合のメール

出品許可が下りなかった場合は、以下のようなメールが届きます。

だし、上記のようなメールが届いた場合でも、指示通りに対処すれば出品権限を与えられることはあります。

出品許可申請が認められた場合のメール

出品権限を与えられた場合は、下記画像のようなメールが届きます。

商品登録ルールやガイドラインにはしっかりと目を通しておきましょう。

出品規制がかかっている商品は逆にチャンス!

Amazonの出品制限・規制はセラーにとって足枷となりますが、販売許可を受けることができれば売買の幅が広がります。

むしろ、規制されている商品を避けるセラーは多いので、あえて規制商品に手を出すというのもアリですね。