Amazonを利用して「せどり」を始めてはみたものの、思ったよりもリサーチや出品作業、商品管理などに時間がかかってしまい、「休みがない!」と一杯一杯になってはいませんか?
どうせせどりを続けるなら、できるだけ作業に費やす時間は短縮したいですよね。
そこで、この記事では、Amazonせどりにおいて作業時間を短縮できる便利なアプリを紹介します。ぜひ、アプリを使って効率的にせどりを行ってください。
せどり初心者がアプリを取り入れるメリット
せどりに利用できるアプリには、作業効率がアップするものから、リサーチが楽になるものまで様々なものがあります。
まずは、せどり初心者がアプリを取り入れるメリットについて解説します。
手間と時間が省ける
せどりを始めたばかりの初心者は、どんな商品が売れるのか分かりません。あなたも商品のリサーチに時間がかかっているのではないでしょうか。そんな場合でも、せどりアプリを利用すれば、リサーチの時間を短縮できます。
例えば、商品の価格を比較できるアプリを使えば、今までのようにブラウザを複数開いて商品価格を目視でチェックする手間が省けるようになります。
外出先でも作業ができる
アプリを利用すると、出品済みの商品の管理も容易になります。今まではExcelで商品の仕入れ値や在庫を管理していた人も、アプリがあれば思いついた時にいつでもスマホで商品管理が行えます。
特に取扱う商品数が多くなればなるほど、自分がどんな商品をいくらで出品しているのかを忘れがちです。そんな時に片手でサッと商品チェックができるアプリがあれば便利ですよね。
せどりアプリを使うデメリット
メリットがあればデメリットもあるもの。
ここからは、アプリを利用するデメリットについて解説します。
慣れるまでに時間がかかるし、お金もかかる
せどりでアプリを使うデメリットは、慣れるまでに時間がかかってしまうことです。どんなことにでも言えることですが、今までのやり方から新しいやり方に切り替える時は、慣れるまでにかなりの時間がかかってしまいます。
特にアプリの場合は、丁寧な説明書が用意されていないことも多く、分からないことはインターネットで一つ一つ調べて行く必要があります。そのため、従来の作業方法にアプリを取り入れる際は、時間や心に余裕のあるタイミングを選びましょう。
多くのアプリはダウンロード自体は無料で行えますが、せどりに活用できるアプリの中には、全ての機能が無料で使えるわけではないものも多いです。基本的な機能は無料でも、さらに便利な機能を使おうとすると「ライセンスを購入してください」などとメッセージが出ることがあります。
アプリへ機能を追加するのに数万円もかかることはまずありませんが、月1,000円程度かかる場合もあるので、よく考えてから導入するようにしてください。お試し期間が設けられている場合は、無料期間中にしっかりと自分に必要な機能があるかチェックしましょう。
お店の迷惑になる場合もある
せどりアプリの中には、「ビームせどり」といって、バーコードリーダーを使って複数の商品のバーコードを読み取って価格を検索できるものがあります。ビームせどりは店舗で販売されている本やCDに直接バーコードリーダーを当てて読み取っていくので、お店にとっては迷惑でしかありません。
最悪の場合は、次回以降入店禁止にされる場合もあるので、使用するお店やタイミングはよく考えなければなりません。
せどりに使うアプリの選び方
せどりに活用できるアプリには様々な種類があるため、どのアプリが良いか選ぶだけでも時間がかかってしまうでしょう。
そんなアプリ選びの時間を短縮できるように、ここからはアプリ選びのをコツをご紹介します。
たくさんは必要ない
せどりアプリはたくさんあるので、最初は色々試してみると良いですが、実際に使用するアプリは2・3種類に絞り込むのがおすすめです。たくさんのアプリを同時に使っていると、どのアプリに何の情報を保存していたのか分からなくなってしまうからです。また、それぞれのアプリの使い方をマスターするのにも時間がかかってしまいます。
せどりアプリの種類
せどりアプリには大きく分けて5つの種類があります。
(1)地元の中古品販売店や家電量販店でせどりをするために活用できるアプリ
(2)在庫管理アプリ
(3)海外から商品を輸入する時に使えるアプリ
(4)確定申告が楽になるアプリ
(5)外注さんの業務管理を行うアプリ
色んなデバイスで使える
せどりアプリは普段使っているスマートフォンにインストールしておけば、外出先や電車の中でも簡単に業務が行えます。スマートフォンの画面では小さくて見えにくいという方は、iPadなどのタブレットにインストールしても良いでしょう。ほとんどのせどりアプリはAndroid、iPhoneの両方に対応しているので、どちらでも使えます。
仕入れで役立つアプリ
ここからは、より具体的に、仕入れを行う際に役立つせどりアプリを紹介します。特に、車で実店舗を回って仕入れる予定の方におすすめのアプリです。
リサイクルショップを探せる「ロケスマ」
「ロケスマ」はせどり専用のアプリではなく、一般の人が飲食店やATMを簡単に探せるマップアプリです。特にカテゴリーを絞り込んでお店を検索できる機能が便利です。
カテゴリーで「リサイクルショップ」を選んで絞り込むと、周囲のリサイクルショップが地図上に表示されます。そのため、今まで知らなかった地域のリサイクルショップも発見できるので、新規仕入先の開拓に役立ちます。
「Googleマップ」のお気に入り追加機能
「Googleマップ」は普段から利用している人も多いですよね。しかし、「お気に入り追加」という機能を知らない人もいらっしゃるのではないでしょうか。Googleマップには、お店の詳細ページから「保存→お気に入り」というように、特定のお店をお気に入りに登録できる機能があります。
先ほどの「ロケスマ」で見つけたリサイクルショップの中で、気に入った店舗があればGoogleマップでお気に入り登録しておくと、次に訪れる時に分かりやすいですね。
主婦以外も使える「Shufoo!(シュフー)」
「Shufoo!(シュフー)」のチラシアプリは、全国のスーパーやドラッグストアなどのデジタル広告をチェックできるアプリです。アプリのネーミングの通り主婦向けに作られたアプリですが、お買い得情報が手に入るため、せどりを行う人にとってもお宝情報満載のアプリです。
例えば、家電量販店でのセール情報をいち早くゲット出来るので、数量限定セールに駆けつけることも可能です。
ダウンロードするべきせどりアプリ
数多くあるせどりアプリの中から、特におすすめのアプリを紹介します。基本機能は無料のものばかりなので、気になるアプリをダウンロードしてみてくださいね。
最低限必要な「Amazon Seller」
Amazonを利用してせどりを行うなら、「Amazon Seller」は欠かせません。出品した商品の管理が容易になるだけでなく、購入者からメッセージが来た場合でもアプリから返信できます。
「Amazon Seller」のおかげで、1日中パソコンの前に張り付いている生活から解放されたという人も多いです。商品単位での売上が簡単に確認できるので、出先で仕入れを行う際も売れている商品をチェックしながらリサーチできます。
バーコード読み取りなら「せどりすと」
実店舗で仕入れを行う人におすすめなのが「せどりすと」というバーコード読み取りアプリです。漫画や小説、CDなどのバーコードを読み取ると、ネットショップでの販売価格が提示されます。
バーコードの読み取りはスマートフォンだけでなく、Bluetooth接続可能なバーコードリーダーでも行えます。複数の商品の連続スキャンも行えるので大変便利ですよ。
ちなみに、Andoroid版は「せどろいど」という名称です。機能はほとんど同じです。
利益計算もできる「amacode」
「Amacode」も「せどりすと」と同様に商品のバーコードからネットでの販売価格を検索するバーコード読み取りアプリです。また、商品を販売する際の手数料や送料を計算できる機能もついており、アプリ内で簡単に商品ごとの利益が計算できます。
また、在庫切れになっている商品やプレミアのついた商品も通知してくれるので、高額で販売できる可能性のある商品を見逃すことがなくなります。
公式アプリより使える「プライスター」
「プライスター」は、ネット上のサービス「プライスター」の会員が使用できるアプリです。「プライスター」はAmazonへの出品や海外のAmazonへの輸出をサポートする有料サービスで、アプリをダウンロードするとスマホでも簡単に出品作業が行えるようになります。
Amazon公式サービスでも出品や商品管理は行えますが、画面が少し見づらいというデメリットもあります。「プライスター」は公式サービスよりも見やすい画面で作業効率がアップするので、有料ながら愛用者は多いです。
せどりアプリを活用して効率的に作業しよう
Amazonを利用してせどりを行えば、上手くいけば月10万円以上稼ぐこともできるでしょう。しかし、せどりでストレスとなるのが出品や商品管理にかかる時間の長さです。最初は作業自体に慣れていないので、単純作業で一日潰れてしまうこともあるでしょう。
そんな時は、今回ご紹介したアプリをダウンロードして試してみてください。仕入先の選定が楽になるだけでなく、手作業で頑張っていた出品作業も一括で行えるようになります。
せどりアプリを活用して、今まで多くの時間を費やしていた作業を大幅に短縮してしまいましょう。