Amazon(アマゾン)転売で売れない原因はリサーチ不足!

1ヶ月に5,000万人以上が利用しているAmazonは、転売の販路として最適です。ただし、何も考えずに出品しても売れません。

今回は、Amazonに出品しても売れない原因と、売るためのコツを紹介します。

目次

Amazonで売れない理由

Amazonに出品しても売れない、もしくは今まで売れていた商品が急に売れなくなった場合に考えられる原因を紹介します。

商品の選定が間違っている

商品には流行り廃りがあります。需要のない商品をいくら出品しても売れません。そのため、事前のリサーチが重要です。

Amazonの集客力は申し分ない

Amazonで売れないとすぐに「Amazonはオワコン」という人がよくいますが、そんなことはありません。2010年~2023年のAmazonの売上高を見ても分かる通り、Amazonの市場規模は順調に拡大しています。

売れない原因はAmazonではなく、出品者にあります。

ショッピングカートの獲得

Amazonでは同じ商品を扱っているセラーが複数いる場合も、基本的に商品ページは一つしかありません。そして、一番上の「カートに入れる」ボタンのところに表示されるセラーは一人だけです。

相乗り出品する場合、カートを獲得できるかで売上の桁が変わってきます。カートを獲得できないとなかなか売上が伸びません。また、今まで売れていても、カートを奪われると一気に売上が落ちます。

Amazonのシステム変更

Amazonでは日々仕様が変更されています。広告の掲載パターンなどが変わると、売上に影響することがあります。

売れない時期なだけ

1年のうち8月と2月は商品が売れにくいと言われています。この時期に出品しても、なかなか売れないかもしれません。

悪いレビュー

今まで順調に売れていた商品が、悪いレビューによって売れなくなることはよくあります。

価格改定を行っていない

Amazonの相場は日々変動しています。相場に合わせて価格を改定していかないと売れなくなってしまいます。

Amazonで安定して売るコツ

上記の原因によって商品が売れない場合は、以下の方法を試してみてください。

焦らず待つ

2月や8月など「売れない時期」の場合は、余計なことをせずにじっと待ちましょう。

また、2月や8月でなくても、セラー評価が低いうちはなかなか売れません。しかし、評価は取引を重ねていけば徐々に上がっていきます。評価が上がればカートも獲得できるようになりますので、焦らずじっくり頑張りましょう。

仕入れすぎない

商品が売れない時に、焦って仕入れると大赤字になります。

一度仕入れをストップさせて、リサーチを徹底的に行いましょう。

価格改定する

価格改定を手作業でやるのは非常に面倒くさいため、価格改定ツールを導入しましょう。おすすめはプライスターです。

参考:プライスター

プライスターの主な機能は次のとおりです。

・かんたん出品
・自動価格改定
・利益計算
・在庫管理
・顧客フォローメール配信
・リピート販売
・ランキングリサーチ

日本版プライスターは最初の30日間が無料で、2ヶ月目以降は月額5,280円(税込み)かかります。

安い価格で売る

新規出品者は、多少赤字になっても良いのでとにかく価格を安くしましょう。そうすれば、評価が低くても購入されやすくなります。とにかく、最初は取引数を増やして評価を上げていきましょう。

広告を出す

お金に余裕がある人は、広告を打って積極的に集客していきましょう。

大口出品する

Amazonのセラーアカウントには大口出品用と小口出品用の2種類があります。

大口出品の場合は販売手数料に加えて月額5,390円(税込み)の利用料がかかります。そのかわり、基本成約料はかかりません。

小口出品の場合は月額利用料はかかりませんが、販売手数料と1商品あたり100円の基本成約料がかかります。1ヶ月に50商品以上販売する場合は、大口出品の方がお得です。

カートを獲得するには、基本的に大口出品アカウントである必要があります。

ジャンルを絞る

最初のうちは一つのジャンルの商品に特化しましょう。そうすると専門業者のイメージがつき、固定客を作ることができます。

FBAを利用する

FBA(Fulfillment by Amazon)とは、Amazonの物流拠点であるフルフィルメントセンター(FBA倉庫)に商品を事前に納品しておくことで、商品の管理・注文処理・配送・返品を全てAmazonが代行してくれるサービスのことです。

また、同じ値段でも出品者発送とAmazon発送(FBA利用)とでは後者の方が購入率が高くなる傾向にあります。理由は大きく分けて2つあります。1つ目は、FBAを利用すればAmazonプライムの送料無料サービスが利用できるからです。送料無料と表示されれば必然的に購入されやすくなります。2つ目は、配達が早くなることです。FBAから発送する場合、注文が発生した当日か、遅くても翌日にはAmazon倉庫から発送されます。商品が早く届けば、顧客満足度も高くなります。

ただし、FBAを利用するには注文前に商品を納品しておく必要があります。注文発生後にFBA倉庫に商品を納品することはできません。また、FBAを利用するには、配送代行手数料と在庫保管手数料がかかります。2023年4月時点での具体的な手数料については以下のリンク先を参照して下さい。

参考:配送手数料、料金シミュレーター | Amazon出品サービスの料金

Amazonで売れる商品の見分け方

転売は商品が売れないと赤字になります。そのため、事前にリサーチして売れる商品を把握しましょう。Amazonはリサーチツールが充実しているため、売れ筋商品が簡単に見つかります。

Amazon人気ランキング

Amazonではカテゴリごとにランキングを確認できるので、まずはAmazonランキングで需要のある商品を確認しましょう。

参考:Amazon売れ筋ランキング

ただし、人気のある商品=売れる商品ではありません。需要が大きくても、その商品を取り扱っているライバルが多いようでは売れません。

したがって、人気商品を把握したら、次はAmazonの市場調査をする必要があります。

ERESA(イーリサ)

Amazonの市場調査にはERESA(イーリサ)を使います。

参考:ERESA(イーリサ)

使い方は簡単です。ERESA(イーリサ)のホームページを開いて、入力フォームに商品名、もしくはASINかJANコードを入力して「検索」をクリックしてください。

そして、検索結果から該当商品を探してクリックしてください。

すると、以下のように2つのグラフが表示されます。

ERESA(イーリサ)の見方

上のグラフは価格に関するグラフです。Amazon価格やカート価格、最安値が確認できるので、出品するときの価格設定の参考にしましょう。最安値で仕入れて最高値で売るのが理想です。

また、黄色のグラフはAmazonにおけるその商品の人気ランキングです。見にくい場合はグラフ左上の「ランキング」タブをクリックすると、ランキングのみのグラフが確認できます。山になっている時期がよく売れた時期です。

二段目は出品者数のグラフです。出品者数が多いほど売れにくい傾向にありますが、出品者数=ライバル数とは限りません。Amazonで実際にその商品の出品商品を見たときに、全員が最安値で出品していた場合は出品者全員がライバルとなりますが、価格差が大きい場合は、上位5人までがライバルです。

グラフの統計期間はグラフ右上の「1ヶ月」「3ヶ月」「6ヶ月」「12ヶ月」「全期間」をクリックすることで変更できます。しかし、6ヶ月以降はERESA PRO版でのみ利用可能な機能となっているので注意してください。

また、左上の「すべて」「新品」「中古品」「コレクター」のタブで商品の状態を限定することもできます。

さらに、グラフの下までページをスクロールすると、日別にランキング順位・出品者数・最安値の変動を新品・中古品別に確認できます。

Amazonは売れる

Amazonは利用者が多く、リサーチツールも充実しているため、物販初心者でも稼ぎやすい市場と言えます。きちんとリサーチして販売してみてください。

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この記事を監修した人

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