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Amazon小口出品の送料を安く抑える発送方法【2020年10月版】

FBAを利用せずにAmazonで出品する場合、送料は出品者自身が設定します。送料無料を売りにしている出品者も多く、売上を左右する要素と言っても過言ではありません。

しかし、発送地域や商品の大きさによっては高額な送料が発生する場合もあります。送料の設定こそ、利益率を上げるポイントなのです。この記事では、実際の送料の金額や発送設定の変更方法、送料を安く抑えられる発送方法などについて紹介します。

Contents

Amazon出品時に発生する手数料とは

Amazonで出品した商品には、送料をはじめとした手数料が発生します。出品方法や商品のカテゴリーなどによって内訳が細かく分かれているため、Amazonをよく利用する出品者でも手数料の正確な金額を把握している人は少ないかもしれません。

FBA手数料には消費税も含まれており、蓄積すれば馬鹿にならない負担となってきます。売上が伸びていても利益に結びつかない場合は、必要以上の手数料を払っているかもしれません。きちんと利益をあげるためにも、Amazonの販売手数料の内容は正確に理解しておきましょう。

他サイトの手数料との比較

Amazonの販売手数料は商品のカテゴリーによって異なりますが、おおむね商品価格の8~15%程度です。一方、国内ECサイトとしてはAmazonに次ぐ規模を持つ楽天市場の販売手数料は、売上高の2~7%程度です。システム利用料や決済手数料なども多くのケースで別途発生しているので、実質的には8~13%程度と考えておくとよいでしょう。

Amazonと楽天市場の販売手数料を比較すると、Amazonの方がやや高くなっています。しかし、サービスで比較するとどうでしょうか。AmazonはAmazonFBAのように、独自の便利な機能を多数打ち出しています。商品管理や発送まで自動で行ってくれると考えると、総合的なコストパフォーマンスではAmazonの方が上だと判断する人も少なくないはずです。

しかし、AmazonFBAを利用しない人など、他のサイトを利用した方が手数料を安く抑えられる場合もあります。手数料と機能を天秤にかけ、自分の使い方に合ったECサイトで出品するようにしましょう。

大口出品と小口出品とは

Amazonで出品する際の料金プランは、大口出品と小口出品の2種類に大別されます。出品者登録の際にどちらにするか選ぶほか、後から変更することも可能です。どちらを選んだ場合も、一部カテゴリーで発生するカテゴリー成約料や注文成約時に発生する販売手数料は別途必要となります。

大口出品では基本手数料として、1月あたり4,900円(税別)の月間登録料が発生します。

一方、小口出品の場合は、登録のみであれば手数料はかかりません。注文が確定すると、1品につき100円の基本成約料が発生します。

月に50個以上の商品を販売するのであれば、大口出品がオススメです。また、小口出品では選べない支払い方法が選べるなど、選択時から手数料が発生する大口出品だからこそのメリットも存在します。

販売手数料とは

販売手数料とは、商品が購入されたタイミングで発生する手数料のことです。出品時の料金プランに関わらず発生します。

Amazonの販売手数料は、商品のカテゴリーごとに割合が定められています。kindleアクセサリーは45%、その他は8~15%程度です。販売手数料8%の商品には、パソコンやその周辺機器、カメラ、携帯電話などのエレクトロニクス製品などが該当します。カー&バイク用品やスポーツ&アウトドア、おもちゃ&ホビーなどは10%です。シューズや衣服などのファッション製品、TVゲームなどは15%となります。

パソコンは販売手数料8%ですが、その付属品は10%など、似たような商品でも割合が異なっている場合があります。詳しく確認したい場合は、Amazon公式サイトも併せて参照しましょう。

カテゴリー成約料とは

書籍やDVDなどのメディア商品には、カテゴリー成約料が別途発生します。販売手数料と同様、商品が売れて初めて発生する手数料です。

書籍には80円、CD・レコード、DVD、VHSビデオなど書籍以外のメディア商品には140円のカテゴリー成約料が発生します。このような商品を取り扱う場合は意識しておきましょう。

送料について①:Amazonが発送する場合

FBAを利用して発送をAmazonに代行してもらう場合、その送料はAmazon側で一律に定められています。出品者による送料の変更はできないため注意しましょう。以下、FBA利用時における実際の送料をケースごとに紹介します。

オプションがある場合の配送手数料

Amazonが発送する場合の通常配送料は、注文金額と発送先の地域によって決まります。通常配送料は比較的シンプルな料金体系をしていますが、ここで気をつけたいのが配送オプションです。以下の配送オプションがついている場合、追加で配送手数料が発生します。

例えば、代金引換では発送1件あたり330円、冷凍および冷蔵食品は発送1件あたり330円の配送手数料が発生します。これらは配送オプションの中では目にする場面が多いため、対応する機会もあるかもしれません。食品などを少数から購入できるAmazonパントリーは専用BOX1箱あたり390円、ワインや日本酒の保冷お届けサービスは発送1件あたり330円の配送手数料が発生します。

これらは国内向けの配送オプションとなり、手数料はすべて税込み価格です。購入者が注文を確定した際、送料と合わせて注文確定画面に表示されます。この他にも、商品ページに特別取扱商品と記載されている場合、取扱手数料が発生する可能性があります。

配送料金①:通常配送

Amazonが日本国内に向けて発送する場合、通常配送料は注文金額によって決まっています。注文金額が2000円以上であれば、通常配送料は全国どこであっても無料です。2000円未満の場合、発送先の地域も考慮したうえで通常配送料が決まります。

本州と四国は410円、それ以外の地域は450円です。出品者がFBAを利用している場合、購入者がAmazonプライム会員またはPrime Student会員であれば、配送オプションや配送する地域に関わらず送料無料で購入できます。

ここで鍵となる注文金額とは、実際に購入者が支払う金額から手数料とAmazonギフト券利用額を除いた金額のことです。一度に複数の宛先に配送する場合は、配送先ごとの合計注文金額でそれぞれの配送料が決まります。キャンセルや変更があった場合は、変更後の金額をもとに改めて送料が決まります。保冷お届けサービスおよび特別取扱手数料の対象商品は、通常配送料がかかりません。

配送料金②:お急ぎ便

購入者がお急ぎ便を選択した場合、通常配送料の代わりにお急ぎ便の送料が適用されます。お急ぎ便の送料の決まり方は、大きく分けて3パターンです。

お急ぎ便は注文確定から3日以内に発送するサービスですが、午前中に注文した場合、さらに早くその日のうちに発送する当日お急ぎ便が適用されます。通常の商品をお急ぎ便で注文した場合の送料は、本州および離島を除く四国は510円、北海道と九州は550円です。

商品の中には予約商品など、発売日もしくは発売日前日お届けサービスの対象となっているものがあります。そのような商品をお急ぎ便で注文した場合の送料は、離島を除く北海道、本州、四国、九州で一律370円です。なお、沖縄および離島など一部地域はお急ぎ便の対象外となります。

配送料金③:お届け日時指定便

購入者がお届け日時指定便を選択した場合も、通常配送料の代わりに別途定められている送料が適用されます。本州および離島を除く四国は510円、北海道と九州は550円です。お届け日時指定便では注文日当日を指定した、お急ぎ便のような利用も可能です。購入商品の組み合わせによっては、通常のお届け日時指定便の送料にさらに100円が加算される場合もあります。

沖縄および離島など一部地域はお急ぎ便と同様、お届け日時指定便の対象外となります。

送料について②:出品者が発送する場合

FBAを利用せずにAmazonマーケットプレイスに出品する場合、梱包や発送、返品対応などはすべて出品者が自ら行います。この場合も基本となる送料が商品カテゴリーごとにAmazon側で設定されていますが、梱包材の費用や発送などにかかる手数料も含めた価格であるため、FBA利用時以上に費用の内訳を意識しておかなければなりません。大口出品者であれば送料を出品者自身で変更できますが、その際も損失を生まないよう注意して価格設定を行いましょう。

Amazonマーケットプレイスでの送料の注意点

Amazonマーケットプレイスで商品を購入すると、商品1点ごとにその都度送料が発生します。同じ出品者から複数の商品を一度に購入したり、それらを出品者が1つにまとめて発送したりしても、発生する送料は変わりません。マーケットプレイスを利用する際にぜひ押さえておきたいポイントです。

【小口出品者向け】Amazon既定送料一覧

Amazonマーケットプレイスでは、基本送料が商品カテゴリーごとにAmazon側ですでに設定されています。国内発送の場合、本は262円、ビデオは398円、おもちゃ&ホビーとベビー&マタニティの商品は524円です。

CD/レコード、DVD、PCソフト、TVゲームは356円となります。これ以外のカテゴリーの商品は基本となる額である472円を軸とし、1kgごとに53円を加算して決定します。

海外に発送する際も、メディア商品の場合は地域ごとに送料が決まっています。地域区分は3種類あり、アフリカと南米は地域3、北米、中米、オセアニア、中近東、ヨーロッパは地域2です。アジア、グアム、マーシャル諸島、ミッドウェイなど地域2および3にあてはまらない地域は地域1となります。

CDおよびレコード、DVDの送料は地域1が617円、地域2が823円、地域3が926円です。本とビデオは地域1が823円、地域3が1440円で、地域2のみさらに細かく分かれます。地域2は本が1234円、ビデオが1234円となります。

大口出品者は送料を自分で変更できますが、小口出品者は変更できません。決められた額以上の送料がかかる場合は、その分商品価格を上げれば損失を防げます。

【大口出品者向け】自己発送時の送料の変更方法

FBAを利用せずにAmazonマーケットプレイスに出品する大口出品者は、送料を自分で設定できます。地域によって異なる金額に設定することもできるため、離島や沖縄、北海道など送料が高い地域のみ加算する使い方も可能です。ここでは、自社発送や自己発送を行う大口出品者に向けて、ジャンルや地域別の送料設定方法を紹介します。

送料変更方法

まずは出品アカウントの管理ページである、セラーセントラルにログインします。右上の「設定」から、「配送設定」をクリックすると、現在の配送料金の確認が可能です。

右上にある「配送設定の変更」をクリックすると変更できます。

配送料を変更する際は、その設定方法を2種類のうちから1つ選びます。それぞれの仕組みは以下の通りです。

購入金額制とは、購入者の注文合計金額に応じて配送料を変える方法を指します。2000円以上なら配送料を0円にして送料無料、2000円未満の注文にのみ500円の配送料を設定した、Amazonが発送する場合の形式に近い設定などがその一例です。合わせ買いを狙って大量の商品を出品している人などに向いています。

一方、個数・重量制とは、商品1個あたりや配送1件あたり、重量1kgあたりの配送料を細かく決められる設定方法です。送料を一律無料にしたり、逆に商品ごとに設定したりと多様な使い方ができます。大きな商品を取り扱う場合は、重量で料金を分けるのもよいでしょう。

合わせ買いを狙った大量出品など、購入金額制にメリットがある場合でなければ個数・重量制を選ぶのがオススメです。とくに、全商品の配送料を無料に設定しておくと、注文時の合計金額がシンプルになるため商品価格の設定や利益配分の把握が簡単になります。以下、この記事でも個数・重量制を選択して説明します。

配送パターンの編集画面です。対応していない地域は右側にある「削除」をクリックして配送対応地域から除外してください。

この画面では、配送料を地域ごとに細かく設定できます。「送料」の項目は、「商品あたり」「重量制」「購入金額」の3種類があります。

「商品あたり」は、商品1個ごとに配送料が発生する設定です。例えば、商品代金1,200円で送料が商品あたり600円の場合、購入者は送料と合わせて1,800円を支払います。2個購入すると商品代金は2,400円、送料は1,200円となり、これは同じ人がまとめて購入した場合であっても変わりません。

「重量制」は商品の重さによって送料が変更される設定方法です。重量によって送料が変わる配送方法で送る場合はこの設定をするといいでしょう。

「購入金額制」は購入金額によって送料が変わる設定方法です。例えば、2,000円ごとに500円と設定するとします。購入代金の合計が2000円以下だと500円ですが、2001円~4000円までは送料が1000円となります。

おすすめの設定例として、「商品ごと」に設定して北海道・沖縄・離島のみ配送料500円、その他の地域は0円とする方法があります。このように設定すると、配送料が高い地域の負担を抑えながら、その他の地域は配送料無料をアピールすることができます。

出品者から見た「送料無料」のメリット

多くの商品を出品していると、カテゴリーや重さによって送料が異なる商品が混在してきます。そのような場合、最初から一律で送料無料にしておけば、値付けがしやすく便利です。

また、無料という言葉を使うと、購入者にとってはより魅力的な商品に映ります。以下の画像はその一例です。

購入者が実際に支払う料金は同じですが、上は配送料500円、下は本州への送料無料の設定で出品されています。多くの購入者が気にしている価格表示をこのように整えれば、それだけで購入者の心理を掴めることでしょう。北海道や沖縄には700円が別途上乗せされる設定になっているので、想定以上の送料が発生してしまう事態も防いでいます。

小口出品時は販売価格を計算して赤字を防ごう

小口出品時の収益は、以下の計算式で求められます。

この計算式を以下のように変更すると、赤字と黒字のボーダーラインとなる商品価格を求められます。

例えば、4,000円のDVDを送料400円、合計4,400円で仕入れて日本国内向けに販売する場合を考えてみましょう。この場合、基本成約料は100円、販売手数料は15%(0.15)、カテゴリー成約料は140円、送料は固定で350円です。

となりますので、12,771円以上で販売すれば黒字となる計算です。送料を350円未満に抑えられれば、さらに利益を得られます。

ただし、固定送料と実送料の差額は実際に購入者によって異なります。計算時は運送業者のサイトなどで配送場所ごとの送料を調べ、最大送料や平均送料など複数の値を使って予測を立てるとよいでしょう。全国送料一律の配送サービスなど、固定送料と実送料の差額を正確に把握できる方法を利用するのもオススメです。

【Amazonマーケットプレイス出品者向け】メディア商品を安く発送できる4つの方法

Amazonマーケットプレイスで自己出品をする場合、送料は売上と合わせてAmazonから入金されます。そのため、実送料を節約すれば、差額はそのまま利益として換算できるのです。

発送方法を見直せば、それだけで利益を増やせるかもしれません。ここでは、Amazonマーケットプレイス出品者向けに、CD・DVD・ブルーレイなどのメディア商品を安く発送できる方法を紹介します。

【全国一律198円】①:クリックポスト

クリックポストは、メディア商品を発送するうえでとくに適している方法です。送料は全国一律198円、厚さは3cmまで対応しているうえ、クレジットカード決済も可能と言うことなしです。

クリックポストによる発送が最も送料を抑えられるという場面も多く発生することでしょう。クリックポストを利用する際は、Webページ上で宛先などを入力して申し込みます。しかし、専用のラベルを自身で印刷して貼り付けるため、これを手間だと感じる人もいるかもしれません。

【全国一律180円】②:スマートレター

スマートレターはレターパックのような封筒型のサービスで、全国一律180円で発送できます。安い分レターパックよりサイズ制限が厳しく、利用できる荷物は重量1kg以内で厚さ2cm以内、A5サイズまでです。

通常の封筒のように、スマートレターに直接宛先を記入して発送します。薄めのCDなどを発送する際に便利に使えるサービスです。

【180円~】③:ゆうメール

ゆうメールも、CDやDVD、ブルーレイなどのメディア商品の発送に適しているサービスの1つです。縦幅25cm、横幅34cm、厚さ3cm、重さ1kgまでの印刷物およびCDやDVDを発送できます。

送れる荷物のサイズはクリックポストとほぼ同じですが、こちらは着払いや代金引換などの利用も可能です。中身が確認できるもののみの受付となるため、郵便局員に見せてからその場で梱包するか、封筒の隅などを一部切り取って窓のようにして発送します。

【120円~】④:定形外郵便

定形外郵便は円筒状に梱包したものなど、他のサービスでは送れないような多種多様な荷物を受け付けているサービスです。重さで送料が決まり、規格外なら4kgまで対応しています。重量が軽いほど送料が安くなり、50g以内なら120円、100g以内なら140円と他のサービスよりも安く送れます。

紙ジャケットのCDなど軽い商品を発送する際は、定形外郵便が最安値となるためオススメです。101~150gは210円となり、100gを超える荷物は他のサービスの方が安く送れます。軽いものを送る時のみ候補に加えるようにしましょう。

日本Amazonから海外に発送する際の特徴

海外から日本Amazonで商品を購入する人の中には、日本の家族や友人に頼んで品物を送ってもらう感覚で利用している人もいます。そのような人にとって、Amazonグローバルサービスは家族などによる代行購入を上回る、利用する価値のあるサービスとしての役割を果たしています。Amazonグローバルサービスについて詳しく見ていきましょう。

特徴①:オンライン上で全て完結する

Amazonグローバルの利用方法は、国内でAmazonを利用する場合とほとんど変わりません。購入手続きは国内発送時と同様、Webページ上で全て完結します。

人に代行購入を頼む場合と比較すると、いつでも自分の好きなタイミングで気軽に欲しいものを買える通信販売ならではの魅力が光ります。消耗品を想定より早く使い切ってしまった場合などに便利です。

特徴②:料金のわりに配送日数が短い

海外に荷物を送る際、地域によっては時間や費用面でかなりの負担がかかる場合があります。例えば、日本からブラジルに荷物を届ける場合、個人向けで一番早い方法は国際スピード郵便(EMS)です。4日で届き、荷物の追跡もできますが、1kgで4,100円の送料がかかります。

一番安い方法は2kg以下770円の船便ですが、到着まで3カ月前後かかるのがネックです。多くの場合、2kg以下1,280円で到着まで3週間前後のエコノミー航空(SAL)便が使われます。

Amazonグローバルを利用した場合、3~6日程度で購入者の居住国まで届きます。日数は発送先の地域によっても変動するほか、そこから購入者個人に届くまでの日数も見積もっておく必要があります。それでもSAL便の半分以下の日数で届けられる点は魅力です。

一方、Amazonのネットワークを使っているためか、他の発送方法と比較しても送料は安めに設定されています。例えば、Amazonがブラジルに直接販売する商品を発送する場合、配送1件ごとの基本料金は1,600円です。

また、国やカテゴリーによっては商品1点ごとに手数料がかかります。例えばブラジルへの発送の場合だと、すべてのカテゴリー商品1点につき1kgあたり700円の手数料がかかります。

ブラジルへ1個1kgの荷物を送るとすると送料は基本料金1,600円と重量1kgごとの手数料700円の計2,300円です。近い価格帯の国際eパケットや航空便でも9日かかる以上、この価格で1週間で到着するのはかなりお得だと言えます。

特徴③:関税が高く見積もられる分、変動リスクが少ない

特に途上国では、輸入品に多額の関税がかけられます。例えばブラジルの関税額は、郵送書類に記載する評価額の60%です。税関で検査を受けた結果、さらに評価額を上げられてしまう場合もあるため、多くの人が関税に頭を抱えています。

Amazonグローバルには、事前に関税費用を自動計算する機能が備わっています。多めの金額を機械的に割り出すため、想像以上に高い金額が算出される場面もあります。しかし、後出しで関税額を上げられてしまうリスクを減らせるため、メリットの1つとして数えられることでしょう。実際の課税額が事前に計算した額を下回った場合は返金を受けられるため、必要以上の関税を払うことはありません。

特徴④:食料品は非対応

ほとんどの食料品や化粧品はAmazonグローバルに対応していません。カップ麺やふりかけのように、賞味期限が長い食料品であっても同様です。

そのため、日本の食料品を手に入れるために利用しようとする人にとっては、せっかくのサービスを活かす機会が少ないのが現状です。それ以外のカテゴリーであれば対応している商品も多いため、使える場面があれば少しずつ利用していくとよいでしょう。

特徴⑤:一定量に達しないと配送されない場合がある

Amazonグローバル適用商品の中には、一定の条件を満たして初めてサービスが適用されるものもあります。その代表格が、2つ以上購入しなければならないなど、一定量に達さなければ配送しないという条件です。

繰り返し利用したい消耗品などでなければ、必要以上に購入しても無駄になってしまいます。このような商品を購入する場合は現地の友人や知人と共同で購入するなど、条件をクリアできる策を用意しておきましょう。

海外発送に対応している商品の探し方

まずは通常の利用時と同じように、検索バーに商品名などを入力して検索します。検索後、画面左側のサイドバーに表示されている「配送対象」チェックボックスにチェックを入れると、Amazonグローバルが利用できる商品のみが絞り込まれて表示されます。

検索した結果、Amazonグローバルに対応している商品が1つもなかった場合、このチェックボックスは表示されません。検索ワードを改めて、再度検索してください。このように、国内の商品を購入するのとほぼ同じ要領で、Amazonグローバル対応商品も簡単に検索できます。

地域別の配送日数

Amazonグローバルは、ほぼ全ての国への配送を可能にしています。アジア・太平洋エリアは2~3日、北米エリアは3~4日程度です。ヨーロッパや中東エリアは3~5日、中南米やアフリカエリアは3~6日程度となっています。

各エリアはさらにグループ分けされており、同じエリアでもグループごとに送料体系などが異なります。各国の所属するグループやグループごとの詳細な送料体系などはAmazon公式サイトを確認してください。

まとめ

Amazonマーケットプレイスで自己出品をする場合、送料は売上と合わせてAmazonから入金されます。つまり、送料の設定ひとつで最終的な利益額が左右されるのです。

予定していた送料よりも実送料を安く抑えられた場合は利益に含められますが、上回ってしまった場合は損失となってしまいます。とはいえ、送料を高く設定しすぎると販売機会を逃す可能性もあります。宅配業者がサービスの値上げを進めている昨今、赤字を出さないためには適切な配送方法の選択が必要不可欠です。

まずは、今回紹介したAmazonの送料設定を確認したり、ライバルとなる同業者の値付けや送料の設定を参考にしたりして、知識と感覚を養っていきましょう。きちんと利益をあげるためには、購入者のことを考えつつも妥協しない、バランスのよい値付けおよび配送料の設定が大切です。