Amazonでは、靴を含むファッション用品において、試着後の返品が無料でできるサービスがあります。この記事では、Amazonで靴を買うメリットや注意点、返品の手順を解説します。Amazonの試着後返品無料は、今までのネットショッピングの欠点を覆すサービスです。「靴をネットで買うのはちょっと…」と思っている人も、ぜひ参考にしてください。
Amazonで靴を買うことを勧める理由
ここでは、他のネットショッピングではなくAmazonで靴を買うことを勧める理由をお伝えします。
Amazonなら靴などの試着後の返品が無料
ネットショッピングのデメリットとして、
・試着ができない
・実際に手に持って質感や色味を確認できない
・想像と違ったなどの自己都合による返品は、返送料を負担しなければいけない
・場合によっては、返品・返金不可
などが挙げられます。
しかし、Amazonでは以下のことが可能です。
・購入後30日以内の返送で、商品代金全額返金
・想像と違ったなどの自己都合による返品であっても、返送料Amazon負担
・他の色やサイズが良かった場合、無料で交換
しかも、Amazonが推奨する方法は「サイズやカラーに迷ったら数種類まとめてオーダー」です。お店に行かずとも自由にフィッティングできて、気に入った商品だけを残したらあとは返品、返送のときも自宅に集荷に来てもらえば外出の必要なしという素晴らしさです。Amazonでは完全在宅で靴の試着・購入・返品ができてしまいます。
試着目的で靴を購入するときの注意点3つ
Amazonで靴を買うと試着ができてお得ですが、中には対象外の商品もあります。また、返送は注文履歴からおこなうので、あまりに注文が小分けになってしまうと不便です。ここでは、試着目的で靴を購入するときの注意点を3つ紹介します。
返送条件が違うAmazonマーケットプレイス商品に注意
Amazonには、Amazon.co.jpが販売する商品のほかに、Amazonマーケットプレイスと呼ばれる一般の出品者が販売する商品が存在します。マーケットプレイス商品であっても、Amazon.co.jpが発送をおこなう商品に関しては試着後の返品可能となっている事が多いですが、中には例外もあります。
また、Amazonマーケットプレイスの商品については、原則交換を行っていません。購入前に、どこまでのサービスを受けられる商品なのかを確認して購入するようにしましょう。
《Amazonマーケットプレイス商品の見分け方》
靴のサイズを指定後、「カートに入れる」ボタンの下に表示される文章をよく読みましょう。「この商品は〇〇(店名)が販売し、Amazon.co.jp が発送します。」と書いてあれば、Amazonマーケットプレイス商品、「この商品は、Amazon.co.jp が販売、発送します。」と書いてあれば、Amazon.co.jpの商品です。
《返送料無料・試着可能な商品の見分け方》
商品ページの値段の横に、「返品無料」の文字があれば試着後の返送が無料です。
「今すぐ買う」ボタンは使わないこと
Amazonで頼む商品を最終確認する際にも、返品・返送をおこなう際にも、商品の注文が一括であるほうが便利です。「今すぐ買う」ボタンで注文をしてしまうと商品の管理が難しくなるので、買いたい商品をすべてカートに入れて、まとめて注文するようにしましょう。
支払い前に最終チェックをすること
商品をカートに入れ終わったら、すべての商品を最終チェックします。
・「プライム」「返送無料」の文字があるかどうか
・サイズは間違っていないか
・色は間違っていないか
すべて確認したら、支払い方法を指定して注文確定しましょう。
Amazonで靴を探す手順
Amazonで靴を探す際、「ブランドやシリーズまで含めて購入したい靴が決まっている場合」と「ブランドは決まっていないけど、新しい靴がほしい場合」にわかれます。ここでは、「ブランドは決まっていないけど、新しい靴がほしい場合」に、Amazonで靴を探す手順を紹介します。
カテゴリーを「シューズ&バック」にして検索
買いたい靴のブランド名や型番がわかっていれば、検索窓に入力することで一発で商品を探せます。しかし、そこまで細かく決まっていない場合は、カテゴリーのみ指定して、検索窓の中は空のまま、検索ボタンを押しましょう。
さらに細かくカテゴリーを指定する
・バック、スーツケース
-メンズバッグ、財布/レディースバッグ、財布/リュック、バックパック
・メンズ
-シューズ/バッグ、財布
・レディース
-シューズ/バッグ、財布
・キッズ、ベビー
-ボーイズシューズ/ガールズシューズ/ベビーシューズ
この中から、自分のほしいカテゴリーを選択してください。シューズカテゴリーを選ぶと、さらにスニーカーやビジネスシューズなどの区分が表示されるので、ほしい物を選びます。
靴の色を選ぶ
ほしい色が決まっている場合は、ここで絞り込んでおくと検索が楽になります。画面左側にある「絞り込み」の中の「カラー」から、ほしい色にチェックを入れましょう。複数選択も可能です。
靴のサイズを選ぶ
ほしい靴が見つかっても、サイズ展開がなければ探し損になってしまいます。画面左側の「絞り込み」の中から、自分の靴のサイズを予め指定しておきましょう。複数選択も可能です。メーカーによって実際の靴のサイズに差があるので、自分のサイズからプラスマイナス1cmずつくらいに範囲を広げると良いです。
出品者を選択する
基本的に、Amazon.co.jpが発送する商品であれば、Amazon以外の出品者が出品している商品でも試着後の返送が無料です。しかし、Amazon以外の出品者、つまりAmazonマーケットプレイスの場合は交換ができないことがあります。Amazon.co.jpが販売する商品であれば、返送無料に加えて、サイズ違い・色違いへの交換も無料です。
Amazon.co.jpが販売する商品に絞りたい場合、絞り込みの条件として、出品者の欄の「Amazon.co.jp」にチェックを入れましょう。ちなみに、配送料を無料に抑えたい場合は、画面左の絞り込みの中から「Amazonプライム」のチェックボックスにチェックを入れます。これで、Amazonプライム会員であれば配送料無料で購入できる商品だけが表示されます。
絞り込んだ中から好みの靴を探す
ブランドや価格でも、絞り込みが可能です。必要に応じて絞り込みをしながら、商品一覧を見て好みの靴を選びます。購入したい靴が見つかったら、「今すぐ買う」ボタンでの注文は使わずにカートに入れていきましょう。あとで最終チェックをします。
カートの中の靴を最終チェック
サイズや色に間違いがないかどうか、カートの商品一覧で確認します。商品の合計や配送料の有無も見て、問題がなければ注文を確定します。
Amazonで靴を注文するメリットと試着のコツ
ここでは、実店舗ではなくAmazonで靴を注文することのメリット、店員がいない状態で正確に自分に合う靴を選ぶ試着のコツをお伝えします。
Amazonで靴を注文するメリット
Amazon.co.jpが発送する靴は、試着後であっても返品が可能です。商品代金はもちろん、返送料まですべてAmazon持ちなので、実店舗での購入と何ら変わりなく利用できます。
しかし、これではまだ「実店舗と同条件」になっただけです。実店舗ではなくAmazonで注文するほうがメリットが大きい点について紹介します。
《実店舗ではなくAmazonで靴を注文するメリット》
・足がむくんだ状態/むくんでない状態両方で試着ができる
・実際に合わせる靴下で試着できる
・自分が持っている服との相性をすべて調べられる
・お店の営業時間に合わない生活リズムでも大丈夫
・店が家から遠い人でも大丈夫
・小さい子供がいて買い物に行きづらい人でも大丈夫
とくに、返品までが30日間と長いことがメリットです。足のサイズは、むくみ具合によって変化します。
朝はピッタリでも夕方になると痛みがでる、というのはよくあることです。自宅での試着なら、むくみがある時とない時など、さまざまなケースで試着できます。
また、店で試着するときは、その日履いていった靴下・その日着ていった服としかバランスを見ることができません。しかし、自宅での試着なら、靴下や服を着替えながらの組み合わせが可能です。
24時間いつでも好きなときに試着ができる点は、実店舗にないメリットだといえるでしょう。
サイズ違いで注文することのメリット
Amazonで靴を注文するときは、自分の靴のサイズから前後に1サイズずつ、合計3サイズ程注文するのがオススメです。靴のサイズは、メーカーによって微妙に異なるため、一概に「自分の靴のサイズは何cm」とは言えません。また、履いてみて、「これくらいでいいかな」と思っても、前後のサイズを履いてみたら「全然フィット感が違う、あとから履いてみたほうの靴のがいい」ということもあります。
Amazonも、サイズや色で迷ったら複数注文して試着することを推奨してるので、ぜひ活用しましょう。1足ずつ注文・試着・返品を繰り返すより、一度に複数注文して履き比べをするのがオススメです。サイズが合わないから返品して再注文、届いて履いてみたらやっぱり前のサイズの方が良かった、という失敗も防げます。
試着のコツ
自宅で試着するときには、実店舗と違い店員に尋ねることができません。試着のコツを理解しておくことで、自分でもピッタリ合う靴を見つけることができるので覚えておきましょう。
《自宅での試着のチェックポイント》
・つま先
・甲周り
・土踏まず
・履き口
・かかと周り
つま先や甲周りに少し余裕があること、アーチ部分が土踏まずにフィットしていること、履き口やかかと周りに隙間が空きすぎないことが大切です。少し部屋の中を歩きながら、フィット感を確かめてみて下さい。
また、試着後の返品のことも考えなくてはいけません。Amazonの全額返金の規定である「タグを外さないこと」はもちろん、靴を傷つけない配慮も大切です。マナーを守って、返品後に他の人のもとに渡る靴であることを意識しながら試着してください。
《試着時のマナー》
・必ず屋内で試着すること
・素足で履かないこと
・外側だけでなくインソールの汚れにも気を配ること
・よごれ、履きジワを残さないこと
・靴箱や緩衝材もよごしたり傷つけたりしないこと
Amazonで購入した靴を返品・交換するための手順
・Amazonで靴を買ったけど、合わなかった
・Amazonで試着目的で複数購入、残りを返品したい
というときの、返品・交換の手順を解説します。
返品リクエストから商品の梱包まで
(1)Amazonアカウントにログインし、注文履歴を表示
(2)該当する注文の「商品の返品」を選択
(3)返品する商品を選択
同時に複数商品注文している場合には、商品一覧が表示されます。返品したい商品すべてにチェックを入れていきます。手元に残したい商品にチェックを入れないように気をつけましょう。
(4)返品理由を選択・入力
返品理由は、まず大まかな理由をリストから選び、詳細をコメント欄に記入します。返品する理由を書き終えて、返品商品に間違いがないことを確認したら「次に進む」をクリックします。
(5)次に進み、「手続き方法を選択」
交換か返金のいずれかを選択したら、「次に進む」をクリックします。
(6)次に進み、「返送手続きを開始」
続いて返送方法を選択し、「返送手続きを開始」をクリックしましょう。
(7)返品用ラベルを印刷する
Amazonの商品を返品する際には、返品用ラベルと返品受付IDが必要です。「返送手続きを開始」をクリックすると、自動的にラベルの印刷ページに移行します。「返品用ラベルと返送手順を表示・印刷」を選択して、印刷しましょう。返品用ラベルと返品受付IDが一枚に印刷されて出てくるので、それぞれを切り離します。
(8)返品受付IDを同梱
印刷ができたら、返送する商品を梱包します。入れ忘れや入れ間違いに注意してダンボールに商品を詰め、緩衝材を入れます。最後に、返品受付IDを同梱し、封をしてください。
(9)ダンボールの外側に返品用ラベルを貼り付ける
返送先住所とバーコードが印字されている「返品用ラベル」をダンボールの外側に貼り付けたら、返送準備完了です。
集荷依頼をかけて配送業者に荷物を引き渡す
返品リクエストのページに、配送業者についての記載があります。着払いでの返送が認められているのは、ヤマト運輸・佐川急便・日本郵政の3社のみです。
3社とも集荷依頼を受け付けているので、重い荷物を持っていく必要はありません。案内に沿って集荷連絡をし、荷物を引き渡しましょう。
交換ができない場合・合う靴がなかった場合は自分で再注文
Amazon.co.jpが販売する商品は、サイズ・色変更が可能です。
しかし、
・型番そのものが合わなかった
・Amazonマーケットプレイス商品で、交換を受け付けていなかった
というときには、交換の申し込みができません。
その場合は、再度Amazonの靴カテゴリーの中から商品を探して注文する必要があります。
返品状況の確認は注文履歴から
返品の配送状況や返金の状況は、注文履歴から確認できます。
まとめ
Amazonでは、靴の配送料・返品・返送料が無料です。試着後の返品ができるため、実店舗と変わらない条件で買い物を楽しむことができます。それどころか、自分の好きな時間で・さまざまな持ち物とあわせての試着が可能なので、店舗試着より自由度が高いことも特徴です。試着のマナーを守り、Amazonの規約に沿って、ショッピングを楽しみましょう。