売上管理や在庫管理は結構手間がかかりますよね。そんな緻密な作業を簡潔にしてくれるのがスマホアプリです。しかし、いざスマホアプリを取り入れようとしても、いろいろあり過ぎて悩んでしまいます。
そこで今回はiPhoneやAndroidで使えるおすすめアプリやクラウド型システムを選定しました。ぜひ、参考にして下さい。
いつの時代も集計は時間と手間がかかる
ネット店舗の場合は売り上げを自動的に集計してくれますが、実店舗で商品やサービスを販売している場合、その日の締めとして売り上げを計算しなければなりません。現金の場合は特に大変で、毎日金額を数えなければならず、売り上げと実際の金額が合わないと残業しなければならないこともあります。
さらに、確定申告時にはレシートの提示が責務となりますので、レシートの発行もしなければなりません。現金取引の場合は、脱税を防ぐためにもレジ打ちは必須になります。この、レジ打ち・集計という一連の作業に苦労している方は、今でもかなり多いのではないでしょうか。
アプリを導入して売上管理をスマートに
かつては手間がかかった集計の作業。これをデータ化すれば作業の量が減り、効率的に時間を使うことができます。今は売り上げや在庫管理などが手軽にできるアプリが多く登場しています。
例えば、アプリをダウンロードしたタブレットで、日々の売り上げを入力すると、自動で現金出納帳ができあがります。残高が分かるので、翌日に準備しておくべき金額も分かります。さらに特定の日の売り上げや、月ごとの売り上げを後から簡単に振り返ることができ、経営戦略も練りやすくなりますね。データを自動化することで、従業員が不正を働きにくくなるという効果もあります。
売り上げだけでなく、仕入れにかかった費用や買掛金にも対応しているアプリを使うと、さらに細かな分析が可能です。
POSレジはとても高価なので導入するのは現実的ではないという場合も、低価格な集計管理アプリなら取り入れることができます。このようなアプリやソフトを使うと、手書きで帳簿をつけたりエクセルで入力したりするよりも簡単に集計を出すことができるので、最近では利用する人が増えているのです。
アプリは有料が良い?無料が良い?
集計管理アプリには無料版と有料版があります。しかし、完全に無料のものは集計アプリの性質上ほとんどありません。なぜなら、不特定多数の人の目に触れることはあまりないので、広告での収入がほとんど望めないからです。アプリ開発者が収入を得ようとすると、必然的にアプリのユーザーからの利用料からになります。
しかし、1ヶ月間の試用期間など制限付きで無料で使えるアプリがあるので、実際の使用感で選ぶことはできます。欲しい機能があるか?価格は?などを比較して、どのアプリが良いか検討しましょう。
クラウド型売上管理システムの導入も検討しよう
少し前までは、売上管理システムを導入しようとする時は、パソコンにシステムをインストールして使っていました。しかし、現在はインストールしなくてもよいクラウド型の管理システムが主流になってきています。
インターネットに繋げる環境があれば、パソコンはもちろんスマホやタブレットでも管理画面を開くことができ、入力も比較的簡単にできます。スタッフごとに個別のIDを持つことができるので、誰がミスをしたのか、誰が取引をしたのかが、一目瞭然です。しかも不正を働くことが難しいという利点もあります。
クラウド型管理システムは、売り上げ、仕入れ、在庫管理などを連携して管理できるので、会社規模で一括で取り入れるのが良いでしょう。
在庫管理ができるおすすめアプリ【iPhone・iPad】
需要と供給のバランスをとるために必要なのが在庫管理。でも「小規模な店だから、在庫管理システムを導入してもコストが増えるだけでマイナス面が大きいのではないか」とシステム導入に悩んでいる管理者は多いのではないでしょうか。
そんな人のために、スマホで操作ができる在庫管理アプリの導入をおすすめします。コストが抑えられて効率的に在庫管理ができます。
まずはiPhoneやiPadで使えるアプリを紹介していきます。
「zaico – クラウド在庫管理ソフト」
手書きにしてもエクセルで入力するにしても、なにかと面倒な品名と数量の入力。「zaico – クラウド在庫管理ソフト」は一度品名を入力すれば、後は数量を増減するだけです。大変シンプルなアプリなので、簡単に操作ができます。
紙と違ってうす暗い倉庫でも画面を見ることができ、片手で操作できます。紛失や紙破れの心配もいりません。基本無料で使えるアプリです。
有料プランには最大5,000の在庫データを一括で作成できる月額4,378円(税込)のミニマムプラン、発注もれを防ぐ機能のついた月額10,780円(税込)のライトプランがあり、ミニマムプランなら月額825円(税込)、ライトプランなら月額1,650円(税込)でユーザを一人追加できます。また、月額43,780円(税込)で利用できるフルプランもあり、こちらは月額3,300円(税込)でユーザを一人追加できます。
必要に応じて用途に合ったプランを選びましょう。
「NEXPO POSレジ」
POSレジは一台投入しようとすると、初期費用だけでも100万円以上もかかる高価な機械です。「NEXPO POSレジ」は、そんなPOSレジの便利機能が、月額3,234円(税込)という低価格で使えるiPad専用のアプリです。
売り上げを集計して曜日ごとにまとめる分析機能、複数の店舗間での在庫移動や管理などができます。
現場の負担を軽くでき、売れ筋商品の把握も可能。顧客管理もできるので、リピーターを増やす施策を講じることができます。
従来のPOSレジに比べて、オシャレなことと操作が簡単なことなどから、ユーザーから高い評価を得ているアプリです。気になる方は以下のリンクから、詳細を調べてみてください。
「在庫や備品をカンタン管理 Tana」
分かりやすいデザインで簡単に在庫が記録できる在庫管理アプリです。バーコード読み取り機能があり、在庫管理の効率化を図ることができます。
高いシステムを導入する前に、まずはこのアプリを試してみてはいかがでしょう。
在庫管理ができるおすすめアプリ【Android】
コストを抑えて在庫管理ができる便利なアプリ、次はAndroid版を紹介します。iPhoneでも使えるアプリもあります。
「zaico – クラウド在庫管理ソフト」
商品名や保管場所、数量などの商品情報を直接登録することができます。カメラ機能を使ってのQRコード・バーコード登録も可能。
さらに、アカウントを登録するだけで、パソコンと連動させることができます。パソコンのアカウントがあると商品ごとのQRコード作成ができるので、商品情報を確認するのに便利です。
基本使用料は無料ですが、有料プランもあります。
一人で使用する場合は月額1,078円(税込)のエントリープラン、2名以上で使用する場合は月額3,278円(税込)のスタンダードプランがあり、月額1,045円(税込)でユーザを一人追加できます。また、月額10,780円(税込)で利用できるビジネスプランでは、月額1,650円(税込)でユーザを一人追加できます。
必要に応じて用途に合ったプランを選びましょう。
売上管理ができるおすすめアプリ【iPhone・iPad】
在庫管理と同様に、売上管理専用のスマホアプリが色々登場しています。その利便性から導入する人も多数います。入力だけのシンプルなものから、レジのように使えるものまであるので、ニーズに合わせて選んでください。
まずは、iPhone・iPadで売上管理ができるアプリを紹介します。
「TapBiz 」
売り上げだけでなく、在庫管理、顧客情報、スタッフ情報を包括的に管理できるアプリです。細かくカスタマイズできるので、より自分に合った情報整理が可能。マーケティング機能では様々な戦略立案の助けになってくれます。豊富なパターンでカスタマイズできるので、様々な業種に適用できるのも魅力です。
iPhoneだけでなくAndroidでも使えます。無料で試すことができますが、アプリ内課金があります。
「Square POSレジ 」
現金だけでなく、カード決済もできるPOSレジアプリです。クレジットカード決済の場合は、専用のICカードリーダーを使って行います。要望があれば電子レシートの送付も可能。
売上データはSquareのサーバー上にて保管され、ネットに繋げばどこからでも閲覧ができ、売上分析に役立ちます。無料で利用が可能です。
「Seller Book(セラーブック)」
フリマ出品の売り上げを管理できるアプリです。仕入れ金額・送料・梱包費なども細かく記録することができます。そのため販売コストや、月ごとの純利益を把握することも可能です。
さらに、一覧で出品前から取引完結までの取引状況を、把握することも可能。フリーマーケットを開催している人には、最適なアプリです。
こちらもAndroidにも対応しています。無料で試すことができますが、アプリ内課金があります。
・フリマアプリの売上管理-セラーブック 自動のフリマ売上管理
「ユビレジ」
タブレットがレジの代わりになるアプリです。単純なレジ機能はもちろん、タブレットを利用したキャッシュレス決済にも対応。リアルタイムの売上管理に加え、色々な種別ごとの分析も可能としています。
さらに、iPhoneなどがオーダーテイク用ハンディになる「ユビレジ ハンディ」やユビレジの機能と連動して在庫管理ができる「ユビレジ 在庫管理」などのアプリへの展開もあり、飲食店などにとって役立つ機能が多数あります。
一部機能に制限がかかりますが、無料で使える1ヶ月お試しプランなどもあるので試しに導入してみるのもいいでしょう。
売上管理ができるおすすめアプリ【Android版】
次にAndroidで使える、売上管理のおすすめアプリを紹介します。iPhoneでも使用可能なものもあるので要チェックです。
「TapPOS レジ 売上げ 在庫管理 」
売上管理のみならず、在庫管理や統計分析もできる優れものアプリです。様々な業種の小規模ビジネスを、効率よくサポートしてくれます。売り上げはグラフによって可視化されるので、分析しやすいのが特徴。
レジ機能としては、バーコード利用・クレジットカード決済・レシート印刷ができます。
「サイボウズ Office 新着通知」
こちらの新着通知を受け取るには、クラウドサービスとして展開している「サイボウズ Office」利用が前提になります。そして、サイボウズアプリをインストールすれば、自分宛ての通知をスマホで受け取ることができます。
取引先から急な連絡が入った時も、直ぐに対応ができます。AndroidだけでなくiPhoneでも受信可能です。サイボウズ Officeは、1ユーザーにつき月額550円(税込)からです。
「最小限の売上管理メモ - 見える化で売上アップ!」
個人事業主や小売業にぴったりの、最小限の売上管理アプリです。日々の売り上げやお客さんの数を記録し、グラフとして視覚化してくれるので分かりやすいのが特徴。売上目標も立てやすくなります。
さらに、気づいたことをコメントして、記録することも可能。最小限の機能でシンプルなアプリがいいという人に向いています。無料で使えます。
kintoneを使って売上管理のアプリを作成する
ここではkintoneを使って売上管理のアプリを作る方法を4つ紹介します。
1.サンプルアプリの「受注・売上管理」を使う方法
サンプルアプリはそのまま使うことのできるアプリのひな型です。サンプルアプリの中の「受注・売上管理」は、受注や売上管理に関する機能が一通り揃っているためそのまま使い始めることができ、デザインや設定も変更できます。
サンプルアプリはキントーンアカウントから無料で追加することができます。
2.ドラッグ&ドロップで作る方法
ドラッグ&ドロップで必要な項目を選んで並べていくことで、売上管理のアプリを作る方法です。画面上の必要な項目を好きな場所に移動させて配置するので、難しい知識はいらず直感的に自分のイメージ通りの売上管理アプリを作ることができます。
3.ExcelやCSVを読み込んで作る方法
現状で使っている売上管理のエクセルやCSVファイルを読み込んでアプリにする方法です。入力されているデータをそのまま引き継いで簡単にkintone上でアプリ化できます。
4.作成済みのアプリをコピーして作る方法
初めから作るのではなく、すでにあるアプリをコピーして新しいアプリを作る方法です。ゼロから作るのとは違い、フォームなどの設定を引き継いだ状態で作ることになりますから手間がかかりません。
kintoneを使って売上管理アプリのデータをグラフにする
kintone内で作った売上管理アプリのデータをグラフ化する方法を解説します。
まず初めに管理者のアカウントから、売上管理に使っているアプリを開いて①の「設定」をクリック。開いたウィンドウから②の「グラフ」をクリックします。
グラフのページで「+」をクリックして新しいグラフを作成します。
グラフ名を決めたら必要な項目を選択していきます。ここでの売上管理のアプリには「店舗」、「日付」、「売上」の3項目が入っていますから大項目、中項目、集計方法などを自分が分かりやすいように選択していきます。
ここでは、グラフ名を「売上推移」とし、大項目を「日付」、中項目(大項目の隣のプラスをクリック)を「店舗」、集計方法を「合計」に設定します。ソートを「大項目」にして隣を「昇順」に設定します。
全ての設定が終わったら左上の赤丸「保存」をクリックします。
これで売上管理のアプリをグラフで見ることができるようになりました。
棒グラフの上にマウスのカーソルを持ってくることで、①のように各データを細かく見ることもできます。また、グラフでクリックすると別ウィンドウで該当レコードを見ることができます。
②の店舗をクリックすると、棒グラフの表示/非表示の切り替えができるので、不要なデータを非表示にして作業の効率化を図るといったこともできます。
また、グラフのプルダウンメニューから選択するだけで、他の形式のグラフに簡単に切り替えることができます。
大項目などの項目は合計で500以下にしなければならないため、規定数を越えてしまった場合は「絞り込み」機能を使って数を減らす必要があります。もしくは「クロス集計表」や「表」などを使って表示させることもできます。
時間軸で売上の推移を見たいときは面グラフや棒グラフの「積み上げ」が分かりやすく、全体売上の中の各店舗毎の割合が見たいときは「100%積み上げ」が一目でわかるので便利です。
売上管理ができるおすすめのクラウドソフト
ダウンロード・インストールしなくても使えるクラウド型の会計ソフトは、コストを抑えたい方にとっておすすめです。経費・売上・利益を自動で計算して出力できるのでとても便利です。パソコンはもちろん、スマホからでも確認することができるのも大きなメリットでしょう。そんなクラウド型のおすすめソフトを紹介します。
「フリーウェイ販売管理」
初期費用や月額利用料が0円から始められる、売上・請求・入金業務に特化したクラウドソフトです。商品の納品書・受領書・売上伝票をPDFで出力可能。
今までクラウドソフトを使ったことがない人も、お試し感覚で試すことができます。しかも3人までなら無料で共有できます。
1,000伝票を超えると利用料がかかります。使い勝手が良いなと思ったら、有料版にアップグレードすると良いでしょう。
「弥生会計オンライン」
簿記や会計の知識がなくても、簡単に使える会計ソフトです。クレジットカードの取り引きデータや銀行明細、領収書などのスキャンデータを自動的に仕分けしてくれるので、効率化が図れます。月々のデータはグラフで視覚化され、分かりやすいのも利点です。
業界でも最大規模のカスタマーセンターを設置しているので、導入後分からないことがあっても安心です。最大2年間無料で使え、その後は30,580円(税込)から利用できます。
「サイボウズ Office」
企業やチーム同士での情報共有、コミニュケーションをサポートするソフトウェアです。先ほど述べた「サイボウズ Office 新着通知」との連携が可能。
さらに、売上情報・在庫管理・顧客台帳など、自由にカスタマイズすることができます。クラウド版の場合、1ユーザーにつき月額550円(税込)からという低価格も魅力です。
開業手続きや確定申告に役立つクラウドソフト
個人でネット物販に取り組んでいる場合、個人事業主として本格的に始めたいと考えている方も多いのではないでしょうか。個人事業主となるためには、最寄りの税務署で開業手続きを済ませる必要があります。また、確定申告も毎年行うことになるため、書類作成や経費のチェックがなかなか面倒です。
そこで、開業手続きや確定申告に役立つクラウドソフトも紹介します。
開業手続きに役立つクラウドソフト「freee開業」
開業手続きの際に提出するべき書類を作成できる、クラウド型のオンラインサービスです。必要な情報をアンケート形式で入力するだけで、「開業届」や「青色申告承認申請書」などが作成されるので、誰でも簡単に使うことができます。
また、freee開業は書類作成のみならず、提出もサポートしています。e-tax(電子申告)を使えば、オンライン上で必要書類を提出できるため、税務署に行かず自宅から開業手続きを済ませることも可能です。
さらに、提供されているサービスはすべて無料となっているので、気兼ねなく利用できます。
・電子申告対応・開業手続きがオンラインで完結する「freee開業」
確定申告に役立つクラウドソフト「マネーフォワード クラウド」
会計処理や経費計算など、バックオフィスに関する業務を自動化できるクラウドソフトです。確定申告にも対応しており、明細データの取得や申告書類の作成など、面倒な作業をすべて自動的に行ってくれます。マネーフォワード クラウドに熟知した税理士の紹介など、サポート体制も充実しているため、初めて確定申告を行うという方でも安心です。
また、銀行・クレジットカードといった金融関連サービスとの連携にも注力しており、対応サービス数2,400以上となっています。
確定申告に役立つクラウドソフト「やよいの青色/白色申告 オンライン」
フリーランスや個人事業主の方向けに提供されている、クラウド型の確定申告ソフトです。青色申告・白色申告どちらにも対応している上、デザインや機能がシンプルなので、誰でも簡単に使うことができます。クラウド会計ソフトとして2人に1人が利用するなど、業界内でも大きなシェアを占めているため、信頼性も抜群です。
カスタマーサポートも充実しているので、ソフトの使い方から会計や経理に関する内容まで、何でも質問できます。
また、やよいの白色申告オンラインは初期費用・月額費用ともに無料、やよいの青色申告オンラインは初年度0円キャンペーンを実施しているため、気軽に利用できる点も要チェックです。
売上管理する上での注意点
現在では、売上管理をするのはスマホなどがあれば十分ことたりるようになっています。しかし、便利なアプリが多数存在する中で、アプリを利用する際に注意しなくてはいけないこともあります。
誰が管理しても問題ないか
売上管理を一人の担当者が担ってしまうと、売り上げの分析などに偏りができてしまったり、作業効率としてもあまりおすすめはできません。操作、管理はスタッフの誰でも同じように行えるよう、共有しておきましょう。
アプリの機能を最大限活かす
アプリにはそれぞれ多くの機能が備わっています。最低限の操作だけするのでは、そのアプリを利用する利点が薄くなってしまいます。データをグラフ化できるものもあるので、スタッフ全員で共有し、売上向上のための経営戦略などを組み立てて行きましょう。
美容室で使う売上管理アプリと顧客管理システムを選ぶ時のチェックポイント
美容室やヘアサロンで使える売上管理アプリや顧客管理システムも多数存在します。自分のお店に合うアプリを選ぶための注意点を解説していきます。
画面の見やすさと操作のしやすさ
便利であっても複雑なシステムや操作性の難しいものはなるべく避けましょう。自分だけでなくスタッフも使うことを考え、見やすい画面で簡単に操作できるアプリかどうかを確認しましょう。
アプリやシステムのサポート体制
初めて使うアプリであれば、最初のうちはどうしても使用上でうまくいかないことが出てくる可能性があります。慣れていないうちは自分で解決しようと思っても時間がかかってしまったり、サポート無しでは解決できない場合もあります。不明点やトラブル、操作で分からないことがあったときにすぐに対応してもらえるかどうかが非常に重要ですから、サポート体制がしっかり整っているかの確認を必ずしておきましょう。
アプリを使う目的とアプリの機能が合っているか
売上や顧客管理、会計やカウンセリングなどアプリの用途は多岐にわたります。アプリやシステムによって搭載されている機能は異なるため、アプリを選ぶ際は自分がアプリを使う目的や自店のニーズに合う機能を有しているかどうかの確認をしましょう。
PCだけでなくスマホやタブレットに対応しているか
自店で使う端末にアプリが対応しているかどうかの確認は必須です。スマホやタブレットをメインで使うのに、PCにしか対応していないアプリを選んでしまっては使い勝手が悪くなってしまいます。様々な端末に対応しているマルチデバイス対応のサービスもたくさんあるので確認してみましょう。
仕入れや売り上げを管理するアプリまとめ
スマホやタブレットの普及が進み、アプリやクラウド型の管理システムが多く開発されています。そのため、高額なPOSレジを買わなくても、同様のサービスを得ることが可能になりました。しかもPOSレジと違い個々が持っているデバイスで、場所と時間を選ばず管理することもできるのです。
店長でなく一従業員でも簡単に管理できるので、取り入れない手はありません。業種やお店に合ったアプリ・クラウド型集計システムを見つけて、面倒な売上管理業務を快適にしましょう。