本を売るならメルカリがおすすめ！出品手順やメリット、早く売るコツをご紹介！

2022年5月5日

全国ネットの古本ショップやECサイトの普及により、「本は読んだら売るもの」という考え方がずいぶん浸透しました。どうせ読まないと分かっているのなら、本棚にしまってスペースを無駄に使うより、売ってしまった方が得でしょう。

その方法としておすすめするのが、「メルカリ」です。メルカリなら誰でも本が簡単に出品できるうえ、ポイントを押さえれば高く早く売ることも可能です。

そこで今回は、メルカリで本を売る方法やメリット、早く売るためのコツや注意点などについて詳しく解説します。

メルカリで本を売る手順

まずは、メルカリで本を販売する手順について解説します。

メルカリに登録する

メルカリで本を出品するには、まずアカウント登録が必要です。メルカリは、スマホからでもパソコンからでも利用可能ですが、スマホの方が圧倒的に簡単でスピーディーに出品できるのでおすすめです。

本記事でもスマホを使った登録方法を解説します。

まず、「App Store」か「Google Playストア」のいずれかから「メルカリ」のアプリをインストールします。

次に、アプリを起動したら「次へ」→「メルカリをはじめる」を押してください。

「Google」「Facebook」「dアカウント」「メールアドレス」のいずれかを選択して登録しましょう。今回は、「メールアドレス」を使って登録する方法をご紹介します。

会員登録情報を入力する

「メールアドレス」「パスワード」「ニックネーム」「招待コード（持っている場合のみ）」「本人情報登録」を順に入力していきます。

SMSを使って本人確認をするために、電話番号を入力して「次へ」をタップします。

確認画面で「送る」をタップしてください。

SMSに4桁の認証番号が届くので、入力の上「認証する」をタップします。

以上で、アカウント登録手続きは終了となります。

本を出品する

出品画面でバーコード出品を選びます。出品したい本のバーコードをスキャンし、本の写真を撮影して「完了」をタップします。

すると、バーコード情報を元に商品のカテゴリーが表示されます。続いて、商品の状態を以下の6つの中から選択しましょう。

本のタイトルやあらすじなどがバーコード情報を元に自動的に入力されるので、必要に応じて加筆や編集をしてください。

「配送料の負担」「配送方法」「発送元の地域」「発送までの日数」を入力します。ただし、「発送元の地域」については、アカウント登録した住所に基づいて自動入力されます。

売れやすい価格が表示されるので、ここも必要に応じて自分が売りたい価格に書き換えてください。

最後に「出品する」をタップして完了です。

購入されたら発送する

買い手がついたら、事前に入力した発送までの日数以内に必ず発送してください。

評価を行う

メルカリでは、商品を送った後に購入者が中身を確認し、問題なければ受取評価を行います。それを受けて出品者も相手を評価したら取引は終了となり、メルカリが購入者から一時的に預かっていた商品代金が振り込まれます。この互いの評価が完了しなければ代金の支払いは保留となるので、すみやかに済ませるようにしてください。

メルカリで本を売るメリット

続いては、メルカリで本を売るメリットについてご紹介します。

出品作業が簡単

冒頭で述べたように、メルカリではアカウントを登録してから出品までの作業が非常に簡単です。Amazonなら、身分証の提示が必要だったり本人確認に時間がかかるうえ、商品登録手続きも複雑です。

メルカリなら特に本の場合は、バーコードをスキャンすることでほぼ自動的に出品作業が完了します。しかも上手くいけば、数分後には売れている可能性もあるのです。

早く現金化できる

メルカリでは、本の売上金をとてもスピーディーに現金化できる点も魅力です。方法としては、売上金を自分の銀行口座から引き出したい時に、メルカリへ申請することとなっています。

ゆうちょ銀行以外の銀行を振込先に使った場合の現金化にかかる時間は、それぞれ以下の通りです。

月曜日～木曜日までの「午前0時～8時59分まで」に申請→翌日に振り込み完了
金曜日の「午前午前0時～8時59分まで」に申請→翌週月曜日に振り込み完了
土・日曜日の「午前午前0時～23時59分まで」に申請→翌週火曜日に振り込み完了
月曜日～木曜日までの「午前9時～23時59分まで」に申請→2日後に振り込み完了
金曜日の「午前9時～23時59分まで」に申請→翌週火曜日に振り込み完了

「ゆうちょ銀行」の場合のみ、申請から振り込みまでに3〜6日かかります。それでもこの短期間で現金化できるのはメリットといえるでしょう。

ただし、売上金が200円以下の場合は、現金化できないので気をつけてください。

匿名で安く早く送れる

メルカリでは、「メルカリ便」を使うと、本を全国一律料金で安く、早く、しかも匿名で発送することができます。

「メルカリ便」には、クロネコヤマトの「らくらくメルカリ便」と日本郵便の「ゆうゆうメルカリ便」があります。

らくらくメルカリ便

ネコポス（A4サイズで厚さ3cm・1kgまで）なら全国一律175円（税込）
宅急便コンパクト（縦・横・高さの合計が60cm以内）なら全国一律380円（税込）
宅急便（3辺の合計サイズが60～160cmまでの6段階）なら全国一律700～1,600円（税込）

ゆうゆうメルカリ便

ゆうパケット（3辺の合計サイズ60cm以内で1kgまで）/ゆうパケットポスト（3辺の合計サイズ60cm以内・2kgまで）なら全国一律200円（税込）
ゆうパケットプラス（縦24cm・横17cm・高さ7cm以下で2kg以下）が全国一律375円（税込）
ゆうパック（3辺の合計サイズが60～100cmまでの3段階）なら全国一律700～1,000円（税込）

いずれも翌日に届き、荷物の追跡も可能で、名前や住所などの個人情報を隠して送れるので安心です。ただし、メルカリ便は出品者が送料を負担する場合にしか使えないので気をつけてください。

メルカリではどんな本が売れやすい？

メルカリでは、一見同じように見える本でも、売れやすい特徴を持つものと、そうでないものがあります。そこで、この項目ではメルカリにおいてどのような本が購入されやすいのか具体的に解説していきます。

初版本

ベストセラーやロングセラーの作品の場合、初版本は特別感があるため売れやすい特徴があります。とくに、その作家の熱烈なファンや、その作品自体が大好きな人からすると、喉から手が出るほど欲しい場合があるのです。

作家のサイン入りなら、なおのこと評価は高まるでしょう。もちろん、本の画像だけでは分からないので、商品説明の欄にわかりやすく「初版本です！」「○○さんのサイン入り！」などと明記するようにしてください。

帯やしおり付き

本の帯や付録としてついてきた記念のしおりがあると、保存状態の良さが伝わり、プレミアム感も出るので、売れやすくなります。メルカリでは、単なる読書好きなユーザーも多いですが、色んなタイプのマニアが目を皿のようにしてレア商品をリサーチしています。本以外の部分で付加価値があると、そのような人たちにヒットする可能性が高いので、意識しておいてください。

新しくて綺麗な本

本を新品で買うのはもったいなくても、できるだけ見た目が綺麗で新しい方がいいというユーザーも多いです。新品同様の保存状態の良さであれば、「ほぼ新品です」といったメッセージを書いてアピールすると、少々高めの値段設定でもすぐに売れることがあります。

もし新品の本を買った場合は、読んだ後にメルカリで売ることを考えて、汚したり折ったりせず、綺麗に読むように習慣づけるとよいでしょう。

メルカリで本を早く売るコツ

前項では、売れやすくなる本自体の特徴について述べましたが、この項目では、早くに売るためのコツをご紹介します。本を売るなら、少しでも早く買い手がついて回転率を高める方が、収入につながりやすいのでおすすめです。

プロフィールを充実させる

メルカリで本を売る場合、どうしても本のタイトルや作者、保存状態などに気を取られます。しかし、それらと同じくらい大切なのが、自分自身のプロフィールです。

メルカリでは、売り手と買い手が直接会って話すことはできません。そのため、買う側からすると本に関する情報だけでなく、どんな人が出品しているのかも非常に気になります。プロフィール画像を設定してなかったり、ありきたりで雑な自己紹介だけだったりすると、買う気を損なうユーザーも少なからずいると認識してください。

そこで本に対する思い、品揃えや送る際に心がけていることなどを丁寧に記しましょう。プロフィール画像も顔写真でなくとも、心温まるイラストや似顔絵などをアップすると、その人柄が偲ばれて印象は大きく違ってきます。同じ本なら、プロフィールが充実している方が信頼されやすく、圧倒的に早く売れる傾向にあります。ぜひ、オリジナリティあふれる素敵なプロフィール作りに注力してください。